四半期報告書-第10期第1四半期(平成31年2月1日-平成31年4月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(2019年2月1日~2019年4月30日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が続いているものの、依然として消費者の節約志向は根強く、また海外においても、米中貿易摩擦の激化、英国のEU離脱問題など、世界経済の不確実性もあり、先行き不透明な状況で推移しております。
出版流通業界におきましては、書籍・雑誌販売額が14年連続で減少、書店数も減少の一途を、さらに電子書籍市場はコミックが紙と電子で販売額が逆転するなど、市場は引き続き縮小傾向にあり、大変厳しい状況にあります。
このような状況のなか、当社グループは「学びとともに生きる社会への取り組み」「地域創生への貢献」「新しい書店収益モデルの創造」を主な戦略テーマとして取組んでおります。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、教育・研究施設、図書館などの設計・施工事業の大型案件減少の影響により、売上高は498億62百万円(前年同期比3.9%減)と減収となりました。利益面も減収の影響を受け、営業利益は23億81百万円(前年同期比11.2%減)、経常利益は23億59百万円(前年同期比10.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億34百万円(前年同期比16.1%減)と減益となりました。
セグメント別の業績は次の通りであります。
なお、当第1四半期連結累計期間より表示方法の変更を行っており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を組み替えた数値で比較しております。
表示方法の変更の内容については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)(表示方法の変更)」に記載しております。
[文教市場販売事業]
当事業は以下の事業を行っております。
1.図書館(公共図書館・学校図書館・大学図書館)に対する図書館用書籍の販売、汎用書誌データベース「TRC MARC」の作成・販売及び図書装備(バーコードラベルやICタグ等の貼付等)や選書・検索ツール等の提供
2.大学などの教育研究機関や研究者に対する学術研究及び教育に関する輸入洋書を含む出版物(書籍・雑誌・電子ジャーナル、電子情報データベースほか)や英文校正・翻訳サービスをはじめとする研究者支援ソリューションの提供
3.教育・研究施設、図書館などの設計・施工と大学経営コンサルティングをはじめとする各種ソリューションの提供
4.大学内売店の運営や学生に対する教科書・テキストの販売等
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、教育・研究施設、図書館などの設計・施工事業における大型案件の完工が減少したことにより、売上高は190億16百万円(前年同期比13.6%減)と減収となり、営業利益も17億35百万円(前年同期比28.9%減)と減益となりました。
[店舗・ネット販売事業]
当事業は、主に全国都市部を中心とした店舗網において和書・洋書などの書籍をメインに、文具・雑貨・洋品まで多岐にわたる商品の販売を行っております。
店舗の状況といたしましては、2019年3月に「高松店」「橿原店」、4月に「ロフト名古屋店」「立川高島屋店」で移転及び減床、または文具フロア新設など、店舗リニューアルを実施しました。2019年4月末時点の店舗数は88店舗となっております。(内、1店舗は海外店(台湾)、1店舗は「MARUZEN」「ジュンク堂書店」の店舗名ではありません。)
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、「新しい書店収益モデルの創造」のために上記の改装や複合化を推進するとともに、「hontoポイント」のポイントアップキャンペーンによる購買客数・購買単価の向上と、店舗運営経費の削減に注力してまいりました。その結果、売上高は192億59百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は3億29百万円(前年同期比114.3%増)と増収増益となりました。
[図書館サポート事業]
当事業は、図書館の業務効率化・利用者へのサービス向上の観点から、カウンター業務・目録作成・蔵書点検などの業務の請負、地方自治法における指定管理者制度による図書館運営業務、PFI(Private Finance Initiative)による図書館運営業務及び人材派遣を行っております。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、図書館受託館数は、学校図書館を中心に期初1,365館から123館増加し、2019年4月末時点では1,488館(公共図書館535館、大学図書館224館、学校図書館他729館)となり順調に推移しております。
その結果、当事業の売上高は67億90百万円(前年同期比3.9%増)と増収となり、営業利益は6億円(前年同期比18.9%増)と増益となりました。
[出版事業]
当事業は、『理科年表』をはじめとする理工系分野を中心とした専門書・事典・便覧・大学テキストに加え、絵本・童話などの児童書、図書館向け書籍の刊行を行っております。また医療・看護・芸術・経営など多岐にわたる分野のDVDについても発売を行っております。
当第1四半期連結累計期間につきましては、専門分野として『35の名著でたどる科学史 科学者はいかに世界を綴ったか』『Dr.ヤンデルの病院選び~ヤムリエの作法~』『行動分析学事典』『スケールアップの化学工学 ものづくりの課題解決に向けて』『コンピュータ・システム プログラマの視点から』、児童書として『ほねほねザウルス20』『ルルとララのおまじないクッキー』『しずくちゃん32』『調べる学習子ども年鑑2019』など、合計新刊78点(前年71点)を刊行いたしました。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は10億33百万円(前年同期比8.4%減)と減収となりましたが、経費削減に注力した結果、営業利益は66百万円(前年同期比54.8%増)と増益となりました。
[その他]
当事業は、書店やその他小売店舗を中心に企画・設計デザインから建設工事・内装工事・店舗什器・看板・ディスプレーなどのトータルプランニング(店舗内装業)や図書館用図書の入出荷業務、Apple製品やパソコンの修理・アップグレード設定等の事業(株式会社図書館流通センターの子会社であるグローバルソリューションサービス株式会社による)、総合保育サービス(株式会社図書館流通センターの子会社である株式会社明日香による)を行っております。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、各事業ともに堅調に推移しておりますが、特に店舗内装業の案件が増加したことにより、売上高37億63百万円(前年同期比18.1%増)、営業利益は2億97百万円(前年同期比66.4%増)と増収増益となりました。
(2)財政状態の分析
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については当該会計基準等を遡って適用した後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
① 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて45億円増加し、996億33百万円となりました。これは、その他は25億26百万円減少しましたが、現金及び預金が29億6百万円、受取手形及び売掛金は21億92百万円、商品及び製品は23億65百万円増加したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて2億65百万円減少し、367億20百万円となりました。これは、有形固定資産が1億16百万円、無形固定資産は70百万円、投資その他の資産は78百万円減少したことによります。
繰延資産は、前連結会計年度末に比べて11百万円減少し、1億9百万円となりました。これは、社債発行費が11百万円減少したことによります。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて42億24百万円増加し、1,364億64百万円となりました。
② 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて23億76百万円増加し、692億67百万円となりました。これは、短期借入金は79億39百万円減少しましたが、支払手形及び買掛金は89億78百万円増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて1億18百万円減少し、276億90百万円となりました。これは、長期借入金が4億82百万円減少したことなどによります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて22億58百万円増加し、969億57百万円となりました。
③ 純資産
純資産合計は、前連結会計年度末と比べて19億66百万円増加し、395億6百万円となりました。これは、利益剰余金が17億49百万円増加したことなどによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(2019年2月1日~2019年4月30日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が続いているものの、依然として消費者の節約志向は根強く、また海外においても、米中貿易摩擦の激化、英国のEU離脱問題など、世界経済の不確実性もあり、先行き不透明な状況で推移しております。
出版流通業界におきましては、書籍・雑誌販売額が14年連続で減少、書店数も減少の一途を、さらに電子書籍市場はコミックが紙と電子で販売額が逆転するなど、市場は引き続き縮小傾向にあり、大変厳しい状況にあります。
このような状況のなか、当社グループは「学びとともに生きる社会への取り組み」「地域創生への貢献」「新しい書店収益モデルの創造」を主な戦略テーマとして取組んでおります。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、教育・研究施設、図書館などの設計・施工事業の大型案件減少の影響により、売上高は498億62百万円(前年同期比3.9%減)と減収となりました。利益面も減収の影響を受け、営業利益は23億81百万円(前年同期比11.2%減)、経常利益は23億59百万円(前年同期比10.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億34百万円(前年同期比16.1%減)と減益となりました。
セグメント別の業績は次の通りであります。
なお、当第1四半期連結累計期間より表示方法の変更を行っており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を組み替えた数値で比較しております。
表示方法の変更の内容については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)(表示方法の変更)」に記載しております。
[文教市場販売事業]
当事業は以下の事業を行っております。
1.図書館(公共図書館・学校図書館・大学図書館)に対する図書館用書籍の販売、汎用書誌データベース「TRC MARC」の作成・販売及び図書装備(バーコードラベルやICタグ等の貼付等)や選書・検索ツール等の提供
2.大学などの教育研究機関や研究者に対する学術研究及び教育に関する輸入洋書を含む出版物(書籍・雑誌・電子ジャーナル、電子情報データベースほか)や英文校正・翻訳サービスをはじめとする研究者支援ソリューションの提供
3.教育・研究施設、図書館などの設計・施工と大学経営コンサルティングをはじめとする各種ソリューションの提供
4.大学内売店の運営や学生に対する教科書・テキストの販売等
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、教育・研究施設、図書館などの設計・施工事業における大型案件の完工が減少したことにより、売上高は190億16百万円(前年同期比13.6%減)と減収となり、営業利益も17億35百万円(前年同期比28.9%減)と減益となりました。
[店舗・ネット販売事業]
当事業は、主に全国都市部を中心とした店舗網において和書・洋書などの書籍をメインに、文具・雑貨・洋品まで多岐にわたる商品の販売を行っております。
店舗の状況といたしましては、2019年3月に「高松店」「橿原店」、4月に「ロフト名古屋店」「立川高島屋店」で移転及び減床、または文具フロア新設など、店舗リニューアルを実施しました。2019年4月末時点の店舗数は88店舗となっております。(内、1店舗は海外店(台湾)、1店舗は「MARUZEN」「ジュンク堂書店」の店舗名ではありません。)
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、「新しい書店収益モデルの創造」のために上記の改装や複合化を推進するとともに、「hontoポイント」のポイントアップキャンペーンによる購買客数・購買単価の向上と、店舗運営経費の削減に注力してまいりました。その結果、売上高は192億59百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は3億29百万円(前年同期比114.3%増)と増収増益となりました。
[図書館サポート事業]
当事業は、図書館の業務効率化・利用者へのサービス向上の観点から、カウンター業務・目録作成・蔵書点検などの業務の請負、地方自治法における指定管理者制度による図書館運営業務、PFI(Private Finance Initiative)による図書館運営業務及び人材派遣を行っております。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、図書館受託館数は、学校図書館を中心に期初1,365館から123館増加し、2019年4月末時点では1,488館(公共図書館535館、大学図書館224館、学校図書館他729館)となり順調に推移しております。
その結果、当事業の売上高は67億90百万円(前年同期比3.9%増)と増収となり、営業利益は6億円(前年同期比18.9%増)と増益となりました。
[出版事業]
当事業は、『理科年表』をはじめとする理工系分野を中心とした専門書・事典・便覧・大学テキストに加え、絵本・童話などの児童書、図書館向け書籍の刊行を行っております。また医療・看護・芸術・経営など多岐にわたる分野のDVDについても発売を行っております。
当第1四半期連結累計期間につきましては、専門分野として『35の名著でたどる科学史 科学者はいかに世界を綴ったか』『Dr.ヤンデルの病院選び~ヤムリエの作法~』『行動分析学事典』『スケールアップの化学工学 ものづくりの課題解決に向けて』『コンピュータ・システム プログラマの視点から』、児童書として『ほねほねザウルス20』『ルルとララのおまじないクッキー』『しずくちゃん32』『調べる学習子ども年鑑2019』など、合計新刊78点(前年71点)を刊行いたしました。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は10億33百万円(前年同期比8.4%減)と減収となりましたが、経費削減に注力した結果、営業利益は66百万円(前年同期比54.8%増)と増益となりました。
[その他]
当事業は、書店やその他小売店舗を中心に企画・設計デザインから建設工事・内装工事・店舗什器・看板・ディスプレーなどのトータルプランニング(店舗内装業)や図書館用図書の入出荷業務、Apple製品やパソコンの修理・アップグレード設定等の事業(株式会社図書館流通センターの子会社であるグローバルソリューションサービス株式会社による)、総合保育サービス(株式会社図書館流通センターの子会社である株式会社明日香による)を行っております。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、各事業ともに堅調に推移しておりますが、特に店舗内装業の案件が増加したことにより、売上高37億63百万円(前年同期比18.1%増)、営業利益は2億97百万円(前年同期比66.4%増)と増収増益となりました。
(2)財政状態の分析
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については当該会計基準等を遡って適用した後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
① 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて45億円増加し、996億33百万円となりました。これは、その他は25億26百万円減少しましたが、現金及び預金が29億6百万円、受取手形及び売掛金は21億92百万円、商品及び製品は23億65百万円増加したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて2億65百万円減少し、367億20百万円となりました。これは、有形固定資産が1億16百万円、無形固定資産は70百万円、投資その他の資産は78百万円減少したことによります。
繰延資産は、前連結会計年度末に比べて11百万円減少し、1億9百万円となりました。これは、社債発行費が11百万円減少したことによります。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて42億24百万円増加し、1,364億64百万円となりました。
② 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて23億76百万円増加し、692億67百万円となりました。これは、短期借入金は79億39百万円減少しましたが、支払手形及び買掛金は89億78百万円増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて1億18百万円減少し、276億90百万円となりました。これは、長期借入金が4億82百万円減少したことなどによります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて22億58百万円増加し、969億57百万円となりました。
③ 純資産
純資産合計は、前連結会計年度末と比べて19億66百万円増加し、395億6百万円となりました。これは、利益剰余金が17億49百万円増加したことなどによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。