四半期報告書-第81期第2四半期(令和3年8月1日-令和3年10月31日)

【提出】
2021/12/08 16:00
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の解除に伴い、回復の兆しが見られるものの、自動車関連産業における部品の供給不足の影響など、足許では輸出と生産が一時的に減速するとともに、個人向けサービス産業においては、依然として感染症への警戒感が重石となって、持ち直しには力強さを欠く状況が続いています。引き続き感染症の動向は大きなリスク要因となっており、感染抑制と経済活動の両立が今後順調に進むか不確実性が高いほか、サプライチェーン制約と物流の停滞が長期化するリスクにも留意が必要となっています。
このような環境下、主力事業であります防護服・環境資機材事業が引き続き比較的堅調に推移し、売上高は4,495,425千円(前年同四半期比3.8%減)、営業利益は147,846千円(前年同四半期比39.3%減)、経常利益は151,895千円(前年同四半期比47.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は99,898千円(前年同四半期比52.6%減)となり、感染用対策資材の需要が急拡大した前年同四半期対比では、減収減益となりました。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により、売上高、営業利益、経常利益はそれぞれ1,339千円増加しております。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
防護服・環境資機材事業におきましては、中期経営計画の重点施策の一つとして、化学物質対策、橋梁の老朽化工事対策、アスベストのばく露防止対策など、防護具(ハード)と安全・防護のノウハウ(ソフト)を組み合わせた営業活動を推進しながら、インフラ、環境分野や一般産業での継続的な需要と、家畜感染症を含めた感染症対策の緊急的な需要に対して、安定的な供給に努めてまいりました。比較的堅調ではあったものの、前年同四半期の水準は下回り、売上高は2,542,370千円(前年同四半期比4.2%減)、セグメント利益(営業利益)は268,512千円(前年同四半期比25.0%減)となり、減収減益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高とセグメント利益(営業利益)はそれぞれ1,660千円増加しております。引き続き、ソリューションの深化とイノベーションの実践を進め、一層専門性の高い営業活動に注力するとともに、公表している投資計画のとおり、アゼアスデザインセンター秋田の生産設備拡張工事を進め、国内サプライチェーン網再構築の基盤整備を図ってまいります。
機能性建材事業におきましては、需要縮小の影響を避けられず、畳関連資材については全般的に販売が減少しましたが、利益率の改善に努め、売上高は481,838千円(前年同四半期比5.5%減)、セグメント利益(営業利益)は13,049千円(前年同四半期比7.7%増)となり、減収増益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高とセグメント利益(営業利益)はそれぞれ326千円減少しております。機能性建材事業については、新製品を中心に、独自性があり、機能性の高い製品の販売と、新たなマーケットの開拓に注力し、構造転換を図ることで収益力の改善を進めてまいります。
アパレル資材事業におきましては、医療用途を中心とした白衣分野など、一部の副資材販売に回復傾向が見られ、売上高は1,197,232千円(前年同四半期比8.8%増)、セグメント利益(営業利益)は69,350千円(前年同四半期比151.0%増)となり、増収増益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高とセグメント利益(営業利益)はそれぞれ6千円増加しております。需要構造の変化が進んでいることから、安全、快適を実現する新たな衣料分野の製品販売の取り組みを進め、機能性建材事業同様、ビジネスモデルの変革に注力してまいります。
報告セグメントではありませんが、中国子会社について「その他」の区分で管理しております。売上高は273,984千円(前年同四半期比33.5%減)、セグメント損失(営業損失)は24,077千円(前年同四半期はセグメント利益15,278千円)となりました。中国市場では、新型コロナウイルス感染症のまん延と資材高騰の影響を大きく受けております。
なお、報告セグメントに配分していない一般管理費等の全社費用は179,522千円であります。
(2) 財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて8.6%減少し6,181,263千円となりました。これは、主として現金及び預金が829,740千円減少、受取手形及び売掛金等の売上債権が245,033千円減少し、商品及び製品等の棚卸資産が453,882千円増加したためであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて10.3%増加し2,074,363千円となりました。これは、主として衛生マスク生産設備に係る建設仮勘定の増加と機械及び運搬具の取得等で有形固定資産が170,854千円増加したためであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて389,263千円減少し8,255,626千円となりました。前連結会計年度末に比べて現金及び預金が大きく減少していますが、法人税等の支払い、配当金の支払いに加えて、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により逼迫していた防護服等感染症対策用資材の供給が回復したため棚卸資産が増加したことによるものであります。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて13.5%減少し1,951,624千円となりました。これは、主として支払手形及び買掛金等の仕入債務が295,355千円減少、未払法人税等が納税等で128,185千円減少し、衛生マスク生産設備に係る未払金の増加等で流動負債その他が122,237千円増加したためであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて15.5%減少し211,260千円となりました。これは、主として長期借入金が返済により37,494千円減少したためであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて343,984千円減少し2,162,884千円となりました。前連結会計年度末において入札案件対応や防護服等感染症対策用資材の積極的な調達で一時的に増加していた仕入債務が減少したことと、未払法人税等が納税等により減少したことが主な要因であります。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて0.7%減少し6,092,742千円となりました。これは、主として利益剰余金が配当等で74,854千円減少したためであります。この減少のうち、収益認識会計基準等の適用により減少した利益剰余金の期首残高は2,485千円であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて829,740千円減少し、当第2四半期連結会計期間末には1,540,533千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は、541,090千円(前年同四半期は453,884千円の獲得)となりました。支出の主な内訳は、棚卸資産の増加451,173千円、仕入債務の減少300,802千円、法人税等の支払い177,661千円であります。収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益153,564千円、売上債権の減少255,924千円であります。支出の主な要因は棚卸資産の増加でありますが、これは防護服・環境資機材事業において商品及び製品を安定的に供給するため、第3四半期以降の需要に備え必要な在庫量を確保したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、89,493千円(前年同四半期は64,597千円の獲得)となりました。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出91,249千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、209,342千円(前年同四半期は151,592千円の支出)となりました。支出の内訳は、配当金の支払い171,848千円、長期借入金の返済37,494千円であります。

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