四半期報告書-第81期第1四半期(令和3年5月1日-令和3年7月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出の増加や社会構造の変化を受け、一部の業種では収益力の改善が見られる一方、新型コロナウイルス感染症の流行により、個人向けサービス業は低迷が続くなど、業種による景況感の二極化が顕著になっています。また、個人消費においては、感染症の抑制に向けた取り組みにより消費活動が制約され、引き続き停滞感の強い状況が続いています。感染症の収束による景気回復の期待は大きいものの、不透明感は強く、当面は下振れリスクも高い見通しです。
このような環境下、主力事業であります防護服・環境資機材事業が引き続き比較的堅調に推移し、売上高は2,217,837千円(前年同四半期比0.2%減)、営業利益は82,651千円(前年同四半期比18.3%減)、経常利益は85,602千円(前年同四半期比30.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は58,150千円(前年同四半期比34.4%減)となり、感染用対策資材の需要が急拡大した前年同四半期対比では、減収減益となりました。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により、売上高、営業利益、経常利益はそれぞれ267千円増加しております。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
防護服・環境資機材事業におきましては、中期経営計画の重点施策の一つとして、化学物質対策、橋梁の老朽化工事対策、アスベストのばく露防止対策など、防護具(ハード)と安全・防護のノウハウ(ソフト)を組み合わせた営業活動を推進しながら、インフラや一般産業での継続的な需要や、家畜感染症を含めた感染症対策の緊急的な需要に対して、安定的な供給に努めてまいりました。比較的堅調ではあったものの、前年同四半期の水準は下回り、売上高は1,287,744千円(前年同四半期比3.7%減)、セグメント利益(営業利益)は159,629千円(前年同四半期比8.6%減)となり、減収減益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高とセグメント利益(営業利益)はそれぞれ326千円増加しております。引き続き、ソリューションの深化とイノベーションの実践を進め、一層専門性の高い営業活動に注力するとともに、公表している投資計画のとおり、アゼアスデザインセンター秋田の生産設備拡張工事を進め、国内サプライチェーン網再構築の基盤整備を図ってまいります。
機能性建材事業におきましては、需要縮小の影響がありますが、畳表などの商材は計画どおり販売が進捗し、売上高は250,983千円(前年同四半期比6.2%増)、セグメント利益(営業利益)は6,444千円(前年同四半期比31.8%増)となり、増収増益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高とセグメント利益(営業利益)はそれぞれ96千円減少しております。機能性建材事業については、新製品を中心に、独自性があり、機能性の高い製品の販売と、新たなマーケットの開拓に注力し、構造転換を図ることで収益力の更なる改善を進めてまいります。
アパレル資材事業におきましては、医療用途を中心とした白衣分野など、一部の副資材販売に回復傾向が見られ、売上高は597,245千円(前年同四半期比6.3%増)、セグメント利益(営業利益)は31,459千円(前年同四半期比113.2%増)となり、増収増益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高とセグメント利益(営業利益)はそれぞれ37千円増加しております。社会構造や経済環境の変化が進んでいることから、安全、快適を実現する新たな衣料分野の製品販売の取り組みを進め、機能性建材事業同様、ビジネスモデルの変革に注力してまいります。
報告セグメントではありませんが、中国子会社について「その他」の区分で管理しております。売上高は81,863千円(前年同四半期比5.5%減)、セグメント損失(営業損失)は21,206千円(前年同四半期はセグメント損失6,704千円)となりました。中国市場では、再びアパレル市場低迷と新型コロナウイルス感染症の影響を受けております。
なお、報告セグメントに配分していない一般管理費等の全社費用は94,265千円であります。
(2) 財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて8.1%減少し6,216,490千円となりました。これは、主として現金及び預金が732,700千円減少、受取手形及び売掛金等の売上債権が299,596千円減少し、商品及び製品等の棚卸資産が451,010千円増加したためであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて3.2%増加し1,940,030千円となりました。これは、主として衛生マスク生産設備の取得等で有形固定資産が61,181千円増加したためであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて488,368千円減少し8,156,521千円となりました。前連結会計年度末に比べて現金及び預金が大きく減少していますが、法人税等の支払い、配当金の支払いに加えて、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により逼迫していた防護服等感染症対策用資材の供給が回復したため棚卸資産が増加したことによるものであります。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて16.5%減少し1,884,671千円となりました。これは、主として支払手形及び買掛金等の仕入債務が182,070千円減少、未払法人税等が納税等で172,862千円減少したためであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて5.7%減少し235,902千円となりました。これは、主として長期借入金が返済により18,747千円減少したためであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて386,295千円減少し2,120,573千円となりました。前連結会計年度末において入札案件対応や防護服等感染症対策用資材の積極的な調達で一時的に増加していた仕入債務が減少したことと、未払法人税等が納税等により減少したことが主な要因であります。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.7%減少し6,035,947千円となりました。これは、主として利益剰余金が配当等で117,701千円減少したためであります。この減少のうち、収益認識会計基準等の適用により減少した利益剰余金の期首残高は2,485千円であります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出の増加や社会構造の変化を受け、一部の業種では収益力の改善が見られる一方、新型コロナウイルス感染症の流行により、個人向けサービス業は低迷が続くなど、業種による景況感の二極化が顕著になっています。また、個人消費においては、感染症の抑制に向けた取り組みにより消費活動が制約され、引き続き停滞感の強い状況が続いています。感染症の収束による景気回復の期待は大きいものの、不透明感は強く、当面は下振れリスクも高い見通しです。
このような環境下、主力事業であります防護服・環境資機材事業が引き続き比較的堅調に推移し、売上高は2,217,837千円(前年同四半期比0.2%減)、営業利益は82,651千円(前年同四半期比18.3%減)、経常利益は85,602千円(前年同四半期比30.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は58,150千円(前年同四半期比34.4%減)となり、感染用対策資材の需要が急拡大した前年同四半期対比では、減収減益となりました。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により、売上高、営業利益、経常利益はそれぞれ267千円増加しております。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
防護服・環境資機材事業におきましては、中期経営計画の重点施策の一つとして、化学物質対策、橋梁の老朽化工事対策、アスベストのばく露防止対策など、防護具(ハード)と安全・防護のノウハウ(ソフト)を組み合わせた営業活動を推進しながら、インフラや一般産業での継続的な需要や、家畜感染症を含めた感染症対策の緊急的な需要に対して、安定的な供給に努めてまいりました。比較的堅調ではあったものの、前年同四半期の水準は下回り、売上高は1,287,744千円(前年同四半期比3.7%減)、セグメント利益(営業利益)は159,629千円(前年同四半期比8.6%減)となり、減収減益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高とセグメント利益(営業利益)はそれぞれ326千円増加しております。引き続き、ソリューションの深化とイノベーションの実践を進め、一層専門性の高い営業活動に注力するとともに、公表している投資計画のとおり、アゼアスデザインセンター秋田の生産設備拡張工事を進め、国内サプライチェーン網再構築の基盤整備を図ってまいります。
機能性建材事業におきましては、需要縮小の影響がありますが、畳表などの商材は計画どおり販売が進捗し、売上高は250,983千円(前年同四半期比6.2%増)、セグメント利益(営業利益)は6,444千円(前年同四半期比31.8%増)となり、増収増益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高とセグメント利益(営業利益)はそれぞれ96千円減少しております。機能性建材事業については、新製品を中心に、独自性があり、機能性の高い製品の販売と、新たなマーケットの開拓に注力し、構造転換を図ることで収益力の更なる改善を進めてまいります。
アパレル資材事業におきましては、医療用途を中心とした白衣分野など、一部の副資材販売に回復傾向が見られ、売上高は597,245千円(前年同四半期比6.3%増)、セグメント利益(営業利益)は31,459千円(前年同四半期比113.2%増)となり、増収増益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高とセグメント利益(営業利益)はそれぞれ37千円増加しております。社会構造や経済環境の変化が進んでいることから、安全、快適を実現する新たな衣料分野の製品販売の取り組みを進め、機能性建材事業同様、ビジネスモデルの変革に注力してまいります。
報告セグメントではありませんが、中国子会社について「その他」の区分で管理しております。売上高は81,863千円(前年同四半期比5.5%減)、セグメント損失(営業損失)は21,206千円(前年同四半期はセグメント損失6,704千円)となりました。中国市場では、再びアパレル市場低迷と新型コロナウイルス感染症の影響を受けております。
なお、報告セグメントに配分していない一般管理費等の全社費用は94,265千円であります。
(2) 財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて8.1%減少し6,216,490千円となりました。これは、主として現金及び預金が732,700千円減少、受取手形及び売掛金等の売上債権が299,596千円減少し、商品及び製品等の棚卸資産が451,010千円増加したためであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて3.2%増加し1,940,030千円となりました。これは、主として衛生マスク生産設備の取得等で有形固定資産が61,181千円増加したためであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて488,368千円減少し8,156,521千円となりました。前連結会計年度末に比べて現金及び預金が大きく減少していますが、法人税等の支払い、配当金の支払いに加えて、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により逼迫していた防護服等感染症対策用資材の供給が回復したため棚卸資産が増加したことによるものであります。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて16.5%減少し1,884,671千円となりました。これは、主として支払手形及び買掛金等の仕入債務が182,070千円減少、未払法人税等が納税等で172,862千円減少したためであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて5.7%減少し235,902千円となりました。これは、主として長期借入金が返済により18,747千円減少したためであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて386,295千円減少し2,120,573千円となりました。前連結会計年度末において入札案件対応や防護服等感染症対策用資材の積極的な調達で一時的に増加していた仕入債務が減少したことと、未払法人税等が納税等により減少したことが主な要因であります。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.7%減少し6,035,947千円となりました。これは、主として利益剰余金が配当等で117,701千円減少したためであります。この減少のうち、収益認識会計基準等の適用により減少した利益剰余金の期首残高は2,485千円であります。