四半期報告書-第13期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/12 15:00
【資料】
PDFをみる
【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日~9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあるものの、感染対策を徹底しワクチン接種を促進するなど、各種政策の効果や海外経済の改善もあり、持ち直しの動きが見られました。しかしながら、今後の感染動向が国内外の経済に与える影響や、金融資本市場の変動等を注視する必要があり、予断を許さない状況が続いています。
当社グループが属する情報サービス産業においては、テレワークや非接触対応をはじめとした「新しい働き方」の実現に向けた企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資が拡大しており、DX関連市場は好調な状況が続いています。その反面、先行き不透明な景況感を背景に、非戦略領域に該当する新規投資には慎重な姿勢も見られ、IT投資需要は強弱感が混在しています。また、新型コロナウイルス感染症による半導体需給のひっ迫やサプライチェーンへの影響により、パソコンなどハードウェアの一部は不安定な供給となっており、今後も注視が必要な状況となっています。
このような環境の中、当社グループは企業理念である「感謝と喜び」の心を根本として、お客様の事業継続や事業創造に貢献するための活動を続けています。当第3四半期連結累計期間においては、業務ソフトウェアの販売に加え、グループウェアをはじめとしたDXソリューションを拡充し、お客様のDX推進を支援しました。また、業務ソフトウェア販売における月額サブスクリプション契約への転換を進め、導入時の利便性を向上させることで、より多くのお客様に当社の業務ソフトウェアを採用していただくことを目指しました。
月額サブスクリプション契約への転換は、当社グループの売上収益を安定化させるだけでなく、中長期的な成長をもたらします。しかしながら、当第3四半期連結累計期間は転換の初期段階にあることから、売上収益の低下要因となりました。一方で、お客様のDX推進を支援するための提案力を強化したことにより、DXソリューション売上に加えて業務ソフトウェアの付帯サービスであるネットワーク利用料や保守サービス料など、各種の月額売上が増収となりました。また、コスト面においては、次世代版業務ソフトウェアの開発投資を継続するとともに、ウェビナー開催などのオンラインプロモーションを積極化しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日~9月30日)においては、売上収益は151億81百万円(前年同期比2.3%減)となりました。営業利益は23億42百万円(前年同期比18.2%減)、税引前四半期利益は23億40百万円(前年同期比16.9%減)となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は15億円(前年同期比19.6%減)となりました。
当社グループはITサービス事業の単一セグメントですが、売上区分別の状況は次のとおりです。
(単位:百万円)
区 分前第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日
至 2020年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日
至 2021年9月30日)
前年同期比(増減率)
プラットフォーム7,7478,4939.6%
アプリケーション7,7976,687△14.2%
合 計15,54415,181△2.3%

(注)当第3四半期連結累計期間より、クラウド版新モデル「.cシリーズ」の提供開始にあたり、当社グループにおける成長戦略の進捗を明確にするため売上区分を変更しております。なお、前第3四半期連結累計期間の数値も組み替えて表示しております。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べて16億14百万円増加し、338億88百万円となりました。流動資産は3億12百万円増加の80億64百万円、非流動資産は13億2百万円増加の258億24百万円となりました。流動資産の増加の主な要因は、現金及び現金同等物2億3百万円、棚卸資産1億97百万円の減少があったものの、営業債権及びその他の債権6億76百万円の増加があったことによるものであります。非流動資産の増加の主な要因は、無形資産15億19百万円の増加があったことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて8億11百万円増加し、84億83百万円となりました。流動負債は10億45百万円増加の74億78百万円、非流動負債は2億34百万円減少の10億5百万円となりました。流動負債の増加の主な要因は、未払法人所得税5億8百万円、その他の流動負債4億25百万円、契約負債2億24百万円の減少があったものの、短期有利子負債23億94百万円の増加があったことによるものであります。非流動負債の減少の主な要因は、その他の非流動負債42百万円、繰延税金負債25百万円の増加があったものの、長期有利子負債3億12百万円の減少があったことによるものであります。
(資本)
当第3四半期連結会計期間末における資本は、前連結会計年度末に比べて8億3百万円増加し、254億5百万円となりました。資本の増加の主な要因は、利益剰余金5億78百万円の増加、自己株式1億18百万円の減少があったことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて2億3百万円減少し、30億29百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、14億13百万円(前年同期比33.2%減)となりました。この主な要因は、法人所得税等の支払額13億39百万円、営業債権及びその他の債権の増加額6億85百万円があったものの、税引前四半期利益23億40百万円、減価償却費及び償却費16億95百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、23億29百万円(前年同期比20.1%増)となりました。この主な要因は、無形資産の取得による支出24億62百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は、7億11百万円(前年同期は4億41百万円の支出)となりました。この主な要因は、配当金の支払額9億30百万円、リース負債の返済による支出6億70百万円があったものの、短期借入金の純増額24億1百万円があったことによるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は39百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。