四半期報告書-第13期第2四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/13 11:16
【資料】
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【項目】
38項目
(1) 業績の状況
当社グループは、お客様の嗜好・ニーズを捉えた上質でユニークな商品を提案し、お客様の生活に豊かさをお届けするという考えのもと、ブランド強化や新規需要の創造に注力したほか、品質の向上に取り組みました。また、各エリアにおいて収益力の強化にも取り組みました。
市場環境の回復ペースには国ごとに差がありますが、3月以降、当社グループの事業は力強い回復基調を継続しました。全セグメントにおいて、コアブランドへの集中活動、コスト削減活動及び販促広告費の効率化を継続した結果、第1四半期に引き続き、当第2四半期連結会計期間も、売上収益、営業利益ともに想定を超える進捗を示しています。
当第2四半期連結累計期間(2021年1月1日~6月30日)の連結売上収益は6,038億円(前年同期比9.3%増)、連結営業利益は604億円(前年同期比69.1%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は322億円(前年同期比53.7%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
なお、当社は、「第1 企業の概況 2 事業の内容」に記載のとおり、報告セグメントを変更しました。前年同期とは、前第2四半期連結累計期間の数値を、変更後の報告セグメントの区分に組み替えた数値で比較しています。
[日本事業]
緊急事態宣言の断続的な発令により人の動きが制限された影響等で、清涼飲料市場(当社推定)は前年同期並みにとどまりました。当社販売数量は、水・コーヒー・無糖茶カテゴリーを中心にコアブランド強化に取り組み、新商品発売やマーケティング活動が貢献した結果、前年同期を上回り、市場シェアを拡大しました。
「サントリー天然水」は、大容量需要増で大きく伸長した前年同期を上回り、ブランド全体の販売数量は前年同期比増となりました。「サントリー天然水 スパークリング」シリーズは、6月に新発売した「THE STRONG」が寄与し、大きく伸長しました。「BOSS」は、ブランド全体の販売数量が前年同期を上回りました。3月にリニューアルした「クラフトボス」コーヒーシリーズが伸長したことに加え、紅茶シリーズの新商品が増分に寄与しました。無糖茶カテゴリーでは、「伊右衛門」はリニューアル効果により当第2四半期連結会計期間も伸長し、4月に新発売した「伊右衛門 京都ブレンド」の貢献もあり、ブランド全体の販売数量は前年同期を大きく上回りました。
収益面では、チャネルミックスの変化が引き続きマイナスに影響しましたが、小容量(500ml PET)サイズの伸長により商品構成は改善し、加えて、コスト削減活動、販促広告費の効率化への継続的な取組みが大きくプラスに寄与しました。
これらの結果、日本事業の売上収益は2,980億円(前年同期比0.2%減)、セグメント利益は176億円(前年同期比58.7%増)となりました。
[アジアパシフィック事業]
アジアでは、清涼飲料市場は、年初より一部地域で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴い断続的に人の動きが制限された影響を受けたことに加え、5月中旬以降の感染者数再拡大による制限強化の影響を受けました。当社グループの事業は、コアブランドへの活動集中が貢献し、ベトナム及びタイの清涼飲料市場で当社グループのシェアを拡大しました。健康食品事業も、当第2四半期連結会計期間に大きく伸長しました。ブランド別には、ベトナムでは全ブランドが伸長する中、特にエナジードリンク「Sting」、茶飲料「TEA+」が大きく伸長し、タイでは低糖製品を含め「Pepsi」が好調に推移しました。健康食品事業では、主力の「BRAND'S Essence of Chicken」に注力、マーケティング活動強化の効果もあり、前年同期を上回って推移しました。
オセアニアでは、主力ブランドであるエナジードリンク「V」が、マーケティング活動強化により大きく伸長したことにより、エナジーカテゴリーを牽引し、市場シェアを拡大しました。
収益面では、売上の増加及び商品構成の改善に加え、コスト削減活動が寄与しました。
これらの結果、アジアパシフィック事業の売上収益は1,487億円(前年同期比16.5%増)、セグメント利益は236億円(前年同期比42.1%増)となりました。
[欧州事業]
欧州では、各国でのワクチン接種進捗に伴う制限緩和により人の動きが戻ってきており、3月以降、清涼飲料市場は着実に回復してきています。
フランスでは、好調な家庭用に加えて、6月より業務用も規制緩和や夜間外出規制の撤廃により回復し、主力ブランド「Orangina」及び「Oasis」、並びに当第2四半期連結会計期間に更にブランド強化を行った「Schweppes」の販売数量が前年同期を大きく上回りました。英国では、ワクチンの接種進捗が最も早く、市場が回復しました。主力ブランド「Lucozade」及び「Ribena」の販売数量が前年同期を大きく上回りました。特に、「Lucozade Sport」が、スポーツイベントや屋外アクティビティ再開に伴い力強く伸長しました。スペインでは、引き続き家庭用が堅調であることに加え、制限緩和を受けて業務用も回復し始めていることが寄与し、主力ブランド「Schweppes」の販売数量が前年同期を大きく上回りました。
収益面では、売上増加及び販促広告費の効率化に加え、コスト削減活動が寄与しました。
これらの結果、欧州事業の売上収益は1,111億円(前年同期比26.7%増)、セグメント利益は188億円(前年同期比78.8%増)となりました。
[米州事業]
主力炭酸ブランドの更なる販売強化に取り組むとともに、水やコーヒー飲料等、伸長している非炭酸カテゴリーにも注力しました。ワクチン接種の進捗に伴い業務用の制限が撤廃されたことも寄与し、売上は前年同期を大きく上回りました。
収益面では、売上増加に加えてコスト削減が寄与しました。
これらの結果、米州事業の売上収益は460億円(前年同期比19.2%増)、セグメント利益は58億円(前年同期比97.8%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、売上債権及びその他の債権の増加等により、前連結会計年度末に比べ981億円増加して1兆6,723億円となりました。
負債は、仕入債務及びその他の債務の増加等により前連結会計年度末に比べ419億円増加して7,566億円となりました。
資本合計は、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上による利益剰余金、その他の資本の構成要素の増加等により、前連結会計年度末に比べ562億円増加して9,157億円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ52億円減少し、1,623億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益593億円、減価償却費及び償却費345億円、仕入債務及びその他の債務の増加419億円等により、資金の収入は前年同四半期と比べ451億円増加し、890億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出225億円等があったものの、資金の支出は前年同四半期と比べ65億円減少し、242億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの減少426億円、長期借入金の返済による支出181億円等により、資金の支出は前年同四半期と比べ1,014億円増加し、726億円の支出となりました。
(4) 重要な会計方針及び見積り
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積りについて重要な変更はありません。
また、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)による影響は、「第4経理の状況 1要約四半期連結財務諸表要約四半期連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しています。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、37億円です。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中だった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりです。
会社名
事業所名
所在地セグメント
の名称
設備の内容金額
(百万円)
完了年月
サントリー
プロダクツ㈱
榛名工場
群馬県渋川市日本食品製造設備15,2972021年5月
サントリー
プロダクツ㈱
サントリー天然水
北アルプス信濃の森工場
長野県大町市日本食品製造設備22,3862021年5月

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