四半期報告書-第13期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
(1) 業績の状況
当社グループは、お客様の嗜好・ニーズを捉えた上質でユニークな商品を提案し、お客様の生活に豊かさをお届けするという考えのもと、ブランド強化や新規需要の創造に注力したほか、品質の向上に取り組みました。また、各エリアにおいて収益力の強化にも取り組みました。
当第3四半期連結会計期間には、日本及びアジアパシフィックで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数拡大に伴う制限強化の継続や、日本及び欧州北部での天候不順等の外部環境悪化の影響を受けましたが、引き続き全セグメントにおいて、コアブランドへの集中活動、コスト削減活動及び販促広告費の効率化を継続し、成長戦略を推進しました。これらの結果、当第3四半期連結累計期間は、売上収益、営業利益ともに前年を上回る成長を継続し、主要市場において、市場シェアを拡大しました。
当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日~9月30日)の連結売上収益は9,418億円(前年同期比6.3%増)、連結営業利益は1,003億円(前年同期比29.8%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は594億円(前年同期比25.7%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
なお、当社は、「第1 企業の概況 2 事業の内容」に記載のとおり、報告セグメントを変更しました。前年同期とは、前第3四半期連結累計期間の数値を、変更後の報告セグメントの区分に組み替えた数値で比較しています。
[日本事業]
緊急事態宣言の断続的な発令及び延長により人の動きが制限されたことや、8月中旬以降の天候不順の影響により、清涼飲料市場(当社推定)は前年を下回りましたが、当社販売数量は、水・コーヒー・無糖茶カテゴリーを中心にコアブランド強化に取り組み、新商品発売やマーケティング活動が貢献した結果、前年同期を上回り、市場シェアを拡大しました。
「サントリー天然水」は、大容量需要増で大きく伸長した前年同期を上回り、ブランド全体の販売数量は前年同期比増となりました。「サントリー天然水 スパークリング」シリーズは、6月に新発売した「THE STRONG」が好調を維持し、大きく伸長しました。「BOSS」は、ブランド全体の販売数量が前年同期を上回りました。3月にリニューアルした「クラフトボス」コーヒーシリーズが伸長したことに加え、8月に新発売した「抹茶ラテ」が大きく販売数量の増加に寄与しました。無糖茶カテゴリーでは、「伊右衛門」は、ブランド全体の販売数量が前年同期を大きく上回りました。2月新発売の「伊右衛門 濃い味」や、4月に新発売した「伊右衛門 京都ブレンド」が好調を維持し、販売数量の増加に貢献しました。
収益面では、チャネルミックスの変化が引き続きマイナスに影響しましたが、小容量(500ml PET)サイズの伸長により商品構成は改善し、加えて、コスト削減活動、販促広告費の効率化への継続的な取組みが大きく寄与しました。
これらの結果、日本事業の売上収益は4,746億円(前年同期比1.5%減)、セグメント利益は361億円(前年同期比21.9%増)となりました。
[アジアパシフィック事業]
アジアでは、年初より一部地域で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴い断続的に人の動きが制限された影響を受けたことに加え、特に当第3四半期連結会計期間は、ベトナムにおけるロックダウンやタイにおける制限強化の影響を受けましたが、当社グループの清涼飲料事業は、コアブランドへの活動集中が貢献し、ベトナム及びタイの清涼飲料市場で当社グループのシェアを拡大しました。ブランド別には、ベトナムでは、特にエナジードリンク「Sting」、茶飲料「TEA+」が伸長し、タイでは低糖製品を含め「Pepsi」が好調に推移しました。健康食品事業は、マーケティング活動強化に注力した結果、「BRAND'S Essence of Chicken」の販売数量が前年同期を上回って推移しました。
オセアニアでは、当第3四半期連結会計期間にロックダウンの影響を受けた期間もありましたが、引き続き力強い回復基調を維持しました。主力ブランドであるエナジードリンク「V」が、マーケティング活動強化により大きく伸長したことにより、エナジーカテゴリーを牽引し、市場シェアを拡大しました。
収益面では、売上増加及び商品構成の改善に加え、コスト削減活動が寄与しました。
これらの結果、アジアパシフィック事業の売上収益は2,150億円(前年同期比11.4%増)、セグメント利益は308億円(前年同期比21.1%増)となりました。
[欧州事業]
欧州では、清涼飲料市場は、当第3四半期連結会計期間に欧州北部における天候不順の影響を受けましたが、当第3四半期連結累計期間では、引き続き回復基調を維持しています。
フランスでは、8月に天候不順の影響を受けましたが、好調な家庭用に加えて、業務用も制限緩和や夜間外出規制の撤廃により清涼飲料市場が回復し、主力ブランド「Orangina」、「Oasis」及び、「Schweppes」の販売数量が前年同期を上回り、シェアを拡大しました。英国では、ワクチン接種の進展により、市場の回復が継続し、当社販売数量も第2四半期連結会計期間に引き続き、当第3四半期連結会計期間も前年同期を大きく上回りました。主力ブランド「Lucozade」及び「Ribena」の販売数量が前年同期を大きく上回ったことに加え、「Lucozade Sport」が、スポーツイベントや屋外アクティビティ再開に伴い力強く伸長しました。スペインでは、家庭用が堅調であることに加え、制限緩和を受けて業務用市場も着実に回復していることが寄与し、主力ブランド「Schweppes」の販売数量が前年同期を大きく上回りました。
収益面では、売上増加及び販促広告費の効率化に加え、コスト削減活動が寄与しました。
これらの結果、欧州事業の売上収益は1,779億円(前年同期比19.4%増)、セグメント利益は322億円(前年同期比32.6%増)となりました。
[米州事業]
清涼飲料市場は、家庭用が好調を維持していることに加え、業務用の回復基調が本格化しています。当社グループの事業は、主力炭酸ブランドの更なる販売強化に取り組むとともに、水やコーヒー飲料等、伸長している非炭酸カテゴリーにも注力した結果、市場シェアを維持し、売上は前年同期を大きく上回りました。
収益面では、売上増加が大きく寄与しました。
これらの結果、米州事業の売上収益は742億円(前年同期比18.7%増)、セグメント利益は93億円(前年同期比56.1%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、売上債権及びその他の債権の増加等により、前連結会計年度末に比べ677億円増加して1兆6,420億円となりました。
負債は、仕入債務及びその他の債務の増加等により前連結会計年度末に比べ75億円増加して7,222億円となりました。
資本合計は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ602億円増加して9,198億円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ10億円減少し、1,664億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益994億円、減価償却費及び償却費524億円等があったものの、売上債権及びその他の債権の増加247億円、棚卸資産の増加89億円等により、資金の収入は前年同四半期と比べ368億円増加し、1,366億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出373億円等により、資金の支出は前年同四半期と比べ57億円減少し、385億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの減少439億円、長期借入金の返済による支出278億円等により、1,009億円の支出(前年同四半期は61億円の収入)となりました。
(4) 重要な会計方針及び見積り
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積りについて重要な変更はありません。
また、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)による影響は、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しています。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、56億円です。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中だった主要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりです。
当社グループは、お客様の嗜好・ニーズを捉えた上質でユニークな商品を提案し、お客様の生活に豊かさをお届けするという考えのもと、ブランド強化や新規需要の創造に注力したほか、品質の向上に取り組みました。また、各エリアにおいて収益力の強化にも取り組みました。
当第3四半期連結会計期間には、日本及びアジアパシフィックで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数拡大に伴う制限強化の継続や、日本及び欧州北部での天候不順等の外部環境悪化の影響を受けましたが、引き続き全セグメントにおいて、コアブランドへの集中活動、コスト削減活動及び販促広告費の効率化を継続し、成長戦略を推進しました。これらの結果、当第3四半期連結累計期間は、売上収益、営業利益ともに前年を上回る成長を継続し、主要市場において、市場シェアを拡大しました。
当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日~9月30日)の連結売上収益は9,418億円(前年同期比6.3%増)、連結営業利益は1,003億円(前年同期比29.8%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は594億円(前年同期比25.7%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
なお、当社は、「第1 企業の概況 2 事業の内容」に記載のとおり、報告セグメントを変更しました。前年同期とは、前第3四半期連結累計期間の数値を、変更後の報告セグメントの区分に組み替えた数値で比較しています。
[日本事業]
緊急事態宣言の断続的な発令及び延長により人の動きが制限されたことや、8月中旬以降の天候不順の影響により、清涼飲料市場(当社推定)は前年を下回りましたが、当社販売数量は、水・コーヒー・無糖茶カテゴリーを中心にコアブランド強化に取り組み、新商品発売やマーケティング活動が貢献した結果、前年同期を上回り、市場シェアを拡大しました。
「サントリー天然水」は、大容量需要増で大きく伸長した前年同期を上回り、ブランド全体の販売数量は前年同期比増となりました。「サントリー天然水 スパークリング」シリーズは、6月に新発売した「THE STRONG」が好調を維持し、大きく伸長しました。「BOSS」は、ブランド全体の販売数量が前年同期を上回りました。3月にリニューアルした「クラフトボス」コーヒーシリーズが伸長したことに加え、8月に新発売した「抹茶ラテ」が大きく販売数量の増加に寄与しました。無糖茶カテゴリーでは、「伊右衛門」は、ブランド全体の販売数量が前年同期を大きく上回りました。2月新発売の「伊右衛門 濃い味」や、4月に新発売した「伊右衛門 京都ブレンド」が好調を維持し、販売数量の増加に貢献しました。
収益面では、チャネルミックスの変化が引き続きマイナスに影響しましたが、小容量(500ml PET)サイズの伸長により商品構成は改善し、加えて、コスト削減活動、販促広告費の効率化への継続的な取組みが大きく寄与しました。
これらの結果、日本事業の売上収益は4,746億円(前年同期比1.5%減)、セグメント利益は361億円(前年同期比21.9%増)となりました。
[アジアパシフィック事業]
アジアでは、年初より一部地域で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴い断続的に人の動きが制限された影響を受けたことに加え、特に当第3四半期連結会計期間は、ベトナムにおけるロックダウンやタイにおける制限強化の影響を受けましたが、当社グループの清涼飲料事業は、コアブランドへの活動集中が貢献し、ベトナム及びタイの清涼飲料市場で当社グループのシェアを拡大しました。ブランド別には、ベトナムでは、特にエナジードリンク「Sting」、茶飲料「TEA+」が伸長し、タイでは低糖製品を含め「Pepsi」が好調に推移しました。健康食品事業は、マーケティング活動強化に注力した結果、「BRAND'S Essence of Chicken」の販売数量が前年同期を上回って推移しました。
オセアニアでは、当第3四半期連結会計期間にロックダウンの影響を受けた期間もありましたが、引き続き力強い回復基調を維持しました。主力ブランドであるエナジードリンク「V」が、マーケティング活動強化により大きく伸長したことにより、エナジーカテゴリーを牽引し、市場シェアを拡大しました。
収益面では、売上増加及び商品構成の改善に加え、コスト削減活動が寄与しました。
これらの結果、アジアパシフィック事業の売上収益は2,150億円(前年同期比11.4%増)、セグメント利益は308億円(前年同期比21.1%増)となりました。
[欧州事業]
欧州では、清涼飲料市場は、当第3四半期連結会計期間に欧州北部における天候不順の影響を受けましたが、当第3四半期連結累計期間では、引き続き回復基調を維持しています。
フランスでは、8月に天候不順の影響を受けましたが、好調な家庭用に加えて、業務用も制限緩和や夜間外出規制の撤廃により清涼飲料市場が回復し、主力ブランド「Orangina」、「Oasis」及び、「Schweppes」の販売数量が前年同期を上回り、シェアを拡大しました。英国では、ワクチン接種の進展により、市場の回復が継続し、当社販売数量も第2四半期連結会計期間に引き続き、当第3四半期連結会計期間も前年同期を大きく上回りました。主力ブランド「Lucozade」及び「Ribena」の販売数量が前年同期を大きく上回ったことに加え、「Lucozade Sport」が、スポーツイベントや屋外アクティビティ再開に伴い力強く伸長しました。スペインでは、家庭用が堅調であることに加え、制限緩和を受けて業務用市場も着実に回復していることが寄与し、主力ブランド「Schweppes」の販売数量が前年同期を大きく上回りました。
収益面では、売上増加及び販促広告費の効率化に加え、コスト削減活動が寄与しました。
これらの結果、欧州事業の売上収益は1,779億円(前年同期比19.4%増)、セグメント利益は322億円(前年同期比32.6%増)となりました。
[米州事業]
清涼飲料市場は、家庭用が好調を維持していることに加え、業務用の回復基調が本格化しています。当社グループの事業は、主力炭酸ブランドの更なる販売強化に取り組むとともに、水やコーヒー飲料等、伸長している非炭酸カテゴリーにも注力した結果、市場シェアを維持し、売上は前年同期を大きく上回りました。
収益面では、売上増加が大きく寄与しました。
これらの結果、米州事業の売上収益は742億円(前年同期比18.7%増)、セグメント利益は93億円(前年同期比56.1%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、売上債権及びその他の債権の増加等により、前連結会計年度末に比べ677億円増加して1兆6,420億円となりました。
負債は、仕入債務及びその他の債務の増加等により前連結会計年度末に比べ75億円増加して7,222億円となりました。
資本合計は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ602億円増加して9,198億円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ10億円減少し、1,664億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益994億円、減価償却費及び償却費524億円等があったものの、売上債権及びその他の債権の増加247億円、棚卸資産の増加89億円等により、資金の収入は前年同四半期と比べ368億円増加し、1,366億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出373億円等により、資金の支出は前年同四半期と比べ57億円減少し、385億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの減少439億円、長期借入金の返済による支出278億円等により、1,009億円の支出(前年同四半期は61億円の収入)となりました。
(4) 重要な会計方針及び見積り
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積りについて重要な変更はありません。
また、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)による影響は、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しています。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、56億円です。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中だった主要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりです。
| 会社名 事業所名 | 所在地 | セグメント の名称 | 設備の内容 | 金額 (百万円) | 完了年月 |
| サントリー プロダクツ㈱ 榛名工場 | 群馬県渋川市 | 日本 | 食品製造設備 | 15,336 | 2021年5月 |
| サントリー プロダクツ㈱ 天然水北アルプス信濃の森工場 | 長野県大町市 | 日本 | 食品製造設備 | 22,822 | 2021年5月 |