四半期報告書-第14期第1四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日)
(1) 業績の状況
当社グループは、お客様の嗜好・ニーズを捉えた上質でユニークな商品を提案し、お客さまとともに新たなおいしさ、健やかさ、楽しさを創造し続けそれぞれの市場で最も愛される会社となることを目指すという考えのもと、ブランド強化や新規需要の創造に注力したほか、品質の向上に取り組みました。また、各エリアにおいて収益力の強化にも取り組みました。
当第1四半期連結会計期間においては、日本及びアジアパシフィックにおける新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の感染者数拡大や、ロシア・ウクライナ情勢等の影響による更なる原材料価格及びエネルギー価格高騰が当社グループにも影響しました。厳しい外部環境が続く中、欧州及び米州における需要拡大が当社グループを牽引したことに加え、全セグメントでコアブランド集中活動を徹底し、主要国において市場シェアを拡大しました。また、売上収益の伸長に加えて、コストマネジメントの継続により、営業利益も想定どおりの進捗となりました。
当第1四半期連結累計期間(2022年1月1日~3月31日)の連結売上収益は2,960億円(前年同期比9.7%増)、連結営業利益は216億円(前年同期比9.2%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は124億円(前年同期比15.8%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
なお、当社は、海外事業の迅速な変革の加速と一体経営を行うべく、2022年1月1日付で海外組織の改組を実施
し、「SBFインターナショナル」を新設しました。これに伴う報告セグメントの変更はございません。
[日本事業]
年初より、感染者数拡大に伴うまん延防止等重点措置の発令及び延長の影響を受けましたが、清涼飲料市場(当社推定)は前年同期を上回りました。当社販売数量は、水・コーヒー・無糖茶カテゴリーを中心にコアブランド強化に取り組み、新商品発売やマーケティング活動が貢献した結果、前年同期を上回り、市場シェアを拡大しました。
「サントリー天然水」は、需要増に伴いブランド全体の販売数量が前年同期を上回りました。「サントリー天然水 スパークリング」シリーズは、昨年発売した「THE STRONG」が引き続き大きく伸長しました。「BOSS」は、ブランド全体の販売数量が前年同期を上回りました。「クラフトボス」は、リニューアルしたコーヒー及び紅茶シリーズが伸長したことに加えて、「抹茶ラテ」等が引き続き増分に寄与しました。無糖茶カテゴリーでは、「伊右衛門」は、ブランド全体の販売数量が前年同期を上回りました。2月に機能性表示食品として新発売した「伊右衛門 濃い味」が、販売数量の増加に貢献しました。
セグメント利益については、販売数量の増加及び小容量(500ml PET等)サイズの伸長により商品構成が改善したものの、チャネル構成の変化がマイナスに影響しました。サプライチェーンのコスト削減活動を含めたコストマネジメントを引き続き徹底しましたが、原材料価格高騰の影響が大きく影響しました。
日本事業の売上収益は1,340億円(前年同期比0.1%減)、セグメント利益は26億円(前年同期比34.8%減)となりました。
[アジアパシフィック事業]
アジアでは、ベトナムの清涼飲料事業の回復基調が継続し、事業を牽引しました。タイの清涼飲料事業及び健康食品事業は、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)に伴う断続的な外出等の制限や天候不順の影響を受けましたが、コアブランド集中活動により、販売数量が着実に伸長しました。ブランド別には、ベトナムではエナジードリンク「Sting」、茶飲料「TEA+」が伸長、タイでは低糖製品を含め「Pepsi」が好調に推移しました。健康食品事業では、主力の「BRAND'S Essence of Chicken」は一般店チャネルへの配荷拡大やマーケティング活動により、伸長しました。
オセアニアでは、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)拡大やオーストラリアにおける洪水の影響を受けましたが、主力ブランドであるエナジードリンク「V」への集中活動が貢献し、伸長しました。
セグメント利益については、販売数量の増加及び清涼飲料事業での価格改定による売上収益の増加が寄与しましたが、原材料価格高騰の影響を大きく受けました。
アジアパシフィック事業の売上収益は830億円(前年同期比12.8%増)、セグメント利益は118億円(前年同期比7.2%減)となりました。
[欧州事業]
欧州では、堅調な需要増もあり、フランス、英国、スペインともに大きく伸長しました。
フランスでは、堅調な家庭用市場に加えて、業務用市場の回復も継続し、主力ブランド「Orangina」、「Oasis」、「Schweppes」の販売数量は前年同期を大きく上回りました。英国では、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)に伴う外出等の制限撤廃に伴い、市場の回復が継続し、当社販売数量も前年同期を上回りました。「Lucozade Energy」が堅調に推移していることに加え、「Lucozade Sport」も大きく伸長しました。スペインでは、業務用の回復に合わせ、主力ブランド「Schweppes」も大きく伸長しました。
セグメント利益については、販売数量の増加及び価格改定により売上収益が増加したことや、販促広告費の効率化により、原材料価格高騰の利益への影響を低減し大幅な増益となりました。
欧州事業の売上収益は532億円(前年同期比27.5%増)、セグメント利益は69億円(前年同期比72.1%増)となりました。
[米州事業]
米州では、主力炭酸ブランドの更なる販売強化に取り組むとともに、水やコーヒー飲料等、伸長している非炭酸カテゴリーにも注力したことにより、市場シェアを維持し、販売数量及び売上収益が共に伸長しました。
セグメント利益については、家庭用及び業務用チャネルでの販売数量の増加及び価格改定による売上収益の大幅な増加により、原材料価格や人件費高騰の利益への影響を低減し大幅な増益となりました。
米州事業の売上収益は259億円(前年同期比27.1%増)、セグメント利益は31億円(前年同期比50.0%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、棚卸資産、無形資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ193億円増加して1兆6,962億円となりました。
負債は、社債及び借入金、仕入債務及びその他の債務の減少等により、前連結会計年度末に比べ203億円減少して7,127億円となりました。
資本合計は、その他の資本の構成要素の増加等により、前連結会計年度末に比べ395億円増加して9,835億円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ158億円減少し、1,609億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益215億円、減価償却費及び償却費175億円、売上債権及びその他の債権の減少247億円等に対し、棚卸資産の増加144億円、仕入債務及びその他の債務の減少117億円等により、資金の収入は前年同四半期と比べ40億円減少し、307億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出122億円等により、資金の支出は前年同四半期と比べ16億円減少し、120億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの減少58億円、長期借入金の返済による支出128億円、配当金の支払124億円等により、資金の支出は前年同四半期と比べ191億円増加し、342億円の支出となりました。
(4) 重要な会計方針及び見積り
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積りについて重要な変更はありません。
また、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)による影響は、「第4経理の状況 1要約四半期連結財務諸表要約四半期連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しています。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、18億円です。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設計画は次のとおりです。
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれていません。
2.完成後の清涼飲料生産能力は、20百万ケース/年です。
当社グループは、お客様の嗜好・ニーズを捉えた上質でユニークな商品を提案し、お客さまとともに新たなおいしさ、健やかさ、楽しさを創造し続けそれぞれの市場で最も愛される会社となることを目指すという考えのもと、ブランド強化や新規需要の創造に注力したほか、品質の向上に取り組みました。また、各エリアにおいて収益力の強化にも取り組みました。
当第1四半期連結会計期間においては、日本及びアジアパシフィックにおける新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の感染者数拡大や、ロシア・ウクライナ情勢等の影響による更なる原材料価格及びエネルギー価格高騰が当社グループにも影響しました。厳しい外部環境が続く中、欧州及び米州における需要拡大が当社グループを牽引したことに加え、全セグメントでコアブランド集中活動を徹底し、主要国において市場シェアを拡大しました。また、売上収益の伸長に加えて、コストマネジメントの継続により、営業利益も想定どおりの進捗となりました。
当第1四半期連結累計期間(2022年1月1日~3月31日)の連結売上収益は2,960億円(前年同期比9.7%増)、連結営業利益は216億円(前年同期比9.2%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は124億円(前年同期比15.8%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
なお、当社は、海外事業の迅速な変革の加速と一体経営を行うべく、2022年1月1日付で海外組織の改組を実施
し、「SBFインターナショナル」を新設しました。これに伴う報告セグメントの変更はございません。
[日本事業]
年初より、感染者数拡大に伴うまん延防止等重点措置の発令及び延長の影響を受けましたが、清涼飲料市場(当社推定)は前年同期を上回りました。当社販売数量は、水・コーヒー・無糖茶カテゴリーを中心にコアブランド強化に取り組み、新商品発売やマーケティング活動が貢献した結果、前年同期を上回り、市場シェアを拡大しました。
「サントリー天然水」は、需要増に伴いブランド全体の販売数量が前年同期を上回りました。「サントリー天然水 スパークリング」シリーズは、昨年発売した「THE STRONG」が引き続き大きく伸長しました。「BOSS」は、ブランド全体の販売数量が前年同期を上回りました。「クラフトボス」は、リニューアルしたコーヒー及び紅茶シリーズが伸長したことに加えて、「抹茶ラテ」等が引き続き増分に寄与しました。無糖茶カテゴリーでは、「伊右衛門」は、ブランド全体の販売数量が前年同期を上回りました。2月に機能性表示食品として新発売した「伊右衛門 濃い味」が、販売数量の増加に貢献しました。
セグメント利益については、販売数量の増加及び小容量(500ml PET等)サイズの伸長により商品構成が改善したものの、チャネル構成の変化がマイナスに影響しました。サプライチェーンのコスト削減活動を含めたコストマネジメントを引き続き徹底しましたが、原材料価格高騰の影響が大きく影響しました。
日本事業の売上収益は1,340億円(前年同期比0.1%減)、セグメント利益は26億円(前年同期比34.8%減)となりました。
[アジアパシフィック事業]
アジアでは、ベトナムの清涼飲料事業の回復基調が継続し、事業を牽引しました。タイの清涼飲料事業及び健康食品事業は、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)に伴う断続的な外出等の制限や天候不順の影響を受けましたが、コアブランド集中活動により、販売数量が着実に伸長しました。ブランド別には、ベトナムではエナジードリンク「Sting」、茶飲料「TEA+」が伸長、タイでは低糖製品を含め「Pepsi」が好調に推移しました。健康食品事業では、主力の「BRAND'S Essence of Chicken」は一般店チャネルへの配荷拡大やマーケティング活動により、伸長しました。
オセアニアでは、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)拡大やオーストラリアにおける洪水の影響を受けましたが、主力ブランドであるエナジードリンク「V」への集中活動が貢献し、伸長しました。
セグメント利益については、販売数量の増加及び清涼飲料事業での価格改定による売上収益の増加が寄与しましたが、原材料価格高騰の影響を大きく受けました。
アジアパシフィック事業の売上収益は830億円(前年同期比12.8%増)、セグメント利益は118億円(前年同期比7.2%減)となりました。
[欧州事業]
欧州では、堅調な需要増もあり、フランス、英国、スペインともに大きく伸長しました。
フランスでは、堅調な家庭用市場に加えて、業務用市場の回復も継続し、主力ブランド「Orangina」、「Oasis」、「Schweppes」の販売数量は前年同期を大きく上回りました。英国では、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)に伴う外出等の制限撤廃に伴い、市場の回復が継続し、当社販売数量も前年同期を上回りました。「Lucozade Energy」が堅調に推移していることに加え、「Lucozade Sport」も大きく伸長しました。スペインでは、業務用の回復に合わせ、主力ブランド「Schweppes」も大きく伸長しました。
セグメント利益については、販売数量の増加及び価格改定により売上収益が増加したことや、販促広告費の効率化により、原材料価格高騰の利益への影響を低減し大幅な増益となりました。
欧州事業の売上収益は532億円(前年同期比27.5%増)、セグメント利益は69億円(前年同期比72.1%増)となりました。
[米州事業]
米州では、主力炭酸ブランドの更なる販売強化に取り組むとともに、水やコーヒー飲料等、伸長している非炭酸カテゴリーにも注力したことにより、市場シェアを維持し、販売数量及び売上収益が共に伸長しました。
セグメント利益については、家庭用及び業務用チャネルでの販売数量の増加及び価格改定による売上収益の大幅な増加により、原材料価格や人件費高騰の利益への影響を低減し大幅な増益となりました。
米州事業の売上収益は259億円(前年同期比27.1%増)、セグメント利益は31億円(前年同期比50.0%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、棚卸資産、無形資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ193億円増加して1兆6,962億円となりました。
負債は、社債及び借入金、仕入債務及びその他の債務の減少等により、前連結会計年度末に比べ203億円減少して7,127億円となりました。
資本合計は、その他の資本の構成要素の増加等により、前連結会計年度末に比べ395億円増加して9,835億円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ158億円減少し、1,609億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益215億円、減価償却費及び償却費175億円、売上債権及びその他の債権の減少247億円等に対し、棚卸資産の増加144億円、仕入債務及びその他の債務の減少117億円等により、資金の収入は前年同四半期と比べ40億円減少し、307億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出122億円等により、資金の支出は前年同四半期と比べ16億円減少し、120億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの減少58億円、長期借入金の返済による支出128億円、配当金の支払124億円等により、資金の支出は前年同四半期と比べ191億円増加し、342億円の支出となりました。
(4) 重要な会計方針及び見積り
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積りについて重要な変更はありません。
また、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)による影響は、「第4経理の状況 1要約四半期連結財務諸表要約四半期連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しています。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、18億円です。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設計画は次のとおりです。
| 会社名 事業所名 | 所在地 | セグメントの 名称 | 設備の 内容 | 投資予定金額 | 資金調達 方法 | 着手及び 完了予定年月 | 完成後の 増加能力 | ||
| 総額 (百万円) | 既支払額 (百万円) | 着手 | 完了 | ||||||
| FRUCOR SUNTORY AUSTRALIA PTY. LIMITED | オーストラリア クイーンズランド | アジア パシフィック | 飲料製造 工場 | 38,600 | - | 自己資金 | 2022年 下半期 | 2024年 下半期 | (注)2 |
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれていません。
2.完成後の清涼飲料生産能力は、20百万ケース/年です。