四半期報告書-第14期第2四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/10 10:57
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【項目】
39項目
(1) 業績の状況
当社グループは、お客様の嗜好・ニーズを捉えた上質でユニークな商品を提案し、お客さまとともに新たなおいしさ、健やかさ、楽しさを創造し続けそれぞれの市場で最も愛される会社となることを目指すという考えのもと、ブランド強化や新規需要の創造に注力したほか、品質の向上に取り組みました。また、各エリアにおいて収益力の強化にも取り組みました。
第1四半期連結会計期間に引き続き、当第2四半期連結会計期間も欧州及び米州において需要が力強く拡大したことに加え、当第2四半期連結会計期間以降、日本及びアジアパシフィックにおいて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数減少を受けた規制緩和が進んだことも寄与し、当社グループは力強い成長を継続しました。年初より全セグメントでコアブランドへの集中活動を継続した結果、引き続き主要国においてシェアを拡大しました。
売上収益は、当社グループ合計で想定を上回る進捗となりました。
営業利益は、当第2四半期連結会計期間より、原材料価格及びエネルギー価格高騰の影響を更に大きく受ける中、売上収益の伸長に加え、全セグメントにおいてコスト削減活動を継続したことにより、想定を上回る進捗となりました。
当第2四半期連結累計期間(2022年1月1日~6月30日)の連結売上収益は6,790億円(前年同期比12.4%増)、連結営業利益は804億円(前年同期比33.1%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は487億円(前年同期比51.5%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
なお、当社は、海外事業の迅速な変革の加速と一体経営を行うべく、2022年1月1日付で海外組織の改組を実施
し、「SBFインターナショナル」を新設しました。これに伴う報告セグメントの変更はございません。
[日本事業]
当第2四半期連結会計期間において、まん延防止等重点措置の解除に伴い需要が回復し始めたことに加え、好天の影響もあり、清涼飲料市場(当社推定)は前年同期を上回りました。水・コーヒー・無糖茶カテゴリーを中心にコアブランド強化に取り組み、新商品発売やマーケティング活動が貢献した結果、当社販売数量は前年同期を大きく上回り、当第2四半期連結累計期間において過去最高を達成するとともに、市場シェアを更に拡大しました。「サントリー天然水」は、大容量及び小容量(500ml PET等)がともに前年同期を大きく上回り、ブランド全体の販売数量が当第2四半期連結累計期間において過去最高の販売数量となりました。「BOSS」は、ブランド全体の販売数量が前年同期を上回りました。「クラフトボス」は、2月にリニューアルしたコーヒー及び紅茶シリーズが引き続き伸長しました。無糖茶カテゴリーでは、「伊右衛門」は、ブランド全体の販売数量が当第2四半期連結累計期間において過去最高の販売数量となりました。「伊右衛門 京都ブレンド」に加えて、2月に機能性表示食品として新発売した「伊右衛門 濃い味」がともに伸長しました。また、4月にリニューアルを実施した「特茶」は、販売トレンドが大きく回復しており、当第2四半期連結累計期間において前年同期を上回りました。
売上収益は、販売数量の大幅な増加が寄与し、当第2四半期連結累計期間の想定並みの進捗まで回復しました。
セグメント利益については、サプライチェーンのコスト削減活動を含めたコストマネジメントを引き続き徹底しましたが、当第2四半期連結会計期間より、想定以上の為替及び原材料価格高騰の影響を更に大きく受けました。
日本事業の売上収益は3,059億円(前年同期比2.6%増)、セグメント利益は141億円(前年同期比19.6%減)となりました。
[アジアパシフィック事業]
アジアパシフィックでは、清涼飲料事業及び健康食品事業のコアブランド集中活動を継続しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が一部の地域で残る中、当第2四半期連結会計期間においてもベトナムの清涼飲料事業の需要拡大が本格化し、事業を大きく牽引しました。販売数量の伸長に加え主要市場における価格改定も寄与し、売上収益は想定を上回る進捗となりました。ブランド別には、ベトナムでは、特にエナジードリンク「Sting」、茶飲料「TEA+」が大きく伸長し、シェアを拡大しました。タイでは低糖製品を含め「Pepsi」が好調に推移し、炭酸カテゴリーにおいてシェアを維持しました。健康食品事業では、主力の「BRAND'S Essence of Chicken」に注力したことにより、売上収益が前年同期を上回りました。オセアニアでは、主力ブランドであるエナジードリンク「V」へのマーケティング活動継続により、ニュージーランド及びオーストラリアで引き続き販売数量が前年同期を上回って推移しております。
セグメント利益については、当第2四半期連結会計期間において原材料価格高騰の影響を更に大きく受けましたが、売上収益の伸長により低減し、想定を上回る進捗となりました。
なお、オセアニアにおいてフレッシュコーヒー事業を展開していた子会社の全株式譲渡を2022年4月1日に完了したことから、当第2四半期連結累計期間において譲渡益158億円をその他の収益に計上しています。
アジアパシフィック事業の売上収益は1,746億円(前年同期比17.4%増)、セグメント利益は413億円(前年同期比74.8%増)となりました。
[欧州事業]
欧州では、当第2四半期連結会計期間においても需要増が継続しました。好天の影響もあり、フランス、英国、スペインともに販売数量が引き続き伸長したことに加え、価格改定も寄与し、売上収益は想定を大きく上回る進捗となりました。
フランスでは、堅調な家庭用市場に加えて、当第2四半期連結会計期間より業務用市場が大きく回復しました。前第2四半期連結会計期間にリニューアルを実施した主力ブランド「Oasis」の伸長が継続していることに加え、「Orangina」及び「Schweppes」の販売数量も前年同期を大きく上回りました。英国では、需要増が継続する中、主力ブランド「Lucozade」の販売数量が前年同期を大きく上回りました。「Lucozade Energy」が堅調に推移していることに加え、「Lucozade Sport」が、スポーツイベントや屋外アクティビティの増加に伴い力強く伸長しました。スペインでは、当第2四半期連結会計期間より、家庭用市場及び業務用市場の需要が大きく回復したこともあり、主力ブランド「Schweppes」の販売数量が前年同期を大きく上回りました。
セグメント利益については、当第2四半期連結会計期間において原材料価格及びエネルギー価格高騰の影響を更に大きく受けましたが、販売数量の伸長と価格改定による売上収益の大幅な増加が寄与し、想定を大きく上回る進捗となりました。
欧州事業の売上収益は1,401億円(前年同期比26.1%増)、セグメント利益は233億円(前年同期比23.7%増)となりました。
[米州事業]
主力炭酸ブランドの更なる販売強化に取り組むとともに、伸長している非炭酸カテゴリーにも注力したことにより、販売数量が引き続き増加しました。売上収益は、価格改定も寄与し、想定を上回る進捗となりました。
セグメント利益については、売上収益の伸長により、原材料価格や人件費高騰の影響を吸収し、想定を上回る進捗となりました。
米州事業の売上収益は585億円(前年同期比27.1%増)、セグメント利益は74億円(前年同期比26.8%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、現金及び現金同等物、売上債権及びその他の債権の増加等により、前連結会計年度末に比べ1,719億円増加して1兆8,489億円となりました。
負債は、仕入債務及びその他の債務の増加等により前連結会計年度末に比べ593億円増加して7,922億円となりました。
資本合計は、その他の資本の構成要素の増加等により、前連結会計年度末に比べ1,127億円増加して1兆566億円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ478億円増加し、2,244億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益802億円、減価償却費及び償却費351億円、仕入債務及びその他の債務の増加438億円等に対し、棚卸資産の増加202億円、子会社株式売却益158億円、売上債権及びその他の債権の増加332億円等により、資金の収入は前年同四半期と比べ84億円減少し、806億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出271億円等があったものの、子会社の売却による収入195億円等により、資金の支出は前年同四半期と比べ160億円減少し、82億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの減少26億円、長期借入金の返済による支出128億円等により、資金の支出は前年同四半期と比べ397億円減少し、328億円の支出となりました。
(4) 重要な会計方針及び見積り
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積りについて重要な変更はありません。
また、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)による影響は、「第4経理の状況 1要約四半期連結財務諸表要約四半期連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しています。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、43億円です。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設計画は次のとおりです。
会社名
事業所名
所在地セグメントの
名称
設備の
内容
投資予定金額資金調達
方法
着手及び
完了予定年月
完成後の
増加能力
総額
(百万円)
既支払額
(百万円)
着手完了
FRUCOR SUNTORY AUSTRALIA PTY. LIMITEDオーストラリア
クイーンズランド
アジア
パシフィック
飲料製造工場39,4381,032自己資金2022年
下半期
2024年
下半期
(注)2
サントリー
プロダクツ(株)
サントリー天然水
北アルプス信濃の森工場
長野県大町市日本飲料製造設備11,900-自己資金2022年6月2024年3月(注)3
Pepsi
Bottling
Ventures LLC
アメリカ
ノースカロライナ
米州飲料製造設備4,784-自己資金2022年6月2024年1月(注)4

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれていません。
2.完成後の清涼飲料生産能力は、20百万ケース/年です。
3.完成後の清涼飲料生産能力の増加は、18百万ケース/年です。
4.完成後の清涼飲料生産能力の増加は、12百万ケース/年です。

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