四半期報告書-第27期第2四半期(令和2年5月1日-令和2年7月31日)

【提出】
2020/09/08 17:00
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大などの影響から生産活動や個人消費の減少など、景気の大幅な下押しが見られました。
このような経済環境の下で、当社グループは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けて、2020年7月に見込んでいた美容サロン向けメディアPlatformのサービス開始に遅れが生じた一方、様々なメディアPlatform展開のための商談や各種端末出荷に先立つ開発、商材の選別による売上総利益の向上施策の実施等、今期黒字化に向けた仕込みを積極的に実施してまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は338,621千円(前年同四半期比2.3%増)、営業損失は79,085千円(前年同四半期は91,899千円の損失)、経常損失は77,247千円(前年同四半期は93,765千円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は91,761千円(前年同四半期は99,755千円の損失)となりました。
なお、当社は「ターミナルソリューション事業」の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載をしておりません。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ17,731千円増加し、1,184,337千円となりました。これは主に、有形固定資産が128,168千円、投資その他の資産が53,870千円増加した一方で、受取手形及び売掛金が81,641千円、商品及び製品が93,088千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ113,635千円増加し、188,844千円となりました。これは主に、買掛金が16,344千円、短期借入金が100,000千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ95,903千円減少し、995,493千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が91,761千円減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前連結会計年度末に比べ94,908千円減少し、522,880千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動による資金の収入は、19,919千円(前年同四半期比86,035千円減)となりました。これは主に、減価償却費21,157千円、売上債権の減少87,142千円等により資金が増加した一方で、税金等調整前四半期純損失95,229千円等により資金が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動による資金の支出は、211,750千円(前年同四半期は38,264千円の支出)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出100,000千円、有形固定資産の取得による支出43,894千円、敷金の差入による支出61,174千円等により資金が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動による資金の収入は、100,711千円(前年同四半期比100,028千円増)となりました。これは主に、短期借入れによる収入100,000千円等により資金が増加したことによるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は452千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。