四半期報告書-第30期第2四半期(2023/05/01-2023/07/31)
文中の将来に関する事項は、当第2四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスの感染予防対策の緩和による経済活動の正常化が進み、サービス消費が緩やかに拡大するなど個人消費が持ち直したほか、堅調な設備投資やインバウンド需要から景気は緩やかに回復しました。一方で、円安や資源価格の高騰等による資源価格の高止まりによるインフレの継続とその抑制のための政策金利の引き上げの影響による経済活動の停滞が見込まれる等、世界経済の停滞も依然として懸念されており、国内経済の先行きは依然として先行きが不透明な状況が続いております。
このような事業環境の中、当第2四半期累計期間においては、当社の成長方針に掲げる、BtoB市場に向けたモノづくりを基盤としたSaaS月額課金サービスやオウンドメディア構築等、新たな顧客獲得に向けた、営業体制及び営業活動の強化を推進し、TRaaS事業での人材採用、マーケティング強化等の経営資源集中と「店舗の星」、「AIrux8」の大型ソリューションにおけるSaaS月額課金型ビジネスの導入件数の積み上げにも一定の時間がかかっておりますが、業務効率化によるコスト削減に努め、営業利益はほぼ計画どおり進捗いたしました。
TRaaS事業では、大型ソリューションである流通小売店舗を対象としたDX店舗活性プロダクト「店舗の星」や日
本市場に向けたAIによる電力削減ソリューション「AIrux8」を中心としたSaaS月額課金型収益拡大を目指し、その
土台構築を進めてまいりました。「店舗の星」については、DONKI(Thailand) Co.,Ltd.様への正式導入も決定し、2023年8月以降、順次導入を進め、更なる販路拡大を目指してまいります。また、「AIrux8」も日本市場に向けた戦略的な販売パートナーとして加賀電子株式会社様との協業を進め、多くの商談が進行しており、その導入に向けた準備を着実に進め、事業拡大を目指してまいります。
受注型Product事業においては、前期の既存顧客からのSTB大型受注案件の反動で前年同四半期比で売上高は減少しておりますが、テクニカルサービス事業におきましては、堅調に売上を確保いたしました。
当事業年度下半期には、各事業における案件が集中しており、この各事業における案件での売上高を着実に積み上げ、通期黒字化を目指してまいります。
以上の結果、当第2四半期累計期間の経営成績における売上高は122,212千円(前年同四半期比53.0%減)、営業損失は58,564千円(前年同四半期は8,373千円の損失)、営業外費用において社債発行費償却を5,222千円計上し経常損失は65,240千円(前年同四半期は15,798千円の損失)、四半期純損失は65,181千円(前年同四半期は16,567千円の損失)となりました。
なお、当社は「ターミナルソリューション事業」の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載をしておりません。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ13,473千円減少し、514,439千円となりました。これは主に、現金及び預金が17,290千円、無形固定資産が15,000千円増加した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が38,534千円、社債発行費が5,222千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ114,313千円減少し、85,699千円となりました。これは主に、流動負債その他に含まれる未払消費税等が14,909千円、転換社債型新株予約権付社債が97,500千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ100,840千円増加し、428,740千円となりました。これは主に、転換社債型新株予約権付社債の転換及び新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ82,681千円増加した一方で利益剰余金が65,181千円減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、405,975千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動による資金の支出は、29,705千円となりました。これは主に、売上債権が38,534千円減少した一方で、税引前四半期純損失65,036千円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動による資金の支出は、19,870千円となりました。これは主に、無形固定資産の取得により資金が17,248千円減少したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動による資金の収入は、66,783千円となりました。これは主に、株式の発行による収入67,711千円等により資金が増加したことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は1,619千円であります。
なお、当第2四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスの感染予防対策の緩和による経済活動の正常化が進み、サービス消費が緩やかに拡大するなど個人消費が持ち直したほか、堅調な設備投資やインバウンド需要から景気は緩やかに回復しました。一方で、円安や資源価格の高騰等による資源価格の高止まりによるインフレの継続とその抑制のための政策金利の引き上げの影響による経済活動の停滞が見込まれる等、世界経済の停滞も依然として懸念されており、国内経済の先行きは依然として先行きが不透明な状況が続いております。
このような事業環境の中、当第2四半期累計期間においては、当社の成長方針に掲げる、BtoB市場に向けたモノづくりを基盤としたSaaS月額課金サービスやオウンドメディア構築等、新たな顧客獲得に向けた、営業体制及び営業活動の強化を推進し、TRaaS事業での人材採用、マーケティング強化等の経営資源集中と「店舗の星」、「AIrux8」の大型ソリューションにおけるSaaS月額課金型ビジネスの導入件数の積み上げにも一定の時間がかかっておりますが、業務効率化によるコスト削減に努め、営業利益はほぼ計画どおり進捗いたしました。
TRaaS事業では、大型ソリューションである流通小売店舗を対象としたDX店舗活性プロダクト「店舗の星」や日
本市場に向けたAIによる電力削減ソリューション「AIrux8」を中心としたSaaS月額課金型収益拡大を目指し、その
土台構築を進めてまいりました。「店舗の星」については、DONKI(Thailand) Co.,Ltd.様への正式導入も決定し、2023年8月以降、順次導入を進め、更なる販路拡大を目指してまいります。また、「AIrux8」も日本市場に向けた戦略的な販売パートナーとして加賀電子株式会社様との協業を進め、多くの商談が進行しており、その導入に向けた準備を着実に進め、事業拡大を目指してまいります。
受注型Product事業においては、前期の既存顧客からのSTB大型受注案件の反動で前年同四半期比で売上高は減少しておりますが、テクニカルサービス事業におきましては、堅調に売上を確保いたしました。
当事業年度下半期には、各事業における案件が集中しており、この各事業における案件での売上高を着実に積み上げ、通期黒字化を目指してまいります。
以上の結果、当第2四半期累計期間の経営成績における売上高は122,212千円(前年同四半期比53.0%減)、営業損失は58,564千円(前年同四半期は8,373千円の損失)、営業外費用において社債発行費償却を5,222千円計上し経常損失は65,240千円(前年同四半期は15,798千円の損失)、四半期純損失は65,181千円(前年同四半期は16,567千円の損失)となりました。
なお、当社は「ターミナルソリューション事業」の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載をしておりません。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ13,473千円減少し、514,439千円となりました。これは主に、現金及び預金が17,290千円、無形固定資産が15,000千円増加した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が38,534千円、社債発行費が5,222千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ114,313千円減少し、85,699千円となりました。これは主に、流動負債その他に含まれる未払消費税等が14,909千円、転換社債型新株予約権付社債が97,500千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ100,840千円増加し、428,740千円となりました。これは主に、転換社債型新株予約権付社債の転換及び新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ82,681千円増加した一方で利益剰余金が65,181千円減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、405,975千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動による資金の支出は、29,705千円となりました。これは主に、売上債権が38,534千円減少した一方で、税引前四半期純損失65,036千円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動による資金の支出は、19,870千円となりました。これは主に、無形固定資産の取得により資金が17,248千円減少したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動による資金の収入は、66,783千円となりました。これは主に、株式の発行による収入67,711千円等により資金が増加したことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は1,619千円であります。
なお、当第2四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。