四半期報告書-第28期第1四半期(令和3年2月1日-令和3年4月30日)

【提出】
2021/06/11 17:00
【資料】
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【項目】
29項目
文中の将来に関する事項は、当第1四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
当社は、2021年3月31日付で連結子会社であったTRANZAS Asia Pacific Pte. Ltd.の全株式を譲渡したことにより、当第1四半期累計期間より従来連結で行っておりました開示を単体開示に変更いたしました。なお、当第1四半期累計期間は、単体決算初年度にあたるため、前年同四半期の数値及びこれに係る対前年同四半期増減率等の比較分析は行っておりません。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による度重なる緊急事態宣言が個人消費や経済活動に影響を与えており、依然先行きが不透明な状況が続いております。
このような状況下で、当社はPlatform,Planning&Product事業にリソースを集中し、下半期の売上高拡大に向けた活動を加速させてまいりました。
Platform,Planning&Product事業においては、美容サロン向けビジネスを中心に大幅に伸長した一方で、受注型Product事業及びテクニカルサービス事業においては、Platform,Planning&Product事業へのリソース集中を受けて売上高が減少いたしました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の経営成績についてはほぼ想定通りに推移し、売上高は94,804千円、営業損失は102,639千円、経常損失は110,594千円、四半期純損失は110,093千円となりました。
なお、当社は「ターミナルソリューション事業」の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載をしておりません。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ154,460千円減少し、771,779千円となりました。これは主に、売掛金が118,886千円、流動資産その他に含まれる短期貸付金が18,000千円、投資その他の資産に含まれる関係会社株式が12,784千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ44,306千円減少し、155,610千円となりました。これは主に、買掛金が27,524千円、流動負債その他が10,565千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ110,154千円減少し、616,168千円となりました。これは主に、四半期純損失の計上により利益剰余金が110,093千円減少したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は16,182千円であります。
なお、当第1四半期累計期間における研究開発活動の状況の変更内容は、次のとおりです。
(ターミナルソリューション事業)
競争力を有する新製品の開発を加速させるため、ソフトウエア開発に対する人的資源の投入が増加しております。