四半期報告書-第8期第1四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
(1) 経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が長期化し、依然として厳しい状況が続いております。未だその収束時期が見通せない状況のなか、足元での経済の下振れリスクを抱え、先行き不透明な状況で推移しました。
当社グループ事業に関係の深い住宅業界におきましては、国土交通省発表による新設住宅着工戸数は2020年1月~2020年12月累計で前年同期間比90.1%と減少、戸建については前年同期間比で89.8%と減少、分譲マンションも前年同期比91.6%と減少しました。商業施設などの建設業界においても、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により商業施設及びオフィスの内装工事において需要が著しく減少しております。
このような状況のもとで、当社グループは、「世界に誇れる独創的建物サービスで社会と感動を分かち合う」という当社グループ理念に基づき、持続的な事業の成長とさらなる企業価値の向上に向け活動を強化しております。また、当社グループビジョン「全ての建物にキャンディル」の実現に向けて、2016年に閣議決定された「住生活基本計画」に沿ったサービスの拡充と「お客様のニーズにあった新商品開発に取り組み、住宅関連サービス及び商業施設関連サービスの拡充等、売上拡大に努めてまいりましたが、一方で新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けております。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は2,890,910千円(前年同期比8.0%減)、営業利益は27,475千円(前年同期比51.8%減)、経常利益は24,660千円(前年同期比10.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は8,646千円(前年同期は8,997千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。なお、当社では組織再編及びM&Aの実施に伴い発生したのれん償却費を販売費及び一般管理費に48,055千円(前年同期と同額)計上しており、これを加えたのれん償却前経常利益は72,716千円(前年同期比3.8%減)、のれん償却前親会社株主に帰属する四半期純利益は39,409千円(前年同期比0.9%増)となります。
当社グループは、建築サービス関連事業の単一セグメントとしておりますが、サービス分野別の状況は以下のとおりです。
① リペアサービス
当第1四半期連結累計期間におけるリペアサービスの売上高は1,079,198千円(前年同期比16.6%減)であります。
株式会社バーンリペアは主に戸建てを中心としたリペアサービスを提供しておりますが、新型コロナウィルス感染症の影響による戸建着工戸数の減少で、受注数減少した結果、売上高は829,090千円(前年同期比15.6%減)となりました。株式会社キャンディルテクトは主に集合住宅を中心としたリペアサービスを提供しておりますが、分譲マンション着工戸数の減少の影響で、同社のリペアサービスの売上高は250,107千円(前年同期比19.8%減)となりました。
② 住環境向け建築サービス
当第1四半期連結累計期間における住環境向け建築サービスの売上高は848,413千円(前年同期比10.0%増)であります。
株式会社バーンリペアは主に戸建てを中心とした定期点検やリコール対応を提供しており、同社の住環境向け建築サービスの売上高は690,011千円(前年同期比24.2%増)となりました。株式会社キャンディルテクトは主に集合住宅を中心とした検査サービスを提供しており、同社の住環境向け建築サービスの売上高は158,401千円(前年同期比26.5%減)となりました。
③ 商環境向け建築サービス
当第1四半期連結累計期間における商環境向け建築サービスの売上高は759,954千円(前年同期比15.0%減)となりました。
株式会社キャンディルテクトは主に商業施設の内装施工サービス、組立サービス、揚重サービスを提供しています。
④ 商材販売
当第1四半期連結累計期間における商材販売の売上高は167,374千円(前年同期比8.9%減)であります。
株式会社キャンディルデザインは、補修材料を中心とした販売サービスの提供を行っております。
⑤ 抗ウイルス抗菌サービス
当第1四半期連結累計期間における抗ウイルス抗菌サービスの売上高は35,969千円(前年同期比―)となりました。
抗ウイルス抗菌サービスは主に、抗ウイルス抗菌コーティング作業「レコナエアリフレッシュ」、抗ウイルス抗菌材「CAシリーズ」、ハイブリッド空気清浄機「Kirala Air」を提供しています。
(2) 財政状態に関する説明
(総資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は8,206,963千円となり、前連結会計年度末に比べ195,626千円の減少となりました。
流動資産は5,122,388千円となり、前連結会計年度末に比べ186,776千円の減少となりました。これは、主に現金及び預金が59,780千円減少したこと、受取手形及び売掛金が117,006千円減少したことなどによります。
固定資産は3,084,575千円となり、前連結会計年度末に比べ8,849千円の減少となりました。これは、主にソフトウェアを含めたその他無形固定資産が64,791千円増加したこと、のれんが48,055千円減少したこと、繰延税金資産が25,036千円減少したことなどによります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は4,850,618千円となり、前連結会計年度末に比べ155,718千円の減少となりました。
流動負債は2,363,114千円となり、前連結会計年度末に比べ31,369千円の減少となりました。これは、主に1年内返済予定の長期借入金が62,500千円増加したこと、未払費用が49,917千円増加したこと、未払法人税等が100,769千円減少したこと、賞与引当金が76,989千円減少したことなどによります。
固定負債は2,487,504千円となり、前連結会計年度末に比べ124,349千円の減少となりました。これは、主に長期借入金が124,166千円減少したことなどによります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は3,356,345千円となり、前連結会計年度末に比べ39,907千円の減少となりました。これは、主に利益剰余金が40,807千円減少したことなどによります。
(自己資本比率)
当第1四半期連結会計期間末における自己資本比率は40.9%(前連結会計年度末比0.5ポイント増加)となりました。