有価証券報告書-第5期(2022/04/01-2023/03/31)
(1) 経営成績等の状況
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断しているものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績等の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が残る中で社会経済活動の正常化が進む一方、長期化するウクライナ情勢による社会的不安などにより物価上昇や外国為替相場の変動等により原材料価格及びエネルギー価格が上昇し、消費者物価も上昇傾向にあります。
当社グループが属する保育・幼児教育市場においては、出生児数が80万人を割り込み過去最少となり、政府の予測よりも早いペースで少子化が進み歯止めがかからない状況にあります。
このような状況下、これまで厚生労働省や内閣府などにまたがってきた少子化対策や子育て支援を一体で担うこども家庭庁が2023年4月1日に発足いたしました。
生まれる前からの切れ目のない支援を目指し政府が掲げる「こどもまんなか社会」実現に向けて、「異次元の少子化対策」のたたき台が示され、出産、子育て世帯や育児の様々なサポート施策が実施されてくものと思われます。
このような環境の中、当社グループは、子ども達が安心して園生活を送ることができるよう新型コロナウイルス感染症対策をはじめとした安全対策管理を徹底するとともに、モンテッソーリ教育や、資本業務提携先である伸芽会と当社が共同開発したオリジナル教育プログラム「KID’S PREP. PROGRAM」を実践し、保護者から「選びたくなる園」作りを推進してまいりました。
また、2023年3月20日付でリソー教育グループと今までの提携活動をより円滑化させ相互支援の強化を図るため、新たに資本業務提携契約を締結いたしました。
認可保育所事業は、積極的に「保育体験」、「入園前説明会」、「園内イベント」などを開催し、広報及び園児募集活動をしてまいりました結果、園児数は2023年3月月初3,888人と前年同月比108.1%となっております。
2022年4月、東京都杉並区に「キッズガーデン阿佐谷南」、東京都小金井市に「キッズガーデン小金井中町」、同年7月には東京都江戸川区に「キッズガーデン南小岩」を新規開設いたしました。
また、2023年4月1日東京都練馬区に「キッズガーデン練馬関町」を新規開設いたしました。
民間教育サービス事業は、子ども達のための安心安全な保育・教育環境の最新設備を整え、プロフェッショナルな一流の講師陣がモンテッソーリ、体操、水泳、英語、リトミックなどの多彩でプレミアムな教育プログラムを提供するとともに、SNSを活用した情報発信による認知向上、マーケティングの強化、利用者視点での質の高いサービス提供によるブランド力の強化に取り組んでまいりました。
2022年4月、キッズガーデンプレップスクール南青山幼稚部(4歳から6歳対象)、キッズガーデンアフタースクール南青山小学部(学童)(7歳から9歳対象)、南青山スイミングスクール(4歳から9歳対象)をそれぞれスタート及び開校いたしました。
また、当社初のバイリンガルスクールであるキッズガーデングローバルスクール錦糸町が、多くのお申込みをいただき2023年4月1日開校いたしました。
当キッズガーデングローバルスクールは、バイリンガル教育を通じて英語と日本語を基礎から身につけ、将来グローバル社会で活躍できるように小学校就学までの幼児期を育む教育保育施設となっております。
当連結会計年度における当社グループが運営する施設数は、認可保育所を東京都・神奈川県・愛知県に69施設、プレスクール一体型保育所(認可外保育施設)、幼児教室及び学童施設、スイミングスクールを東京都に9施設合計78施設を展開し運営しております。
(2023年4月1日現在の当社グループが運営する施設数は、認可保育所を東京都・神奈川県・愛知県に70施設、プレスクール一体型保育所(認可外保育施設)、幼児教室及び学童施設、スイミングスクールを東京都に10施設合計80施設となっております。)
以上により、当連結会計年度の当社グループの連結業績は、売上高は11,860百万円(前年同期比11.3%増)、営業損失は31百万円(前連結会計年度は営業損失214百万円)となりました。経常利益につきましては、営業外収益に計上しております認可保育所の開設数減少(当連結会計年度は3施設、前連結会計年度は9施設)に伴い補助金収入が前連結会計年度より999百万円減少し378百万円(前年同期比67.0%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、188百万円(前年同期比72.6%減)となりました
b.資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の財政状態における総資産は、13,845百万円(前連結会計年度末は14,660百万円)となり、815百万円減少しました。その内訳は以下のとおりとなります。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、4,277百万円(前連結会計年度末は4,549百万円)となり、272百万円減少しました。これは売掛金の増加(29百万円)、前払費用の増加(57百万円)及び未収入金の増加(32百万円)等があったものの、現金及び預金の減少(383百万円)等があったことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、9,567百万円(前連結会計年度末は10,111百万円)となり、543百万円減少しました。これは投資有価証券の増加(54百万円)、敷金及び保証金の増加(36百万円)等があったものの、建物及び構築物(純額)の減少(42百万円)、工具、器具及び備品(純額)の減少(40百万円)及び建設仮勘定の減少(416百万円)、長期前払費用の減少(123百万円)等があったことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、3,320百万円(前連結会計年度末は3,665百万円)となり、344百万円減少しました。これは、未払金の増加(85百万円)、未払費用の増加(35百万円)並びに未払法人税等の増加(50百万円)、賞与引当金の増加(14百万円)等があったものの、短期借入金の減少(480百万円)、1年内返済予定の長期借入金の減少(92百万円)等があったことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、4,328百万円(前連結会計年度末は4,985百万円)となり、657百万円減少しました。これは資産除去債務の増加(48百万円)等があったものの、社債の減少(145百万円)、長期借入金の減少(473百万円)、並びに繰延税金負債の減少(73百万円)及び長期前受金の減少(32百万円)等があったことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、6,196百万円(前連結会計年度末は6,009百万円)となり、186百万円増加しました。これは新株式発行による資本金の増加(1百万円)及び資本剰余金の増加(1百万円)、並びに親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加(188百万円)、退職給付に係る調整累計額の減少(3百万円)等によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ383百万円減少し、2,770百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,177百万円(前連結会計年度は2,276百万円の増加)となりました。
主な内訳は、前受金の減少(8百万円)及び売上債権の増加(48百万円)等による資金の減少があったものの、税金等調整前当期純利益(330百万円)、減価償却費(861百万円)等による資金の増加等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、347百万円(前連結会計年度は1,021百万円の減少)となりました。
主な内訳は、保育施設の新規開設に伴う有形固定資産の取得(291百万円)、投資有価証券の取得による支出(54百万円)等による資金の減少があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,213百万円(前連結会計年度は241百万円の減少)となりました。
主な内訳は、長期借入れによる収入(118百万円)、新株予約権の行使による株式の発行による収入(2百万円)等の資金の増加があったものの、短期借入金の純減額(480百万円)、長期借入金の返済による支出(684百万円)及び社債の償還による支出(145百万円)による資金の減少があったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当社グループは生産活動を行っていないため、該当事項はありません。
b. 受注実績
当社グループは受注生産を行っていないため、該当事項はありません。
c. 販売実績
当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。
なお、当社グループは幼児教育事業の単一セグメントであります。
(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、一定の会計基準の範囲内で見積りが認められている部分があり、資産及び負債、並びに収益及び費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらと異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りのうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は11,860百万円(前連結会計年度は10,659百万円)となりました。これは、2022年4月に東京都内に認可保育所2園及びキッズガーデンプレップスクール南青山幼稚部(4歳から6歳対象)、キッズガーデンアフタースクール南青山小学部(学童)(7歳から9歳対象)、南青山スイミングスクール(4歳から9歳対象)をそれぞれスタート及び開校し、また、2022年7月に東京都内に認可保育所1園を開校したことにより、施設数が認可保育所69園、プレスクール一体型保育所、幼児教室及び学童施設、スイミングスクールが9施設となったことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度における売上原価は、認可保育所の施設数の増加及び新規開設等に伴い10,596百万円(前連結会計年度は9,629百万円)となりました。主な内訳は、給与及び手当3,707百万円、地代家賃1,623百万円等であります。この結果、売上総利益は1,264百万円(前連結会計年度は1,029百万円)となり、売上総利益率は10.7%(前連結会計年度は9.7%)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業損失)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、認可保育所の新規開設に伴う採用費及び本社人員等を増加させたことによる人件費等の計上に伴い1,295百万円(前連結会計年度は1,244百万円)となりました。主な内訳は、役員報酬148百万円、給与及び手当275百万円、採用費317百万円等であります。この結果、営業損失は31百万円(前連結会計年度は営業損失214百万円)となりました。
(営業外収益、営業外費用及び経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は440百万円(前連結会計年度は1,425百万円)となり、主な内訳は補助金収入419百万円等であります。営業外費用は30百万円(前連結会計年度は63百万円)となり、主な内訳は支払利息19百万円及び社債利息3百万円等であります。この結果、経常利益は378百万円(前連結会計年度は1,147百万円)となり、売上高経常利益率は3.2%(前連結会計年度は10.8%)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
税金等調整前当期純利益は330百万円(前連結会計年度は1,065百万円)となりました。また法人税等合計(法人税等調整額を含む)は141百万円(前連結会計年度は379百万円)となり、この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は188百万円(前連結会計年度は686百万円)となりました。
b.資本の財源及び資金の流動性について
当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析については、「(1) 経営成績等の状況 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
また、今後の中長期的な成長に向けて、事業基盤強化のための投資等を推進していきたいと考えております。資金需要のうち短期運転資金につきましては、主に営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの短期借入にて、設備投資や長期運転資金につきましては、金融機関からの長期借入等にて対応していくこととしております。
なお、資金の流動性については、金融情勢等を勘案しながら、現金及び現金同等物の残高が適正になるように努めてまいります。
c.経営者の問題意識と今後の方針について
経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断しているものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績等の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が残る中で社会経済活動の正常化が進む一方、長期化するウクライナ情勢による社会的不安などにより物価上昇や外国為替相場の変動等により原材料価格及びエネルギー価格が上昇し、消費者物価も上昇傾向にあります。
当社グループが属する保育・幼児教育市場においては、出生児数が80万人を割り込み過去最少となり、政府の予測よりも早いペースで少子化が進み歯止めがかからない状況にあります。
このような状況下、これまで厚生労働省や内閣府などにまたがってきた少子化対策や子育て支援を一体で担うこども家庭庁が2023年4月1日に発足いたしました。
生まれる前からの切れ目のない支援を目指し政府が掲げる「こどもまんなか社会」実現に向けて、「異次元の少子化対策」のたたき台が示され、出産、子育て世帯や育児の様々なサポート施策が実施されてくものと思われます。
このような環境の中、当社グループは、子ども達が安心して園生活を送ることができるよう新型コロナウイルス感染症対策をはじめとした安全対策管理を徹底するとともに、モンテッソーリ教育や、資本業務提携先である伸芽会と当社が共同開発したオリジナル教育プログラム「KID’S PREP. PROGRAM」を実践し、保護者から「選びたくなる園」作りを推進してまいりました。
また、2023年3月20日付でリソー教育グループと今までの提携活動をより円滑化させ相互支援の強化を図るため、新たに資本業務提携契約を締結いたしました。
認可保育所事業は、積極的に「保育体験」、「入園前説明会」、「園内イベント」などを開催し、広報及び園児募集活動をしてまいりました結果、園児数は2023年3月月初3,888人と前年同月比108.1%となっております。
2022年4月、東京都杉並区に「キッズガーデン阿佐谷南」、東京都小金井市に「キッズガーデン小金井中町」、同年7月には東京都江戸川区に「キッズガーデン南小岩」を新規開設いたしました。
また、2023年4月1日東京都練馬区に「キッズガーデン練馬関町」を新規開設いたしました。
民間教育サービス事業は、子ども達のための安心安全な保育・教育環境の最新設備を整え、プロフェッショナルな一流の講師陣がモンテッソーリ、体操、水泳、英語、リトミックなどの多彩でプレミアムな教育プログラムを提供するとともに、SNSを活用した情報発信による認知向上、マーケティングの強化、利用者視点での質の高いサービス提供によるブランド力の強化に取り組んでまいりました。
2022年4月、キッズガーデンプレップスクール南青山幼稚部(4歳から6歳対象)、キッズガーデンアフタースクール南青山小学部(学童)(7歳から9歳対象)、南青山スイミングスクール(4歳から9歳対象)をそれぞれスタート及び開校いたしました。
また、当社初のバイリンガルスクールであるキッズガーデングローバルスクール錦糸町が、多くのお申込みをいただき2023年4月1日開校いたしました。
当キッズガーデングローバルスクールは、バイリンガル教育を通じて英語と日本語を基礎から身につけ、将来グローバル社会で活躍できるように小学校就学までの幼児期を育む教育保育施設となっております。
当連結会計年度における当社グループが運営する施設数は、認可保育所を東京都・神奈川県・愛知県に69施設、プレスクール一体型保育所(認可外保育施設)、幼児教室及び学童施設、スイミングスクールを東京都に9施設合計78施設を展開し運営しております。
(2023年4月1日現在の当社グループが運営する施設数は、認可保育所を東京都・神奈川県・愛知県に70施設、プレスクール一体型保育所(認可外保育施設)、幼児教室及び学童施設、スイミングスクールを東京都に10施設合計80施設となっております。)
以上により、当連結会計年度の当社グループの連結業績は、売上高は11,860百万円(前年同期比11.3%増)、営業損失は31百万円(前連結会計年度は営業損失214百万円)となりました。経常利益につきましては、営業外収益に計上しております認可保育所の開設数減少(当連結会計年度は3施設、前連結会計年度は9施設)に伴い補助金収入が前連結会計年度より999百万円減少し378百万円(前年同期比67.0%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、188百万円(前年同期比72.6%減)となりました
b.資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の財政状態における総資産は、13,845百万円(前連結会計年度末は14,660百万円)となり、815百万円減少しました。その内訳は以下のとおりとなります。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、4,277百万円(前連結会計年度末は4,549百万円)となり、272百万円減少しました。これは売掛金の増加(29百万円)、前払費用の増加(57百万円)及び未収入金の増加(32百万円)等があったものの、現金及び預金の減少(383百万円)等があったことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、9,567百万円(前連結会計年度末は10,111百万円)となり、543百万円減少しました。これは投資有価証券の増加(54百万円)、敷金及び保証金の増加(36百万円)等があったものの、建物及び構築物(純額)の減少(42百万円)、工具、器具及び備品(純額)の減少(40百万円)及び建設仮勘定の減少(416百万円)、長期前払費用の減少(123百万円)等があったことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、3,320百万円(前連結会計年度末は3,665百万円)となり、344百万円減少しました。これは、未払金の増加(85百万円)、未払費用の増加(35百万円)並びに未払法人税等の増加(50百万円)、賞与引当金の増加(14百万円)等があったものの、短期借入金の減少(480百万円)、1年内返済予定の長期借入金の減少(92百万円)等があったことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、4,328百万円(前連結会計年度末は4,985百万円)となり、657百万円減少しました。これは資産除去債務の増加(48百万円)等があったものの、社債の減少(145百万円)、長期借入金の減少(473百万円)、並びに繰延税金負債の減少(73百万円)及び長期前受金の減少(32百万円)等があったことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、6,196百万円(前連結会計年度末は6,009百万円)となり、186百万円増加しました。これは新株式発行による資本金の増加(1百万円)及び資本剰余金の増加(1百万円)、並びに親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加(188百万円)、退職給付に係る調整累計額の減少(3百万円)等によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ383百万円減少し、2,770百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,177百万円(前連結会計年度は2,276百万円の増加)となりました。
主な内訳は、前受金の減少(8百万円)及び売上債権の増加(48百万円)等による資金の減少があったものの、税金等調整前当期純利益(330百万円)、減価償却費(861百万円)等による資金の増加等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、347百万円(前連結会計年度は1,021百万円の減少)となりました。
主な内訳は、保育施設の新規開設に伴う有形固定資産の取得(291百万円)、投資有価証券の取得による支出(54百万円)等による資金の減少があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,213百万円(前連結会計年度は241百万円の減少)となりました。
主な内訳は、長期借入れによる収入(118百万円)、新株予約権の行使による株式の発行による収入(2百万円)等の資金の増加があったものの、短期借入金の純減額(480百万円)、長期借入金の返済による支出(684百万円)及び社債の償還による支出(145百万円)による資金の減少があったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当社グループは生産活動を行っていないため、該当事項はありません。
b. 受注実績
当社グループは受注生産を行っていないため、該当事項はありません。
c. 販売実績
当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。
なお、当社グループは幼児教育事業の単一セグメントであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 対前期増減率(%) |
| 幼児教育事業 | 11,860,760 | 11.3 |
| 合計 | 11,860,760 | 11.3 |
(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| 品川区 | 1,588,612 | 14.9 | 1,529,189 | 12.9 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、一定の会計基準の範囲内で見積りが認められている部分があり、資産及び負債、並びに収益及び費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらと異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りのうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は11,860百万円(前連結会計年度は10,659百万円)となりました。これは、2022年4月に東京都内に認可保育所2園及びキッズガーデンプレップスクール南青山幼稚部(4歳から6歳対象)、キッズガーデンアフタースクール南青山小学部(学童)(7歳から9歳対象)、南青山スイミングスクール(4歳から9歳対象)をそれぞれスタート及び開校し、また、2022年7月に東京都内に認可保育所1園を開校したことにより、施設数が認可保育所69園、プレスクール一体型保育所、幼児教室及び学童施設、スイミングスクールが9施設となったことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度における売上原価は、認可保育所の施設数の増加及び新規開設等に伴い10,596百万円(前連結会計年度は9,629百万円)となりました。主な内訳は、給与及び手当3,707百万円、地代家賃1,623百万円等であります。この結果、売上総利益は1,264百万円(前連結会計年度は1,029百万円)となり、売上総利益率は10.7%(前連結会計年度は9.7%)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業損失)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、認可保育所の新規開設に伴う採用費及び本社人員等を増加させたことによる人件費等の計上に伴い1,295百万円(前連結会計年度は1,244百万円)となりました。主な内訳は、役員報酬148百万円、給与及び手当275百万円、採用費317百万円等であります。この結果、営業損失は31百万円(前連結会計年度は営業損失214百万円)となりました。
(営業外収益、営業外費用及び経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は440百万円(前連結会計年度は1,425百万円)となり、主な内訳は補助金収入419百万円等であります。営業外費用は30百万円(前連結会計年度は63百万円)となり、主な内訳は支払利息19百万円及び社債利息3百万円等であります。この結果、経常利益は378百万円(前連結会計年度は1,147百万円)となり、売上高経常利益率は3.2%(前連結会計年度は10.8%)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
税金等調整前当期純利益は330百万円(前連結会計年度は1,065百万円)となりました。また法人税等合計(法人税等調整額を含む)は141百万円(前連結会計年度は379百万円)となり、この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は188百万円(前連結会計年度は686百万円)となりました。
b.資本の財源及び資金の流動性について
当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析については、「(1) 経営成績等の状況 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
また、今後の中長期的な成長に向けて、事業基盤強化のための投資等を推進していきたいと考えております。資金需要のうち短期運転資金につきましては、主に営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの短期借入にて、設備投資や長期運転資金につきましては、金融機関からの長期借入等にて対応していくこととしております。
なお、資金の流動性については、金融情勢等を勘案しながら、現金及び現金同等物の残高が適正になるように努めてまいります。
c.経営者の問題意識と今後の方針について
経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。