四半期報告書-第22期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/10 11:33
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当社グループが事業を展開する音楽関連市場は、一般社団法人日本レコード協会の調べによりますと、音楽ソフト(音楽ビデオ含む)の生産金額は前年同期比100%(2021年1月~12月)、有料音楽配信売上金額は前年同期比115%(2021年1月~9月)となりました。定額制音楽配信サービスや動画配信サービス等のストリーミング配信市場の拡大傾向が継続しつつ、CD/映像ソフトのリリース状況は回復傾向にあるものの新型コロナウイルス感染症拡大前に比べて引き続き低調であることや、ライブ・コンサートの自粛・延期・規模縮小等、その動向に留意すべき状況が続きました。
このような情勢において、当社グループは、「権利者に選ばれ、利用者から支持される著作権管理事業者となる。」という経営理念の下、営業活動の強化による新規取引先の獲得、既存取引先における取引範囲拡大による取引金額の増加、著作権等管理事業のシステム化促進による業務の効率化・安定化、コロナ禍における新たなサービスの開発提供に取り組んでまいりました。また、当期より当社管理作品の海外地域における著作権使用料の徴収を開始した他、2022年4月より演奏権管理への一部参入へ向けて準備を進めております。
引き続き当社が展開する「著作権等管理事業(著作権管理業務及びデジタルコンテンツディストリビューション業務)」、「キャスティング事業」の各部門間での情報共有・営業連携を加速させ、管理楽曲・取扱原盤の利用を促進する等、当社取引先に最適なソリューションを提供し続けることにより、持続的な成長を目指してまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高5,560,022千円(前年同期比123.3%)、営業利益456,405千円(前年同期比113.7%)、経常利益461,131千円(前年同期比114.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益316,973千円(前年同期比115.5%)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 著作権等管理事業
録音権徴収額は、新型コロナウイルス感染症の拡大等を背景にCD/映像ソフトの新譜リリース鈍化の影響を受けた他、前年同期に大型タイトルの取扱いがあったことによる反動減がみられましたが、放送・有線放送徴収額は管理楽曲数増加や当社管理楽曲の利用割合の向上等により好調に推移いたしました。また、ストリーミング音楽配信市場の拡大と動画配信サービス市場の伸長に加えて、管理楽曲・取扱原盤の獲得も進んだことにより、著作権使用料徴収合計額及びデジタルコンテンツディストリビューション業務の売上が順調に推移した結果、売上高は5,010,521千円(前年同期比128.4%)、営業利益は866,155千円(前年同期比114.6%)となりました。
② キャスティング事業
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、イベント・ライブ・コンサート等の開催が延期・中止となった他、映画館の利用制限等により、当事業で取扱いを予定していたライブビューイング案件も実施の見送りや規模縮小を余儀なくされましたが、感染対策を行ったうえでのライブビューイング、ライブ配信コーディネートや楽曲ブッキング等のコンテンツ利用促進コーディネート等、withコロナにおけるサービス提供の促進の結果、売上高は488,496千円(前年同期比90.0%)、セグメント利益は37,282千円(前年同期比100.3%)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて388,044千円増加し、5,980,863千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加209,113千円、受取手形及び売掛金の増加45,648千円、固定資産の増加74,371千円によるものであります。
現金及び預金の増加は、著作権等管理事業が堅調に推移していることに加え、デジタルコンテンツディストリビューション業務において海外取引が増加していることに起因する消費税の還付によるものであります。受取手形及び売掛金の増加は、主にキャスティング事業において当第3四半期に実施したライブ配信コーディネート業務に係る売掛金が増加したことによるものであります。固定資産の増加は著作権等管理事業において使用しているシステムの継続的な改修及び新機能追加等に伴う増加によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における総負債は、前連結会計年度末に比べて2,310千円増加し、3,017,587千円となりました。これは主に未払金の増加17,106千円、支払手形及び買掛金の増加64,296千円、未払法人税等の減少105,644千円、役員退職慰労引当金及び退職給付に係る負債の増加16,310千円によるものであります。
未払金の増加は、主に著作権管理業務のインタラクティブ配信における徴収額の増加に伴い、権利者への分配額が増加したことによるものであります。また、支払手形及び買掛金の増加は、主にデジタルコンテンツディストリビューション業務における増収に伴い原盤権利者へのロイヤリティ分配額が増加したことによるものであります。他方で、未払法人税等の減少は法人税等の納付による取り崩しであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて385,733千円増加し、2,963,275千円となりました。これは主に、資本金の増加34,380千円、資本剰余金の増加34,380千円、利益剰余金の増加316,973千円によるものであります。
資本金及び資本剰余金の増加は、ストックオプションの権利行使に伴う新株発行によるものであります。また、利益剰余金の増加は、親会社株主に帰属する四半期純利益の増加によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。

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