四半期報告書-第22期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/12 12:20
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当社グループが事業を展開する音楽関連市場は、一般社団法人日本レコード協会の調べによりますと、音楽ソフト(音楽ビデオ含む)の生産金額は前年同期比99%(2021年1月~9月)、有料音楽配信売上金額は前年同期比115%(2021年1月~6月)となりました。定額制音楽配信サービスや動画配信サービス等のストリーミング配信市場の拡大傾向が継続しつつ、CD/映像ソフトのリリース状況は回復傾向にあるものの新型コロナウイルス感染症拡大前に比べて引き続き低調であることや、ライブ・コンサートの自粛・延期・規模縮小等、その動向に留意すべき状況が続きました。
このような情勢において、当社グループは、「権利者に選ばれ、利用者から支持される著作権管理事業者となる。」という経営理念の下、営業活動の強化による新規取引先の獲得、既存取引先における取引範囲拡大による取引金額の増加、著作権等管理事業のシステム化促進による業務の効率化・安定化、コロナ禍における新たなサービスの開発提供に取り組んでまいりました。また、当期より当社管理作品の海外地域における著作権使用料の徴収を開始した他、2022年4月より演奏権管理への一部参入へ向けて準備を開始しております。
引き続き当社が展開する「著作権等管理事業(著作権管理業務及びデジタルコンテンツディストリビューション業務)」、「キャスティング事業」の各部門間での情報共有・営業連携を加速させ、管理楽曲・取扱原盤の利用を促進する等、当社取引先に最適なソリューションを提供し続けることにより、持続的な成長を目指してまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は3,447,473千円(前年同期比130.4%)、営業利益は298,590千円(前年同期比137.4%)、経常利益は299,745千円(前年同期比137.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は206,022千円(前年同期比139.1%)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 著作権等管理事業
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けたCD/映像ソフトの新譜リリース鈍化等による録音権徴収額の減少等の状況は発生いたしましたが、放送・有線放送徴収額は作品の増加や当社管理楽曲の利用割合の向上等により好調に推移いたしました。また、ストリーミング音楽配信市場の拡大と動画配信サービス市場の伸長に加えて、管理楽曲・取扱原盤の獲得も進んだことにより、著作権使用料徴収合計額及びデジタルコンテンツディストリビューション業務の売上が順調に推移した結果、売上高は3,279,931千円(前年同期比129.6%)、セグメント利益は579,925千円(前年同期比123.6%)となりました。
② キャスティング事業
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、イベント・ライブ・コンサート等の開催が延期・中止となった他、映画館の利用制限等により、当事業で取扱いを予定していたライブビューイング案件も実施の見送りや規模縮小を余儀なくされましたが、コロナ禍の影響を大きく受けた前年同期に比べ、感染対策を行ったうえでのライブビューイング、ライブ配信コーディネートや楽曲ブッキング等のコンテンツ利用促進コーディネート等、withコロナにおけるサービス提供の促進や新規案件の獲得が奏功した結果、売上高は125,706千円(前年同期比185.8%)、セグメント利益は21,683千円(前年同期比719.7%)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて371,145千円増加し、5,963,964千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加264,255千円、受取手形及び売掛金の増加24,422千円、固定資産の増加52,819千円によるものであります。
現金及び預金の増加は、著作権等管理事業が堅調に推移していることに加え、デジタルコンテンツディストリビューション業務において海外取引が増加していることに起因する消費税の還付によるものであります。受取手形及び売掛金の増加は、主にキャスティング事業においてライブビューイングに関する映画館からの配給収入やライブ配信コーディネート業務に係る売掛金が増加したことによるものであります。固定資産の増加は著作権等管理事業において使用しているシステムの継続的な改修及び新機能追加等に伴う増加によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における総負債は、前連結会計年度末に比べて124,622千円増加し、3,139,900千円となりました。これは主に未払金の増加195,439千円、支払手形及び買掛金の増加14,402千円、未払法人税等の減少49,887千円、賞与引当金及び役員賞与引当金の減少26,827千円によるものであります。
未払金の増加は、主に著作権管理業務のインタラクティブ配信における徴収額の増加に伴い、権利者への分配額が増加したことによるものであります。また、支払手形及び買掛金の増加は、主にデジタルコンテンツディストリビューション業務における増収に伴い原盤権利者へのロイヤリティ分配額が増加したことによるものであります。他方で、未払法人税等の減少は法人税等の納付による取り崩しであり、賞与引当金及び役員賞与引当金の減少は賞与の支給に伴う取り崩しであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて246,522千円増加し、2,824,064千円となりました。これは主に、資本金の増加20,250千円、資本剰余金の増加20,250千円、利益剰余金の増加206,022千円によるものであります。
資本金及び資本剰余金の増加は、ストックオプションの権利行使に伴う新株発行によるものであります。また、利益剰余金の増加は、親会社株主に帰属する四半期純利益の増加によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末と比較して264,255千円増加し、4,703,278千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とその原因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、321,516千円となりました。これは主に、法人税等の支払額が143,362千円あったものの、著作権等管理事業の業績が好調に推移したことで資金が積み上がったことによるものであります。その主な内容は、著作権管理業務において権利者への分配が増加したことに伴う未払金の増加額176,038千円に加え、税金等調整前四半期純利益299,745千円が計上されたことにより資金が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、△97,761千円となりました。これは主に、著作権等管理事業において使用しているシステムの継続的な改修及び新機能追加等に伴う無形固定資産の取得による支出97,761千円により資金が減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、40,500千円となりました。これは主に、ストックオプションの権利行使に伴う新株発行による収入40,500千円によるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。

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