四半期報告書-第8期第1四半期(令和2年9月1日-令和2年11月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
なお、当社は前第1四半期累計期間において四半期財務諸表を作成していないため、経営成績の状況については、前年同四半期累計期間との比較・分析は行っておりません。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による影響が長期化しており、依然として多くの産業において経済活動の縮小・停滞などの厳しい状況が継続しております。
このような経済状況のもと、国内の人材市場については新型コロナウイルス感染拡大後に有効求人倍率が急速に低下しましたが、先行きは依然として不透明な状況にあります。その一方で当社の事業領域と相関の高いIT市場におきましては、デジタルトランスフォーメーションへの投資案件も増加基調は続いており、ITエンジニアに対する企業の採用意欲は依然として高い水準にあると考えており、デジタルシフトを進める企業にITエンジニアを提供する当社の役割は、より重要なものになると認識しております。
このような事業環境下におきまして、当社は企業のデジタル化を推進すべく、企業に対しITエンジニアリソースの提供を行うとともに、社員へのデジタル教育を行いたいというニーズに応えるために、ITエンジニアの独立支援を行うMidworks事業、プログラミング学習サービスであるtech boost事業の拡大に注力いたしました。
この結果、当第1四半期累計期間の業績は、売上高909,107千円、営業利益42,309千円、経常利益41,644千円、四半期純利益24,420千円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
① Midworks事業
ITエンジニアに対する企業の採用意欲が高い水準で推移する中、Midworks事業では、新規取引先の獲得に注力するとともに、既存取引先についても関係を維持しつつ、広告から獲得したエンジニアのスキルに適した案件獲得に注力することで、企業に対し的確なITエンジニアリソースの提供を行う等、稼働エンジニア数の増加に努めました。
この結果、本報告セグメントの売上高は698,679千円、セグメント利益は70,652千円となりました。
② メディア事業
複数の情報発信メディアを運営するメディア事業では、広告収入の基礎となるPV(ページビュー)数を増加させるためにサイト評価を上げる施策について継続し、閲覧者数の増加に注力するとともに、他社メディアの新規立上げやメディア運営の受託等のマーケティングコンサルティングを行うBtoBサービス「SAKAKU」の販促に努めました。 この結果、本報告セグメントの売上高は73,998千円、セグメント利益は24,326千円となりました。
③ tech boost事業
tech boost事業では、ITエンジニアを目指す人を対象としたプログラミング教育を提供しております。当第1四半期においては、イベント施策を通じた集客施策を強化するとともに、社員へのデジタル教育を行いたいという企業のニーズに応えるため、法人向けの研修サービスの拡充、拡販に努めました。
この結果、本報告セグメントの売上高は109,405千円、セグメント利益は53,979千円となりました。
④ FCS事業
システムの受託開発を主に行っているFCS事業では、当社でITエンジニアチームを編成し顧客の要望に沿ったシステムの受託開発を行っております。当第1四半期累計期間におきましては、継続案件及び新規のWebサイトの作成に注力いたしました。
この結果、本報告セグメントの売上高は18,637千円、セグメント利益は10,500千円となりました。
⑤ その他事業
TechStarsサービスはITエンジニアに特化した転職支援サービスです。当第1四半期累計期間におきましては、人材紹介サービス事業者向けに提供されている有料の人材サービスに加え、自社の人材データベースの活用や事業部間の連携を強化したことにより、ITエンジニアの転職決定数に注力いたしました。
この結果、本報告セグメントの売上高は8,386千円、セグメント利益は1,062千円となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期会計期間末における流動資産は1,062,828千円となり、前事業年度末に比べ19,381千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が52,095千円減少した一方で、売掛金が71,234千円増加したことによるものであります。固定資産は81,120千円となり、前事業年度末に比べて5,317千円減少いたしました。これは主にその他(長期未収入金)が15,659千円増加した一方で、繰延税金資産が4,563千円、貸倒引当金が13,821千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は1,151,144千円となり、前事業年度末に比べ13,366千円増加いたしました。
(負債)
当第1四半期会計期間末における流動負債は474,321千円となり、前事業年度末に比べ7,619千円増加いたしました。これは主に未払消費税等が12,344千円、1年内返済予定の長期借入金が2,502千円減少した一方で、買掛金が12,144千円、未払金が8,490千円、預り金が1,902千円増加したことによるものであります。固定負債は148,987円となり、前事業年度末に比べ18,672千円減少いたしました。これは長期借入金の返済に伴い、残高が18,672千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は623,308千円となり、前事業年度末に比べ11,053千円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は527,836千円となり、前事業年度末に比べ24,420千円増加いたしました。これは利益剰余金が24,420千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は45.6%(前事業年度末は44.0%)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた事項はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
なお、当社は前第1四半期累計期間において四半期財務諸表を作成していないため、経営成績の状況については、前年同四半期累計期間との比較・分析は行っておりません。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による影響が長期化しており、依然として多くの産業において経済活動の縮小・停滞などの厳しい状況が継続しております。
このような経済状況のもと、国内の人材市場については新型コロナウイルス感染拡大後に有効求人倍率が急速に低下しましたが、先行きは依然として不透明な状況にあります。その一方で当社の事業領域と相関の高いIT市場におきましては、デジタルトランスフォーメーションへの投資案件も増加基調は続いており、ITエンジニアに対する企業の採用意欲は依然として高い水準にあると考えており、デジタルシフトを進める企業にITエンジニアを提供する当社の役割は、より重要なものになると認識しております。
このような事業環境下におきまして、当社は企業のデジタル化を推進すべく、企業に対しITエンジニアリソースの提供を行うとともに、社員へのデジタル教育を行いたいというニーズに応えるために、ITエンジニアの独立支援を行うMidworks事業、プログラミング学習サービスであるtech boost事業の拡大に注力いたしました。
この結果、当第1四半期累計期間の業績は、売上高909,107千円、営業利益42,309千円、経常利益41,644千円、四半期純利益24,420千円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
① Midworks事業
ITエンジニアに対する企業の採用意欲が高い水準で推移する中、Midworks事業では、新規取引先の獲得に注力するとともに、既存取引先についても関係を維持しつつ、広告から獲得したエンジニアのスキルに適した案件獲得に注力することで、企業に対し的確なITエンジニアリソースの提供を行う等、稼働エンジニア数の増加に努めました。
この結果、本報告セグメントの売上高は698,679千円、セグメント利益は70,652千円となりました。
② メディア事業
複数の情報発信メディアを運営するメディア事業では、広告収入の基礎となるPV(ページビュー)数を増加させるためにサイト評価を上げる施策について継続し、閲覧者数の増加に注力するとともに、他社メディアの新規立上げやメディア運営の受託等のマーケティングコンサルティングを行うBtoBサービス「SAKAKU」の販促に努めました。 この結果、本報告セグメントの売上高は73,998千円、セグメント利益は24,326千円となりました。
③ tech boost事業
tech boost事業では、ITエンジニアを目指す人を対象としたプログラミング教育を提供しております。当第1四半期においては、イベント施策を通じた集客施策を強化するとともに、社員へのデジタル教育を行いたいという企業のニーズに応えるため、法人向けの研修サービスの拡充、拡販に努めました。
この結果、本報告セグメントの売上高は109,405千円、セグメント利益は53,979千円となりました。
④ FCS事業
システムの受託開発を主に行っているFCS事業では、当社でITエンジニアチームを編成し顧客の要望に沿ったシステムの受託開発を行っております。当第1四半期累計期間におきましては、継続案件及び新規のWebサイトの作成に注力いたしました。
この結果、本報告セグメントの売上高は18,637千円、セグメント利益は10,500千円となりました。
⑤ その他事業
TechStarsサービスはITエンジニアに特化した転職支援サービスです。当第1四半期累計期間におきましては、人材紹介サービス事業者向けに提供されている有料の人材サービスに加え、自社の人材データベースの活用や事業部間の連携を強化したことにより、ITエンジニアの転職決定数に注力いたしました。
この結果、本報告セグメントの売上高は8,386千円、セグメント利益は1,062千円となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期会計期間末における流動資産は1,062,828千円となり、前事業年度末に比べ19,381千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が52,095千円減少した一方で、売掛金が71,234千円増加したことによるものであります。固定資産は81,120千円となり、前事業年度末に比べて5,317千円減少いたしました。これは主にその他(長期未収入金)が15,659千円増加した一方で、繰延税金資産が4,563千円、貸倒引当金が13,821千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は1,151,144千円となり、前事業年度末に比べ13,366千円増加いたしました。
(負債)
当第1四半期会計期間末における流動負債は474,321千円となり、前事業年度末に比べ7,619千円増加いたしました。これは主に未払消費税等が12,344千円、1年内返済予定の長期借入金が2,502千円減少した一方で、買掛金が12,144千円、未払金が8,490千円、預り金が1,902千円増加したことによるものであります。固定負債は148,987円となり、前事業年度末に比べ18,672千円減少いたしました。これは長期借入金の返済に伴い、残高が18,672千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は623,308千円となり、前事業年度末に比べ11,053千円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は527,836千円となり、前事業年度末に比べ24,420千円増加いたしました。これは利益剰余金が24,420千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は45.6%(前事業年度末は44.0%)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた事項はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。