四半期報告書-第9期第2四半期(令和3年12月1日-令和4年2月28日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による影響が長期化しており、依然として多くの産業において経済活動の縮小・停滞などの厳しい状況が継続しております。
このような経済状況のもと、国内の人材市場については新型コロナウイルス感染拡大後に有効求人倍率が急速に低下しましたが、先行きは依然として不透明な状況にあります。その一方で当社の事業領域と相関の高いIT市場におきましては、デジタルトランスフォーメーションへの投資案件も増加基調は続いており、ITエンジニアに対する企業の採用意欲は依然として高い水準にあると考えており、デジタルシフトを進める企業にITエンジニアを提供する当社の役割は、より重要なものになると認識しております。
このような事業環境下におきまして、当社は企業のデジタル化を推進すべく、企業に対しITエンジニアリソースの提供を行うとともに、社員へのデジタル教育を行いたいというニーズに応えるために、ITエンジニアの独立支援を行うMidworks事業の拡大に注力いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高2,978,315千円(前年同四半期比55.7%増)、営業利益71,670千円(前年同四半期比28.1%減)、経常利益78,395千円(前年同四半期比25.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は38,757千円(前年同四半期比43.5%減)となりました。
なお、第1四半期連結会計期間において、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
① エンジニアプラットフォームサービス
エンジニアプラットフォームサービスは、企業とフリーランスエンジニアをマッチングするMidworks事業、ITエンジニア特化型転職支援サービスであるTechStars事業、個人・法人双方に対してプログラミング教育を提供するtech boost事業、システムの受託開発やエンジニア組織のコンサルティングを行っているFCS事業で構成されております。
主に、Midworks事業においては、前期に引き続き新規取引策の獲得に注力するとともに、サービス登録エンジニア数を増加させるための施策としてWEB広告への投資を積極的に行いました。また内製化したシステムを用いて、エンジニアにはスキルに適した案件を紹介し、企業に対しては適切なスキルを保有したエンジニアリソースの提供を行うなど、稼働エンジニア数及び取引企業数の増加に努めました。
この結果、本報告セグメントの売上高は2,531,602千円(前年同四半期比45.1%増)、セグメント利益は286,631千円(前年同四半期比10.9%増)となりました。
② マーケティングプラットフォームサービス
マーケティングプラットフォームサービスは、自社メディアの運営及びWEBメディアコンサルティングサービスである「SAKAKU」で構成されております。
当第2四半期連結会計期間においては、主にWEBメディアコンサルティングサービスで受注が堅調伸びました。
この結果、本報告セグメントの売上高は440,554千円(前年同四半期比162.1%増)、セグメント利益は94,352千円(前年同四半期比59.6%増)となりました。
③ その他事業
その他事業は、2021年4月に訪問介護事業を2021年5月に投資用不動産販売事業を開始しております。
設立間もない当期は赤字の計画ですが、順調に受注を積み上げて早期の黒字化を見込んでおります。
当期は事業の地固めのための先行投資や人員の配置を実施いたしました。
この結果、本報告セグメントの売上高は6,158千円、セグメント損失は24,926千円となりました。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、2,328,465千円となり、前連結会計年度末に比べ1,003,909千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が311,042千円、売掛金が236,831千円、建物附属設備が63,298千円、投資有価証券が46,895千円増加したことによるものであります。
負債は、1,695,649千円となり、前連結会計年度末に比べ952,816千円増加いたしました。これは主に買掛金が94,780千円、一年内返済予定の長期借入金が113,761千円、前受金が35,511千円、長期借入金が672,691千円増加したことによるものであります。
純資産は、632,816千円となり、前連結会計年度末に比べ51,092千円増加いたしました。これは主に利益剰余金が38,495千円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は792,718千円となり、前連結会計年度末に比べ311,042千円増加いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって支出した資金は34,309千円となりました(前年同期は6,717千円の収入)。主な内訳は、売上債権の増加が183,325千円、法人税等の支払額31,428千円の影響によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって支出した資金は219,350千円となりました(前年同期は27,943千円の支出)。主な内訳は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出120,542千円、有形固定資産の取得による支出60,684千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュフローは、564,702千円の収入となりました(前年同期は38,264千円の支出)。主な内訳は、長期借入金の返済による支出47,894千円があった一方で、長期借入れによる収入600,000千円があったことによるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(8)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による影響が長期化しており、依然として多くの産業において経済活動の縮小・停滞などの厳しい状況が継続しております。
このような経済状況のもと、国内の人材市場については新型コロナウイルス感染拡大後に有効求人倍率が急速に低下しましたが、先行きは依然として不透明な状況にあります。その一方で当社の事業領域と相関の高いIT市場におきましては、デジタルトランスフォーメーションへの投資案件も増加基調は続いており、ITエンジニアに対する企業の採用意欲は依然として高い水準にあると考えており、デジタルシフトを進める企業にITエンジニアを提供する当社の役割は、より重要なものになると認識しております。
このような事業環境下におきまして、当社は企業のデジタル化を推進すべく、企業に対しITエンジニアリソースの提供を行うとともに、社員へのデジタル教育を行いたいというニーズに応えるために、ITエンジニアの独立支援を行うMidworks事業の拡大に注力いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高2,978,315千円(前年同四半期比55.7%増)、営業利益71,670千円(前年同四半期比28.1%減)、経常利益78,395千円(前年同四半期比25.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は38,757千円(前年同四半期比43.5%減)となりました。
なお、第1四半期連結会計期間において、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
① エンジニアプラットフォームサービス
エンジニアプラットフォームサービスは、企業とフリーランスエンジニアをマッチングするMidworks事業、ITエンジニア特化型転職支援サービスであるTechStars事業、個人・法人双方に対してプログラミング教育を提供するtech boost事業、システムの受託開発やエンジニア組織のコンサルティングを行っているFCS事業で構成されております。
主に、Midworks事業においては、前期に引き続き新規取引策の獲得に注力するとともに、サービス登録エンジニア数を増加させるための施策としてWEB広告への投資を積極的に行いました。また内製化したシステムを用いて、エンジニアにはスキルに適した案件を紹介し、企業に対しては適切なスキルを保有したエンジニアリソースの提供を行うなど、稼働エンジニア数及び取引企業数の増加に努めました。
この結果、本報告セグメントの売上高は2,531,602千円(前年同四半期比45.1%増)、セグメント利益は286,631千円(前年同四半期比10.9%増)となりました。
② マーケティングプラットフォームサービス
マーケティングプラットフォームサービスは、自社メディアの運営及びWEBメディアコンサルティングサービスである「SAKAKU」で構成されております。
当第2四半期連結会計期間においては、主にWEBメディアコンサルティングサービスで受注が堅調伸びました。
この結果、本報告セグメントの売上高は440,554千円(前年同四半期比162.1%増)、セグメント利益は94,352千円(前年同四半期比59.6%増)となりました。
③ その他事業
その他事業は、2021年4月に訪問介護事業を2021年5月に投資用不動産販売事業を開始しております。
設立間もない当期は赤字の計画ですが、順調に受注を積み上げて早期の黒字化を見込んでおります。
当期は事業の地固めのための先行投資や人員の配置を実施いたしました。
この結果、本報告セグメントの売上高は6,158千円、セグメント損失は24,926千円となりました。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、2,328,465千円となり、前連結会計年度末に比べ1,003,909千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が311,042千円、売掛金が236,831千円、建物附属設備が63,298千円、投資有価証券が46,895千円増加したことによるものであります。
負債は、1,695,649千円となり、前連結会計年度末に比べ952,816千円増加いたしました。これは主に買掛金が94,780千円、一年内返済予定の長期借入金が113,761千円、前受金が35,511千円、長期借入金が672,691千円増加したことによるものであります。
純資産は、632,816千円となり、前連結会計年度末に比べ51,092千円増加いたしました。これは主に利益剰余金が38,495千円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は792,718千円となり、前連結会計年度末に比べ311,042千円増加いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって支出した資金は34,309千円となりました(前年同期は6,717千円の収入)。主な内訳は、売上債権の増加が183,325千円、法人税等の支払額31,428千円の影響によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって支出した資金は219,350千円となりました(前年同期は27,943千円の支出)。主な内訳は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出120,542千円、有形固定資産の取得による支出60,684千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュフローは、564,702千円の収入となりました(前年同期は38,264千円の支出)。主な内訳は、長期借入金の返済による支出47,894千円があった一方で、長期借入れによる収入600,000千円があったことによるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(8)研究開発活動
該当事項はありません。