四半期報告書-第8期第2四半期(令和2年12月1日-令和3年2月28日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当社グループは、当第2四半期連結会計期間より連結財務諸表を作成しているため、前第2四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較・分析の記載は行っておりません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、社会・経済活動が急速に停滞したことから極めて厳しい状況となりました。経済活動の一部再開に伴い、景気動向に持ち直しの動きが見られたものの、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような経済状況のもと、国内の人材市場については新型コロナウイルス感染拡大後に有効求人倍率が急速に低下しており、先行きは依然として不透明な状況にあります。その一方で当社の事業領域と相関の高いIT市場におきましては、デジタルトランスフォーメーションへの投資案件も増加基調は続いております。ITエンジニアに対する企業の採用意欲は依然として高く、デジタルシフトを進める企業にITエンジニアを提供する当社の役割は、より重要なものになると認識しております。
このような事業環境下におきまして、当社は企業のデジタル化を推進すべく、企業に対し的確なITエンジニアリソースの提供を行うとともに、社員へのデジタル教育を行いたいというニーズに応えるために、ITエンジニアの独立支援を行うMidworks事業、プログラミング学習サービスであるtech boost事業の拡大に注力いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1,913,313千円、営業利益99,686千円、経常利益105,704千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は68,542千円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
① Midworks事業
ITエンジニアに対する企業の採用意欲が高い水準で推移する中、Midworks事業では、新規取引先の獲得に注力するとともに、既存取引先についても関係を維持しつつ、広告から獲得したエンジニアのスキルに適した案件獲得に注力することで、企業に対し的確なITエンジニアリソースの提供を行う等、稼働エンジニア数及び取引企業数の増加に努めました。
この結果、本報告セグメントの売上高は1,505,596千円、セグメント利益は157,380千円となりました。
② メディア事業
複数の情報発信メディアを運営するメディア事業では、新たに連結子会社を取得したことに加え、広告収入の基礎となるPV(ページビュー)数を増加させるためにサイト評価を上げる施策について継続し、閲覧者数の増加に注力するとともに、他社メディアの新規立上げやメディア運営の受託等のマーケティングコンサルティングを行うBtoBサービス「SAKAKU」の販促に努めました。 この結果、本報告セグメントの売上高は166,908千円、セグメント利益は58,331千円となりました。
③ tech boost事業
tech boost事業では、ITエンジニアを目指す人を対象としたプログラミング教育を提供しております。当第2四半期連結累計期間においては、イベント施策を通じた集客施策を強化するとともに、社員へのデジタル教育を行いたいという企業のニーズに応えるため、法人向けの研修サービスの拡充、拡販に努めました。
この結果、本報告セグメントの売上高は183,733千円、セグメント利益は77,546千円となりました。
④ FCS事業
システムの受託開発を主に行っているFCS事業では、当社でITエンジニアチームを編成し顧客の要望に沿ったシステムの受託開発を行っております。当第2四半期連結累計期間におきましては、継続案件及び新規のWebサイトの作成に注力いたしました。
この結果、本報告セグメントの売上高は35,650千円、セグメント利益は20,908千円となりました。
⑤ その他事業
TechStarsサービスはITエンジニアに特化した転職支援サービスです。当第2四半期連結累計期間におきましては、人材紹介サービス事業者向けに提供されている有料の人材サービスに加え、自社の人材データベースの活用や事業部間の連携を強化したことにより、ITエンジニアの転職決定数に注力いたしました。
この結果、本報告セグメントの売上高は21,424千円、セグメント利益は3,489千円となりました。
(2)財政状態の状況
総資産につきましては、1,225,787千円となりました。主な内訳は、現金及び預金が525,812千円、売掛金が566,631千円、子会社取得に係るのれんが29,190千円、敷金及び保証金が39,464千円であります。
負債につきましては、652,753千円となりました。主な内訳は、買掛金が230,160千円、未払金が115,375千円、長期借入金が133,097千円であります。
純資産合計につきましては、573,034千円となりました。主な内訳は、資本金が129,387千円、資本剰余金が129,287千円、利益剰余金が311,336千円であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、525,812千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、6,717千円の収入となりました。主な内訳は、売上債権の増加が144,328千円、法人税等の支払額が8,208千円があった一方で、税金等調整前四半期純利益の計上105,704千円、仕入債務の増加が12,538千円、助成金の受取額が14,052千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、27,628千円の支出となりました。主な内訳は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出27,628千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、38,264千円の支出となりました。主な内訳は、株式の発行による収入1,337千円があった一方で、長期借入金の返済による支出39,601千円があったことによるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(8)研究開発活動
該当事項はありません。
なお、当社グループは、当第2四半期連結会計期間より連結財務諸表を作成しているため、前第2四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較・分析の記載は行っておりません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、社会・経済活動が急速に停滞したことから極めて厳しい状況となりました。経済活動の一部再開に伴い、景気動向に持ち直しの動きが見られたものの、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような経済状況のもと、国内の人材市場については新型コロナウイルス感染拡大後に有効求人倍率が急速に低下しており、先行きは依然として不透明な状況にあります。その一方で当社の事業領域と相関の高いIT市場におきましては、デジタルトランスフォーメーションへの投資案件も増加基調は続いております。ITエンジニアに対する企業の採用意欲は依然として高く、デジタルシフトを進める企業にITエンジニアを提供する当社の役割は、より重要なものになると認識しております。
このような事業環境下におきまして、当社は企業のデジタル化を推進すべく、企業に対し的確なITエンジニアリソースの提供を行うとともに、社員へのデジタル教育を行いたいというニーズに応えるために、ITエンジニアの独立支援を行うMidworks事業、プログラミング学習サービスであるtech boost事業の拡大に注力いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1,913,313千円、営業利益99,686千円、経常利益105,704千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は68,542千円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
① Midworks事業
ITエンジニアに対する企業の採用意欲が高い水準で推移する中、Midworks事業では、新規取引先の獲得に注力するとともに、既存取引先についても関係を維持しつつ、広告から獲得したエンジニアのスキルに適した案件獲得に注力することで、企業に対し的確なITエンジニアリソースの提供を行う等、稼働エンジニア数及び取引企業数の増加に努めました。
この結果、本報告セグメントの売上高は1,505,596千円、セグメント利益は157,380千円となりました。
② メディア事業
複数の情報発信メディアを運営するメディア事業では、新たに連結子会社を取得したことに加え、広告収入の基礎となるPV(ページビュー)数を増加させるためにサイト評価を上げる施策について継続し、閲覧者数の増加に注力するとともに、他社メディアの新規立上げやメディア運営の受託等のマーケティングコンサルティングを行うBtoBサービス「SAKAKU」の販促に努めました。 この結果、本報告セグメントの売上高は166,908千円、セグメント利益は58,331千円となりました。
③ tech boost事業
tech boost事業では、ITエンジニアを目指す人を対象としたプログラミング教育を提供しております。当第2四半期連結累計期間においては、イベント施策を通じた集客施策を強化するとともに、社員へのデジタル教育を行いたいという企業のニーズに応えるため、法人向けの研修サービスの拡充、拡販に努めました。
この結果、本報告セグメントの売上高は183,733千円、セグメント利益は77,546千円となりました。
④ FCS事業
システムの受託開発を主に行っているFCS事業では、当社でITエンジニアチームを編成し顧客の要望に沿ったシステムの受託開発を行っております。当第2四半期連結累計期間におきましては、継続案件及び新規のWebサイトの作成に注力いたしました。
この結果、本報告セグメントの売上高は35,650千円、セグメント利益は20,908千円となりました。
⑤ その他事業
TechStarsサービスはITエンジニアに特化した転職支援サービスです。当第2四半期連結累計期間におきましては、人材紹介サービス事業者向けに提供されている有料の人材サービスに加え、自社の人材データベースの活用や事業部間の連携を強化したことにより、ITエンジニアの転職決定数に注力いたしました。
この結果、本報告セグメントの売上高は21,424千円、セグメント利益は3,489千円となりました。
(2)財政状態の状況
総資産につきましては、1,225,787千円となりました。主な内訳は、現金及び預金が525,812千円、売掛金が566,631千円、子会社取得に係るのれんが29,190千円、敷金及び保証金が39,464千円であります。
負債につきましては、652,753千円となりました。主な内訳は、買掛金が230,160千円、未払金が115,375千円、長期借入金が133,097千円であります。
純資産合計につきましては、573,034千円となりました。主な内訳は、資本金が129,387千円、資本剰余金が129,287千円、利益剰余金が311,336千円であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、525,812千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、6,717千円の収入となりました。主な内訳は、売上債権の増加が144,328千円、法人税等の支払額が8,208千円があった一方で、税金等調整前四半期純利益の計上105,704千円、仕入債務の増加が12,538千円、助成金の受取額が14,052千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、27,628千円の支出となりました。主な内訳は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出27,628千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、38,264千円の支出となりました。主な内訳は、株式の発行による収入1,337千円があった一方で、長期借入金の返済による支出39,601千円があったことによるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(8)研究開発活動
該当事項はありません。