四半期報告書-第29期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおり、会計方針の変更を行っており、遡及処理後の数値で比較分析を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループ(当社及び当社の関係会社)の財政状態及び経営成績の状況の概略は次のとおりであります。
①財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産合計は、4,184,273千円となり、前連結会計年度末に比べ421,306千円増加いたしました。
これは主に、関係会社株式が422,133千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、1,445,693千円となり、前連結会計年度末に比べ78,578千円増加いたしました。
これは主に、支払手形及び買掛金が61,519千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、2,738,579千円となり、前連結会計年度末に比べ342,728千円増加いたしました。
これは主に、ストックオプションの行使に伴い、資本金が12,484千円、資本剰余金が12,484千円それぞれ増加したこと及び利益剰余金が310,868千円増加したことによるものであります。
②経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス新規感染者数が7-8月に再び増加したことや、資源価格の上昇や物流の停滞などによる供給制約に左右されつつも、持ち直しが見られました。9月以降はコロナ感染拡大も一服し経済活動も活性化しましたが、米国をはじめとした金融引締めの継続による景気失速の懸念など、依然として不透明な状況も残っています。
一方、当社グループが属する情報・通信業種におきましては、企業のIT活用の深化や事業モデルの変革が進むことでDX(デジタルトランスフォーメーション)への投資需要が高まっており、今後の市場成長が期待されております。
このような状況の中、当社グループは「テクノロジーで社会の課題を解決する」というミッションのもと、主にSMS配信サービスと中古車販売事業者向けの業務支援サービスを主力事業として顧客の業務効率向上に資するサービスの提供に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は3,595,907千円(前年同期比29.7%増)、営業利益は649,580千円(同67.6%増)、経常利益は656,387千円(同60.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は435,393千円(同64.4%増)となりました。なお、セグメント別の経営成績につきましては次のとおりであります。
a.SMSソリューショングループ
国内の携帯電話事業者全キャリアと直接接続の契約を行い、法人向けにSMS配信サービス「メディアSMS」の提供を行なっております。
2022年3月期に続きSMSが企業と顧客を繋ぐ新たなコミュニケーション手段として幅広い分野で活用されたことに加え、当第2四半期の新型コロナウイルス感染の急拡大により自治体におけるSMS配信数が一時的に膨らんだ結果、当第2四半期連結累計期間のSMSソリューショングループの売上高は2,192,173千円(同46.5%増)となり、セグメント利益は661,961千円(同54.9%増)となりました。
b.U-CARソリューショングループ
中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony」を提供し、自動車アフターサービスに関連する事業者のビジネスを支援しております。
営業基盤を強化し、symphony導入社数が前四半期末から111社増加して3,552社となった結果、当第2四半期連結累計期間のU-CARソリューショングループの売上高は616,749千円(同12.1%増)となり、セグメント利益は177,997千円(同19.3%増)となりました。
c.インターネットサービスグループ
他セグメントへのWEB集客支援を担っているほか、独自でも自動車WEBマガジンの運営や、中古車一括査定サービスの提供を行っております。
昨年のGoogle検索アルゴリズムのコアアップデートによる当社WEBサイトの検索結果順位下落の影響から徐々に回復しつつあり、またコスト削減施策を進めた結果、当第2四半期連結累計期間のインターネットサービスグループの売上高は121,148千円(同0.8%減)となり、セグメント損失は9,369千円(前年同期は33,022千円の損失)となりました。
d.オートサービスグループ
事故で損害を受けた自動車の修理、代車貸出、レッカーのワンストップサービスの提供と、指定工場(中指第6020号)にて自動車整備事業を行っております。
鈑金修理事業及びレンタカー事業が堅調に推移したものの、人員増強などのコスト負担が増加した結果、当第2四半期連結累計期間のオートサービスグループの売上高は665,836千円(前年同期比10.5%増)となり、セグメント利益は41,824千円(同15.0%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ235,359千円減少し、2,032,946千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、416,370千円の収入(前年同期は198,004千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益653,198千円があった一方、法人税等の支払額172,798千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、464,543千円の支出(前年同期は39,132千円の支出)となりました。これは主に関係会社株式の取得による支出422,133千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、187,186千円の支出(前年同期は839,719千円の収入)となりました。これは主に、株式の発行による収入24,969千円があった一方、長期借入金の返済による支出47,864千円、社債の償還による支出35,000千円、配当金の支払額124,524千円があったことによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
なお、第1四半期連結会計期間より、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおり、会計方針の変更を行っており、遡及処理後の数値で比較分析を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループ(当社及び当社の関係会社)の財政状態及び経営成績の状況の概略は次のとおりであります。
①財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産合計は、4,184,273千円となり、前連結会計年度末に比べ421,306千円増加いたしました。
これは主に、関係会社株式が422,133千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、1,445,693千円となり、前連結会計年度末に比べ78,578千円増加いたしました。
これは主に、支払手形及び買掛金が61,519千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、2,738,579千円となり、前連結会計年度末に比べ342,728千円増加いたしました。
これは主に、ストックオプションの行使に伴い、資本金が12,484千円、資本剰余金が12,484千円それぞれ増加したこと及び利益剰余金が310,868千円増加したことによるものであります。
②経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス新規感染者数が7-8月に再び増加したことや、資源価格の上昇や物流の停滞などによる供給制約に左右されつつも、持ち直しが見られました。9月以降はコロナ感染拡大も一服し経済活動も活性化しましたが、米国をはじめとした金融引締めの継続による景気失速の懸念など、依然として不透明な状況も残っています。
一方、当社グループが属する情報・通信業種におきましては、企業のIT活用の深化や事業モデルの変革が進むことでDX(デジタルトランスフォーメーション)への投資需要が高まっており、今後の市場成長が期待されております。
このような状況の中、当社グループは「テクノロジーで社会の課題を解決する」というミッションのもと、主にSMS配信サービスと中古車販売事業者向けの業務支援サービスを主力事業として顧客の業務効率向上に資するサービスの提供に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は3,595,907千円(前年同期比29.7%増)、営業利益は649,580千円(同67.6%増)、経常利益は656,387千円(同60.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は435,393千円(同64.4%増)となりました。なお、セグメント別の経営成績につきましては次のとおりであります。
a.SMSソリューショングループ
国内の携帯電話事業者全キャリアと直接接続の契約を行い、法人向けにSMS配信サービス「メディアSMS」の提供を行なっております。
2022年3月期に続きSMSが企業と顧客を繋ぐ新たなコミュニケーション手段として幅広い分野で活用されたことに加え、当第2四半期の新型コロナウイルス感染の急拡大により自治体におけるSMS配信数が一時的に膨らんだ結果、当第2四半期連結累計期間のSMSソリューショングループの売上高は2,192,173千円(同46.5%増)となり、セグメント利益は661,961千円(同54.9%増)となりました。
b.U-CARソリューショングループ
中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony」を提供し、自動車アフターサービスに関連する事業者のビジネスを支援しております。
営業基盤を強化し、symphony導入社数が前四半期末から111社増加して3,552社となった結果、当第2四半期連結累計期間のU-CARソリューショングループの売上高は616,749千円(同12.1%増)となり、セグメント利益は177,997千円(同19.3%増)となりました。
c.インターネットサービスグループ
他セグメントへのWEB集客支援を担っているほか、独自でも自動車WEBマガジンの運営や、中古車一括査定サービスの提供を行っております。
昨年のGoogle検索アルゴリズムのコアアップデートによる当社WEBサイトの検索結果順位下落の影響から徐々に回復しつつあり、またコスト削減施策を進めた結果、当第2四半期連結累計期間のインターネットサービスグループの売上高は121,148千円(同0.8%減)となり、セグメント損失は9,369千円(前年同期は33,022千円の損失)となりました。
d.オートサービスグループ
事故で損害を受けた自動車の修理、代車貸出、レッカーのワンストップサービスの提供と、指定工場(中指第6020号)にて自動車整備事業を行っております。
鈑金修理事業及びレンタカー事業が堅調に推移したものの、人員増強などのコスト負担が増加した結果、当第2四半期連結累計期間のオートサービスグループの売上高は665,836千円(前年同期比10.5%増)となり、セグメント利益は41,824千円(同15.0%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ235,359千円減少し、2,032,946千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、416,370千円の収入(前年同期は198,004千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益653,198千円があった一方、法人税等の支払額172,798千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、464,543千円の支出(前年同期は39,132千円の支出)となりました。これは主に関係会社株式の取得による支出422,133千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、187,186千円の支出(前年同期は839,719千円の収入)となりました。これは主に、株式の発行による収入24,969千円があった一方、長期借入金の返済による支出47,864千円、社債の償還による支出35,000千円、配当金の支払額124,524千円があったことによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。