四半期報告書-第76期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/07 13:00
【資料】
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【項目】
32項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、前期からの繰越工事高が高水準でスタートし、受注高も民間一般の大幅な増加により前年同期比674百万円増加の57,702百万円となりました。また、売上高も、繰越工事が順調に進捗したこともあり、前年同期比1,027百万円増加の50,816百万円と、第2四半期としては初めて500億円を超え、過去最高となりました。
利益につきましては、前年同期に高採算の案件が集中したことによる反動などもあり、売上総利益は6,921百万円(前年同期比641百万円減少)、営業利益は3,356百万円(前年同期比883百万円減少)、経常利益は3,569百万円(前年同期比850百万円減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,466百万円(前年同期比573百万円減少)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。
(土木事業)
受注高は37,990百万円(前年同期比4.5%減)、売上高は34,305百万円(前年同期比2.0%増)となりました。
売上高のうち工事進行基準による計上額は21,216百万円であり、次期繰越高は48,705百万円となりました。
セグメント利益は2,441百万円(前年同期比0.2%減)となりました。
(建築事業)
受注高は19,712百万円(前年同期比14.3%増)、売上高は13,061百万円(前年同期比0.3%増)となりました。
売上高のうち工事進行基準による計上額は10,444百万円であり、次期繰越高は37,299百万円となりました。
セグメント利益は696百万円(前年同期比55.4%減)となりました。
(その他)
売上高は3,449百万円(前年同期比9.8%増)で、その主なものは鉄道関連製品の製造及び販売収入であります。
セグメント利益は210百万円(前年同期比6.0%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は117,162百万円(前年度末比9,788百万円減少)となりました。主な要因は、受取手形・完成工事未収入金等の減少であります。
負債合計は、38,283百万円(前年度末比10,538百万円減少)となりました。主な要因は、支払手形・工事未払金等の減少であります。
純資産合計は、78,878百万円(前年度末比750百万円増加)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前年度末比17,314百万円増加し、33,102百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
仕入債務の支払による支出の減少等により、営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比3,914百万円収入が増加し20,538百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の売却による収入の減少等により、投資活動によるキャッシュ・フローは前年同期比275百万円支出が増加し977百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払による支出の増加等により、財務活動によるキャッシュ・フローは前年同期比296百万円支出が増加し2,246百万円の支出となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は9百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。