文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、受注高は80,097百万円(前年同期比9,778百万円減少)となり、売上高は官公庁工事が増加したものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等によりお客様の設備投資が抑制されたことや、建築大型工事の進捗遅れ等の民間工事減少により、71,280百万円(前年同期比15,611百万円減少)となりました。
利益につきましては、売上総利益は9,096百万円(前年同期比5,660百万円減少)、営業利益は3,860百万円(前年同期比5,595百万円減少)、経常利益は4,181百万円(前年同期比5,641百万円減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,097百万円(前年同期比3,570百万円減少)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。
(土木事業)
受注高は53,049百万円(前年同期比18.8%減)、売上高は50,460百万円(前年同期比13.6%減)、次期繰越高は56,089百万円となりました。
セグメント利益は2,685百万円(前年同期比55.3%減)となりました。
(建築事業)
受注高は27,047百万円(前年同期比10.0%増)、売上高は14,923百万円(前年同期比31.4%減)、次期繰越高は37,422百万円となりました。
セグメント利益は682百万円(前年同期比75.5%減)となりました。
(その他)
売上高は5,896百万円(前年同期比12.6%減)で、その主なものは鉄道関連製品の製造及び販売収入であります。
セグメント利益は478百万円(前年同期比25.9%減)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は125,901百万円(前年度末比15,799百万円減少)となりました。
主な要因は、受取手形・完成工事未収入金等の減少であります。
負債合計は、29,565百万円(前年度末比15,381百万円減少)となりました。主な要因は、支払手形・工事未払金等の減少であります。
純資産合計は、96,336百万円(前年度末比418百万円減少)となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は7百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。