四半期報告書-第85期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は、前第1四半期連結累計期間と比較して大きく減少しており、以下の経営成績に関する説明の売上高については、増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の制限が続く中、企業業績の回復など一部で明るい兆しが見られるものの、感染力の強い変異株の出現や繰り返される感染抑制策等により、依然として景気の先行きは不透明な状況となっております。
菓子・食品業界におきましても、消費者の生活様式や消費行動が変化し、予測が難しい経営環境が続いております。
このような状況のもと当社グループは、変容する新常態に対応した事業運営を行うため2021年度から始まっている新中期3カ年計画「Be Resilient 2023 ~新しい時代をしなやかに生きる~」を策定しました。新しい時代に生き残っていくため、変革テーマを「バランス経営」と定め、しなやかでバランスのとれた経営を行い、持続可能な「継栄」を目指してまいります。
初年度となる2021年度は活動方針として
①ニューノーマル(新常態)に対応した新価値創造への挑戦
②「おやくだち」企業としての社会との共生
③次世代の人財育成と活気ある企業風土の醸成
を掲げ、お客様への「おやくだち」に加え、生産性向上や働き方改革により収益構造の強化に向けて活動を開始しています。
また、国内の新規事業として、三重県の水と酒米、酵母を使用し、テロワール(ワイン等の生産に関わる「土地(土、土壌、大地)の要素」「気候の要素」「人的要素」を総合した生産環境のことを指し、味覚を決定する重要な要素とされています。)に根差した日本酒の製造・販売を行う「福和蔵」と和菓子を販売する「菓子舗井村屋」の2店舗を2021年7月20日に三重県多気町の大型商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」内に開店いたしました。ECの活用も含めて、流通事業との相乗効果を目指す新たなビジネスモデル構築に取り組んでまいります。
当第1四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、井村屋株式会社の冷菓カテゴリーが順調に推移し、井村屋フーズ株式会社ではOEM受託商品の売上が増加しました。その結果、連結売上高は、77億50百万円となりました。
コスト面では、生産性向上活動の更なる強化により売上原価が低減し、SCM効果による物流費の削減が図られました。
その結果、営業損失は2億52百万円(前年同期は4億51百万円の営業損失)、経常損失は1億77百万円(前年同期は4億21百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億76百万円(前年同期は3億24百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となり、前年同期より改善が図られました。
各セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 流通事業
井村屋株式会社では、「あずきバー」シリーズの売上が順調に推移し、冷菓カテゴリーの売上が増加しました。またBtoB事業の井村屋フーズ株式会社では、スパウチ商品の受注が増加し、2021年2月に竣工した新スパウチ工場は順調に稼働を開始しました。
その結果、流通事業の売上高は、66億70百万円となり、セグメント損失は79百万円(前年同期は2億15百万円のセグメント損失)となりました。
流通事業におけるカテゴリー別の概況につきましては以下のとおりです。
(菓子カテゴリー)
あずきの煮汁に含まれる栄養素を用いた「片手で食べられる小さなようかん」が引き続き順調に推移し、3月に発売した冷凍菓子の「4コ入大福(つぶあん)」「4コ入きなこおはぎ(つぶあん)」「4コ入あん入黒糖わらび餅(こしあん)」が好評をいただき、売上を伸ばしました。
その結果、菓子カテゴリーの売上高は、15億31百万円となりました。
(食品カテゴリー)
内食志向が続く中「冷凍パックまん」では「4個入冷凍パックまん」シリーズや「ゴールドまん」シリーズの売上が伸長し、コレステロールゼロの「2コ入 大豆ミートまん」も順調に推移しました。井村屋フーズ株式会社の食品加工事業では、新スパウチ工場で生産するスパウチ商品の受注が増加しました。
その結果、食品カテゴリーの売上高は11億13百万円となりました。
(デイリーチルドカテゴリー)
「豆腐類」では「美し豆腐」やOEM商品が堅調に推移しました。また、新商品として、毎日の健康をサポートする「乳酸菌入り豆腐」を発売しました。
その結果、デイリーチルドカテゴリーの売上高は、2億38百万円となりました。
(冷菓カテゴリー)
冷菓商品は北海道産原料にこだわった「北海道あずきバー」が好調に推移し「BOXあずきバー」シリーズも伸長しました。「あずきバー」シリーズは4月~6月の期間において過去最高の売上本数となり、最盛期に向け期待ができる状況となっております。ボールアイスでは新商品「メロンボールkids」が売上を伸ばしました。また、米国でアイス事業を展開しているIMURAYA USA, INC.では井村屋商品の輸入総代理店機能を強化し、「やわもちアイス」など日本からの輸入商品の売上が増加しました。
その結果、冷菓カテゴリーの売上高は34億22百万円となりました。
(点心・デリカテゴリー)
「肉まん・あんまん」などの点心・デリカテゴリーは、4月~6月が需要の最も少ない期間であるとともに、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響もあって、コンビニエンスストアでのスチーマー販売が減少しました。
その結果、点心・デリカテゴリーの売上高は2億84百万円となりました。
(スイーツカテゴリー)
スイーツカテゴリーでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける中、各店舗で品質管理と感染防止対策を徹底し、お客様満足の向上に努めました。客数も回復傾向となり、売上は前年同期を上回りました。
その結果、スイーツカテゴリーの売上高は、79百万円となりました。
② 調味料事業
国内では井村屋フーズ株式会社のシーズニング事業において、家庭内食向けの需要と機能性素材が順調に推移しました。
中国での調味料事業は、外食自粛などのコロナ禍の影響が続いており、中国国内の売上が減少しました。
その結果、調味料事業の売上高は、10億27百万円となりました。セグメント利益は1億44百万円(前年同期比2.7%減)となりました。
③ その他事業
イムラ株式会社において井村屋商品のアウトレット販売を行っている「MOTTAINAI屋」は、感染防止対策を徹底し開催しました。また、「ソフトアイスクリーム&スイーツ店WaiWai(ワイワイ)」においては、JOUVAUDの人気商品「クロワッサン・ワッフル」や「カヌレ」の販売を開始しました。
その結果、井村屋グループ株式会社の賃貸事業を加えた、その他事業の売上高は52百万円となり、セグメント損失は0百万円となりました。
(2) 財政状態の状況
総資産は309億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億63百万円の増加となりました。流動資産は、夏物商品の最盛期に対する供給体制を確実にするための製品在庫の増加などにより、16億62百万円増の115億4百万円となりました。固定資産は、投資有価証券の時価の減少や有形固定資産の減価償却が進んだことなどにより、1億99百万円減の194億28百万円となりました。
負債は151億90百万円となり、前連結会計年度末に比べ19億69百万円の増加となりました。流動負債は、夏物商品の生産に連動した短期借入金の増加などにより、20億43百万円増の132億97百万円となりました。固定負債は、長期借入金及びリース債務の減少により、73百万円減の18億92百万円となりました。
純資産は配当金の支払いなどにより、5億5百万円減の157億42百万円となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
第2四半期に向けて、夏場の主力商品である「あずきバー」の売上増加など、順調に推移する見込みであり、また、冬場の点心・デリ商品の導入計画も順調に進捗しておりますので、2021年5月10日付の「2021年3月期決算短信」において公表いたしました業績予想につきましては現時点では変更はありません。
ただし、新型コロナウイルス感染症の拡大が長期化、深刻化した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性がありますが、現時点で今後の動向を見通すことは困難であるため、業績予想においてはこれによる影響を見込んでおりません。今後の業績推移等によって第2四半期及び通期業績予想の見直しが必要と判断した場合には、速やかに開示いたします。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億16百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の制限が続く中、企業業績の回復など一部で明るい兆しが見られるものの、感染力の強い変異株の出現や繰り返される感染抑制策等により、依然として景気の先行きは不透明な状況となっております。
菓子・食品業界におきましても、消費者の生活様式や消費行動が変化し、予測が難しい経営環境が続いております。
このような状況のもと当社グループは、変容する新常態に対応した事業運営を行うため2021年度から始まっている新中期3カ年計画「Be Resilient 2023 ~新しい時代をしなやかに生きる~」を策定しました。新しい時代に生き残っていくため、変革テーマを「バランス経営」と定め、しなやかでバランスのとれた経営を行い、持続可能な「継栄」を目指してまいります。
初年度となる2021年度は活動方針として
①ニューノーマル(新常態)に対応した新価値創造への挑戦
②「おやくだち」企業としての社会との共生
③次世代の人財育成と活気ある企業風土の醸成
を掲げ、お客様への「おやくだち」に加え、生産性向上や働き方改革により収益構造の強化に向けて活動を開始しています。
また、国内の新規事業として、三重県の水と酒米、酵母を使用し、テロワール(ワイン等の生産に関わる「土地(土、土壌、大地)の要素」「気候の要素」「人的要素」を総合した生産環境のことを指し、味覚を決定する重要な要素とされています。)に根差した日本酒の製造・販売を行う「福和蔵」と和菓子を販売する「菓子舗井村屋」の2店舗を2021年7月20日に三重県多気町の大型商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」内に開店いたしました。ECの活用も含めて、流通事業との相乗効果を目指す新たなビジネスモデル構築に取り組んでまいります。
当第1四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、井村屋株式会社の冷菓カテゴリーが順調に推移し、井村屋フーズ株式会社ではOEM受託商品の売上が増加しました。その結果、連結売上高は、77億50百万円となりました。
コスト面では、生産性向上活動の更なる強化により売上原価が低減し、SCM効果による物流費の削減が図られました。
その結果、営業損失は2億52百万円(前年同期は4億51百万円の営業損失)、経常損失は1億77百万円(前年同期は4億21百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億76百万円(前年同期は3億24百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となり、前年同期より改善が図られました。
各セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 流通事業
井村屋株式会社では、「あずきバー」シリーズの売上が順調に推移し、冷菓カテゴリーの売上が増加しました。またBtoB事業の井村屋フーズ株式会社では、スパウチ商品の受注が増加し、2021年2月に竣工した新スパウチ工場は順調に稼働を開始しました。
その結果、流通事業の売上高は、66億70百万円となり、セグメント損失は79百万円(前年同期は2億15百万円のセグメント損失)となりました。
流通事業におけるカテゴリー別の概況につきましては以下のとおりです。
(菓子カテゴリー)
あずきの煮汁に含まれる栄養素を用いた「片手で食べられる小さなようかん」が引き続き順調に推移し、3月に発売した冷凍菓子の「4コ入大福(つぶあん)」「4コ入きなこおはぎ(つぶあん)」「4コ入あん入黒糖わらび餅(こしあん)」が好評をいただき、売上を伸ばしました。
その結果、菓子カテゴリーの売上高は、15億31百万円となりました。
(食品カテゴリー)
内食志向が続く中「冷凍パックまん」では「4個入冷凍パックまん」シリーズや「ゴールドまん」シリーズの売上が伸長し、コレステロールゼロの「2コ入 大豆ミートまん」も順調に推移しました。井村屋フーズ株式会社の食品加工事業では、新スパウチ工場で生産するスパウチ商品の受注が増加しました。
その結果、食品カテゴリーの売上高は11億13百万円となりました。
(デイリーチルドカテゴリー)
「豆腐類」では「美し豆腐」やOEM商品が堅調に推移しました。また、新商品として、毎日の健康をサポートする「乳酸菌入り豆腐」を発売しました。
その結果、デイリーチルドカテゴリーの売上高は、2億38百万円となりました。
(冷菓カテゴリー)
冷菓商品は北海道産原料にこだわった「北海道あずきバー」が好調に推移し「BOXあずきバー」シリーズも伸長しました。「あずきバー」シリーズは4月~6月の期間において過去最高の売上本数となり、最盛期に向け期待ができる状況となっております。ボールアイスでは新商品「メロンボールkids」が売上を伸ばしました。また、米国でアイス事業を展開しているIMURAYA USA, INC.では井村屋商品の輸入総代理店機能を強化し、「やわもちアイス」など日本からの輸入商品の売上が増加しました。
その結果、冷菓カテゴリーの売上高は34億22百万円となりました。
(点心・デリカテゴリー)
「肉まん・あんまん」などの点心・デリカテゴリーは、4月~6月が需要の最も少ない期間であるとともに、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響もあって、コンビニエンスストアでのスチーマー販売が減少しました。
その結果、点心・デリカテゴリーの売上高は2億84百万円となりました。
(スイーツカテゴリー)
スイーツカテゴリーでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける中、各店舗で品質管理と感染防止対策を徹底し、お客様満足の向上に努めました。客数も回復傾向となり、売上は前年同期を上回りました。
その結果、スイーツカテゴリーの売上高は、79百万円となりました。
② 調味料事業
国内では井村屋フーズ株式会社のシーズニング事業において、家庭内食向けの需要と機能性素材が順調に推移しました。
中国での調味料事業は、外食自粛などのコロナ禍の影響が続いており、中国国内の売上が減少しました。
その結果、調味料事業の売上高は、10億27百万円となりました。セグメント利益は1億44百万円(前年同期比2.7%減)となりました。
③ その他事業
イムラ株式会社において井村屋商品のアウトレット販売を行っている「MOTTAINAI屋」は、感染防止対策を徹底し開催しました。また、「ソフトアイスクリーム&スイーツ店WaiWai(ワイワイ)」においては、JOUVAUDの人気商品「クロワッサン・ワッフル」や「カヌレ」の販売を開始しました。
その結果、井村屋グループ株式会社の賃貸事業を加えた、その他事業の売上高は52百万円となり、セグメント損失は0百万円となりました。
(2) 財政状態の状況
総資産は309億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億63百万円の増加となりました。流動資産は、夏物商品の最盛期に対する供給体制を確実にするための製品在庫の増加などにより、16億62百万円増の115億4百万円となりました。固定資産は、投資有価証券の時価の減少や有形固定資産の減価償却が進んだことなどにより、1億99百万円減の194億28百万円となりました。
負債は151億90百万円となり、前連結会計年度末に比べ19億69百万円の増加となりました。流動負債は、夏物商品の生産に連動した短期借入金の増加などにより、20億43百万円増の132億97百万円となりました。固定負債は、長期借入金及びリース債務の減少により、73百万円減の18億92百万円となりました。
純資産は配当金の支払いなどにより、5億5百万円減の157億42百万円となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
第2四半期に向けて、夏場の主力商品である「あずきバー」の売上増加など、順調に推移する見込みであり、また、冬場の点心・デリ商品の導入計画も順調に進捗しておりますので、2021年5月10日付の「2021年3月期決算短信」において公表いたしました業績予想につきましては現時点では変更はありません。
ただし、新型コロナウイルス感染症の拡大が長期化、深刻化した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性がありますが、現時点で今後の動向を見通すことは困難であるため、業績予想においてはこれによる影響を見込んでおりません。今後の業績推移等によって第2四半期及び通期業績予想の見直しが必要と判断した場合には、速やかに開示いたします。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億16百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。