四半期報告書-第62期第1四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/02/13 9:26
【資料】
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【項目】
22項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、政府の経済政策および日銀の追加金融緩和政策による円安と株価上昇により企業業績や雇用情勢に改善がみられる一方、消費税引き上げによる個人消費の低迷や物価上昇懸念により景気の先行きは依然として不透明なまま推移いたしました。
当社を取り巻く市場環境も、消費者の生活防衛意識の高まりから、節約志向、低価格志向が恒常化しており、大変厳しい環境となりました。
このような状況のもと、当社では消費者のニーズに合った製品の強化に努めるとともに、コスト削減による競争力の強化に努めてまいりました。
その結果、当第1四半期累計期間の売上高は4,555百万円(前年同期比1.0%増)となりました。利益面におきましては、営業利益は200百万円(前年同期比33.5%減)、経常利益は207百万円(前年同期比33.0%減)、四半期純利益は128百万円(前年同期比31.0%減)となりました。
以下、品目別売上高の状況は次のとおりであります。
家庭用海苔につきましては、低価格帯の味付のり製品や焼のり製品の強化を図り、積極的な販売施策を推し進めた結果、売上高は1,750百万円(前年同期比2.3%増)となりました。進物品につきましては、ギフト市場の低迷が続いており、売上高は693百万円(前年同期比11.1%減)となりました。ふりかけ等につきましては、主力品の「緑黄野菜ふりかけ」や「小魚ふりかけ」が好調に推移したことや新製品の寄与により、売上高は871百万円(前年同期比2.9%増)となりました。業務用海苔につきましては、既存取引先での販売が好調に推移したことにより、売上高は1,232百万円(前年同期比5.6%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発活動の金額は、11百万円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。