有価証券報告書-第63期(平成27年10月1日-平成28年9月30日)

【提出】
2016/12/21 10:11
【資料】
PDFをみる
【項目】
99項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて105百万円増加し、12,154百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて170百万円増加し、9,407百万円となりました。これは主に、現金及び預金が231百万円、たな卸資産が225百万円それぞれ増加した一方、その他(流動資産)が190百万円、受取手形及び売掛金が59百万円、繰延税金資産が36百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて64百万円減少し、2,746百万円となりました。これは主に、その他(投資その他の資産)が52百万円、有形固定資産が40百万円それぞれ減少した一方、繰延税金資産が21百万円増加したことによるものであります。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて45百万円増加し、1,929百万円となりました。これは主に、その他(流動負債)が83百万円、未払法人税等が60百万円それぞれ増加した一方、支払手形及び買掛金が74百万円、未払金が20百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて24百万円増加し、582百万円となりました。これは主に、退職給付に係る負債が14百万円、役員退職慰労引当金が11百万円それぞれ増加した一方、その他(固定負債)が1百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて35百万円増加し、9,642百万円となりました。これは主に、利益剰余金が38百万円増加したことによるものであります。
② 資金の状況
当社グループの資金の状況は、営業活動により得られた現金及び現金同等物(以下「資金」という。)が329百万円、投資活動により使用した資金が16百万円、財務活動により使用した資金が75百万円となったことにより、当連結会計年度の資金残高は、1,309百万円となりました。
なお、各キャッシュ・フローの増減要因については、第2[事業の状況]1[業績等の概要](2) キャッシュ・フローの状況に記載しております。
(2) 経営成績
① 売上高
当連結会計年度における売上高は16,539百万円となり、前連結会計年度と比較して259百万円の増加(前連結会計年度比1.6%増)となりました。品目別の状況につきましては、第2[事業の状況]1[業績等の概要](1) 業績に記載しております。
② 売上原価及び売上総利益
売上原価は、前連結会計年度と比較して176百万円増加(前連結会計年度比1.6%増)し、11,109百万円となりました。売上原価率は67.2%(前連結会計年度67.2%)となりました。
この結果、売上総利益は5,430百万円となり、前連結会計年度と比較して82百万円増加(前連結会計年度比1.5%増)いたしました。
③ 販売費及び一般管理費及び営業利益
販売費及び一般管理費は5,259百万円となり、前連結会計年度と比較して27百万円減少(前連結会計年度比0.5%減)いたしました。主な内訳は販売促進費3,770万円、給料手当497百万円、運賃363百万円、賞与引当金繰入額54百万円であります。
この結果、営業利益は170百万円となり、前連結会計年度と比較して110百万円増加(前連結会計年度比183.3%増)いたしました。
④ 営業外損益及び経常利益
営業外収益は前連結会計年度と比較して3百万円増加(前連結会計年度比26.7%増)し14百万円となりました。営業外費用は前年結会計年度と比較して0百万円減少し、2百万円(前連結会計年度比13.4%減)となりました。
この結果、経常利益は183百万円となり、前連結会計年度と比較して113百万円の増加(前連結会計年度比164.2%)となりました。
⑤ 特別損益及び税金等調整前当期純利益
特別利益は当連結会計年度に保険解約返戻金14百万円があったことなどにより、前連結会計年度と比較して15百万円増加し、15百万円となりました。
特別損失はゴルフ会員権評価損2百万円を計上したことになどより、前連結会計年度と比較して1百万円減少(前連結会計年度比35.7%減)し、3百万円となりました。
この結果、税金等調整前当期純利益は195百万円となり、前連結会計年度と比較して131百万円の増加(前連結会計年度比205.4%増)となりました。
⑥ 法人税等及び親会社株主に帰属する当期純損益
法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合わせた法人税等合計は、前連結会計年度と比較して8百万円増加し、80百万円(前連結会計年度比11.8%増)となりました。
この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は114百万円(前連結会計年度は8百万円の純損失)となりました。