四半期報告書-第50期第1四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)
(1)業績の状況
当社グループは、「コーヒーをコアに人と環境にやさしい企業を目指す」の企業理念の下、2020年8月31日に「2020年~2024年中期経営計画(骨子)ResilientPlan2020」を策定し開示しております。このレジリエントプランに基づき、コロナショックへの環境適応のために既存方針の加速を決断し、構造改革の推進及び一杯抽出事業への設備投資、業務用事業におけるプレゼンスの向上、工場再編によるコスト優位性をレジリエントプランにおける成長ドライバーと位置付け、レジリエントカンパニーを目指し取組みを始めております。
また、政府や各自治体のガイドラインに基づき、引続き従業員の感染拡大の抑制に取り組み、お客様へ安全・安心な製品の安定した供給を徹底する一方、売上減少が著しい中、業務効率化を図り、経費削減に努めてまいりました。
当第1四半期連結累計期間につきまして、工業用コーヒーにおいては、新型コロナウイルスによる外出自粛に伴い、各主要大手メーカーの売上は減少し、当社も売上高、取扱数量ともに昨年を下回りました。
業務用コーヒーにつきましては、取引先が外食店舗中心であることから、新型コロナウイルスによる影響を最も受けやすく、売上高、取扱数量ともに昨年を下回ることとなりました。
株式会社アートコーヒーにつきましては、既存取引先との深耕化及び新規取引先への積極的な営業活動を行っているものの、取引先が外食店舗中心であることから新型コロナウイルスの影響を受けており、売上高、数量ともに昨年を下回りました。
以上の取組の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は33億69百万円(前年同四半期比17.1%減)となりました。
また、利益面では営業損失は90百万円、経常損失は75百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は80百万円となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産の部
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比15億74百万円減少し、129億72百万円となりました。増減の内訳は、流動資産が16億29百万円減少いたしました。その主な要因は、現金及び預金が10億24百万円減少、受取手形及び売掛金が4億70百万円減少、原材料及び貯蔵品が51百万円減少したことによります。
また、固定資産が54百万円増加いたしました。その主な要因は、建設仮勘定が1億30百万円の増加、建物及び構築物で23百万円減少したことによります。
② 負債の部
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末比13億89百万円減少し、72億57百万円となりました。増減の内訳は、流動負債が12億91百万円減少いたしました。その主な要因は、支払手形及び買掛金が11億78百万円、未払金が96百万円、未払法人税等が2百万円減少したことによります。また、固定負債が97百万円減少いたしました。その主な要因は、長期借入金が87百万円減少したことによります。
③ 純資産の部
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末比1億85百万円減少し、57億15百万円となりました。この結果、当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は44.1%となり、前連結会計年度末比3.5ポイント増加しております。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた事項はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、38,114千円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社グループの主力製品であるレギュラーコーヒーの主原料であるコーヒー生豆は国際商品であります。わが国ではその全量が輸入であるため、レギュラーコーヒーの生産コストはコーヒー生豆相場と為替相場の変動による影響を受けております。コーヒー生豆相場と為替相場の変動につきましては、製品・商品の販売価格に連動させて適正な利益を確保することに努めるとともに、コーヒー生豆の予約買付けを活用するなど、悪影響の軽減に努めてまいります。しかし、レギュラーコーヒー製品・商品の販売価格につきましては、市場の競争原理により決定される要因が強いため、コーヒー生豆相場と為替相場の変動によって、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大による影響など、厳しい経営環境が続くことが予想されるため、その動向について今後注視してまいります。
当社グループは、「コーヒーをコアに人と環境にやさしい企業を目指す」の企業理念の下、2020年8月31日に「2020年~2024年中期経営計画(骨子)ResilientPlan2020」を策定し開示しております。このレジリエントプランに基づき、コロナショックへの環境適応のために既存方針の加速を決断し、構造改革の推進及び一杯抽出事業への設備投資、業務用事業におけるプレゼンスの向上、工場再編によるコスト優位性をレジリエントプランにおける成長ドライバーと位置付け、レジリエントカンパニーを目指し取組みを始めております。
また、政府や各自治体のガイドラインに基づき、引続き従業員の感染拡大の抑制に取り組み、お客様へ安全・安心な製品の安定した供給を徹底する一方、売上減少が著しい中、業務効率化を図り、経費削減に努めてまいりました。
当第1四半期連結累計期間につきまして、工業用コーヒーにおいては、新型コロナウイルスによる外出自粛に伴い、各主要大手メーカーの売上は減少し、当社も売上高、取扱数量ともに昨年を下回りました。
業務用コーヒーにつきましては、取引先が外食店舗中心であることから、新型コロナウイルスによる影響を最も受けやすく、売上高、取扱数量ともに昨年を下回ることとなりました。
株式会社アートコーヒーにつきましては、既存取引先との深耕化及び新規取引先への積極的な営業活動を行っているものの、取引先が外食店舗中心であることから新型コロナウイルスの影響を受けており、売上高、数量ともに昨年を下回りました。
以上の取組の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は33億69百万円(前年同四半期比17.1%減)となりました。
また、利益面では営業損失は90百万円、経常損失は75百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は80百万円となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産の部
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比15億74百万円減少し、129億72百万円となりました。増減の内訳は、流動資産が16億29百万円減少いたしました。その主な要因は、現金及び預金が10億24百万円減少、受取手形及び売掛金が4億70百万円減少、原材料及び貯蔵品が51百万円減少したことによります。
また、固定資産が54百万円増加いたしました。その主な要因は、建設仮勘定が1億30百万円の増加、建物及び構築物で23百万円減少したことによります。
② 負債の部
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末比13億89百万円減少し、72億57百万円となりました。増減の内訳は、流動負債が12億91百万円減少いたしました。その主な要因は、支払手形及び買掛金が11億78百万円、未払金が96百万円、未払法人税等が2百万円減少したことによります。また、固定負債が97百万円減少いたしました。その主な要因は、長期借入金が87百万円減少したことによります。
③ 純資産の部
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末比1億85百万円減少し、57億15百万円となりました。この結果、当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は44.1%となり、前連結会計年度末比3.5ポイント増加しております。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた事項はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、38,114千円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社グループの主力製品であるレギュラーコーヒーの主原料であるコーヒー生豆は国際商品であります。わが国ではその全量が輸入であるため、レギュラーコーヒーの生産コストはコーヒー生豆相場と為替相場の変動による影響を受けております。コーヒー生豆相場と為替相場の変動につきましては、製品・商品の販売価格に連動させて適正な利益を確保することに努めるとともに、コーヒー生豆の予約買付けを活用するなど、悪影響の軽減に努めてまいります。しかし、レギュラーコーヒー製品・商品の販売価格につきましては、市場の競争原理により決定される要因が強いため、コーヒー生豆相場と為替相場の変動によって、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大による影響など、厳しい経営環境が続くことが予想されるため、その動向について今後注視してまいります。