有価証券報告書-第156期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
(4)【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針に係る事項
ア. 役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針
当社は役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針を以下のとおり定めています。
1) 報酬制度の基本方針
・中長期的な業績の向上と企業価値の増大への貢献意識を高めるものであること
・会社業績との連動性が高く、かつ透明性・客観性が高いものであること
・ステークホルダーとの価値の共有や株主重視の経営意識を高めることを主眼としたものであること
・優秀な経営人財を確保するために経営者のインセンティブとなる報酬水準、報酬内容とすること
2) 報酬水準
社内取締役及び社外取締役の役員報酬水準については、役員のグローバル対応が進んでいる国内の大手企業群の報酬調査結果をベースとして、毎年、役位ごとに総報酬の基準額の妥当性を検証の上、決定しています。
3) 役員の報酬等の構成
・社内取締役(会長、相談役は除く)の報酬は、短期の業績達成及び中期経営計画の達成や中長期的な企業価値の向上に向けたインセンティブを付与することを目的として、会社業績には連動しない定額報酬である基本報酬(金銭)と譲渡制限付株式報酬(RS)(中長期インセンティブ報酬)、及び、変動報酬である業績連動報酬(金銭)(短期インセンティブ報酬)と業績連動型株式報酬(PSU)(中長期インセンティブ報酬)で構成します。
・会長、相談役、社外取締役及び監査役の報酬は、会社業績には連動しない定額報酬のみとしています。
4) 報酬構成比率
社内取締役(会長、相談役は除く)については、以下のとおりの報酬構成比率となっています。
(注)業績連動報酬(金銭)は、段階的に設定している目標値のうち標準目標値を達成した場合、及び業績連動型株式報酬(PSU)は目標値を達成した場合の比率です。なお、業績連動型株式報酬(PSU)については、各業績評価指標について、それぞれ一つの目標値を設定し、その達成の有無により当該業績評価指標に係る構成割合に相当する部分の支給の有無が決まります。また、代表取締役社長執行役員の変動報酬の比率及び株式報酬比率を他の取締役の比率と相違させることでその役位及び責任の重さを明確にしております。
5) 変動報酬に対する業績評価指標
a. 業績連動報酬(金銭)
中期経営計画2020-2022『ALWAYS EVOLVING』で経営指標として掲げた、収益性指標としての「連結当期純利益ROE」、成長性指標としての「連結EBITDA」、投入資源に対する収益効率性指標である「連結営業利益ROIC」の3指標を業績連動報酬にかかる業績評価指標とすることで、各取締役に対し重点経営指標の改善を動機づけています。
b. 業績連動型株式報酬(PSU)
目標値を中期経営計画に合わせるとともに、ステークホルダー目線としてTSRと、持続的な成長やESG(環境・社会・ガバナンス)等の観点より、1)Changing Portfolio、2)Diversity and Inclusionの指標も使用します。中期経営計画2020-2022『ALWAYS EVOLVING』の期間(2021年度及び2022年度に限る。)の業績評価指標および目標値等については以下のとおりです。
6) 報酬等の与える時期・条件の決定に関する方針
a. 定額報酬
①基本報酬(金銭)
各取締役の役位に応じて支給額を決定し、固定額を支給します。役位毎の固定額の12分の1を月例報酬として支給します。
②譲渡制限付株式報酬(RS)
年額70百万円(年50,000株)を上限とし、毎年7月から8月頃に、役位を踏まえて設定された一定数の株式を譲渡制限その他株主総会決議により承認を受けた範囲内で定められる条件等を付して付与します。
b. 変動報酬
①業績連動報酬(金銭)
役位、連結当期純利益ROEの達成度、連結EBITDA及び連結営業利益ROICの対予算達成度並びに取締役個人の業績評価に基づき計算し、期末一時金として6月末までに支給します。
なお、その後も株主総会決議により承認を受けた範囲内で、業績評価期間及び業績評価指標を新たに設定します。
②業績連動型株式報酬(PSU)
年額300百万円(年200,000株)を上限とし1乃至複数の事業年度からなる業績評価期間を対象として、当社の取締役会が設定した1乃至複数の業績評価指標の目標達成度等に応じて計算される数の株式を、業績評価指標毎に設定される業績評価期間終了後に、譲渡制限その他株主総会決議により承認を受けた範囲内で定められる条件等を付して、毎年7月から8月頃に付与します。中期経営計画2020-2022『ALWAYS EVOLVING』の期間(2021年度及び2022年度に限る。)の業績評価期間及び業績評価指標は、上記「5) 変動報酬に対する業績評価指標」の表を参照ください。
なお、当該対象期間終了後も、株主総会決議により承認を受けた範囲内で、業績評価期間及び業績評価指標を新たに設定します。
業績連動型株式報酬(PSU)は、業績評価期間の全部又は一部の期間中に社内取締役(会長、相談役は除く)が当社の取締役会が定める地位にあったこと、当社の取締役会において定める一定の非違行為がなかったこと、及び、業績連動型株式報酬制度として当社の取締役会が定めたその他必要と認められる要件を満たした社内取締役(会長、相談役は除く)に付与されます。
7) 取締役の個人別の報酬等の決定に係る委任に関する事項
該当する事項はありません。
8) その他個人別報酬等の内容の決定に係る重要な事項
CEOの報酬については当社のアドバイザリー・ボード及び報酬諮問委員会において、また、CEO以外の取締役の報酬については当社の報酬諮問委員会において審議された後に取締役会に提案され、取締役会で提案を充分に考慮して決議します。
なお、2022年4月1日よりCEO及び会長に関する報酬諮問機能はアドバイザリー・ボードから報酬諮問委員会に移管し、CEO及び会長を含むすべての取締役の報酬諮問機能を報酬諮問委員会へ一元化しました。
イ. 当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等の内容が決定方針に沿うものであると取締役会が判断した理由
取締役の個人別の報酬等の内容の決定に当たり、CEOの報酬についてはアドバイザリー・ボード及び報酬諮問委員会において、CEO以外の取締役の報酬については報酬諮問委員会が原案について決定方針との整合性を含めた検討を行っているため、取締役会も基本的にその提案を充分に考慮し、決定方針に沿うものであると判断しております。なお、当事業年度に係る決定方針の概要は、上記「ア.役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針」を参照ください。
ウ. 当社の役員報酬の額に関する株主総会決議について
当社取締役の報酬等の額は、(1)取締役の金銭報酬等の額については年額630百万円以内(うち、社外取締役については年額100百万円以内)、(2)譲渡制限付株式報酬の付与のための報酬額の総額を年額70百万円以内(年50,000株以内)、(3)業績連動型株式報酬の付与のための報酬額の総額を年額300百万円以内(年200,000株以内)とすることを2021年6月23日開催155回定時株主総会で決議しました。当該定時株主総会終了後の取締役の員数は10名(うち社外取締役は4名)です。
当社監査役の報酬限度額は、月額12百万円とすることを1999年6月25日開催第133回定時株主総会で決議しています。当該定時株主総会終了後の監査役の員数は5名です。
エ. 役員報酬の方針の決定権限を有する者の氏名または名称、その権限の内容、裁量の範囲
当社の役員の報酬等にかかる決定機関及び手続は、「帝人取締役報酬規則」にて次のとおり定めています。
1) 会長及びCEOの報酬
アドバイザリー・ボード及び報酬諮問委員会で審議のうえ、取締役会にて決定しています。
なお、2022年4月1日よりCEO及び会長に関する報酬諮問機能はアドバイザリー・ボードから報酬諮問委員会に移管し、CEO及び会長を含むすべての取締役の報酬諮問機能を報酬諮問委員会へ一元化しました。
2) 会長・CEO以外の取締役、経営陣幹部の報酬
報酬諮問委員会で審議のうえ、取締役会にて決定しています。
3) 社外取締役の報酬
役員のグローバル対応が進んでいる国内の大手企業群の社外取締役の平均的な報酬水準を参照しつつ、同規則に則り報酬を決定しています。
4) 監査役の報酬
定額報酬のみとし、報酬額については監査役の協議により決定しています。
オ. 提出会社の役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の決定に関与する委員会の手続の概要
1) アドバイザリー・ボード
5~7名の社外アドバイザー(そのうち外国人2~3名)、取締役会長(取締役会長が不在の場合は空席)及びCEOで構成されます。指名・報酬諮問機能に関する議案については、社外取締役が議長を務め、帝人グループの役員報酬制度・水準の審議、CEOの業績評価等を行っています。CEOに関する事案については、CEOは退席し、審議には参加しません。また、会長に関する事案については、会長は退席し、審議には参加しません。
なお、2022年4月1日よりCEO及び会長に関する指名・報酬諮問機能はアドバイザリー・ボードから指名諮問委員会、報酬諮問委員会にそれぞれ移管し、CEO及び会長を含むすべての取締役の指名・報酬諮問機能を指名・報酬諮問委員会へ一元化しました。
2) 報酬諮問委員会
社外取締役4名、取締役会長(不在の場合は空席)、CEOがメンバーとして参加し、議長は社外取締役が務めます。取締役会の諮問機関として、会長、CEO以外の取締役、経営陣幹部の評価、報酬額に関し、取締役会に提案、提言する機能を有しています。
本報告書提出時点の報酬諮問委員会の構成は以下のとおりです。
内永 ゆか子(議長、社外取締役)、鈴木 庸一(社外取締役)、大西 賢(社外取締役)、津谷 正明(社外取締役)、鈴木 純(取締役会長)、内川 哲茂(CEO)
カ. 最近事業年度の提出会社の役員の報酬等の額の決定過程における、提出会社の取締役会及び委員会等の活動内容
当事業年度における取締役の報酬等に関する審議及び決定のための委員会等の活動は以下のとおりです。
(注)2022年4月1日よりCEO及び会長に関する報酬諮問機能はアドバイザリー・ボードから報酬諮問委員会に移管し、CEO及び会長を含むすべての取締役の報酬諮問機能を報酬諮問委員会へ一元化しました。
キ. 2021年度における役員の報酬等の構成および社内取締役に対する変動報酬にかかる指標の目標と実績
1) 業績連動報酬(金銭)
各社内取締役に対し、中期経営計画2020-2022『ALWAYS EVOLVING』で掲げた重点経営指標の改善を動機付けるために、業績連動報酬(金銭)については連結当期純利益ROE、連結EBITDA及び連結営業利益ROICの3指標を業績評価指標として選定した上で、当該指標に係る目標値の達成度または対予算達成度及び取締役個人の業績評価に基づき、業績連動報酬の額を算定いたしました。
2021年度の業績評価指標の実績は、連結当期純利益ROEが5.5%、連結EBITDAは1,130億円、連結営業利益ROICが5.5%であり、連結当期純利益ROE、連結EBITDA及び連結営業利益ROICは標準目標値を下回る結果となりました。その結果、2021年度における業績連動報酬の支給率は、役位別の業績連動報酬の標準額(各業績評価指標についてすべて標準目標値を達成した場合の支給額)に対して、44~46%となりました。
(注)1 業績連動報酬等の算定に使用する連結EBITDA及び連結営業利益ROICの標準目標値は、期初公表業績予想(2021年5月公表)の数値です。
2 連結当期純利益ROEは中期経営計画2020-2022『ALWAYS EVOLVING』で掲げた10%以上という目標を踏まえ、標準目標値を10%と設定しています。
2) 業績連動型株式報酬(PSU)
各社内取締役に対し、上記「ア.役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針 5) 変動報酬に対する業績評価指標」に示す業績評価指標に係る当社内で掲げる中期経営計画の各年度の目標達成度等に応じて付与する株式の数を計算します。
2021年度は連結当期純利益ROE10%以上の目標に対し、実績は5.5%となり、当事業年度の目標を達成しなかったため、当事業年度の職務執行分に対応する業績連動型株式報酬(PSU)の交付はありませんでした。
② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
(注)1 取締役(社外取締役を除く)に対する金銭報酬等の額は、年額630百万円以内とし、譲渡制限付株式報酬(RS)の付与のための報酬額の総額を年額70百万円以内、業績連動型株式報酬(PSU)の付与のための報酬額の総額を年額300百万円以内です。(2021年6月23日開催第155回定時株主総会決議)
2 業績連動型株式報酬(PSU)は、「①役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針に係る事項 ア.役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針 5) 変動報酬に対する業績評価指標」に記載した表に示す業績評価指標に係る当社内で掲げる中期経営計画の各年度の目標値に対し、すべての業績評価指標において当事業年度の目標を達成しなかったため、当事業年度の職務執行分に対応する業績連動型株式報酬の付与のための報酬額はありません。
3 社外取締役に対する業績連動報酬、譲渡制限付株式報酬及び業績連動型株式報酬の付与はありません。
4 監査役に対する報酬限度額は、月額12百万円です。(1999年6月25日開催第133回定時株主総会決議)
③ 報酬等の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等
④ 使用人兼務役員の使用人給与の内、重要なもの
該当事項がないため、記載していません。
① 役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針に係る事項
ア. 役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針
当社は役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針を以下のとおり定めています。
1) 報酬制度の基本方針
・中長期的な業績の向上と企業価値の増大への貢献意識を高めるものであること
・会社業績との連動性が高く、かつ透明性・客観性が高いものであること
・ステークホルダーとの価値の共有や株主重視の経営意識を高めることを主眼としたものであること
・優秀な経営人財を確保するために経営者のインセンティブとなる報酬水準、報酬内容とすること
2) 報酬水準
社内取締役及び社外取締役の役員報酬水準については、役員のグローバル対応が進んでいる国内の大手企業群の報酬調査結果をベースとして、毎年、役位ごとに総報酬の基準額の妥当性を検証の上、決定しています。
3) 役員の報酬等の構成
・社内取締役(会長、相談役は除く)の報酬は、短期の業績達成及び中期経営計画の達成や中長期的な企業価値の向上に向けたインセンティブを付与することを目的として、会社業績には連動しない定額報酬である基本報酬(金銭)と譲渡制限付株式報酬(RS)(中長期インセンティブ報酬)、及び、変動報酬である業績連動報酬(金銭)(短期インセンティブ報酬)と業績連動型株式報酬(PSU)(中長期インセンティブ報酬)で構成します。
・会長、相談役、社外取締役及び監査役の報酬は、会社業績には連動しない定額報酬のみとしています。
4) 報酬構成比率
社内取締役(会長、相談役は除く)については、以下のとおりの報酬構成比率となっています。
| 役位 | 定額報酬 | 変動報酬 | 報酬総額 | ||
| 基本報酬 (金銭) | 譲渡制限付 株式報酬 (RS) | 業績連動報酬(金銭) | 業績連動型 株式報酬 (PSU) | ||
| 代表取締役 社長執行役員 | 45% | 10% | 20% | 25% | 100% |
| その他取締役 | 50% | 10% | 25% | 15% | 100% |
(注)業績連動報酬(金銭)は、段階的に設定している目標値のうち標準目標値を達成した場合、及び業績連動型株式報酬(PSU)は目標値を達成した場合の比率です。なお、業績連動型株式報酬(PSU)については、各業績評価指標について、それぞれ一つの目標値を設定し、その達成の有無により当該業績評価指標に係る構成割合に相当する部分の支給の有無が決まります。また、代表取締役社長執行役員の変動報酬の比率及び株式報酬比率を他の取締役の比率と相違させることでその役位及び責任の重さを明確にしております。
5) 変動報酬に対する業績評価指標
a. 業績連動報酬(金銭)
中期経営計画2020-2022『ALWAYS EVOLVING』で経営指標として掲げた、収益性指標としての「連結当期純利益ROE」、成長性指標としての「連結EBITDA」、投入資源に対する収益効率性指標である「連結営業利益ROIC」の3指標を業績連動報酬にかかる業績評価指標とすることで、各取締役に対し重点経営指標の改善を動機づけています。
b. 業績連動型株式報酬(PSU)
目標値を中期経営計画に合わせるとともに、ステークホルダー目線としてTSRと、持続的な成長やESG(環境・社会・ガバナンス)等の観点より、1)Changing Portfolio、2)Diversity and Inclusionの指標も使用します。中期経営計画2020-2022『ALWAYS EVOLVING』の期間(2021年度及び2022年度に限る。)の業績評価指標および目標値等については以下のとおりです。
| 業績評価指標 | 目標値 | 役位別株式報酬 基準値の構成割合 (1年分) | 業績評価 期間 | 株式交付時期 |
| 連結当期純利益 ROE | 10%以上 | 40% | 1年間 | 毎年 |
| 連結 EBITDA | 2022年度 1,500億円以上 | 40% | 2年間 | 中期経営計画の最終年の翌年(割当株式数の算定の過程で、業績評価期間の年数を乗じる計算を行うことで、業績評価期間分の割当株式が一括して算定される) |
| TSR | 当社TSR ≧ 比較対象TSR | 10% | ||
| 非財務指標 1)Changing Portfolio 2)Diversity and Inclusion | 1)2022年度 Strategic Focus分野の EBITDAの割合≧15% 2)2022年度の女性役員6名以上、非日本人役員6名以上(※「役員」には、執行役員・理事を含む) | 10% |
6) 報酬等の与える時期・条件の決定に関する方針
a. 定額報酬
①基本報酬(金銭)
各取締役の役位に応じて支給額を決定し、固定額を支給します。役位毎の固定額の12分の1を月例報酬として支給します。
②譲渡制限付株式報酬(RS)
年額70百万円(年50,000株)を上限とし、毎年7月から8月頃に、役位を踏まえて設定された一定数の株式を譲渡制限その他株主総会決議により承認を受けた範囲内で定められる条件等を付して付与します。
b. 変動報酬
①業績連動報酬(金銭)
役位、連結当期純利益ROEの達成度、連結EBITDA及び連結営業利益ROICの対予算達成度並びに取締役個人の業績評価に基づき計算し、期末一時金として6月末までに支給します。
なお、その後も株主総会決議により承認を受けた範囲内で、業績評価期間及び業績評価指標を新たに設定します。
②業績連動型株式報酬(PSU)
年額300百万円(年200,000株)を上限とし1乃至複数の事業年度からなる業績評価期間を対象として、当社の取締役会が設定した1乃至複数の業績評価指標の目標達成度等に応じて計算される数の株式を、業績評価指標毎に設定される業績評価期間終了後に、譲渡制限その他株主総会決議により承認を受けた範囲内で定められる条件等を付して、毎年7月から8月頃に付与します。中期経営計画2020-2022『ALWAYS EVOLVING』の期間(2021年度及び2022年度に限る。)の業績評価期間及び業績評価指標は、上記「5) 変動報酬に対する業績評価指標」の表を参照ください。
なお、当該対象期間終了後も、株主総会決議により承認を受けた範囲内で、業績評価期間及び業績評価指標を新たに設定します。
業績連動型株式報酬(PSU)は、業績評価期間の全部又は一部の期間中に社内取締役(会長、相談役は除く)が当社の取締役会が定める地位にあったこと、当社の取締役会において定める一定の非違行為がなかったこと、及び、業績連動型株式報酬制度として当社の取締役会が定めたその他必要と認められる要件を満たした社内取締役(会長、相談役は除く)に付与されます。
7) 取締役の個人別の報酬等の決定に係る委任に関する事項
該当する事項はありません。
8) その他個人別報酬等の内容の決定に係る重要な事項
CEOの報酬については当社のアドバイザリー・ボード及び報酬諮問委員会において、また、CEO以外の取締役の報酬については当社の報酬諮問委員会において審議された後に取締役会に提案され、取締役会で提案を充分に考慮して決議します。
なお、2022年4月1日よりCEO及び会長に関する報酬諮問機能はアドバイザリー・ボードから報酬諮問委員会に移管し、CEO及び会長を含むすべての取締役の報酬諮問機能を報酬諮問委員会へ一元化しました。
イ. 当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等の内容が決定方針に沿うものであると取締役会が判断した理由
取締役の個人別の報酬等の内容の決定に当たり、CEOの報酬についてはアドバイザリー・ボード及び報酬諮問委員会において、CEO以外の取締役の報酬については報酬諮問委員会が原案について決定方針との整合性を含めた検討を行っているため、取締役会も基本的にその提案を充分に考慮し、決定方針に沿うものであると判断しております。なお、当事業年度に係る決定方針の概要は、上記「ア.役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針」を参照ください。
ウ. 当社の役員報酬の額に関する株主総会決議について
当社取締役の報酬等の額は、(1)取締役の金銭報酬等の額については年額630百万円以内(うち、社外取締役については年額100百万円以内)、(2)譲渡制限付株式報酬の付与のための報酬額の総額を年額70百万円以内(年50,000株以内)、(3)業績連動型株式報酬の付与のための報酬額の総額を年額300百万円以内(年200,000株以内)とすることを2021年6月23日開催155回定時株主総会で決議しました。当該定時株主総会終了後の取締役の員数は10名(うち社外取締役は4名)です。
当社監査役の報酬限度額は、月額12百万円とすることを1999年6月25日開催第133回定時株主総会で決議しています。当該定時株主総会終了後の監査役の員数は5名です。
エ. 役員報酬の方針の決定権限を有する者の氏名または名称、その権限の内容、裁量の範囲
当社の役員の報酬等にかかる決定機関及び手続は、「帝人取締役報酬規則」にて次のとおり定めています。
1) 会長及びCEOの報酬
アドバイザリー・ボード及び報酬諮問委員会で審議のうえ、取締役会にて決定しています。
なお、2022年4月1日よりCEO及び会長に関する報酬諮問機能はアドバイザリー・ボードから報酬諮問委員会に移管し、CEO及び会長を含むすべての取締役の報酬諮問機能を報酬諮問委員会へ一元化しました。
2) 会長・CEO以外の取締役、経営陣幹部の報酬
報酬諮問委員会で審議のうえ、取締役会にて決定しています。
3) 社外取締役の報酬
役員のグローバル対応が進んでいる国内の大手企業群の社外取締役の平均的な報酬水準を参照しつつ、同規則に則り報酬を決定しています。
4) 監査役の報酬
定額報酬のみとし、報酬額については監査役の協議により決定しています。
オ. 提出会社の役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の決定に関与する委員会の手続の概要
1) アドバイザリー・ボード
5~7名の社外アドバイザー(そのうち外国人2~3名)、取締役会長(取締役会長が不在の場合は空席)及びCEOで構成されます。指名・報酬諮問機能に関する議案については、社外取締役が議長を務め、帝人グループの役員報酬制度・水準の審議、CEOの業績評価等を行っています。CEOに関する事案については、CEOは退席し、審議には参加しません。また、会長に関する事案については、会長は退席し、審議には参加しません。
なお、2022年4月1日よりCEO及び会長に関する指名・報酬諮問機能はアドバイザリー・ボードから指名諮問委員会、報酬諮問委員会にそれぞれ移管し、CEO及び会長を含むすべての取締役の指名・報酬諮問機能を指名・報酬諮問委員会へ一元化しました。
2) 報酬諮問委員会
社外取締役4名、取締役会長(不在の場合は空席)、CEOがメンバーとして参加し、議長は社外取締役が務めます。取締役会の諮問機関として、会長、CEO以外の取締役、経営陣幹部の評価、報酬額に関し、取締役会に提案、提言する機能を有しています。
本報告書提出時点の報酬諮問委員会の構成は以下のとおりです。
内永 ゆか子(議長、社外取締役)、鈴木 庸一(社外取締役)、大西 賢(社外取締役)、津谷 正明(社外取締役)、鈴木 純(取締役会長)、内川 哲茂(CEO)
カ. 最近事業年度の提出会社の役員の報酬等の額の決定過程における、提出会社の取締役会及び委員会等の活動内容
当事業年度における取締役の報酬等に関する審議及び決定のための委員会等の活動は以下のとおりです。
| 委員会等 | 開催回数 |
| 取締役会 | 8回 |
| アドバイザリー・ボード | 2回 |
| 報酬諮問委員会 | 3回 |
(注)2022年4月1日よりCEO及び会長に関する報酬諮問機能はアドバイザリー・ボードから報酬諮問委員会に移管し、CEO及び会長を含むすべての取締役の報酬諮問機能を報酬諮問委員会へ一元化しました。
キ. 2021年度における役員の報酬等の構成および社内取締役に対する変動報酬にかかる指標の目標と実績
1) 業績連動報酬(金銭)
各社内取締役に対し、中期経営計画2020-2022『ALWAYS EVOLVING』で掲げた重点経営指標の改善を動機付けるために、業績連動報酬(金銭)については連結当期純利益ROE、連結EBITDA及び連結営業利益ROICの3指標を業績評価指標として選定した上で、当該指標に係る目標値の達成度または対予算達成度及び取締役個人の業績評価に基づき、業績連動報酬の額を算定いたしました。
2021年度の業績評価指標の実績は、連結当期純利益ROEが5.5%、連結EBITDAは1,130億円、連結営業利益ROICが5.5%であり、連結当期純利益ROE、連結EBITDA及び連結営業利益ROICは標準目標値を下回る結果となりました。その結果、2021年度における業績連動報酬の支給率は、役位別の業績連動報酬の標準額(各業績評価指標についてすべて標準目標値を達成した場合の支給額)に対して、44~46%となりました。
| 業績評価指標 | 標準目標値 | 実績 |
| 連結当期純利益ROE | 10% | 5.5% |
| 連結EBITDA | 1,300億円 | 1,130億円 |
| 連結営業利益ROIC | 7% | 5.5% |
(注)1 業績連動報酬等の算定に使用する連結EBITDA及び連結営業利益ROICの標準目標値は、期初公表業績予想(2021年5月公表)の数値です。
2 連結当期純利益ROEは中期経営計画2020-2022『ALWAYS EVOLVING』で掲げた10%以上という目標を踏まえ、標準目標値を10%と設定しています。
2) 業績連動型株式報酬(PSU)
各社内取締役に対し、上記「ア.役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針 5) 変動報酬に対する業績評価指標」に示す業績評価指標に係る当社内で掲げる中期経営計画の各年度の目標達成度等に応じて付与する株式の数を計算します。
2021年度は連結当期純利益ROE10%以上の目標に対し、実績は5.5%となり、当事業年度の目標を達成しなかったため、当事業年度の職務執行分に対応する業績連動型株式報酬(PSU)の交付はありませんでした。
② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
| 役員区分 | 報酬等の総額 (百万円) | 報酬等の種類別の総額(百万円) | 対象となる 役員の員数 (名) | |||
| 基本報酬 (金銭) | 業績連動報酬(金銭) | 譲渡制限付 株式報酬 (RS) | 業績連動型 株式報酬(PSU) | |||
| 取締役 (社外取締役を除く) | 304 | 218 | 43 | 43 | - | 7 |
| 監査役 (社外監査役を除く) | 74 | 74 | - | - | - | 2 |
| 社外取締役 | 71 | 71 | - | - | - | 4 |
| 社外監査役 | 39 | 39 | - | - | - | 3 |
(注)1 取締役(社外取締役を除く)に対する金銭報酬等の額は、年額630百万円以内とし、譲渡制限付株式報酬(RS)の付与のための報酬額の総額を年額70百万円以内、業績連動型株式報酬(PSU)の付与のための報酬額の総額を年額300百万円以内です。(2021年6月23日開催第155回定時株主総会決議)
2 業績連動型株式報酬(PSU)は、「①役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針に係る事項 ア.役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針 5) 変動報酬に対する業績評価指標」に記載した表に示す業績評価指標に係る当社内で掲げる中期経営計画の各年度の目標値に対し、すべての業績評価指標において当事業年度の目標を達成しなかったため、当事業年度の職務執行分に対応する業績連動型株式報酬の付与のための報酬額はありません。
3 社外取締役に対する業績連動報酬、譲渡制限付株式報酬及び業績連動型株式報酬の付与はありません。
4 監査役に対する報酬限度額は、月額12百万円です。(1999年6月25日開催第133回定時株主総会決議)
③ 報酬等の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等
| 氏名 | 報酬等 の総額 (百万円) | 役員区分 | 会社区分 | 報酬等の種類別の総額(百万円) | |||
| 基本報酬 (金銭) | 業績連動報酬(金銭) | 譲渡制限付 株式報酬 (RS) | 業績連動型 株式報酬(PSU) | ||||
| 鈴木 純 | 102 | 取締役 | 提出会社 | 72 | 13 | 16 | - |
④ 使用人兼務役員の使用人給与の内、重要なもの
該当事項がないため、記載していません。