有価証券報告書-第137期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
1.経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、輸出を中心に弱さが長期化しております。加えて、通商問題の動向が世界経済に与える影響や中国経済の先行き、金融資本市場の変動等のほか、新型コロナウイルス感染症が国内及び世界経済を更に下振れさせるリスクに十分注意する必要があり、先行きの不透明感は一段と強まっております。
当社グループの経営成績については、売上高は国内塗料事業及び海外塗料事業において前期を下回り、727億9百万円(前連結会計年度比 1.4%減)、利益面では、照明機器事業で大きく収益性が改善したものの、国内塗料事業及び海外塗料事業において需要が低調に推移し、営業利益は55億4千7百万円(同 4億9千1百万円減)、経常利益は57億8千6百万円(同 4億2千3百万円減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は前期に計上した本社移転に伴う減損損失の剥落により、36億6千2百万円(同 5千7百万円増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[国内塗料事業]
構造物分野では、市況が堅調に推移し、売上は前期を上回りました。建材分野では、新設住宅着工戸数減少の影響を受け、売上は前期を下回りました。利益面では、原材料価格は下落に転じているものの、一部の高付加価値品における顧客の減産に伴う販売の減少及び本社移転に伴う費用の発生により前期を下回りました。
この結果、売上高は518億6千1百万円(前連結会計年度比 2.1%減)、営業利益は24億6千4百万円(同 4億6千9百万円減)となりました。
[海外塗料事業]
東南アジア市場では、主要顧客の減産等により自動車部品分野の需要が減少し、売上、利益ともに前期を下回りました。中国市場では、各種の工業分野における需要が減少し、売上、利益ともに前期を下回りました。北中米市場では、自動車部品分野の売上は前期並みとなりましたが、高付加価値品の販売が減少し、利益は前期を下回りました。
この結果、売上高は72億9千万円(前連結会計年度比 9.6%減)、営業利益は8億4千3百万円(同 3億4千7百万円減)となりました。
[照明機器事業]
業務用LED照明分野では、宿泊施設や商業施設向けの間接照明需要が好調に推移し、売上は前期を上回りました。利益面では、売上の増加に加えて生産効率向上への取り組みが奏功し、前期を上回りました。
この結果、売上高は101億3千5百万円(前連結会計年度比 8.1%増)、営業利益は16億3千9百万円(同 4億円増)となりました。
[蛍光色材事業]
顔料分野では、国内市場において高付加価値品の販売が堅調に推移し、売上は前期を上回りました。利益面では、原材料価格の高騰に対し、販売価格の適正化が伸展したことで、前期を上回りました。
この結果、売上高は13億3千7百万円(前連結会計年度比 3.8%増)、営業利益は1億1千6百万円(同 4千1百万円増)となりました。
[その他事業]
売上高は20億8千4百万円(前連結会計年度比 2.1%増)、営業利益は2億1千7百万円(同 9千7百万円減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より6億4千万円減少し、50億6千4百万円となりました。
① キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動により得られた資金は、44億3千4百万円(前連結会計年度は43億5千8百万円の収入)となりました。これは税金等調整前当期純利益、売上債権の減少による収入と、仕入債務の減少、退職給付に係る資産の増加、法人税等の支払等の支出を主因とするものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動により使用した資金は、44億2千4百万円(前連結会計年度は24億7千万円の支出)となりました。これは有形固定資産の取得による支出を主因とするものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動により使用した資金は、7億4千2百万円(前連結会計年度は3億5千1百万円の支出)となりました。これは長期借入金による収入と、短期借入金の返済、配当金の支払、自己株式の取得による支出、リース債務の支払等の支出を主因とするものであります。
② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループでは、営業活動から得られたキャッシュ・フローの収入を財源に運転資金、製造設備や研究開発設備の購入、配当金の支払い及び借入金の返済等に利用しています。
事業活動の持続的成長に欠かせない資金の流動性や安定的確保において、短期運転資金については、自己資金及び取引金融機関からの短期借入を基本とし、また設備投資など長期運転資金の調達については、長期借入を基本としています。当連結会計年度においては、現在国内で建設中の技術センターや中国への投資に対する資金需要として、外部借入で30億円の資金調達を行いました。
当連結会計年度における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は53億9百万円となっております。また、現預金残高は53億1千7百万円となっております。国内子会社については、各社の余剰資金を効率的に活用するため、CMS(キャッシュマネジメントサービス)を導入し、資金及び財務効率性を目的とした一元管理を行っております。また、在外子会社については、現地での設備投資や運転資金等の資金需要のために必要な現預金を保有しており、余剰資金が発生した場合には、将来的な資金需要を考慮しながら配当金を通じて、当社が余剰資金を回収しております。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大により、足元の業績が不透明な中で、当社としては手元資金の流動性の確保に向け金融機関と日々連携しており、当面の資金繰りについては、十分に担保されております。今後、運転資金等の需要が増した場合には、コミットメントライン契約の活用の検討や、主力銀行等からの追加の短期資金調達を実施いたします。
(3)生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は、販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.上記セグメント区分以外の「その他」は、塗装工事事業、物流事業等であり、提供するサービスの性格上、生産実績を定義することが困難であるため、記載しておりません。
② 受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)は、一部特需関係等を除き主として見込生産によっておりますので、受注並びに受注残等について特に記載すべき事項はありません。
③ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。
当社グループの連結財務諸表の作成において、損益又は資産の状況に影響を与える見積り、判断は、合理的と考えられる要因を考慮した上で行っております。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う会計上の見積りに関しましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、前連結会計年度に比べ、前期の特別損失の影響がなくなったことで減収増益となりました。
売上高と営業利益のセグメントごとの経営成績の詳細については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績の状況」に記載のとおりであります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(4)当連結会計年度における財政状態の分析
当連結会計年度末における総資産は、768億1千7百万円となり、前連結会計年度末と比較して20億6千2百万円の減少となりました。流動資産は、333億1千7百万円で前連結会計年度末と比較して20億7千万円の減少となりましたが、これは現金及び預金の減少5億5千3百万円、受取手形及び売掛金の減少12億1千4百万円、その他の減少2億4千4百万円が主因であります。固定資産は、434億9千9百万円で前連結会計年度末と比較して8百万円の増加となりましたが、これは有形固定資産の増加29億9千1百万円、無形固定資産の減少2億7千1百万円、投資その他の資産の減少27億1千1百万円が主因であります。
負債は、321億3千8百万円となり、前連結会計年度末と比較して16億5千8百万円の減少となりました。流動負債は、239億3千4百万円で前連結会計年度末と比較して37億5千6百万円の減少となりましたが、これは支払手形及び買掛金の減少25億5千万円、短期借入金の減少14億7千6百万円、未払法人税等の増加2億3千万円が主因であります。固定負債は、82億3百万円で前連結会計年度末と比較して20億9千7百万円の増加となりましたが、これは長期借入金の増加24億円、繰延税金負債の減少7億4千2百万円、リース債務の増加3億2千3百万円が主因であります。
純資産は、446億7千9百万円となり、前連結会計年度末と比較して4億3百万円の減少となりましたが、これは利益剰余金の増加29億3千4百万円、自己株式の増加2億9千9百万円、その他有価証券評価差額金の減少7億8千2百万円、退職給付に係る調整累計額の減少24億1百万円が主因であります。
(5)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況
当社グループは経営理念のもと、持続的成長力を持つ企業たるべく事業展開を図っております。そのために、売上高営業利益率10%を長期的な目標として位置付け、各期において外部・内部環境等を考慮して計画値を設定し、その基準を達成できるように努めてまいります。
当連結会計年度の達成・進捗状況は以下のとおりであります。2019年5月10日の決算短信発表時との比較においては、売上高は計画比22億9千万円減(計画比 3.1%減)となりました。これは国内塗料事業において建材分野を中心とした国内塗料市場全体の需要の落ち込みが想定を上回るものとなったことに加え、海外塗料事業において中国における環境規制強化や世界的な自動車生産台数の減少等の影響を受けたためであります。営業利益は計画比10億5千2百万円減(同 15.9%減)となりました。これは国内塗料事業における売上高の計画未達により原価率が悪化したことや、一部の高付加価値品に顧客の減産が生じたことのほか、海外塗料事業において高付加価値品の売上が減少したことが営業利益を押し下げる主な要因となりました。この結果、売上高営業利益率は計画比1.2ポイント減の7.6%となっております。
なお、2020年2月7日の決算短信発表時において、業績予想を下方修正しておりますが、国内塗料事業及び海外塗料事業の不振が継続したことから、売上高は修正計画比2億9千万円減(修正計画比 0.4%減)、営業利益は修正計画比5千2百万円減(同 0.9%減)、売上高営業利益率は修正計画比0.1ポイント減の7.6%となりました。
また、新型コロナウイルス感染症が2020年3月期の業績に与える影響は軽微であります。2021年3月期の業績への影響については、現在算定中であります。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、輸出を中心に弱さが長期化しております。加えて、通商問題の動向が世界経済に与える影響や中国経済の先行き、金融資本市場の変動等のほか、新型コロナウイルス感染症が国内及び世界経済を更に下振れさせるリスクに十分注意する必要があり、先行きの不透明感は一段と強まっております。
当社グループの経営成績については、売上高は国内塗料事業及び海外塗料事業において前期を下回り、727億9百万円(前連結会計年度比 1.4%減)、利益面では、照明機器事業で大きく収益性が改善したものの、国内塗料事業及び海外塗料事業において需要が低調に推移し、営業利益は55億4千7百万円(同 4億9千1百万円減)、経常利益は57億8千6百万円(同 4億2千3百万円減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は前期に計上した本社移転に伴う減損損失の剥落により、36億6千2百万円(同 5千7百万円増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[国内塗料事業]
構造物分野では、市況が堅調に推移し、売上は前期を上回りました。建材分野では、新設住宅着工戸数減少の影響を受け、売上は前期を下回りました。利益面では、原材料価格は下落に転じているものの、一部の高付加価値品における顧客の減産に伴う販売の減少及び本社移転に伴う費用の発生により前期を下回りました。
この結果、売上高は518億6千1百万円(前連結会計年度比 2.1%減)、営業利益は24億6千4百万円(同 4億6千9百万円減)となりました。
[海外塗料事業]
東南アジア市場では、主要顧客の減産等により自動車部品分野の需要が減少し、売上、利益ともに前期を下回りました。中国市場では、各種の工業分野における需要が減少し、売上、利益ともに前期を下回りました。北中米市場では、自動車部品分野の売上は前期並みとなりましたが、高付加価値品の販売が減少し、利益は前期を下回りました。
この結果、売上高は72億9千万円(前連結会計年度比 9.6%減)、営業利益は8億4千3百万円(同 3億4千7百万円減)となりました。
[照明機器事業]
業務用LED照明分野では、宿泊施設や商業施設向けの間接照明需要が好調に推移し、売上は前期を上回りました。利益面では、売上の増加に加えて生産効率向上への取り組みが奏功し、前期を上回りました。
この結果、売上高は101億3千5百万円(前連結会計年度比 8.1%増)、営業利益は16億3千9百万円(同 4億円増)となりました。
[蛍光色材事業]
顔料分野では、国内市場において高付加価値品の販売が堅調に推移し、売上は前期を上回りました。利益面では、原材料価格の高騰に対し、販売価格の適正化が伸展したことで、前期を上回りました。
この結果、売上高は13億3千7百万円(前連結会計年度比 3.8%増)、営業利益は1億1千6百万円(同 4千1百万円増)となりました。
[その他事業]
売上高は20億8千4百万円(前連結会計年度比 2.1%増)、営業利益は2億1千7百万円(同 9千7百万円減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より6億4千万円減少し、50億6千4百万円となりました。
① キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動により得られた資金は、44億3千4百万円(前連結会計年度は43億5千8百万円の収入)となりました。これは税金等調整前当期純利益、売上債権の減少による収入と、仕入債務の減少、退職給付に係る資産の増加、法人税等の支払等の支出を主因とするものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動により使用した資金は、44億2千4百万円(前連結会計年度は24億7千万円の支出)となりました。これは有形固定資産の取得による支出を主因とするものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動により使用した資金は、7億4千2百万円(前連結会計年度は3億5千1百万円の支出)となりました。これは長期借入金による収入と、短期借入金の返済、配当金の支払、自己株式の取得による支出、リース債務の支払等の支出を主因とするものであります。
② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループでは、営業活動から得られたキャッシュ・フローの収入を財源に運転資金、製造設備や研究開発設備の購入、配当金の支払い及び借入金の返済等に利用しています。
事業活動の持続的成長に欠かせない資金の流動性や安定的確保において、短期運転資金については、自己資金及び取引金融機関からの短期借入を基本とし、また設備投資など長期運転資金の調達については、長期借入を基本としています。当連結会計年度においては、現在国内で建設中の技術センターや中国への投資に対する資金需要として、外部借入で30億円の資金調達を行いました。
当連結会計年度における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は53億9百万円となっております。また、現預金残高は53億1千7百万円となっております。国内子会社については、各社の余剰資金を効率的に活用するため、CMS(キャッシュマネジメントサービス)を導入し、資金及び財務効率性を目的とした一元管理を行っております。また、在外子会社については、現地での設備投資や運転資金等の資金需要のために必要な現預金を保有しており、余剰資金が発生した場合には、将来的な資金需要を考慮しながら配当金を通じて、当社が余剰資金を回収しております。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大により、足元の業績が不透明な中で、当社としては手元資金の流動性の確保に向け金融機関と日々連携しており、当面の資金繰りについては、十分に担保されております。今後、運転資金等の需要が増した場合には、コミットメントライン契約の活用の検討や、主力銀行等からの追加の短期資金調達を実施いたします。
(3)生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 国内塗料(百万円) | 50,728 | 97.1 |
| 海外塗料(百万円) | 6,633 | 95.7 |
| 照明機器(百万円) | 4,786 | 102.5 |
| 蛍光色材(百万円) | 1,179 | 108.1 |
| 合 計(百万円) | 63,328 | 97.6 |
(注)1.金額は、販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.上記セグメント区分以外の「その他」は、塗装工事事業、物流事業等であり、提供するサービスの性格上、生産実績を定義することが困難であるため、記載しておりません。
② 受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)は、一部特需関係等を除き主として見込生産によっておりますので、受注並びに受注残等について特に記載すべき事項はありません。
③ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 国内塗料(百万円) | 51,861 | 97.9 |
| 海外塗料(百万円) | 7,290 | 90.4 |
| 照明機器(百万円) | 10,135 | 108.1 |
| 蛍光色材(百万円) | 1,337 | 103.8 |
| 報告セグメント計(百万円) | 70,624 | 98.5 |
| その他(百万円) | 2,084 | 102.1 |
| 合 計(百万円) | 72,709 | 98.6 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相 手 先 | 前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| 三菱商事ケミカル株式会社 | 13,500 | 18.3 | 13,831 | 19.0 |
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。
当社グループの連結財務諸表の作成において、損益又は資産の状況に影響を与える見積り、判断は、合理的と考えられる要因を考慮した上で行っております。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う会計上の見積りに関しましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、前連結会計年度に比べ、前期の特別損失の影響がなくなったことで減収増益となりました。
売上高と営業利益のセグメントごとの経営成績の詳細については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績の状況」に記載のとおりであります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(4)当連結会計年度における財政状態の分析
| 前連結会計年度 (2019年3月31日) | 当連結会計年度 (2020年3月31日) | 増減額 | ||
| 資産 (百万円) | 78,880 | 76,817 | △2,062 | |
| 負債 (百万円) | 33,796 | 32,138 | △1,658 | |
| 純資産(百万円) | 45,083 | 44,679 | △403 | |
| 自己資本比率(%) | 53.6 | 54.4 | 0.8ポイント増 | |
当連結会計年度末における総資産は、768億1千7百万円となり、前連結会計年度末と比較して20億6千2百万円の減少となりました。流動資産は、333億1千7百万円で前連結会計年度末と比較して20億7千万円の減少となりましたが、これは現金及び預金の減少5億5千3百万円、受取手形及び売掛金の減少12億1千4百万円、その他の減少2億4千4百万円が主因であります。固定資産は、434億9千9百万円で前連結会計年度末と比較して8百万円の増加となりましたが、これは有形固定資産の増加29億9千1百万円、無形固定資産の減少2億7千1百万円、投資その他の資産の減少27億1千1百万円が主因であります。
負債は、321億3千8百万円となり、前連結会計年度末と比較して16億5千8百万円の減少となりました。流動負債は、239億3千4百万円で前連結会計年度末と比較して37億5千6百万円の減少となりましたが、これは支払手形及び買掛金の減少25億5千万円、短期借入金の減少14億7千6百万円、未払法人税等の増加2億3千万円が主因であります。固定負債は、82億3百万円で前連結会計年度末と比較して20億9千7百万円の増加となりましたが、これは長期借入金の増加24億円、繰延税金負債の減少7億4千2百万円、リース債務の増加3億2千3百万円が主因であります。
純資産は、446億7千9百万円となり、前連結会計年度末と比較して4億3百万円の減少となりましたが、これは利益剰余金の増加29億3千4百万円、自己株式の増加2億9千9百万円、その他有価証券評価差額金の減少7億8千2百万円、退職給付に係る調整累計額の減少24億1百万円が主因であります。
(5)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況
当社グループは経営理念のもと、持続的成長力を持つ企業たるべく事業展開を図っております。そのために、売上高営業利益率10%を長期的な目標として位置付け、各期において外部・内部環境等を考慮して計画値を設定し、その基準を達成できるように努めてまいります。
当連結会計年度の達成・進捗状況は以下のとおりであります。2019年5月10日の決算短信発表時との比較においては、売上高は計画比22億9千万円減(計画比 3.1%減)となりました。これは国内塗料事業において建材分野を中心とした国内塗料市場全体の需要の落ち込みが想定を上回るものとなったことに加え、海外塗料事業において中国における環境規制強化や世界的な自動車生産台数の減少等の影響を受けたためであります。営業利益は計画比10億5千2百万円減(同 15.9%減)となりました。これは国内塗料事業における売上高の計画未達により原価率が悪化したことや、一部の高付加価値品に顧客の減産が生じたことのほか、海外塗料事業において高付加価値品の売上が減少したことが営業利益を押し下げる主な要因となりました。この結果、売上高営業利益率は計画比1.2ポイント減の7.6%となっております。
なお、2020年2月7日の決算短信発表時において、業績予想を下方修正しておりますが、国内塗料事業及び海外塗料事業の不振が継続したことから、売上高は修正計画比2億9千万円減(修正計画比 0.4%減)、営業利益は修正計画比5千2百万円減(同 0.9%減)、売上高営業利益率は修正計画比0.1ポイント減の7.6%となりました。
また、新型コロナウイルス感染症が2020年3月期の業績に与える影響は軽微であります。2021年3月期の業績への影響については、現在算定中であります。
| 2019年5月10日決算短信発表時 | ||||
| 指 標 | 当連結会計年度 | 当連結会計年度 | 当連結会計年度 | 当連結会計年度 |
| (計 画) | (実 績) | (計画比) | (計画比)(%) | |
| 売上高(百万円) | 75,000 | 72,709 | △2,290 | △3.1 |
| 営業利益(百万円) | 6,600 | 5,547 | △1,052 | △15.9 |
| 売上高営業利益率(%) | 8.8 | 7.6 | △1.2 | - |
| 2020年2月7日決算短信発表時 | ||||
| 指 標 | 当連結会計年度 | 当連結会計年度 | 当連結会計年度 | 当連結会計年度 |
| (計 画) | (実 績) | (計画比) | (計画比)(%) | |
| 売上高(百万円) | 73,000 | 72,709 | △290 | △0.4 |
| 営業利益(百万円) | 5,600 | 5,547 | △52 | △0.9 |
| 売上高営業利益率(%) | 7.7 | 7.6 | △0.1 | - |