四半期報告書-第118期第1四半期(平成27年1月1日-平成27年3月31日)
有報資料
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境については、北米・欧州においては、景気回復が継続した。アジアにおいては、中国や東南アジアにおける景気の拡大テンポが鈍化しつつある一方、インドでは、景気持ち直しの動きがみられた。国内においては、輸出や生産に持ち直しがみられるなど、緩やかな回復基調が継続した。
このような事業環境の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は、国内において前年に消費増税前の駆け込み需要があった影響などにより、200,587百万円と前年同期比0.5%の減収となった。
営業利益は、コスト環境の好転や合理化効果などにより、10,515百万円と前年同期比11.9%の増益となった。
経常利益は、10,507百万円と前年同期比24.9%の増益となった。
四半期純利益は、8,488百万円と前年同期比65.1%の増益となった。
(単位:百万円)
各セグメントの業績は次のとおりである。前年同期比の( )内の数値は、為替換算の影響を排除した増減比を表している。なお、プリンティングインキセグメントの業績にはセグメント内の地域間取引が含まれており、合計金額は上記の業績数値と一致しない。
[プリンティングインキ]
・日本 売 上 高: 18,966百万円 前年同期比 △ 7.6%
営業利益: 510百万円 前年同期比 △40.2%
オフセットインキ、新聞インキは需要減少の影響があったほか、全品目において前年は消費増税前の駆け込み需要があったことなどから、減収となった。
営業利益は、上記の売上状況などにより、減益となった。
・米州・欧州 売 上 高: 66,371百万円 前年同期比 △ 1.5% (△ 4.8%)
営業利益: 1,410百万円 前年同期比 △ 6.9% (+24.5%)
欧州・北米では、パッケージ用インキは堅調に推移したが、新聞インキと出版インキが需要減少の影響を受けたことなどにより、減収となった。中南米では通貨安の影響などにより、減収となった。以上の結果、減収となった。
営業利益は、合理化効果などにより、現地通貨ベースでは増益となったが、欧州通貨安の影響により、減益となった。
・アジア・オセアニア 売 上 高: 18,354百万円 前年同期比 +12.4% (+ 1.6%)
営業利益: 954百万円 前年同期比 +55.1% (+37.5%)
中国では、グラビアインキは堅調に推移したが、オフセットインキと新聞インキが需要の減少を受けて落ち込み、減収となった。東南アジアおよびオセアニアでは、グラビアインキと新聞インキが好調に推移し、増収となった。インドでは、グラビアインキは好調に推移したが、出版インキと新聞インキが落ち込み、減収となった。以上の結果、全体としては、増収となった。
営業利益は、グラビアインキの拡販による品目構成の改善や合理化効果などにより、大幅な増益となった。
[ファインケミカル]
売 上 高: 37,534百万円 前年同期比 +10.8% (+ 3.9%)
営業利益: 3,867百万円 前年同期比 +17.1% (+17.3%)
顔料は、国内では塗料・プラスチック用の需要が減少したが、カラーフィルタ用が大きく伸びたほか、インキ用も堅調に推移したことなどにより、増収となった。欧米では、光輝材および化粧品用が大きく伸びたことにより、増収となった。TFT液晶は、既存ユーザーへの出荷が好調に推移し、増収となった。以上の結果、増収となった。
営業利益は、上記の売上状況などにより、増益となった。
[ポリマ]
売 上 高: 46,047百万円 前年同期比 △ 2.1% (△ 4.8%)
営業利益: 2,855百万円 前年同期比 +23.6% (+16.7%)
国内では、エポキシ樹脂は電気・電子向け輸出に回復が見られたことから底堅く推移し、前年同期並となった。塗料用樹脂は、土木・建築向け需要が落ち込んだことから、ポリスチレンは、前年に消費増税前の駆け込み需要があったことなどから、各々減収となった。海外では、中国における不飽和ポリエステルの好調な出荷に加え、新規連結の効果などにより、増収となった。以上の結果、全体としては、減収となった。
営業利益は、海外の好調な売上やコスト改善などにより、増益となった。
[アプリケーションマテリアルズ]
売 上 高: 28,510百万円 前年同期比 △ 4.8% (△ 8.2%)
営業利益: 2,029百万円 前年同期比 +12.0% (+ 9.5%)
工業用粘着テープ、スマートフォン向けの海外需要が順調に拡大したことから、インクジェットインキはシェアが拡大したことから、各々増収となった。PPSコンパウンドは、国内で需要が若干落ち込んだが、海外で出荷が堅調に推移し、前年同期並となった。樹脂着色剤は消費増税前の駆け込み需要があった前年と比べて、減収となった。以上の結果、全体としては、減収となった。
営業利益は、高付加価値品の伸びや円安の影響などにより、増益となった。
(2)キャッシュ・フローの状況
当四半期連結累計期間は第1四半期連結累計期間であり、四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。このため、キャッシュ・フローの状況に関する分析について記載していない。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はない。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は、2,927百万円であり、このほか、当社及びDICグラフィックス株式会社において、製品の改良・カスタマイズに関わる費用など技術関連費用が、3,559百万円ある。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の体制及び方針に重要な変更はない。
当第1四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境については、北米・欧州においては、景気回復が継続した。アジアにおいては、中国や東南アジアにおける景気の拡大テンポが鈍化しつつある一方、インドでは、景気持ち直しの動きがみられた。国内においては、輸出や生産に持ち直しがみられるなど、緩やかな回復基調が継続した。
このような事業環境の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は、国内において前年に消費増税前の駆け込み需要があった影響などにより、200,587百万円と前年同期比0.5%の減収となった。
営業利益は、コスト環境の好転や合理化効果などにより、10,515百万円と前年同期比11.9%の増益となった。
経常利益は、10,507百万円と前年同期比24.9%の増益となった。
四半期純利益は、8,488百万円と前年同期比65.1%の増益となった。
(単位:百万円)
| 売上高 | 営業利益 | |||||
| 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 前年同期比 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 前年同期比 | |
| プリンティングインキ | 99,607 | 99,074 | △0.5% | 2,959 | 2,878 | △2.7% |
| ファインケミカル | 33,882 | 37,534 | +10.8% | 3,302 | 3,867 | +17.1% |
| ポリマ | 47,033 | 46,047 | △2.1% | 2,309 | 2,855 | +23.6% |
| アプリケーションマテリアルズ | 29,957 | 28,510 | △4.8% | 1,811 | 2,029 | +12.0% |
| その他、全社・消去 | △8,915 | △10,578 | - | △984 | △1,114 | - |
| 計 (含む為替影響) | 201,564 | 200,587 | △0.5% | 9,397 | 10,515 | +11.9% |
各セグメントの業績は次のとおりである。前年同期比の( )内の数値は、為替換算の影響を排除した増減比を表している。なお、プリンティングインキセグメントの業績にはセグメント内の地域間取引が含まれており、合計金額は上記の業績数値と一致しない。
[プリンティングインキ]
・日本 売 上 高: 18,966百万円 前年同期比 △ 7.6%
営業利益: 510百万円 前年同期比 △40.2%
オフセットインキ、新聞インキは需要減少の影響があったほか、全品目において前年は消費増税前の駆け込み需要があったことなどから、減収となった。
営業利益は、上記の売上状況などにより、減益となった。
・米州・欧州 売 上 高: 66,371百万円 前年同期比 △ 1.5% (△ 4.8%)
営業利益: 1,410百万円 前年同期比 △ 6.9% (+24.5%)
欧州・北米では、パッケージ用インキは堅調に推移したが、新聞インキと出版インキが需要減少の影響を受けたことなどにより、減収となった。中南米では通貨安の影響などにより、減収となった。以上の結果、減収となった。
営業利益は、合理化効果などにより、現地通貨ベースでは増益となったが、欧州通貨安の影響により、減益となった。
・アジア・オセアニア 売 上 高: 18,354百万円 前年同期比 +12.4% (+ 1.6%)
営業利益: 954百万円 前年同期比 +55.1% (+37.5%)
中国では、グラビアインキは堅調に推移したが、オフセットインキと新聞インキが需要の減少を受けて落ち込み、減収となった。東南アジアおよびオセアニアでは、グラビアインキと新聞インキが好調に推移し、増収となった。インドでは、グラビアインキは好調に推移したが、出版インキと新聞インキが落ち込み、減収となった。以上の結果、全体としては、増収となった。
営業利益は、グラビアインキの拡販による品目構成の改善や合理化効果などにより、大幅な増益となった。
[ファインケミカル]
売 上 高: 37,534百万円 前年同期比 +10.8% (+ 3.9%)
営業利益: 3,867百万円 前年同期比 +17.1% (+17.3%)
顔料は、国内では塗料・プラスチック用の需要が減少したが、カラーフィルタ用が大きく伸びたほか、インキ用も堅調に推移したことなどにより、増収となった。欧米では、光輝材および化粧品用が大きく伸びたことにより、増収となった。TFT液晶は、既存ユーザーへの出荷が好調に推移し、増収となった。以上の結果、増収となった。
営業利益は、上記の売上状況などにより、増益となった。
[ポリマ]
売 上 高: 46,047百万円 前年同期比 △ 2.1% (△ 4.8%)
営業利益: 2,855百万円 前年同期比 +23.6% (+16.7%)
国内では、エポキシ樹脂は電気・電子向け輸出に回復が見られたことから底堅く推移し、前年同期並となった。塗料用樹脂は、土木・建築向け需要が落ち込んだことから、ポリスチレンは、前年に消費増税前の駆け込み需要があったことなどから、各々減収となった。海外では、中国における不飽和ポリエステルの好調な出荷に加え、新規連結の効果などにより、増収となった。以上の結果、全体としては、減収となった。
営業利益は、海外の好調な売上やコスト改善などにより、増益となった。
[アプリケーションマテリアルズ]
売 上 高: 28,510百万円 前年同期比 △ 4.8% (△ 8.2%)
営業利益: 2,029百万円 前年同期比 +12.0% (+ 9.5%)
工業用粘着テープ、スマートフォン向けの海外需要が順調に拡大したことから、インクジェットインキはシェアが拡大したことから、各々増収となった。PPSコンパウンドは、国内で需要が若干落ち込んだが、海外で出荷が堅調に推移し、前年同期並となった。樹脂着色剤は消費増税前の駆け込み需要があった前年と比べて、減収となった。以上の結果、全体としては、減収となった。
営業利益は、高付加価値品の伸びや円安の影響などにより、増益となった。
(2)キャッシュ・フローの状況
当四半期連結累計期間は第1四半期連結累計期間であり、四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。このため、キャッシュ・フローの状況に関する分析について記載していない。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はない。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は、2,927百万円であり、このほか、当社及びDICグラフィックス株式会社において、製品の改良・カスタマイズに関わる費用など技術関連費用が、3,559百万円ある。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の体制及び方針に重要な変更はない。