四半期報告書-第120期第1四半期(平成29年1月1日-平成29年3月31日)
有報資料
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境については、世界の景気は緩やかに回復しましたが、経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響、原油価格の動向などに留意すべき状況が続きました。北米及び欧州においては、景気回復が緩やかに継続しました。アジアにおいては、景気持ち直しの動きがみられました。国内においては、一部に景気改善の遅れがみられるものの、緩やかな回復基調が続きました。
このような事業環境の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は、為替のマイナス影響や前期における製品価格低下の影響を受けたものの、出荷が堅調に推移したことなどにより、189,010百万円と前年同期比0.4%の増収となりました。
営業利益は、高付加価値製品の伸長やコストダウンが原料価格上昇のマイナス影響をカバーし、13,130百万円と前年同期比6.4%の増益となりました。
経常利益は、金融収支の改善などにより13,250百万円と前年同期比9.7%の増益となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、8,839百万円と前年同期比28.7%の増益となりました。
(単位:百万円)
各セグメントの業績は次のとおりです。前年同期比の( )内の数値は、為替換算の影響を排除した増減比を表しています。なお、プリンティングインキセグメントの業績にはセグメント内の地域間取引が含まれており、合計金額は前述の業績数値と一致しません。
[プリンティングインキ]
・日本 売 上 高: 18,949百万円 前年同期比 △ 4.5%
営業利益: 1,057百万円 前年同期比 + 1.9%
パッケージ用インキは出荷が堅調に推移しましたが、前期における製品価格低下の影響や出版用インキ及び新聞用インキの需要減少などにより、減収となりました。
営業利益は、コストダウンや品目構成の改善などにより、前年同期並となりました。
・米州・欧州 売 上 高: 57,870百万円 前年同期比 △ 5.7% (△ 0.6%)
営業利益: 1,981百万円 前年同期比 △ 7.6% (△ 1.9%)
北米及び欧州では、パッケージ用インキは出荷が伸びましたが、新聞用インキの需要減少などにより、前年同期並となりました。中南米では、パッケージ用インキの出荷が好調に推移し、増収となりました。以上の結果、現地通貨ベースでは前年同期並となりましたが、為替の影響などを受け、減収となりました。
営業利益は、合理化効果は継続してあったものの、上記の売上状況や原料価格上昇の影響などにより、減益となりました。
・アジア・オセアニア 売 上 高: 15,238百万円 前年同期比 △ 1.4% (+ 2.0%)
営業利益: 956百万円 前年同期比 △12.2% (△10.5%)
中国では、パッケージ用インキは出荷が堅調に推移しましたが、出版用インキ及び新聞用インキの需要減少などにより、減収となりました。東南アジアでは、全品目において増収となりました。オセアニアでは、新聞用インキの需要減少などにより、減収となりました。インドでは、出版用インキ及びパッケージ用インキの出荷が好調であったことにより、増収となりました。以上の結果、現地通貨ベースでは増収となりましたが、為替の影響などを受け減収となりました。
営業利益は、原料価格急騰の影響などにより、減益となりました。
[ファインケミカル]
売 上 高: 34,273百万円 前年同期比 + 5.8% (+ 8.3%)
営業利益: 4,208百万円 前年同期比 +40.6% (+53.3%)
顔料は、カラーフィルタ用や化粧品用などの機能性顔料の出荷が大きく伸長したことにより、増収となりました。TFT液晶は、出荷が順調であったことに加えて、前年同期が新製品立ち上がりの端境期にあったことにより、大幅な増収となりました。以上の結果、増収となりました。
営業利益は、品目構成の改善などにより、大幅な増益となりました。
[ポリマ]
売 上 高: 46,919百万円 前年同期比 + 6.0% (+ 7.0%)
営業利益: 4,497百万円 前年同期比 △ 0.2% (+ 1.9%)
国内では、高付加価値製品やポリスチレンなどの出荷が伸長したことにより、増収となりました。海外では、出荷が総じて伸長したことにより、大幅な増収となりました。以上の結果、増収となりました。
営業利益は、上記の売上状況ながら原料価格急騰の影響などにより、前年同期並となりました。
[コンパウンド]
売 上 高: 15,038百万円 前年同期比 △ 2.0% (+ 1.4%)
営業利益: 804百万円 前年同期比 △39.4% (△34.3%)
PPSコンパウンドは、出荷が好調に推移しましたが、前期における製品価格の低下や為替の影響などにより、前年同期並となりました。ジェットインキは、為替の影響などにより、減収となりました。以上の結果、全体としては現地通貨ベースでは前年同期並となりましたが、為替の影響などを受け、減収となりました。
営業利益は、上記の売上状況に加えて、先行投資による費用増などにより、減益となりました。
[アプリケーションマテリアルズ]
売 上 高: 12,768百万円 前年同期比 + 1.8% (+ 2.7%)
営業利益: 754百万円 前年同期比 2.6倍 ( 2.7倍)
中空糸膜モジュールやヘルスケア食品の出荷が伸長したことなどにより増収となりました。
営業利益は、品目構成の改善やコストダウンなどにより、大幅な増益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当四半期連結累計期間は第1四半期連結累計期間であり、四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していません。このため、キャッシュ・フローの状況に関する分析について記載していません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は、2,940百万円であり、このほか、当社及びDICグラフィックス株式会社において、製品の改良・カスタマイズに関わる費用など技術関連費用が、3,548百万円あります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の体制及び方針に重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境については、世界の景気は緩やかに回復しましたが、経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響、原油価格の動向などに留意すべき状況が続きました。北米及び欧州においては、景気回復が緩やかに継続しました。アジアにおいては、景気持ち直しの動きがみられました。国内においては、一部に景気改善の遅れがみられるものの、緩やかな回復基調が続きました。
このような事業環境の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は、為替のマイナス影響や前期における製品価格低下の影響を受けたものの、出荷が堅調に推移したことなどにより、189,010百万円と前年同期比0.4%の増収となりました。
営業利益は、高付加価値製品の伸長やコストダウンが原料価格上昇のマイナス影響をカバーし、13,130百万円と前年同期比6.4%の増益となりました。
経常利益は、金融収支の改善などにより13,250百万円と前年同期比9.7%の増益となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、8,839百万円と前年同期比28.7%の増益となりました。
(単位:百万円)
| 売上高 | 営業利益 | |||||
| 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 前年同期比 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 前年同期比 | |
| プリンティングインキ | 94,253 | 89,900 | △4.6% | 4,322 | 4,015 | △7.1% |
| ファインケミカル | 32,400 | 34,273 | +5.8% | 2,993 | 4,208 | +40.6% |
| ポリマ | 44,265 | 46,919 | +6.0% | 4,506 | 4,497 | △0.2% |
| コンパウンド | 15,346 | 15,038 | △2.0% | 1,326 | 804 | △39.4% |
| アプリケーションマテリアルズ | 12,538 | 12,768 | +1.8% | 290 | 754 | 2.6倍 |
| その他、全社・消去 | △10,574 | △9,888 | - | △1,093 | △1,147 | - |
| 計 (含む為替影響) | 188,228 | 189,010 | +0.4% | 12,343 | 13,130 | +6.4% |
各セグメントの業績は次のとおりです。前年同期比の( )内の数値は、為替換算の影響を排除した増減比を表しています。なお、プリンティングインキセグメントの業績にはセグメント内の地域間取引が含まれており、合計金額は前述の業績数値と一致しません。
[プリンティングインキ]
・日本 売 上 高: 18,949百万円 前年同期比 △ 4.5%
営業利益: 1,057百万円 前年同期比 + 1.9%
パッケージ用インキは出荷が堅調に推移しましたが、前期における製品価格低下の影響や出版用インキ及び新聞用インキの需要減少などにより、減収となりました。
営業利益は、コストダウンや品目構成の改善などにより、前年同期並となりました。
・米州・欧州 売 上 高: 57,870百万円 前年同期比 △ 5.7% (△ 0.6%)
営業利益: 1,981百万円 前年同期比 △ 7.6% (△ 1.9%)
北米及び欧州では、パッケージ用インキは出荷が伸びましたが、新聞用インキの需要減少などにより、前年同期並となりました。中南米では、パッケージ用インキの出荷が好調に推移し、増収となりました。以上の結果、現地通貨ベースでは前年同期並となりましたが、為替の影響などを受け、減収となりました。
営業利益は、合理化効果は継続してあったものの、上記の売上状況や原料価格上昇の影響などにより、減益となりました。
・アジア・オセアニア 売 上 高: 15,238百万円 前年同期比 △ 1.4% (+ 2.0%)
営業利益: 956百万円 前年同期比 △12.2% (△10.5%)
中国では、パッケージ用インキは出荷が堅調に推移しましたが、出版用インキ及び新聞用インキの需要減少などにより、減収となりました。東南アジアでは、全品目において増収となりました。オセアニアでは、新聞用インキの需要減少などにより、減収となりました。インドでは、出版用インキ及びパッケージ用インキの出荷が好調であったことにより、増収となりました。以上の結果、現地通貨ベースでは増収となりましたが、為替の影響などを受け減収となりました。
営業利益は、原料価格急騰の影響などにより、減益となりました。
[ファインケミカル]
売 上 高: 34,273百万円 前年同期比 + 5.8% (+ 8.3%)
営業利益: 4,208百万円 前年同期比 +40.6% (+53.3%)
顔料は、カラーフィルタ用や化粧品用などの機能性顔料の出荷が大きく伸長したことにより、増収となりました。TFT液晶は、出荷が順調であったことに加えて、前年同期が新製品立ち上がりの端境期にあったことにより、大幅な増収となりました。以上の結果、増収となりました。
営業利益は、品目構成の改善などにより、大幅な増益となりました。
[ポリマ]
売 上 高: 46,919百万円 前年同期比 + 6.0% (+ 7.0%)
営業利益: 4,497百万円 前年同期比 △ 0.2% (+ 1.9%)
国内では、高付加価値製品やポリスチレンなどの出荷が伸長したことにより、増収となりました。海外では、出荷が総じて伸長したことにより、大幅な増収となりました。以上の結果、増収となりました。
営業利益は、上記の売上状況ながら原料価格急騰の影響などにより、前年同期並となりました。
[コンパウンド]
売 上 高: 15,038百万円 前年同期比 △ 2.0% (+ 1.4%)
営業利益: 804百万円 前年同期比 △39.4% (△34.3%)
PPSコンパウンドは、出荷が好調に推移しましたが、前期における製品価格の低下や為替の影響などにより、前年同期並となりました。ジェットインキは、為替の影響などにより、減収となりました。以上の結果、全体としては現地通貨ベースでは前年同期並となりましたが、為替の影響などを受け、減収となりました。
営業利益は、上記の売上状況に加えて、先行投資による費用増などにより、減益となりました。
[アプリケーションマテリアルズ]
売 上 高: 12,768百万円 前年同期比 + 1.8% (+ 2.7%)
営業利益: 754百万円 前年同期比 2.6倍 ( 2.7倍)
中空糸膜モジュールやヘルスケア食品の出荷が伸長したことなどにより増収となりました。
営業利益は、品目構成の改善やコストダウンなどにより、大幅な増益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当四半期連結累計期間は第1四半期連結累計期間であり、四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していません。このため、キャッシュ・フローの状況に関する分析について記載していません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は、2,940百万円であり、このほか、当社及びDICグラフィックス株式会社において、製品の改良・カスタマイズに関わる費用など技術関連費用が、3,548百万円あります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の体制及び方針に重要な変更はありません。