有価証券報告書-第151期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/23 15:53
【資料】
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【項目】
127項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態
当連結会計年度末の総資産は6,396億38百万円で、前連結会計年度末に比べて367億38百万円増加しました。
流動資産は、主として「受取手形及び売掛金」が減少する一方、「現金及び預金」と「有価証券」が増加し、前連結会計年度末に比べて556億62百万円増加しました。固定資産は、主として「投資有価証券」の売却及び評価額の低下に伴う減少、「無形固定資産」の減損損失及び為替の影響による減少などにより、前連結会計年度末に比べて189億24百万円減少しました。
負債合計は1,257億61百万円で、前連結会計年度末に比べて17億44百万円増加しました。
流動負債は、主として「未払法人税等」及び「賞与引当金」の増加により、41億88百万円の増加となりました。固定負債は、主として上場株式の時価の低下による「繰延税金負債」の減少により24億43百万円の減少となりました。
純資産は5,138億77百万円で、前連結会計年度末と比べて349億93百万円増加しました。株主資本は、親会社株主に帰属する当期純利益により、前連結会計年度末に比べて484億43百万円増加しました。その他の包括利益累計額は、為替相場及び株式市況の影響により、前連結会計年度末に比べ132億64百万円減少しました。また、新株予約権は81百万円増加し3億52百万円、非支配株主持分は2億67百万円減少し40億85百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
1[業績等の概要](2) キャッシュ・フロー を参照ください。
なお、キャッシュ・フロー指標のトレンドは、以下のとおりであります。
[キャッシュ・フロー指標のトレンド]
24年3月期25年3月期26年3月期27年3月期28年3月期
自己資本比率65.9%73.1%79.9%78.7%79.6%
時価ベースの自己資本比率73.4%113.2%110.3%216.3%269.6%
キャッシュ・フロー対有利子負債比率1.7年1.2年0.4年0.2年0.1年
インタレスト・カバレッジ・レシオ44.555.087.3145.1533.6

(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
3.キャッシュ・フローは営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を払っている全ての負債を対象としております。
5.平成27年3月期より研究開発費に関する会計方針の変更を行っております。
また平成26年3月期について、当該変更による遡及修正後の数値を記載しております。
(3)経営成績
1[業績等の概要](1) 業績 を参照ください。