四半期報告書-第53期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/05 11:31
【資料】
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【項目】
39項目

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間のグループ連結業績は3事業全てにおいて増収増益となり、営業利益は上場以来、過去最高となりました。半導体資材事業については巣ごもり特需によるスペーサーテープの旺盛な需要は2021年1月から8ヶ月連続で、過去最高水準で推移しました。当第2四半期連結会計期間に入り、拡大の動きに一服感は見られるものの、売上高は前年同期比26.8%増と大きく伸長しました。出荷数量については上半期単独では過去最高となりました。衛生検査器材事業においてもコロナ禍において続く、内食・デリバリー及びテイクアウト需要により、売上高は前年同期比13.2%増、上半期単独では創業以来過去最高となりました。PIM事業については2期前に獲得していたTHK株式会社向け直動型ベアリングや前期に受注したCMOSセンサー等に使用されるセラミックス製高機能部品の需要回復により、売上高は前年同期比38.7%増と伸長致しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1,621百万円(前年同期比19.8%増)、営業利益177百万円(前年同期比192.7%増)、経常利益168百万円(前年同期比283.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は111百万円(前年同期比190.9%増)となりました。
セグメントの経営成績は次の通りであります。
① PIM(パウダー・インジェクション・モールディング)事業
1)高機能部品
半導体製造設備や工作機械の長期化していた世界的需要低迷は確実に回復の兆しが見えており、直動型ベアリング用部品やセラミックス製CMOSセンサー部品の受注増に繋がりました。高機能部品の拡販活動再開の為、2021年秋以降に量産開始予定の自動車部品の量産体制確立を急ぎ、量産化技術に特化していた技術チームを新規受注案件に注力できる体制を早急に構築して参ります。
2)自動車部品:VG(Variable Geometry)ターボ部品
株式会社IHIと合意した2021年10月の量産開始に向け準備しておりましたが、一部の設備の立上げ遅延及びコロナ禍における外国人技能実習生の入国再々延期等の問題により、生産開始が遅延する見込です。また、自動車メーカーの最終試験(高温耐久)においてもコロナ禍の影響により2ヶ月間の遅延が発生しており、10月末完了の見込です。今後は上記課題を早急にクリアし、挽回策を講じて参ります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は66百万円(前年同期比38.7%増)、営業利益19百万円(前年同期比9.8%増)となりました。
② 衛生検査器材事業
コロナ禍における食品衛生業界の産業構造が大きく変化する中、市販用食品が好調に推移すると共に株式会社HIROTSUバイオサイエンス向けがん検査用シャーレ(N―NOSE)の受注が堅調に推移し、上半期単独では創業以来過去最高の売上高となりました。原価面においてはシャーレ及び培地製品の増産による原価率の大幅な改善により、売上総利益434百万円(売上総利益率:52.0%)と上半期単独で過去最高となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は833百万円(前年同期比13.2%増)、営業利益71百万円(前年同期比245.4%増)となりました。
③ 半導体資材事業
当第2四半期連結累計期間の出荷数量は4,983万mと創業以来過去最高となり、販売数量は前年同期比15.4%増、高付加価値製品の比率拡大と円安・韓国ウォン/台湾ドル高にシフトした事で売上高は前年同期比26.8%増と大きく伸長しました。一方で、出荷数量は8ヶ月連続で過去最高水準で推移しておりましたが当第2四半期連結会計期間に入り、一服感が見受けられます。今期計画中の生産能力の増強は来期以降の拡販に備え、予定通り進めて参ります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は721百万円(前年同期比26.8%増)、営業利益87百万円(前年同期比289.8%増)となりました。
財政状態の分析は次の通りであります。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ6.2%減の1,693百万円となりました。これは、「受取手形及び売掛金」が47百万円、「流動資産その他」(未収入金、未収消費税等)が74百万円減少したこと等によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ2.5%増の4,036百万円となりました。これは、設備投資により249百万円増加し、減価償却費により137百万円減少したこと等によるものです。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べ0.2%減の5,730百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ2.1%減の1,518百万円となりました。これは、「未払法人税等」が39百万円、「未払金」が29百万円増加し、「1年内返済予定の長期借入金」が100百万円減少したこと等によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ3.1%減の2,395百万円となりました。これは、「長期借入金」が62百万円減少したこと等によるものです。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ2.7%減の3,913百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ5.5%増の1,816百万円となりました。これは、「利益剰余金」が89百万円増加したこと等によるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ11百万円増加し、782百万円となりました。
また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、営業活動による資金の収入は504百万円(前年同期は222百万円の収入)となりました。
税金等調整前四半期純利益162百万円、法人税等の支払額11百万円により差引150百万円の増加、減価償却費137百万円の増加、運転資金(売上債権、棚卸資産、仕入債務)の増減により93百万円の増加等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、投資活動による資金の支出は309百万円(前年同期は133百万円の支出)となりました。
設備投資による有形固定資産305百万円、無形固定資産5百万円の支出増加等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、財務活動による資金の支出は179百万円(前年同期は169百万円の収入)となりました。
長期借入れによる収入による増加350百万円、長期借入金の返済による減少513百万円、配当金の支払による減少22百万円等によるものです。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は109百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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