四半期報告書-第64期第2四半期(令和3年6月1日-令和3年8月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態および経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、度重なる緊急事態宣言の発出により個人消費は一進一退の状況で推移したものの、外需の回復に支えられ、企業の生産活動は堅調に推移しました。海外では、中国に引き続き先進国においても経済は正常化に向かいつつあります。その一方で、ワクチン普及に遅れがみられる東南アジア諸国においては、新型コロナウイルス感染症拡大を抑えられない状況が経済活動の足かせとなり、それはまたグローバル規模でのサプライチェーン停滞の一因となっております。また、半導体不足による自動車の減産、原材料価格の上昇等が製造業の収益を圧迫しつつあります。
このような状況のもと当社グループにおいては、各国での自動車生産の回復を背景に、売上高は13,366百万円(前年同期比17.8%増)となり、営業利益は923百万円(前年同期比820.0%増)、更には為替が差益に転じたことにより経常利益は1,163百万円(前年同期は58百万円の利益)となりました。また、賃貸用不動産の売却益を特別利益に計上したこともあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,359百万円(前年同期は90百万円の純損失)となりました。セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
①日本
(特殊潤滑油)
国内自動車生産は半導体の供給不足が足かせとなったものの回復基調で推移しました。このような状況の中、潤滑油製品全般で売上は増加しましたが、その中でも顧客での生産性向上に資する少量塗布型ダイカスト離型剤や新規拡販に注力している切削油剤の売上が順調に推移しました。
(合成潤滑油)
国内自動車生産の回復と旺盛な中国需要を背景に、グリース基油用途での高温用潤滑油が増収となりました。一方、ハードディスク表面潤滑剤については、中期的にはデータセンター用途でのHDD(ハードディスクドライブ)需要の増加が見込まれるものの、足元ではローカルストレージ分野でのSSD(ソリッドステートドライブ)への置換の影響を受け、減収となりました。
(素材)
流動パラフィンは、ポリスチレン可塑剤および化粧品用途が増収となった一方で、採算性を踏まえて一部取引の見直しを行ったことにより減収となりました。
金属加工油の添加剤として使用されるスルホネートは、国内自動車生産の回復により増収となりました。
(ホットメルト接着剤)
自動車内装用途、フィルター用途は増収となった一方で、主力の衛生材用途が前年同期比微減で推移したことにより、全体では前年同期並みの売上となりました。
(エネルギーデバイス材料)
有機EL用封止材の輸出とガス・水蒸気透過度測定装置の販売および受託分析が好調に推移したことにより増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は9,782百万円(前年同期比15.4%増)となり、セグメント利益は558百万円(前年同期は8百万円の損失)となりました。
②中国
いち早く経済の立て直しを果たした中国においては、自動車生産は一昨年の実績を超える水準で推移しました。このような状況の中、潤滑油製品全般で売上は増加しました。注力製品である少量塗布型ダイカスト離型剤の拡販も順調に推移しました。ホットメルト接着剤についても、フィルター用途および自動車内装用途が好調に推移したことにより増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は1,843百万円(前年同期比41.6%増)となり、セグメント利益は235百万円(前年同期比180.7%増)となりました。
③東南/南アジア
他の地域に比べ経済回復に遅れがみられる当地域についても、前年同期からの反動で自動車生産が大幅に増加したことにより、ダイカスト用油剤等特殊潤滑油は増収となりました。一方、ホットメルト接着剤は顧客工場での操業制限の影響を受け減収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は2,326百万円(前年同期比24.6%増)となり、セグメント利益は63百万円(前年同期比409.4%増)となりました。
④北米
他の地域と同様に自動車生産が増加したことによりダイカスト用油剤等特殊潤滑油は増収となりました。注力製品である少量塗布型ダイカスト離型剤の拡販も順調に推移しました。
この結果、当セグメントの売上高は439百万円(前年同期比55.9%増)となり、セグメント利益は76百万円(前年同期比411.6%増)となりました。
財政状態は、次のとおりです。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて370百万円減少し、27,337百万円となりました。これは主に、たな卸資産が628百万円増加した一方で、売上債権が307百万円、賃貸用不動産の譲渡等により有形固定資産が676百万円減少したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べて2,019百万円減少し、7,525百万円となりました。これは主に、未払法人税等が473百万円増加した一方で、短期借入金が1,977百万円、長期借入金が230百万円減少したことによります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて1,649百万円増加し、19,812百万円となりました。これは主に、利益剰余金が1,125百万円、為替換算調整勘定が345百万円増加したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて147百万円減少し、3,528百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは1,327百万円の収入(前年同期は696百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益等によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは1,043百万円の収入(前年同期は317百万円の支出)となりました。これ
は主に有形固定資産の売却による収入等によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは2,504百万円の支出(前年同期は152百万円の収入)となりました。これは主に短期借入金の純減等によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、684百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
(1)財政状態および経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、度重なる緊急事態宣言の発出により個人消費は一進一退の状況で推移したものの、外需の回復に支えられ、企業の生産活動は堅調に推移しました。海外では、中国に引き続き先進国においても経済は正常化に向かいつつあります。その一方で、ワクチン普及に遅れがみられる東南アジア諸国においては、新型コロナウイルス感染症拡大を抑えられない状況が経済活動の足かせとなり、それはまたグローバル規模でのサプライチェーン停滞の一因となっております。また、半導体不足による自動車の減産、原材料価格の上昇等が製造業の収益を圧迫しつつあります。
このような状況のもと当社グループにおいては、各国での自動車生産の回復を背景に、売上高は13,366百万円(前年同期比17.8%増)となり、営業利益は923百万円(前年同期比820.0%増)、更には為替が差益に転じたことにより経常利益は1,163百万円(前年同期は58百万円の利益)となりました。また、賃貸用不動産の売却益を特別利益に計上したこともあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,359百万円(前年同期は90百万円の純損失)となりました。セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
①日本
(特殊潤滑油)
国内自動車生産は半導体の供給不足が足かせとなったものの回復基調で推移しました。このような状況の中、潤滑油製品全般で売上は増加しましたが、その中でも顧客での生産性向上に資する少量塗布型ダイカスト離型剤や新規拡販に注力している切削油剤の売上が順調に推移しました。
(合成潤滑油)
国内自動車生産の回復と旺盛な中国需要を背景に、グリース基油用途での高温用潤滑油が増収となりました。一方、ハードディスク表面潤滑剤については、中期的にはデータセンター用途でのHDD(ハードディスクドライブ)需要の増加が見込まれるものの、足元ではローカルストレージ分野でのSSD(ソリッドステートドライブ)への置換の影響を受け、減収となりました。
(素材)
流動パラフィンは、ポリスチレン可塑剤および化粧品用途が増収となった一方で、採算性を踏まえて一部取引の見直しを行ったことにより減収となりました。
金属加工油の添加剤として使用されるスルホネートは、国内自動車生産の回復により増収となりました。
(ホットメルト接着剤)
自動車内装用途、フィルター用途は増収となった一方で、主力の衛生材用途が前年同期比微減で推移したことにより、全体では前年同期並みの売上となりました。
(エネルギーデバイス材料)
有機EL用封止材の輸出とガス・水蒸気透過度測定装置の販売および受託分析が好調に推移したことにより増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は9,782百万円(前年同期比15.4%増)となり、セグメント利益は558百万円(前年同期は8百万円の損失)となりました。
②中国
いち早く経済の立て直しを果たした中国においては、自動車生産は一昨年の実績を超える水準で推移しました。このような状況の中、潤滑油製品全般で売上は増加しました。注力製品である少量塗布型ダイカスト離型剤の拡販も順調に推移しました。ホットメルト接着剤についても、フィルター用途および自動車内装用途が好調に推移したことにより増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は1,843百万円(前年同期比41.6%増)となり、セグメント利益は235百万円(前年同期比180.7%増)となりました。
③東南/南アジア
他の地域に比べ経済回復に遅れがみられる当地域についても、前年同期からの反動で自動車生産が大幅に増加したことにより、ダイカスト用油剤等特殊潤滑油は増収となりました。一方、ホットメルト接着剤は顧客工場での操業制限の影響を受け減収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は2,326百万円(前年同期比24.6%増)となり、セグメント利益は63百万円(前年同期比409.4%増)となりました。
④北米
他の地域と同様に自動車生産が増加したことによりダイカスト用油剤等特殊潤滑油は増収となりました。注力製品である少量塗布型ダイカスト離型剤の拡販も順調に推移しました。
この結果、当セグメントの売上高は439百万円(前年同期比55.9%増)となり、セグメント利益は76百万円(前年同期比411.6%増)となりました。
財政状態は、次のとおりです。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて370百万円減少し、27,337百万円となりました。これは主に、たな卸資産が628百万円増加した一方で、売上債権が307百万円、賃貸用不動産の譲渡等により有形固定資産が676百万円減少したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べて2,019百万円減少し、7,525百万円となりました。これは主に、未払法人税等が473百万円増加した一方で、短期借入金が1,977百万円、長期借入金が230百万円減少したことによります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて1,649百万円増加し、19,812百万円となりました。これは主に、利益剰余金が1,125百万円、為替換算調整勘定が345百万円増加したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて147百万円減少し、3,528百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは1,327百万円の収入(前年同期は696百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益等によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは1,043百万円の収入(前年同期は317百万円の支出)となりました。これ
は主に有形固定資産の売却による収入等によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは2,504百万円の支出(前年同期は152百万円の収入)となりました。これは主に短期借入金の純減等によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、684百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。