四半期報告書-第63期第2四半期(令和2年6月1日-令和2年8月31日)

【提出】
2020/10/13 16:04
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態および経営成績の状況
新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延の影響を受け、当第2四半期連結累計期間における世界経済は急速に悪化し、今なおその状況は継続しております。
このような状況のもと、当社グループにおきましても、主要販売先である自動車部品メーカーの各国での操業停止や減産の影響を受け、売上高は11,348百万円(前年同期比16.2%減)となり、営業利益は100百万円(前年同期比84.5%減)、経常利益は58百万円(前年同期比92.1%減)となりました。また設立間もないインド子会社が税引前四半期純損失を計上していることから、親会社株主に帰属する四半期純損失は90百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益341百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
①日本
(特殊潤滑油)
上期(3~8月)の自動車生産台数が前年同期比30.5%減少で推移する中で、ダイカスト用油剤等特殊潤滑油は減収となりました。
(合成潤滑油)
データセンター向けハードディスクドライブ需要の増加を背景に第1四半期は前年同期比増加で推移したハードディスク表面潤滑剤は、第2四半期で顧客での操業停止の影響を受け前年同期比減少に転じました。また、高温用潤滑油の出荷も世界的な自動車生産台数減少の影響を受け減収となりました。
(素材)
流動パラフィンは、リチウムイオンバッテリー用途およびポリスチレン可塑剤用途での出荷は微減にとどまりましたが、化粧品用途での出荷がインバウンド消費の減少や外出自粛の影響を受け減収となりました。金属加工油の添加剤として使用されるスルホネートは、上述の特殊潤滑油と同様の要因により減収となりました。
(ホットメルト接着剤)
主力の衛生材用途での出荷は堅調に推移し、前年同期並みの実績となりました。また、粘着用途での出荷は宅配便需要増加に伴う荷札シール需要の増加により増収となりました。一方で、自動車内装関連用途での出荷は減収となりました。
(エネルギーデバイス材料)
有機EL用封止材およびガス・水蒸気透過度測定装置は、顧客での操業停止や減産あるいは設備投資の延期等の影響を受け減収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は8,475百万円(前年同期比17.9%減)となり、セグメント損失は8百万円(前年同期は486百万円のセグメント利益)となりました。
②中国
第1四半期(1~3月)に急減速した自動車生産は4月以降回復に転じましたが、上期(1~6月)においては前年同期比16.8%減少の水準にとどまっております。このような状況の中で、ダイカスト用油剤等特殊潤滑油は減収となりました。一方、ホットメルト接着剤は、衛生剤用途およびフィルター用途での出荷が好調に推移した結果、増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は1,302百万円(前年同期比9.7%減)にとどまりましたが、原価低減および販管費の抑制によりセグメント利益は84百万円(前年同期比36.4%増)となりました。
③東南/南アジア
当社グループの事業拠点が所在する国における上期(1~6月)の自動車生産台数が前年同期比47.9%減少で推移する中、ダイカスト用油剤等特殊潤滑油は大幅な減収となりました。一方、ホットメルト接着剤の売上は堅調に推移し、前年同期並みの実績となりました。昨年7月に竣工したインド子会社においては、今年1月より現地生産品の販売を開始したところですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、活動は停滞を余儀なくされております。
この結果、当セグメントの売上高は1,867百万円(前年同期比14.9%減)となり、セグメント利益は12百万円(前年同期比84.7%減)となりました。
④北米
上期(1~6月)の自動車生産台数が前年同期比39.3%減少で推移する中で、ダイカスト用油剤等特殊潤滑油は減収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は282百万円(前年同期比23.3%減)にとどまりましたが、高付加価値品の売上構成比率の上昇および販管費の抑制によりセグメント利益は15百万円(前年同期は9百万円のセグメント損失)となりました。
財政状態は、次のとおりです。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて1,518百万円減少し、26,610百万円となりました。これは主に、売上債権が減少したこと、有形および無形固定資産が償却の進展に伴いそれぞれ減少したことによります。
負債は、前連結会計年度末に比べて878百万円減少し、9,041百万円となりました。これは主に、短期借入金が増加した一方で、仕入債務および長期借入金がそれぞれ減少したことによります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて640百万円減少し、17,569百万円となりました。これは主に、利益剰余金および為替換算調整勘定がそれぞれ減少したことによります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて554百万円増加し、3,767百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは696百万円の収入(前年同期は736百万円の収入)となりました。これは主に減価償却費等によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは317百万円の支出(前年同期は1,287百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出等によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは152百万円の収入(前年同期は736百万円の収入)となりました。これは主に短期借入金の純増等によるものです。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、661百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因および経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。

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