四半期報告書-第64期第3四半期(令和3年9月1日-令和3年11月30日)

【提出】
2022/01/13 16:06
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態および経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、度重なる緊急事態宣言の発出による消費低迷と部品や原材料の供給制約問題により、一進一退の状況で推移しました。足元、活動制限の緩和を背景に経済は回復の基調にあるものの、先行きは依然不透明な状況です。海外経済についても、全体的には回復基調にあるものの、米国金融政策の引き締め方向への転換、中国での債務・エネルギー問題に端を発する景気減速懸念等により、先行きを見通すことは困難な状況です。また、国内外における原材料価格の上昇は製造業の収益を圧迫しつつあります。
このような状況のもと当社グループにおいては、各国での自動車生産の回復等を背景に、売上高は20,415百万円(前年同期比13.6%増)となり、営業利益は1,375百万円(前年同期比114.5%増)、更には為替が差益に転じたことにより経常利益は1,732百万円(前年同期比164.0%増)となりました。また、賃貸用不動産の売却益を特別利益に計上したこともあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,730百万円(前年同期比470.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
①日本
(特殊潤滑油)
国内自動車生産は半導体の供給不足が足かせとなり、8月以降は前年同月比減少に転じたことにより、前年同期並みの水準にとどまりました。このような状況の中、潤滑油製品全般で売上は増加しました。中でも顧客での生産性向上に資する少量塗布型ダイカスト離型剤や新規拡販に注力している切削油剤の売上が順調に推移しました。
(合成潤滑油)
国内自動車生産の回復と旺盛な中国需要を背景に、グリース基油用途での高温用潤滑油が増収となりました。一方、ハードディスク表面潤滑剤については、中期的にはデータセンター用途でのHDD(ハードディスクドライブ)需要の増加が見込まれるものの、足元ではパーソナルコンピュータ分野でのSSD(ソリッドステートドライブ)への置換の影響を受け、減収となりました。
(素材)
流動パラフィンは、ポリスチレン可塑剤および化粧品用途が増収となった一方で、採算性を踏まえて一部取引の見直しを行ったことにより減収となりました。
スルホネートは、金属加工油添加剤用途での出荷の回復により増収となりました。
(ホットメルト接着剤)
フィルター用途が増収となった一方で、主力の衛材用途が前年同期比微減で推移したことにより、ホットメルト接着剤の売上は前年同期並みの実績となりました。
(エネルギーデバイス材料)
有機EL用封止材の輸出とガス・水蒸気透過度測定装置の販売および受託分析が好調に推移したことにより増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は14,875百万円(前年同期比10.3%増)となり、セグメント利益は837百万円(前年同期比119.6%増)となりました。
②中国
半導体や電力の供給不足の影響により鈍化傾向にあるものの、自動車生産は一昨年の実績並みの水準で推移しました。このような状況の中、潤滑油製品全般で売上は増加しました。注力製品である少量塗布型ダイカスト離型剤の拡販も順調に推移しました。ホットメルト接着剤は前年同期並みの実績となりました。
この結果、当セグメントの売上高は2,857百万円(前年同期比25.9%増)となり、セグメント利益は327百万円(前年同期比51.8%増)となりました。
③東南/南アジア
他の地域に比べ経済回復に遅れがみられた当地域についても、自動車生産が増加したことにより、ダイカスト用油剤等特殊潤滑油は増収となりました。ホットメルト接着剤は前年同期並みの実績となりました。
この結果、当セグメントの売上高は3,544百万円(前年同期比32.1%増)となり、セグメント利益は102百万円(前年同期は3百万円の利益)となりました。
④北米
他の地域と同様に自動車生産が増加したことによりダイカスト用油剤等特殊潤滑油は増収となりました。注力製品である少量塗布型ダイカスト離型剤の拡販も順調に推移しました。
この結果、当セグメントの売上高は623百万円(前年同期比35.5%増)となり、セグメント利益は101百万円(前年同期比153.5%増)となりました。
財政状態は、次のとおりです。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて516百万円増加し、28,223百万円となりました。これは主に、売上債権が157百万円、棚卸資産が802百万円、投資その他の資産が228百万円それぞれ増加した一方で、償却の進展に伴い有形固定資産が564百万円、無形固定資産が120百万円それぞれ減少したことによります。
負債は、前連結会計年度末に比べて1,367百万円減少し、8,178百万円となりました。これは主に、仕入債務が177百万円、未払法人税等が603百万円それぞれ増加した一方で、短期借入金が1,991百万円、長期借入金が345百万円それぞれ減少したことによります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて1,883百万円増加し、20,046百万円となりました。これは主に、利益剰余金が1,308百万円、為替換算調整勘定が366百万円それぞれ増加したことによります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,002百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。

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