訂正有価証券報告書-第150期(2025/01/01-2025/12/31)

【提出】
2026/03/27 15:42
【資料】
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【項目】
170項目
(1)経営成績の状況
前連結会計年度当連結会計年度増減率
百万円百万円%
売上収益1,094,7461,234,95912.8
タイヤ980,8961,121,28414.3
MB105,249105,5520.3
その他8,6008,123△5.6
事業利益134,379166,57724.0
タイヤ127,157154,97921.9
MB8,57711,09029.3
その他△1,360518-
調整額5△11-
営業利益119,157152,90128.3
税引前利益115,359157,18636.3
親会社の所有者に
帰属する当期利益
74,919105,39840.7

(注)事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。
当期における当社グループをとり巻く環境は、国内では、米国関税引き上げを巡る影響はあったものの、年後半にかけて影響は一巡し、雇用や所得環境の改善により、個人消費は緩やかに持ち直しています。また、エネルギー価格の低下などによるコスト減を背景に景況感は全体としては底堅く推移しています。
海外においては、米国は、関税政策を巡る動きが落ち着きつつあるものの、個人消費を中心に景気は減速傾向にあります。欧州は、関税引き上げによる外需の不振が景気の重しとなり、また、中国では外需は好調を維持しているものの、消費や固定資産投資がマイナス成長となるなど内需は減速傾向にあります。
こうした状況の中、当社グループは、既存事業における強みの「深化」と新しい価値の「探索」をさらに推し進め、変革の「総仕上げ」を目指す中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」の取り組みにより、全事業領域で好調な実績となりました。当期の連結売上収益は、1兆2,349億59百万円(前期比12.8%増)、利益面では、連結事業利益は1,665億77百万円(前期比24.0%増)、連結営業利益は1,529億1百万円(前期比28.3%増)、また、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,053億98百万円(前期比40.7%増)と、5期連続の増収増益かつ過去最高の業績を更新しました。
タイヤセグメントの売上収益は1兆1,212億84百万円(前期比14.3%増)で、当社グループの連結売上収益の90.8%を占めました。YX2026で掲げる「Best Alternative戦略」が、OHT(オフハイウェイタイヤの略)を含むタイヤセグメント全体で成果を創出し収益構造が大きく転換しています。
タイヤ消費財における新車用の売上収益は、国内での新規納入車種の拡大に加え、欧米においてもSUV・CUV車種を中心に、プレミアムカーへの新車装着の獲得や、その他の新規納入も増加したことにより前期を上回りました。
タイヤ消費財の市販用の売上収益は、戦略的なOE(新車装着)リターンの刈り取りに加え、国内におけるかねてからの丁寧な販売活動の効果や、欧州各国におけるハイインチ品販売への注力、北米におけるオンロード系SUV・CUV用タイヤ販売の強化などにより高付加価値商品販売が伸長したほか、各地域で新規取引先の開拓や既存顧客との取引拡大が順調に進んだことで前期を上回りました。
OHT(オフハイウェイタイヤ)の売上収益は、2025年2月に買収したGoodyear社のOTR(Off-The-Road)事業の業績が加わったこともあり、前期を上回りました。農機用タイヤは、新車用においては、厳しい環境の中でも顧客との関係強化を図ることでシェア向上を実現したほか、市販用においては、当社のマルチブランド戦略の強みを活かし、「Mitas(ミタス)」「Alliance(アライアンス)」「Galaxy(ギャラクシー)」ブランドを中心に、各地域において継続して販売拡大に努めたことで、欧州・北米の主要市場で需要を上回る販売伸長を果たしました。
MB(マルチプル・ビジネス)セグメントの売上収益は1,055億52百万円(前期比0.3%増)で、当社グループの連結売上収益の8.5%を占めました。
ホース配管事業の売上収益は、国内建設機械メーカーの需要減はあったものの、北米自動車メーカーの需要増により前年同期を上回りました。
工業資材事業の売上収益は、コンベヤベルトの安定的な受注や、海洋商品における旺盛な需要の取り込み、防衛装備品の受注増などにより、前年同期を上回りました。
全社の事業利益は、Goodyear社OTR事業の連結化に伴う一過性費用の計上はありましたが、タイヤ消費財での販売数量増や、「ADVAN(アドバン)」、「GEOLANDAR(ジオランダー)」、ウィンタータイヤをはじめとする高付加価値商品(AGW)やハイインチ品の販売増に加え、MB事業における既存事業の収益性改善、抜本的コスト改善の積み増しや構造改革などの内部努力が寄与し大幅な増益となりました。
(2)財政状態の状況
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて2,628億16百万円増加し、1兆9,983億60百万円となりました。
流動資産は営業債権の増加等により、8,261億68百万円(前期比10.2%増)となりました。非流動資産は有形固定資産の増加等により、1兆1,721億92百万円(前期比18.9%増)となりました。
流動負債は有利子負債の増加等により、4,470億41百万円(前期比19.3%増)となりました。また、非流動負債についても有利子負債の増加等により、5,110億89百万円(前期比11.9%増)となりました。
資本合計は親会社の所有者に帰属する当期利益の計上等により1兆402億31百万円(前期比15.1%増)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて288億23百万円減少し、1,073億91百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、1,356億30百万円(前連結会計年度比411億33百万円の収入増加)となりました。
これは主として、税引前利益1,571億86百万円、退職給付信託の一部返還を受けたこと等による退職給付に係る資産及び負債の増減額191億56百万円、法人税等の支払額571億25百万円の計上等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、2,412億98百万円(前連結会計年度比2,399億6百万円の支出増加)となりました。
これは主として、子会社の取得を含む事業譲受による支出1,405億27百万円、有形固定資産の取得による支出1,116億26百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は、683億17百万円(前連結会計年度は632億13百万円の支出)となりました。
これは主として、長期借入れによる収入1,424億87百万円、長期借入金の返済による支出556億49百万円、配当金の支払額158億61百万円等であります。
(資本の財源及び資金の流動性に係る情報)
当社グループの重要な資本的支出の予定及びその資金の調達源については「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。

(4)生産、受注及び販売の状況
①生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産金額(百万円)前年同期比(%)
タイヤ825,4793.9
M B74,74214.0
そ の 他30410.0
合 計900,5254.6

(注)1.金額は、販売価格を基礎として算出しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②受注状況
当社は、ごく一部を除いてすべて見込生産であります。
③販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売金額(百万円)前年同期比(%)
タイヤ1,121,28414.3
M B105,5520.3
そ の 他8,123△5.6
合 計1,234,95912.8

(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(5)重要な会計方針並びに重要な会計上の見積り及び仮定
当社グループの連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成しております。連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。
なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の判断、見積り及び仮定は、「第5.経理の状況 連結財務諸表注記 3.重要性のある会計方針 4.重要な会計上の判断、見積り及び仮定」に記載しております。

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