四半期報告書-第120期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/15 15:02
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
1 提出会社の代表者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する分析・検討内容
(1) 経営成績の分析
当社グループは当第3四半期連結累計期間においては、減収減益となりました。売上高は10,285,819千円(前年同期比13.1%減)、営業利益は392,474千円(前年同期比141.0%増)、経常損失は186,295千円(前年同期は経常損失225,183千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,202,332千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失412,904千円)となりました。
売上高については、各国政府によるロックダウンなどの新型コロナウイルス感染拡大防止策による景気悪化や長期にわたる訴訟対応などに伴って、Digital Finance事業、スポーツ事業が大幅減となりました。営業利益・経常利益につきましては、スポーツ事業を除いて各事業とも利益改善が順調に進んでおります。純利益につきましては、本年10月にシンガポールで下された判決を当連結会計期間に取り込み大幅な減益となりました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響に関しては、特にDigital Finance事業、スポーツ事業に影響が出ました。また、当社グループが事業を行っております各国政府の方針、事業別の環境等により異なります。それぞれのセグメントの記載の中に記載しておりますので、ご参照ください。
当社といたしましては、短期的な景気判断や収益について一つ一つ適切に対処しつつも、中長期的視点で経済成長する地域に適切に投資し、当社の成長を目指しております。
なお、上記金額に消費税等は含まれておりません。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(Digital Finance事業)
当事業の当第3四半期連結累計期間における業績は減収減益となりました。
当第3四半期連結累計期間における売上高は4,700,832千円(前年同期比24.7%減)、セグメント利益(営業利益)は593,504千円(前年同期比3.8%減)となりました。
新型コロナウイルス感染拡大防止策として各国政府がロックダウンなどを行った結果、営業停止や休業となりました。当社グループはこの間、①営業貸付金の回収に注力、②景気悪化に備えて新規貸付審査厳格化と抑制を柱に活動いたしました。この結果、売上高・セグメント利益ともに減少となっております。
新型コロナウイルス感染防止政策の影響ですが、東南アジア各国は国ごとの感染者数や政策対応が大きく異なり、タイ、カンボジア、ラオスでは感染者は相対的に少なく国内は落ち着いた状況ですが、ミャンマー、インドネシアでは感染者が未だ多くロックダウン等が継続しており、まだら模様となっております。同時に景気悪化は各国とも影響が大きく、カンボジアやミャンマーではオートバイ等の当社主力商品への明確な需要減少がみられます。同時に当社は顧客返済遅延に備えて保守的に新型コロナウイルス感染症対策特別引当金を引き当てております。その金額は現在のところ妥当と考えられ、かつ、その後回収は想定より順調に進んでおります。各国の景気や需要状況を注視し、現在はまだ事業拡大に踏み切る時ではないと判断しており、今後は事業再拡大の機会を慎重に判断してまいります。
なお、2月に発生しましたミャンマーでのクーデター並びにタイにおける新型コロナウイルス感染症再拡大による影響につきましては、上記の保守的な方針を変更するものではなく、現在のところ大きな影響は出ておりません。今後とも慎重に事態の推移を注視してまいります。
(食品事業)
当事業の当第3四半期連結累計期間における業績は、増収増益となりました。
当第3四半期連結累計期間における売上高は3,217,647千円(前年同期比1.5%増)となり、セグメント利益(営業利益)は151,662千円(前年同期比197.3%増)となりました。
当事業は、明日香食品株式会社並びに同子会社グループが営む、和菓子等、とりわけあんこ餅(大福)、わらび餅、桜餅(道明寺)等の餅類、団子類、などの開発製造に独自性を持つ事業であります。
日本の人口減、スーパー店舗数減、消費の低調などの厳しい市場環境のなか、当事業の当第3四半期連結累計期間における業績につきましては、当事業の戦略的選択と集中が一巡し、売上が増加に転じました。また、当該戦略的選択と集中に加え、自社工場の生産比率増加や効率化、リピート顧客を確実に獲得した新規商品などにより利益は大幅に増加しております。
新型コロナウイルス感染防止政策の影響ですが、主要顧客であるスーパーの集客と食品売上が好調であることと、季節の行事が縮小されたことなどがプラスとマイナス両側に影響しております。現在では、SNSを活用した当社商品のブランディングに注力してまいりましたことも影響し、戦略商品の拡販が進んでおります。『「わらび餅」の明日香野』、『こし自慢明日香野』が定着しつつありますので、今後の拡販にも期待をしております。これらにより、中期経営計画アクセルプランⅢ「再発進」の基本方針である「ついで買いから指名買いされる企業」を果たし、業績の拡大を図ってまいります。
(スポーツ事業)
当事業の当第3四半期連結累計期間における業績は、減収減益となりました。
当第3四半期連結累計期間における売上高は734,486千円(前年同期比16.0%減)となり、セグメント利益(営業利益)は35,499千円(前年同期比42.5%減)となりました。
当事業は、創業事業でありますアカエムソフトテニスボールを中心とした、ソフトテニス関連事業とテニスクラブ再生事業を柱としております。
当事業の第3四半期連結累計期間における業績につきましては、新型コロナウイルスの感染症防止策を実施しながらですが、中学校・高校の部活動、都道府県内の大会などが再開されてきた事でソフトテニスボールの需要、チームウェアや防寒着の需要が少しずつ戻ってきました。このような状況の中、特にソフトテニスボールではプラクティスボールのキャンペーンを継続したことも影響し、好調に推移しました。しかしながら、国体、全日本選手権など全国的な規模の大会は依然として行われず、特にルーセントブランドのバック等アクセサリーの売上が低調に推移し、まだまだ市場が以前のような活況を取り戻すには時間がかかることが予想されます。
一方テニスクラブ再生事業では、順調に会員を伸ばしております。12月に建物の老朽化により1校の閉鎖を行いましたが、収益においては影響がない予定であり、来年以降さらなる会員獲得を目指します。
第4四半期以降につきましては新たに緊急事態宣言が出されたことの影響を見極める必要があります。現状は大きな影響は出ておりませんが、大会やイベント等の中止などもあります。その一方来年度の学校の再開とクラブ活動の正常化には期待がかかるところでもあり、今後とも慎重に状況を注視してまいります。
(ゴム事業)
当事業の当第3四半期連結累計期間における業績は、増収増益となりました。
当第3四半期連結累計期間における売上高は1,301,774千円(前年同期比5.8%増)となり、セグメント損失(営業損失)は57,368千円(前年同期はセグメント損失76,213千円)と改善傾向にあります。
当事業は、当社グループの創業以来の事業で、ゴムの配合・加工技術に独自性をもつ事業であり、日本国内のみならず、タイ、マレーシア、ベトナム、などにおいて事業展開をしております。
当事業の当第3四半期連結累計期間における業績につきましては、主に、東日本国内のゴムライニング防食施工の受注が、好調に推移しました。
第4四半期以降においても、多くの現地工事案件を受注しております。ゴムライニング防食施工はゴム事業の中で収益性と競争力が高い事業です。ゴムライニング防食施工は残存者利益を享受できる環境にありますので、ゴム事業内におけるゴムライニング防食施工への選択と集中を進めることで売上高増加と利益改善を進めていく方針です。
新型コロナウイルス感染防止政策の影響につきましては、現在のところあまり出ておりません。しかしながら、当事業は景気悪化に対して半年程度遅行して影響が出る業種であり、今後も注意してまいります。
(コンテンツ事業)
当事業の当第3四半期連結累計期間における業績は、増収増益となりました。
当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高330,628千円(前年同期比3.9%増)、セグメント利益(営業利益)は45,819千円(前年同期はセグメント損失43,086千円)となりました。
当事業は、主にトレーディングカードゲーム制作やエンターテインメント関連の書籍及び電子書籍の制作、音楽並びに関連商品の製作を行っており、様々なコンテンツを商品・イベント化する企画制作・編集・制作に独自性を持ち展開しております。
当事業の当第3四半期連結累計期間における業績につきましては、当社の手がけました、現在人気が高まっております「鬼滅の刃」が特に今期に成長の柱となるとともに、その他各種漫画の人気が好調であることなどから書籍編集の売上高が下げ止まりました。また当社の手がけましたトレーディングカードゲームも人気が高く、ロイヤリティ収入が順調に推移しており、同時に事業経費も大幅に圧縮が進んでおります。当第3四半期連結累計期間では、事業経費は2割程度減少しており、これが利益化に貢献しております。
新型コロナウイルス感染防止政策の影響については、2021年になり、新たに緊急事態宣言が出されましたが、当事業は数年来リモートネットワークを推進していたこともあり、業務の遂行に大きな支障はありません。この状況の中、2月に発売されました「鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐」なども好調であり、今後さらに新しい商品制作がはじまることもあり、今後に期待をしております。また、各種の開示でお知らせいたしましたように、海外展開を積極的に進めることで、本格的な事業拡大につなげる方針を継続してまいります。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産残高は、42,998,390千円(前連結会計年度末比2,990,232千円減)となり、流動資産は、33,601,738千円(前連結会計年度末比2,357,574千円減)、固定資産は、9,396,651千円(前連結会計年度末比632,658千円減)となりました。
流動資産減少の主な原因は、短期借入金の返済等による現金及び預金の減少要因がございましたが、Digital Finance事業における営業貸付金等の回収が進んだこと等による現金及び預金の増加(前連結会計年度末比2,750,418千円増)といった増加要因、営業貸付金の回収が進んだこと等による営業貸付金の減少(前連結会計年度末比5,018,228千円減)、引当金繰入による貸倒引当金の増加(前連結会計年度末比167,959千円増)といった減少要因によるものです。
固定資産減少の主な原因は、減価償却等によるのれんの減少(前連結会計年度末比218,391千円減)、持分法適用関連会社の株式評価減等による関係会社株式の減少(前連結会計年度末比406,157千円減)、繰延税金資産の減少(前連結会計年度末比115,745千円減)といった減少要因、差入れによる差入保証金の増加(前連結会計年度末比119,071千円増)によるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債残高は、29,517,343千円(前連結会計年度末比87,972千円減)となり、流動負債は、28,164,119千円(前連結会計年度末比14,152,384千円増)、固定負債は、1,353,224千円(前連結会計年度末比14,240,357千円減)となりました。
流動負債増加の主な原因は、振替による1年内償還予定の転換社債の増加(前連結会計年度末比13,034,113千円増)、未払利息増加等による未払費用の増加(前連結会計年度末比526,775千円増)、訴訟による損失に備えるため引当金を計上したことによる訴訟損失引当金の増加(前連結会計年度末比2,187,247千円増)といった増加要因、返済による短期借入金の減少(前連結会計年度末比1,958,290千円減)、といった減少要因によるものです。
固定負債減少の主な原因は、振替による転換社債の減少(前連結会計年度末比14,183,039千円減)によるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産残高は、13,481,046千円(前連結会計年度末比2,902,260千円減)となりました。
純資産減少の主な原因は、親会社株主に帰属する四半期純損失計上による利益剰余金の減少(前連結会計年度末比1,202,332千円減)及び非支配株主持分の減少(前連結会計年度末比1,690,999千円減)によるものです。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は21,261千円であります。

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