四半期報告書-第121期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦や中国経済の減速等による影響を背景に輸出が弱含んでいるものの、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しの動きがみられ、企業収益も底堅く、景気は緩やかな回復が続いております。
特殊鋼業界の主要な需要先である自動車産業では、国内では新型車の販売好調が続き、米国での販売も増加しておりますが、中国や欧州での需要が伸び悩み、輸出向け販売は低い伸びとなっております。
このような環境の中、当社グループの特殊鋼事業では、国内海外ともに耐熱鋼の売上が堅調を維持し、売上が前年同四半期に比べ微増となりました。一方で、米中貿易摩擦を背景とした半導体関連顧客の需要低迷が続き、利益が前年同四半期に比べ減少いたしました。不動産賃貸事業につきましては、一層のサービス向上に努め、業績は安定的に推移いたしました。
その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は前年同四半期に比べ294百万円増の10,365百万円となりました。経常利益は前年同四半期に比べ168百万円減の1,037百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期に比べ91百万円減の747百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①特殊鋼事業
売上高は前年同四半期に比べ301百万円増の9,227百万円、セグメント利益(営業利益)は144百万円減の435百万円となりました。
②不動産賃貸事業
売上高は前年同四半期に比べ6百万円減の1,137百万円、セグメント利益(営業利益)は7百万円増の568百万円となりました。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ799百万円増加し、28,404百万円となりました。主な要因は次のとおりであります。
・債券及び投資信託の購入等により投資有価証券が952百万円増加しております。
・インド子会社の工場稼働開始等により機械装置及び運搬具が375百万円増加しております。
一方、当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ144百万円増加し、5,285百万円となりました。主な要因は次のとおりであります。
・支払手形及び買掛金が154百万円増加しております。
また、当第2四半期連結会計期間末の純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益747百万円を主な要因として、前連結会計年度末に比べ655百万円増加し、23,119百万円となりました。以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末と変わらず、81.4%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ200百万円減少し、5,349百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金収支は、1,120百万円の増加(前年同四半期は865百万円の増加)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益1,037百万円に、プラス要因として減価償却費376百万円、マイナス要因として法人税等の支払額296百万円等を調整した結果によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金収支は、1,227百万円の減少(前年同四半期は97百万円の増加)となりました。これは、プラス要因として有価証券の償還による収入100百万円、マイナス要因として有形固定資産の取得による支出393百万円、投資有価証券の取得による支出1,000百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金収支は、91百万円の減少(前年同四半期は106百万円の減少)となりました。これは、配当金の支払額90百万円等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、73百万円(売上金額比0.7%)であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。