四半期報告書-第122期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響と緊急事態宣言を受けた経済活動の停滞によって、急激に減速しました。
特殊鋼業界の主要な需要先である自動車産業では、世界各国における感染抑止措置による移動制限や生産停止な
どもあり、国内外ともに販売が大幅に減少となりました。
このような環境の中、当社グループの特殊鋼事業では、磁性材および耐熱鋼ともに国内外での販売量は大きく減
少いたしました。また、半導体関連需要につきましても依然、先行き不透明な状況にあります。
不動産賃貸事業につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が継続するなか、商業施設の賃料を減額したことにより利益は減少いたしました。
その結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は前年同四半期に比べ1,645百万円減の3,616百万円、営業利益は同305百万円減の171百万円、経常利益は同243百万円減の253百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同188百万円減の162百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①特殊鋼事業
売上高は前年同四半期に比べ1,548百万円減の3,148百万円、セグメント損失(営業損失)は9百万円(前年同期は186百万円の利益)となりました。
②不動産賃貸事業
売上高は前年同四半期に比べ97百万円減の467百万円、セグメント利益(営業利益)は109百万円減の181百万円となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ521百万円減少し、28,241百万円となりました。主な要因は次のとおりであります。
・現金及び預金が175百万円減少しております。
・売上減少により受取手形及び売掛金が413百万円減少、電子記録債権が121百万円減少しております。
一方、当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ642百万円減少し、4,537百万円となりました。主な要因は次のとおりであります。
・売上減少に伴う仕入減により支払手形及び買掛金が429百万円減少しております。
・法人税等の確定納付により未払法人税等が172百万円減少しております。
また、当第1四半期連結会計期間末の純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益162百万円を主な要因として、前連結会計年度末に比べ120百万円増加し、23,703百万円となりました。以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.9ポイント上昇し、83.9%となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、33百万円(売上金額比0.9%)であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。