四半期報告書-第70期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものである。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延の影響を受け深刻な不況に陥った前年同期に比べ回復しているものの、コロナ禍以前の水準には至らない途半ばの状況にある。
線材加工製品業界においては、自動車向けの需要が堅調であることに加え、電力通信向けや土木向けも底堅く推移している。建築向けは、普通線材製品の需要が低迷しているものの、ボルト製品についてはにわかにマーケットの需給が引き締まってきた様相を呈している。
一方で中国の鉄鋼生産の拡大等を背景に、主副原料価格やエネルギーコスト等の急激かつ大幅な上昇に直面しており、これらの調達コスト増を製品価格に適切に転嫁することが収益を確保する上で不可欠となっている。
このような状況の中、当社グループは収益改善に向けて積極的に取り組んだ結果、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。
a.財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は65,414百万円となり、前連結会計年度末に比べ175百万円の増加となった。流動資産は33,244百万円となり、前連結会計年度末に比べ214百万円の増加となった。これは主に現金及び預金の増加によるものである。固定資産は32,170百万円となり、前連結会計年度末に比べ38百万円の減少となった。これは主に建物及び構築物の減少によるものである。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は17,125百万円となり、前連結会計年度末に比べ11百万円の減少となった。流動負債は12,604百万円となり、前連結会計年度末に比べ257百万円の増加となった。これは主に未払金の増加によるものである。固定負債は4,521百万円となり、前連結会計年度末に比べ269百万円の減少となった。これは主に長期借入金の減少によるものである。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は48,289百万円となり、前連結会計年度末に比べ187百万円の増加となった。この結果、自己資本比率は69.2%となった。
b.経営成績
当第1四半期連結累計期間の売上高は特殊線材製品及びボルト製品の販売数量の増加並びに主副原料価格の上昇等を踏まえた販売価格の改善により、7,048百万円と前年同期に比べ879百万円(14.3%)の増収となった。
利益面においては、販売数量の拡大を中心に、販価改善とコスト低減対策も相俟って、営業利益は501百万円と前年同期に比べ255百万円(103.6%)の増益、経常利益は689百万円と前年同期に比べ271百万円(65.0%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は449百万円と前年同期に比べ148百万円(49.5%)の増益となった。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
また、セグメント利益は、営業利益ベースの数値である。
普通線材製品
普通線材を素材とした各種めっき鉄線、また、めっき鉄線を素線とした加工製品からなり、公共土木向けのかご、落石防護網及び民間向けの各種フェンス等に使用されている。
売上高は、主副原料価格の上昇等を踏まえた販売価格改善の一方で、フェンス向け等の販売数量が減少したことにより、1,918百万円と前年同期に比べ2百万円(△0.1%)の減収となった。
セグメント利益は、主副原料価格上昇や販売数量減少の影響を、販価改善並びにコスト低減等による収益改善が上回ったことにより、205百万円と前年同期に比べ52百万円(34.3%)の増益となった。
特殊線材製品
特殊線材を素材とした硬鋼線、各種めっき鋼線、鋼平線、鋼より線、ワイヤロープ等からなり、自動車向け、電力通信向け及び公共土木向け等、多岐に渡って使用されている。
売上高は、自動車向け等の販売数量が増加したことにより、3,657百万円と前年同期に比べ506百万円(16.1%)の増収となった。
セグメント利益は、変動費・固定費両面でのコスト増の影響を、販売数量の増加等による収益改善が上回ったことにより、116百万円と前年同期に比べ192百万円(前年同期は76百万円の損失)の増益となった。
鋲螺線材製品
鋲螺線材を素材としたトルシア形高力ボルト、六角高力ボルト及びGNボルト等からなり、主として建築向けに使用されている。
売上高は、販売数量が増加したことにより、1,294百万円と前年同期に比べ364百万円(39.2%)の増収となった。
セグメント利益は、変動費・固定費両面でのコスト増の影響を、販売数量の増加等による収益改善が上回ったことにより、148百万円と前年同期に比べ30百万円(26.0%)の増益となった。
不動産賃貸
主に賃貸用不動産を所有・経営している。
売上高は、41百万円と前年同期とほぼ同額(0.5%)となり、セグメント利益は24百万円と前年同期とほぼ同額(△2.5%)となった。
その他
めっき受託加工及び副産物の売上高は、136百万円と前年同期に比べ10百万円(8.2%)の増収となったものの、セグメント利益は6百万円と前年同期に比べ20百万円(△76.2%)の減益となった。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は8百万円である。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延の影響を受け深刻な不況に陥った前年同期に比べ回復しているものの、コロナ禍以前の水準には至らない途半ばの状況にある。
線材加工製品業界においては、自動車向けの需要が堅調であることに加え、電力通信向けや土木向けも底堅く推移している。建築向けは、普通線材製品の需要が低迷しているものの、ボルト製品についてはにわかにマーケットの需給が引き締まってきた様相を呈している。
一方で中国の鉄鋼生産の拡大等を背景に、主副原料価格やエネルギーコスト等の急激かつ大幅な上昇に直面しており、これらの調達コスト増を製品価格に適切に転嫁することが収益を確保する上で不可欠となっている。
このような状況の中、当社グループは収益改善に向けて積極的に取り組んだ結果、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。
a.財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は65,414百万円となり、前連結会計年度末に比べ175百万円の増加となった。流動資産は33,244百万円となり、前連結会計年度末に比べ214百万円の増加となった。これは主に現金及び預金の増加によるものである。固定資産は32,170百万円となり、前連結会計年度末に比べ38百万円の減少となった。これは主に建物及び構築物の減少によるものである。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は17,125百万円となり、前連結会計年度末に比べ11百万円の減少となった。流動負債は12,604百万円となり、前連結会計年度末に比べ257百万円の増加となった。これは主に未払金の増加によるものである。固定負債は4,521百万円となり、前連結会計年度末に比べ269百万円の減少となった。これは主に長期借入金の減少によるものである。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は48,289百万円となり、前連結会計年度末に比べ187百万円の増加となった。この結果、自己資本比率は69.2%となった。
b.経営成績
当第1四半期連結累計期間の売上高は特殊線材製品及びボルト製品の販売数量の増加並びに主副原料価格の上昇等を踏まえた販売価格の改善により、7,048百万円と前年同期に比べ879百万円(14.3%)の増収となった。
利益面においては、販売数量の拡大を中心に、販価改善とコスト低減対策も相俟って、営業利益は501百万円と前年同期に比べ255百万円(103.6%)の増益、経常利益は689百万円と前年同期に比べ271百万円(65.0%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は449百万円と前年同期に比べ148百万円(49.5%)の増益となった。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
また、セグメント利益は、営業利益ベースの数値である。
普通線材製品
普通線材を素材とした各種めっき鉄線、また、めっき鉄線を素線とした加工製品からなり、公共土木向けのかご、落石防護網及び民間向けの各種フェンス等に使用されている。
売上高は、主副原料価格の上昇等を踏まえた販売価格改善の一方で、フェンス向け等の販売数量が減少したことにより、1,918百万円と前年同期に比べ2百万円(△0.1%)の減収となった。
セグメント利益は、主副原料価格上昇や販売数量減少の影響を、販価改善並びにコスト低減等による収益改善が上回ったことにより、205百万円と前年同期に比べ52百万円(34.3%)の増益となった。
特殊線材製品
特殊線材を素材とした硬鋼線、各種めっき鋼線、鋼平線、鋼より線、ワイヤロープ等からなり、自動車向け、電力通信向け及び公共土木向け等、多岐に渡って使用されている。
売上高は、自動車向け等の販売数量が増加したことにより、3,657百万円と前年同期に比べ506百万円(16.1%)の増収となった。
セグメント利益は、変動費・固定費両面でのコスト増の影響を、販売数量の増加等による収益改善が上回ったことにより、116百万円と前年同期に比べ192百万円(前年同期は76百万円の損失)の増益となった。
鋲螺線材製品
鋲螺線材を素材としたトルシア形高力ボルト、六角高力ボルト及びGNボルト等からなり、主として建築向けに使用されている。
売上高は、販売数量が増加したことにより、1,294百万円と前年同期に比べ364百万円(39.2%)の増収となった。
セグメント利益は、変動費・固定費両面でのコスト増の影響を、販売数量の増加等による収益改善が上回ったことにより、148百万円と前年同期に比べ30百万円(26.0%)の増益となった。
不動産賃貸
主に賃貸用不動産を所有・経営している。
売上高は、41百万円と前年同期とほぼ同額(0.5%)となり、セグメント利益は24百万円と前年同期とほぼ同額(△2.5%)となった。
その他
めっき受託加工及び副産物の売上高は、136百万円と前年同期に比べ10百万円(8.2%)の増収となったものの、セグメント利益は6百万円と前年同期に比べ20百万円(△76.2%)の減益となった。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は8百万円である。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。