四半期報告書-第68期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/09 9:07
【資料】
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【項目】
42項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものである。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費や民間設備投資がやや持ち直すとともに、企業業績が改善するなど、景気が緩やかに回復している状況にある。
一方、線材加工製品業界においては、建築向け及び製造業向けの需要が回復傾向にあるものの、土木向けの需要低迷に加え、獣害防護柵に関する公共予算の一層の縮小等により、市場環境は依然として厳しい状況が継続している。また、主原料価格の上昇等の大幅なコストプッシュに直面しており、これらの調達コスト増を製品価格に適切に転嫁することが収益を確保する上で不可欠となっている。
このような状況の中、当社グループは収益改善に向けて積極的に取り組んだ結果、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。
a.財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は64,486百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,978百万円の減少となった。流動資産は32,021百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,214百万円の減少となった。これは主に現金及び預金の減少によるものである。固定資産は32,464百万円となり、前連結会計年度末に比べ763百万円の減少となった。これは主に投資有価証券の減少によるものである。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は18,535百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,982百万円の減少となった。流動負債は11,239百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,678百万円の減少となった。これは主に1年内返済予定の長期借入金の減少によるものである。固定負債は7,296百万円となり、前連結会計年度末に比べ695百万円の増加となった。これは主に長期借入金の増加によるものである。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は45,951百万円となり、前連結会計年度末に比べ4百万円の増加となった。この結果、自己資本比率は66.8%となった。
b.経営成績
当第1四半期連結累計期間の経営成績については、売上高は品種構成の好転を含めた販売価格の改善により、7,523百万円と前年同期に比べ304百万円(4.2%)の増収となった。
利益面においては、営業利益は販価改善やコスト削減等により、352百万円と前年同期に比べ165百万円(88.3%)の増益、経常利益は為替差損が生じたものの、472百万円と前年同期に比べ112百万円(31.4%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は投資有価証券評価損等を計上したことにより、147百万円と前年同期に比べ73百万円(△33.2%)の減益となった。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
また、セグメント利益は、営業利益ベースの数値である。
普通線材製品
普通線材を素材とした各種めっき鉄線、また、めっき鉄線を素線とした加工製品からなり、公共土木向けのかご、落石防止網及び民間向けの各種フェンス等に使用されている。
売上高は、建築土木向けの販売数量の増加並びに販売価格の改善により、2,248百万円と前年同期に比べ90百万円(4.2%)の増収となった。
セグメント利益は、販売数量増や販価改善、増産効果及びコスト削減等の収益改善が、主原料価格の上昇等によるコスト増を上回ったことにより、137百万円と前年同期に比べ32百万円(31.1%)の増益となった。
特殊線材製品
特殊線材を素材とした硬鋼線、各種めっき鋼線、鋼平線、鋼より線、ワイヤロープ等からなり、自動車向け、電力通信向け及び公共土木向け等、多岐に渡って使用されている。
売上高は、販売価格が改善したものの、自動車向け及び電力通信向け等の販売数量が減少したことにより、3,636百万円と前年同期に比べ94百万円(△2.5%)の減収となった。
セグメント利益は、販価改善やコスト削減等の収益改善があったものの、主原料価格の上昇等のコスト増及び減産影響等により、21百万円と前年同期に比べ23百万円(△52.0%)の減益となった。
鋲螺線材製品
鋲螺線材を素材としたトルシア形高力ボルト、六角高力ボルト及びGNボルト等からなり、主として建築向けに使用されている。
売上高は、販売価格の改善並びに販売数量の増加により、1,459百万円と前年同期に比べ308百万円(26.8%)の増収となった。
セグメント利益は、主原料価格の上昇等のコスト増を販価改善や数量増、増産効果及びコスト削減等の収益改善が上回ったことにより、165百万円と前年同期に比べ147百万円(816.9%)の大幅増益となった。
不動産賃貸
主に賃貸用不動産を所有・経営している。
売上高は、大阪市に建設した倉庫の賃貸を開始したことにより、39百万円と前年同期に比べ6百万円(17.8%)の増収となり、セグメント利益は25百万円と前年同期に比べ4百万円(22.2%)の増益となった。
その他
めっき受託加工及び副産物の売上高は、138百万円と前年同期に比べ5百万円(△3.9%)の減収となり、セグメント利益は3百万円と前年同期に比べ4百万円(前年同期は0百万円の損失)の増益となった。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は6百万円である。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。

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