四半期報告書-第68期第2四半期(平成31年4月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものである。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費が緩やかに回復しているものの、中国経済の減速を背景に輸出が弱含み企業業績がマイナスに転じるなど、景気動向が不透明さを増している状況にある。
線材加工製品業界においては、建設向けの需要が回復傾向にあるものの、自動車向けの需要減に加え、獣害防護柵に関する公共予算の一層の縮小等により、市場環境は依然として厳しい状況が継続している。また、主原料価格の上昇等のコストプッシュに引き続き直面しており、これらの調達コスト増を製品価格に適切に転嫁することが収益を確保する上で不可欠となっている。
このような状況の中、当社グループは収益改善に向けて積極的に取り組んだ結果、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。
a.財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は64,222百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,242百万円の減少となった。流動資産は31,930百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,305百万円の減少となった。これは主に現金及び預金の減少によるものである。固定資産は32,291百万円となり、前連結会計年度末に比べ937百万円の減少となった。これは主に投資有価証券の減少によるものである。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は18,074百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,443百万円の減少となった。流動負債は10,914百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,003百万円の減少となった。これは主に1年内返済予定の長期借入金の減少によるものである。固定負債は7,159百万円となり、前連結会計年度末に比べ559百万円の増加となった。これは主に長期借入金の増加によるものである。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は46,147百万円となり、前連結会計年度末に比べ200百万円の増加となった。この結果、自己資本比率は67.4%となった。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間の経営成績については、売上高は品種構成の好転を含めた販売価格の改善並びに販売数量の増加により、15,374百万円と前年同期に比べ896百万円(6.2%)の増収となった。 利益面においては、販価改善や数量増、コスト削減等により、営業利益は728百万円と前年同期に比べ394百万円(118.2%)の増益、経常利益は870百万円と前年同期に比べ350百万円(67.3%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は432百万円と前年同期に比べ282百万円(188.8%)の増益となった。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
また、セグメント利益は、営業利益ベースの数値である。
普通線材製品
普通線材を素材とした各種めっき鉄線、また、めっき鉄線を素線とした加工製品からなり、公共土木向けのかご、落石防護網及び民間向けの各種フェンス等に使用されている。
売上高は、建築土木向けの販売数量の増加並びに販売価格の改善により、4,690百万円と前年同期に比べ226百万円(5.1%)の増収となった。
セグメント利益は、販売数量増や販価改善、増産効果及びコスト削減等の収益改善が、主原料価格の上昇等によるコスト増を上回ったことにより、315百万円と前年同期に比べ115百万円(57.4%)の増益となった。
特殊線材製品
特殊線材を素材とした硬鋼線、各種めっき鋼線、鋼平線、鋼より線、ワイヤロープ等からなり、自動車向け、電力通信向け及び公共土木向け等、多岐に渡って使用されている。
売上高は、自動車向け及び電力通信向け等の販売数量が減少したものの、販売価格が改善したことにより、7,402百万円と前年同期に比べ185百万円(2.6%)の増収となった。
セグメント損失は、販価改善やコスト削減等の収益改善があったものの、主原料価格の上昇等のコスト増及び減産影響等により、18百万円と前年同期に比べ42百万円(前年同期は24百万円の利益)の減益となった。
鋲螺線材製品
鋲螺線材を素材としたトルシア形高力ボルト、六角高力ボルト及びGNボルト等からなり、主として建築向けに使用されている。
売上高は、販売価格の改善並びに販売数量の増加により、2,926百万円と前年同期に比べ500百万円(20.7%)の増収となった。
セグメント利益は、主原料価格の上昇等のコスト増を販価改善や数量増、増産効果及びコスト削減等の収益改善が上回ったことにより、371百万円と前年同期に比べ302百万円(437.0%)の大幅増益となった。
不動産賃貸
主に賃貸用不動産を所有・経営している。
売上高は、大阪市に建設した倉庫の賃貸を開始したことにより、84百万円と前年同期に比べ16百万円(24.2%)の増収となり、セグメント利益は55百万円と前年同期に比べ13百万円(32.1%)の増益となった。
その他
めっき受託加工及び副産物の売上高は、270百万円と前年同期に比べ32百万円(△10.8%)の減収となり、セグメント利益は4百万円と前年同期に比べ5百万円(前年同期は1百万円の損失)の増益となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、8,287百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,487百万円(△15.2%)の減少となった。なお、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、932百万円となり、前年同四半期に比べ16百万円(1.9%)の増加となった。これは主に、税金等調整前四半期純利益の増加、投資有価証券評価損の増加、たな卸資産の増加額の減少、売上債権の減少額の増加が災害損失の計上額の減少、関係会社整理損失引当金の減少、災害損失の支払額の増加、仕入債務の減少額の増加、法人税等の支払額の増加、未払消費税等の増減額の減少への転換を上回ったことによるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、647百万円となり、前年同四半期に比べ484百万円(296.3%)の増加となった。これは主に、有形固定資産の取得による支出の増加、有価証券の売却による収入の減少が無形固定資産の取得による支出の減少、投資有価証券の売却による収入の増加を上回ったことによるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,760百万円となり、前年同四半期に比べ1,577百万円(863.6%)の増加となった。これは主に、長期借入金の返済による支出の増加、短期借入金の純増減額の減少の増加が長期借入れによる収入の増加、配当金の支払額の減少を上回ったことによるものである。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は15百万円である。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費が緩やかに回復しているものの、中国経済の減速を背景に輸出が弱含み企業業績がマイナスに転じるなど、景気動向が不透明さを増している状況にある。
線材加工製品業界においては、建設向けの需要が回復傾向にあるものの、自動車向けの需要減に加え、獣害防護柵に関する公共予算の一層の縮小等により、市場環境は依然として厳しい状況が継続している。また、主原料価格の上昇等のコストプッシュに引き続き直面しており、これらの調達コスト増を製品価格に適切に転嫁することが収益を確保する上で不可欠となっている。
このような状況の中、当社グループは収益改善に向けて積極的に取り組んだ結果、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。
a.財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は64,222百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,242百万円の減少となった。流動資産は31,930百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,305百万円の減少となった。これは主に現金及び預金の減少によるものである。固定資産は32,291百万円となり、前連結会計年度末に比べ937百万円の減少となった。これは主に投資有価証券の減少によるものである。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は18,074百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,443百万円の減少となった。流動負債は10,914百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,003百万円の減少となった。これは主に1年内返済予定の長期借入金の減少によるものである。固定負債は7,159百万円となり、前連結会計年度末に比べ559百万円の増加となった。これは主に長期借入金の増加によるものである。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は46,147百万円となり、前連結会計年度末に比べ200百万円の増加となった。この結果、自己資本比率は67.4%となった。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間の経営成績については、売上高は品種構成の好転を含めた販売価格の改善並びに販売数量の増加により、15,374百万円と前年同期に比べ896百万円(6.2%)の増収となった。 利益面においては、販価改善や数量増、コスト削減等により、営業利益は728百万円と前年同期に比べ394百万円(118.2%)の増益、経常利益は870百万円と前年同期に比べ350百万円(67.3%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は432百万円と前年同期に比べ282百万円(188.8%)の増益となった。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
また、セグメント利益は、営業利益ベースの数値である。
普通線材製品
普通線材を素材とした各種めっき鉄線、また、めっき鉄線を素線とした加工製品からなり、公共土木向けのかご、落石防護網及び民間向けの各種フェンス等に使用されている。
売上高は、建築土木向けの販売数量の増加並びに販売価格の改善により、4,690百万円と前年同期に比べ226百万円(5.1%)の増収となった。
セグメント利益は、販売数量増や販価改善、増産効果及びコスト削減等の収益改善が、主原料価格の上昇等によるコスト増を上回ったことにより、315百万円と前年同期に比べ115百万円(57.4%)の増益となった。
特殊線材製品
特殊線材を素材とした硬鋼線、各種めっき鋼線、鋼平線、鋼より線、ワイヤロープ等からなり、自動車向け、電力通信向け及び公共土木向け等、多岐に渡って使用されている。
売上高は、自動車向け及び電力通信向け等の販売数量が減少したものの、販売価格が改善したことにより、7,402百万円と前年同期に比べ185百万円(2.6%)の増収となった。
セグメント損失は、販価改善やコスト削減等の収益改善があったものの、主原料価格の上昇等のコスト増及び減産影響等により、18百万円と前年同期に比べ42百万円(前年同期は24百万円の利益)の減益となった。
鋲螺線材製品
鋲螺線材を素材としたトルシア形高力ボルト、六角高力ボルト及びGNボルト等からなり、主として建築向けに使用されている。
売上高は、販売価格の改善並びに販売数量の増加により、2,926百万円と前年同期に比べ500百万円(20.7%)の増収となった。
セグメント利益は、主原料価格の上昇等のコスト増を販価改善や数量増、増産効果及びコスト削減等の収益改善が上回ったことにより、371百万円と前年同期に比べ302百万円(437.0%)の大幅増益となった。
不動産賃貸
主に賃貸用不動産を所有・経営している。
売上高は、大阪市に建設した倉庫の賃貸を開始したことにより、84百万円と前年同期に比べ16百万円(24.2%)の増収となり、セグメント利益は55百万円と前年同期に比べ13百万円(32.1%)の増益となった。
その他
めっき受託加工及び副産物の売上高は、270百万円と前年同期に比べ32百万円(△10.8%)の減収となり、セグメント利益は4百万円と前年同期に比べ5百万円(前年同期は1百万円の損失)の増益となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、8,287百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,487百万円(△15.2%)の減少となった。なお、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、932百万円となり、前年同四半期に比べ16百万円(1.9%)の増加となった。これは主に、税金等調整前四半期純利益の増加、投資有価証券評価損の増加、たな卸資産の増加額の減少、売上債権の減少額の増加が災害損失の計上額の減少、関係会社整理損失引当金の減少、災害損失の支払額の増加、仕入債務の減少額の増加、法人税等の支払額の増加、未払消費税等の増減額の減少への転換を上回ったことによるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、647百万円となり、前年同四半期に比べ484百万円(296.3%)の増加となった。これは主に、有形固定資産の取得による支出の増加、有価証券の売却による収入の減少が無形固定資産の取得による支出の減少、投資有価証券の売却による収入の増加を上回ったことによるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,760百万円となり、前年同四半期に比べ1,577百万円(863.6%)の増加となった。これは主に、長期借入金の返済による支出の増加、短期借入金の純増減額の減少の増加が長期借入れによる収入の増加、配当金の支払額の減少を上回ったことによるものである。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は15百万円である。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。