四半期報告書-第69期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/12 10:36
【資料】
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【項目】
41項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものである。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の世界的な蔓延の影響を受け、リーマンショックを超える深刻な不況に見舞われている。
線材加工製品業界においても同感染症の影響が顕在化しており、自動車向け及び建築向けを中心に需要の急激かつ大幅な落ち込みにより生産販売数量の減少を余儀なくされている。
このような状況の中、当社グループは収益確保に懸命に取り組み、同感染症の影響が少ない土木向けや電力通信向け等の営業強化により販売数量のリカバリー対策を講じるとともに、前期からの値上げ効果及び品種・向け先構成の改善により平均販価のアップを図った。また、主副原料やエネルギーコストの低減に加え、人件費や諸経費、修繕費等固定費の削減を積極的に推進した。
しかしながら、販売数量の減少の影響が大きく、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。
a.財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は62,595百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,934百万円の減少となった。流動資産は31,312百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,287百万円の減少となった。これは主に受取手形及び売掛金の減少によるものである。固定資産は31,282百万円となり、前連結会計年度末に比べ646百万円の減少となった。これは主に投資有価証券の減少によるものである。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は16,112百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,436百万円の減少となった。流動負債は10,781百万円となり、前連結会計年度末に比べ790百万円の減少となった。これは主に支払手形及び買掛金の減少によるものである。固定負債は5,330百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,645百万円の減少となった。これは主に長期借入金の減少によるものである。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は46,482百万円となり、前連結会計年度末に比べ501百万円の増加となった。この結果、自己資本比率は69.7%となった。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間の売上高は12,560百万円と前年同期に比べ2,813百万円(△18.3%)の減収、営業利益は343百万円と前年同期に比べ384百万円(△52.8%)の減益、経常利益は554百万円と前年同期に比べ316百万円(△36.3%)の減益となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ投資有価証券評価損等の特別損失が大幅に減少したため、400百万円と31百万円(△7.4%)の減益に止まった。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
また、セグメント利益は、営業利益ベースの数値である。
普通線材製品
普通線材を素材とした各種めっき鉄線、また、めっき鉄線を素線とした加工製品からなり、公共土木向けのかご、落石防護網及び民間向けの各種フェンス等に使用されている。
売上高は、品種・向け先構成の改善及び前期からの値上げ効果等により平均販価がアップしたものの、建築向け等の販売数量が減少したことにより、3,898百万円と前年同期に比べ792百万円(△16.9%)の減収となった。
セグメント利益は、販価改善及び変動費・固定費の削減等の収益改善を、販売数量の減少の影響が上回ったことにより、270百万円と前年同期に比べ45百万円(△14.5%)の減益となった。
特殊線材製品
特殊線材を素材とした硬鋼線、各種めっき鋼線、鋼平線、鋼より線、ワイヤロープ等からなり、自動車向け、電力通信向け及び公共土木向け等、多岐に渡って使用されている。
売上高は、自動車向け等の販売数量が減少したことにより、6,346百万円と前年同期に比べ1,055百万円(△14.3%)の減収となった。
セグメント損失は、変動費・固定費の削減等の収益改善を、販売数量の減少の影響が上回ったことにより、238百万円と前年同期に比べ220百万円(前年同期は18百万円の損失)の減益となった。
鋲螺線材製品
鋲螺線材を素材としたトルシア形高力ボルト、六角高力ボルト及びGNボルト等からなり、主として建築向けに使用されている。
売上高は、前期からの値上げ効果及び品種構成の改善により平均販価がアップしたものの、販売数量が減少したことにより、1,990百万円と前年同期に比べ935百万円(△32.0%)の減収となった。
セグメント利益は、販価改善やコスト削減等の収益改善を、販売数量の減少の影響が上回ったことにより、228百万円と前年同期に比べ143百万円(△38.6%)の減益となった。
不動産賃貸
主に賃貸用不動産を所有・経営している。
売上高は、82百万円と前年同期に比べ1百万円(△2.0%)の減収となり、セグメント利益は51百万円と前年同期に比べ4百万円(△7.4%)の減益となった。
その他
めっき受託加工及び副産物の売上高は、242百万円と前年同期に比べ28百万円(△10.4%)の減収となったものの、セグメント利益は32百万円と前年同期に比べ28百万円(681.9%)の増益となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、9,621百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,879百万円(24.3%)の増加となった。なお、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,847百万円となり、前年同四半期に比べ914百万円(98.1%)の増加となった。これは主に、売上債権の減少額の増加、たな卸資産の増減額の減少への転換、法人税等の支払額の還付額への転換、未払消費税等の増減額の増加への転換、関係会社整理損失引当金の減少額の減少、災害損失の支払額の減少が仕入債務の減少額の増加、投資有価証券評価損の減少を上回ったことによるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、302百万円(前期に投資活動の結果使用した資金は647百万円)となった。これは主に、投資有価証券の売却による収入の増加、有価証券の売却による収入の増加が投資有価証券の取得による支出の増加、有形固定資産の取得による支出の増加を上回ったことによるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、268百万円となり、前年同四半期に比べ1,491百万円(△84.7%)の減少となった。これは主に、長期借入金の返済による支出の減少が短期借入金の純増減額の減少の増加、長期借入れによる収入の減少を上回ったことによるものである。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は19百万円である。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。

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