四半期報告書-第67期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものである。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っている。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費や民間設備投資がやや持ち直すとともに、雇用情勢が逼迫し企業業績が改善するなど、景気が緩やかに回復している状況にある。
一方、線材加工製品業界においては、建築向け及び製造業向けの需要が回復傾向にあるものの、土木向けの需要低迷に加え、獣害防護柵に関する公共予算の一層の縮小等により、市場環境は依然として厳しい状況が継続している。また、主副原料価格の上昇等の大幅なコストプッシュに直面しており、これらの調達コスト増を製品価格に適切に転嫁することが収益を確保する上で不可欠となっている。
このような状況の中、当社グループは収益改善に向けて積極的に取り組んだ結果、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。
a.財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は65,554百万円となり、前連結会計年度末に比べ34百万円の増加となった。流動資産は31,409百万円となり、前連結会計年度末に比べ732百万円の増加となった。これは主に現金及び預金の増加によるものである。固定資産は34,144百万円となり、前連結会計年度末に比べ697百万円の減少となった。これは主に長期貸付金と投資有価証券の減少によるものである。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は19,558百万円となり、前連結会計年度末に比べ162百万円の増加となった。流動負債は12,162百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,920百万円の増加となった。これは主に1年内返済予定の長期借入金の増加によるものである。固定負債は7,396百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,757百万円の減少となった。これは主に長期借入金の減少によるものである。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は45,995百万円となり、前連結会計年度末に比べ128百万円の減少となった。この結果、自己資本比率は66.1%となった。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間の経営成績については、売上高は品種構成の好転を含めた販売価格の改善並びに販売数量の増加により、14,477百万円と前年同期に比べ1,056百万円(7.9%)の増収となった。
利益面においては、主副原料価格上昇等のコスト増に対して、販価改善や数量増、コスト削減等の収益改善が上回ったものの、在庫評価益の減少により、営業利益は333百万円と前年同期に比べ122百万円(△26.9%)の減益、経常利益は520百万円と前年同期に比べ138百万円(△21.0%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は災害による損失308百万円を計上したことにより、149百万円と前年同期に比べ267百万円(△64.1%)の減益となった。
なお、被災した資産には保険を付保しており保険金の受取りが見込まれる。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
また、セグメント利益は、営業利益ベースの数値である。
普通線材製品
普通線材を素材とした各種めっき鉄線、また、めっき鉄線を素線とした加工製品からなり、公共土木向けの落石防止網、じゃかご及び民間向けの各種フェンス等に使用されている。
売上高は、販売価格の改善及び国内製造業向けの販売数量の増加等により、4,464百万円と前年同期に比べ214百万円(5.1%)の増収となった。
セグメント利益は、販価改善やコスト削減等の収益改善があったものの、主副原料価格の上昇等のコスト増及び在庫評価益の減少により、200百万円と前年同期に比べ7百万円(△3.7%)の減益となった。
特殊線材製品
特殊線材を素材とした硬鋼線、各種めっき鋼線、鋼平線、鋼より線、ワイヤロープ等からなり、電力・通信産業向け、自動車産業向け及び公共土木向け等、多岐に渡って使用されている。
売上高は、販売価格の改善並びに烟台基威特鋼線製品有限公司が新たに連結対象に加わったこと等により、7,216百万円と前年同期に比べ317百万円(4.6%)の増収となった。
セグメント利益は、販価改善やコスト削減等の収益改善があったものの、主副原料価格の上昇及び在庫評価益の減少等により、24百万円と前年同期に比べ157百万円(△86.7%)の減益となった。
鋲螺線材製品
鋲螺線材を素材としたトルシア形高力ボルト、六角高力ボルト及びGNボルト等からなり、主として建築業向けに使用されている。
売上高は、販売価格の改善及び販売数量の増加等により、2,425百万円と前年同期に比べ484百万円(25.0%)の増収となった。
セグメント利益は、主原料価格の上昇等のコスト増を販価改善や数量増、コスト削減等の収益改善が上回ったことにより、69百万円と前年同期に比べ46百万円(203.4%)の増益となった。
不動産賃貸
主に賃貸用不動産を所有・経営している。
売上高は、67百万円と前年同期とほぼ同額(△0.5%)となり、セグメント利益も41百万円とほぼ同額(△0.9%)となった。
その他
めっき受託加工及び副産物の売上高は、303百万円と前年同期に比べ39百万円(15.0%)の増収となったが、セグメント損失は1百万円と前年同期に比べ3百万円(前年同期は1百万円の利益)の減益となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、8,366百万円となり、前連結会計期間末に比べ1,433百万円(20.7%)の増加となった。なお、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、916百万円となり、前年同四半期に比べ336百万円(58.1%)の増加となった。これは主に、災害による損失の計上、未払消費税等の増減額の増加への転換、売上債権の減少額の増加、たな卸資産の増加額の減少が税金等調整前四半期純利益の減少、仕入債務の増減額の減少への転換、減価償却費の減少を上回ったことによるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、163百万円(前期に投資活動の結果得られた資金は240百万円)となった。これは主に、有価証券の売却による収入の減少、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出の増加、投資有価証券の売却による収入の減少によるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、182百万円となり、前年同四半期に比べ51百万円(△22.1%)の減少となった。これは主に、長期借入金の純増減額の増加が短期借入金の純増減額の減少を上回ったことによるものである。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は14百万円である。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っている。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費や民間設備投資がやや持ち直すとともに、雇用情勢が逼迫し企業業績が改善するなど、景気が緩やかに回復している状況にある。
一方、線材加工製品業界においては、建築向け及び製造業向けの需要が回復傾向にあるものの、土木向けの需要低迷に加え、獣害防護柵に関する公共予算の一層の縮小等により、市場環境は依然として厳しい状況が継続している。また、主副原料価格の上昇等の大幅なコストプッシュに直面しており、これらの調達コスト増を製品価格に適切に転嫁することが収益を確保する上で不可欠となっている。
このような状況の中、当社グループは収益改善に向けて積極的に取り組んだ結果、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。
a.財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は65,554百万円となり、前連結会計年度末に比べ34百万円の増加となった。流動資産は31,409百万円となり、前連結会計年度末に比べ732百万円の増加となった。これは主に現金及び預金の増加によるものである。固定資産は34,144百万円となり、前連結会計年度末に比べ697百万円の減少となった。これは主に長期貸付金と投資有価証券の減少によるものである。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は19,558百万円となり、前連結会計年度末に比べ162百万円の増加となった。流動負債は12,162百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,920百万円の増加となった。これは主に1年内返済予定の長期借入金の増加によるものである。固定負債は7,396百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,757百万円の減少となった。これは主に長期借入金の減少によるものである。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は45,995百万円となり、前連結会計年度末に比べ128百万円の減少となった。この結果、自己資本比率は66.1%となった。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間の経営成績については、売上高は品種構成の好転を含めた販売価格の改善並びに販売数量の増加により、14,477百万円と前年同期に比べ1,056百万円(7.9%)の増収となった。
利益面においては、主副原料価格上昇等のコスト増に対して、販価改善や数量増、コスト削減等の収益改善が上回ったものの、在庫評価益の減少により、営業利益は333百万円と前年同期に比べ122百万円(△26.9%)の減益、経常利益は520百万円と前年同期に比べ138百万円(△21.0%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は災害による損失308百万円を計上したことにより、149百万円と前年同期に比べ267百万円(△64.1%)の減益となった。
なお、被災した資産には保険を付保しており保険金の受取りが見込まれる。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
また、セグメント利益は、営業利益ベースの数値である。
普通線材製品
普通線材を素材とした各種めっき鉄線、また、めっき鉄線を素線とした加工製品からなり、公共土木向けの落石防止網、じゃかご及び民間向けの各種フェンス等に使用されている。
売上高は、販売価格の改善及び国内製造業向けの販売数量の増加等により、4,464百万円と前年同期に比べ214百万円(5.1%)の増収となった。
セグメント利益は、販価改善やコスト削減等の収益改善があったものの、主副原料価格の上昇等のコスト増及び在庫評価益の減少により、200百万円と前年同期に比べ7百万円(△3.7%)の減益となった。
特殊線材製品
特殊線材を素材とした硬鋼線、各種めっき鋼線、鋼平線、鋼より線、ワイヤロープ等からなり、電力・通信産業向け、自動車産業向け及び公共土木向け等、多岐に渡って使用されている。
売上高は、販売価格の改善並びに烟台基威特鋼線製品有限公司が新たに連結対象に加わったこと等により、7,216百万円と前年同期に比べ317百万円(4.6%)の増収となった。
セグメント利益は、販価改善やコスト削減等の収益改善があったものの、主副原料価格の上昇及び在庫評価益の減少等により、24百万円と前年同期に比べ157百万円(△86.7%)の減益となった。
鋲螺線材製品
鋲螺線材を素材としたトルシア形高力ボルト、六角高力ボルト及びGNボルト等からなり、主として建築業向けに使用されている。
売上高は、販売価格の改善及び販売数量の増加等により、2,425百万円と前年同期に比べ484百万円(25.0%)の増収となった。
セグメント利益は、主原料価格の上昇等のコスト増を販価改善や数量増、コスト削減等の収益改善が上回ったことにより、69百万円と前年同期に比べ46百万円(203.4%)の増益となった。
不動産賃貸
主に賃貸用不動産を所有・経営している。
売上高は、67百万円と前年同期とほぼ同額(△0.5%)となり、セグメント利益も41百万円とほぼ同額(△0.9%)となった。
その他
めっき受託加工及び副産物の売上高は、303百万円と前年同期に比べ39百万円(15.0%)の増収となったが、セグメント損失は1百万円と前年同期に比べ3百万円(前年同期は1百万円の利益)の減益となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、8,366百万円となり、前連結会計期間末に比べ1,433百万円(20.7%)の増加となった。なお、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、916百万円となり、前年同四半期に比べ336百万円(58.1%)の増加となった。これは主に、災害による損失の計上、未払消費税等の増減額の増加への転換、売上債権の減少額の増加、たな卸資産の増加額の減少が税金等調整前四半期純利益の減少、仕入債務の増減額の減少への転換、減価償却費の減少を上回ったことによるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、163百万円(前期に投資活動の結果得られた資金は240百万円)となった。これは主に、有価証券の売却による収入の減少、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出の増加、投資有価証券の売却による収入の減少によるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、182百万円となり、前年同四半期に比べ51百万円(△22.1%)の減少となった。これは主に、長期借入金の純増減額の増加が短期借入金の純増減額の減少を上回ったことによるものである。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は14百万円である。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。