四半期報告書-第69期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 9:02
【資料】
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【項目】
45項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものである。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
わが国経済は、新型コロナウィルス感染症の世界的な蔓延の影響を受け、第1四半期にリーマンショックを超える深刻な不況に見舞われ、未だ回復の途上にある。
線材加工製品業界においては、上期は自動車及び建築分野を中心に需要の急激かつ大幅な減少を余儀なくされた。下期に入り自動車分野の活動水準が大幅に回復したことに加え、建築分野では在庫調整の進展等により一定の需要の持ち直しが見られた。
このような状況の中、当社グループは、コロナ禍の影響が少ない土木向けや電力通信向けの拡販、回復に向かう自動車向けや建築向け需要の着実な捕捉等により販売数量の最大限の確保に努めるとともに、前期からの値上げ効果及び品種・向け先構成の改善により平均販価のアップを図った。また、主副原料やエネルギーコストの低減に加え、人件費や諸経費、修繕費等の固定費削減を積極的に推進した。
しかしながら、販売数量の減少の影響が大きく、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。
a.財政状態
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は64,005百万円となり、前連結会計年度末に比べ523百万円の減少となった。流動資産は32,882百万円となり、前連結会計年度末に比べ282万円の増加となった。これは主に現金及び預金の増加によるものである。固定資産は31,122百万円となり、前連結会計年度末に比べ806百万円の減少となった。これは主に繰延税金資産と建物及び構築物の減少によるものである。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は16,850百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,698百万円の減少となった。流動負債は11,867百万円となり、前連結会計年度末に比べ295百万円の増加となった。これは主に1年内返済予定の長期借入金の増加によるものである。固定負債は4,982百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,993百万円の減少となった。これは主に長期借入金の減少によるものである。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は47,155百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,174百万円の増加となった。この結果、自己資本比率は69.2%となった。
b.経営成績
当第3四半期連結累計期間の売上高は20,145百万円と前年同期に比べ3,266百万円(△14.0%)の減収、営業利益は874百万円と前年同期に比べ441百万円(△33.5%)の減益、経常利益は1,209百万円と前年同期に比べ365百万円(△23.2%)の減益となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ関係会社清算益等の特別利益が増加し、投資有価証券評価損等の特別損失が大幅に減少したため、1,056百万円と137百万円(15.0%)の増益となった。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
また、セグメント利益は、営業利益ベースの数値である。
普通線材製品
普通線材を素材とした各種めっき鉄線、また、めっき鉄線を素線とした加工製品からなり、公共土木向けのかご、落石防護網及び民間向けの各種フェンス等に使用されている。
売上高は、品種・向け先構成の改善等により平均販価がアップしたものの、建築向け等の販売数量が減少したことにより、6,358百万円と前年同期に比べ963百万円(△13.2%)の減収となった。
セグメント利益は、販価改善及び変動費・固定費の削減等の収益改善を、販売数量の減少の影響が上回ったことにより、534百万円と前年同期に比べ84百万円(△13.7%)の減益となった。
特殊線材製品
特殊線材を素材とした硬鋼線、各種めっき鋼線、鋼平線、鋼より線、ワイヤロープ等からなり、自動車向け、電力通信向け及び公共土木向け等、多岐に渡って使用されている。
売上高は、自動車向け等の販売数量が減少したことにより、10,014百万円と前年同期に比べ1,084百万円(△9.8%)の減収となった。
セグメント損失は、変動費・固定費の削減等の収益改善を、販売数量の減少の影響が上回ったことにより、138百万円と前年同期に比べ125百万円(前年同期は12百万円の損失)の減益となった。
鋲螺線材製品
鋲螺線材を素材としたトルシア形高力ボルト、六角高力ボルト及びGNボルト等からなり、主として建築向けに使用されている。
売上高は、前期からの値上げ効果及び品種構成の改善により平均販価がアップしたものの、販売数量が減少したことにより、3,273百万円と前年同期に比べ1,143百万円(△25.9%)の減収となった。
セグメント利益は、販価改善やコスト削減等の収益改善を、販売数量の減少の影響が上回ったことにより、361百万円と前年同期に比べ253百万円(△41.2%)の減益となった。
不動産賃貸
主に賃貸用不動産を所有・経営している。
売上高は、123百万円と前年同期に比べ2百万円(△2.0%)の減収となり、セグメント利益は76百万円と前年同期に比べ6百万円(△8.2%)の減益となった。
その他
めっき受託加工及び副産物の売上高は、374百万円と前年同期に比べ72百万円(△16.2%)の減収となったものの、セグメント利益は41百万円と前年同期に比べ29百万円(231.2%)の増益となった。
(2) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は28百万円である。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。

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