四半期報告書-第59期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/12 9:34
【資料】
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【項目】
35項目
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国を中心とした世界経済の減速や、消費税増税後の消費落ち込みを受けて製造業を中心に悪化の兆しをみせており、特に当社の主要な需要家である化学業界においては景気悪化が鮮明となっております。
これを受けて、当社の事業分野である産業用容器業界における全国200リットル新缶ドラムの当第3四半期連結累計期間(4~12月)の販売実績は、前年同期比3.7%減の1,014万缶となりました。
また当社が国内とならんで事業展開している中国においても米中貿易摩擦のより直接的影響に加えて、3月の江蘇省塩城での化学工場爆発事故の影響で需要家工場の生産が制限されたこと等もあり、4月以降の需要が大幅に落ち込んで、事業環境は非常に厳しいものになっております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[ドラム事業]
売上数量について
中国においては前述の需要落込みがあったものの、前年にあった天然ガス供給制限による需要家の操業停止等がなくなった効果により前年同期比で数量増となっておりますが、国内においては全国200リットル新缶ドラムの大幅な落ち込みをうけて販売数量の減少が大きく、国内と中国を合わせた販売数量は前年同期比1.2%減少の7,307千缶となりました。
売上高について
売上高は上記売上数量減に加えて元安(16.50→15.14円/元)による為替差もあり、前年同期比4.7%減収の219億68百万円となりました。
経常利益について
国内においては事業環境悪化による数量減に対して、鋼材、副資材、運送費等上昇分についてお客様のご理解をいただいて販売価格への反映を進めると同時に、競争力強化・成長基盤整備・業務効率化も推進して収益悪化を抑え、一方中国では前述のように対前年同期比では数量が増加して増益となったことで、当第3四半期連結累計期間のドラム事業の経常利益は前年同期比33百万円増加の20億38百万円(前年同期比1.7%増)となりました。
[高圧ガス容器事業]
当第3四半期連結累計期間は売上高が前年同期比6百万円減収の1億83百万円(同3.4%減)、経常損失は医療用酸素容器につき高齢化と在宅医療の拡大を睨んで行った投資の減価償却費負担等により前年同期比31百万円減益の1億19百万円(同35.2%減)の損失となりました。
また新たに事業化をすすめて参りました燃料電池自動車用水素ステーション蓄圧器につきまして、当期に初の受注が実現いたしました。JFEスチール(株)製の量産タイプのシームレス鋼管に軽量かつ強度の高い繊維強化プラスチックを組み合わせることにより、低コストと長寿命を高いレベルで実現した製品であり、今後成長が期待されるこの分野で着実に需要に応えていくことで、環境に優しい燃料電池自動車の普及を通じてCO2削減にも貢献していきたいと考えております。
[連結業績の状況]
以上の各セグメントを合わせた当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高が前年同期比10億95百万円減収の221億51百万円(同4.7%減)、経常利益はほぼ前年同期並みの19億47百万円となりました。尚、台風による損害、PCB含有照明設備廃棄コスト及び中国における物流業務に関する従業員に対する経済補償金の支払いを特別損失として計上しており、当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比1億10百万円減益の12億97百万円(同7.9%減)となりました。
(2)財政状態の分析 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、減価償却による固定資産減少を主因に前連結会計年度末比1億31百万円減少の382億21百万円となりました。
負債は借入金の返済等により同7億15百万円減少の96億15百万円となり、純資産は利益剰余金の増加により同5億84百万円増加の286億6百万円となりました。
(3)経営方針、経営戦略及び目標とする経営指標
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動金額は94百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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