有価証券報告書-第67期(平成29年7月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/09/27 9:30
【資料】
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【項目】
103項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用所得環境の改善が続く中、景気の緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、海外経済の不確実性や為替・金融資本市場の変動影響、中東、北朝鮮等の地政学的リスクにより、先行き不透明な状況が続きました。
このような経済状況の下、当社グループは、受注活動の強化、生産性の向上、原価の低減等、収益性の向上に努めました。主力取引業界である自動車部品関連、産業工作機械関連、建設機械関連からの受注は、総じて堅調に推移しました。これにより、売上は前期と比較して増収となりました。経費面では、電力・ガス費、労務費等の製造コストが増加しましたが、経費の削減に努めたため、前期と比較して増益となりました。
こうした事業活動の結果、当連結会計年度の売上高は6,126百万円(前期比11.9%増)、営業利益は327百万円(同13.5%増)、経常利益は328百万円(同11.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は229百万円(同78.7%増)となりました。
なお、セグメントの業績は次のとおりであります。
(金属熱処理加工事業)
金属熱処理業界においては、主力取引業界である自動車部品関連、産業工作機械関連、建設機械関連からの受注は、いずれも増加しました。また、株式会社オーネックステックセンターの売上も増加し、売上は前期と比較して増収となりました。
一方、電力・ガス費、労務費等が増加しましたが、生産性の向上及び経費削減に取り組み収益確保に努めたため、セグメント利益は増益となりました。
これらの結果、売上高は5,461百万円(前期比12.0%増)、セグメント利益は269百万円(同16.0%増)となりました。
(運送事業)
運送事業につきましては、三重営業所の開設に伴う売上増加、機械などの重量物の搬送取り扱いが安定していたため、売上は増加しました。また、傭車(外注)便を活用すると共に、運行管理の徹底、配車の効率化及びエコドライブによる燃費の削減などに努めたため、セグメント利益は増加しました。
これらの結果、売上高は664百万円(前期比10.5%増)、セグメント利益は45百万円(同114.3%増)となりました。
② 財政状態の状況
資産合計は、前連結会計年度末と比較して349百万円増加し10,346百万円となりました。
各資産、負債及び純資産の内容は次のとおりであります。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は4,247百万円となり前連結会計年度末に比べ17百万円減少いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が98百万円、電子記録債権が76百万円増加したものの、現金及び預金が224百万円減少したことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末の固定資産は6,095百万円となり前連結会計年度末に比べ368百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が315百万円増加したことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、1,967百万円となり前連結会計年度末と比べ113百万円増加いたしました。これは主に未払金が35百万円、未払費用が38百万円及び1年内返済予定の長期借入金が56百万円増加したことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末の固定負債は、2,892百万円となり前連結会計年度末と比べ51百万円増加いたしました。これは主に退職給付に係る負債が33百万円増加したことによるものであります。
この結果負債合計は、4,860百万円となり前連結会計年度末に比べ165百万円増加いたしました。
当連結会計年度末の有利子負債残高は、前連結会計年度末に比べ95百万円増加し2,723百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は5,486百万円となり、前連結会計年度末と比較して184百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が196百万円増加、その他有価証券評価差額金が12百万円減少したことによるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、有形固定資産の取得による支出、長期借入による収入等の要因により一部相殺されたものの、税金等調整前当期純利益が386百万円(前期は302百万円の税金等調整前当期純利益)、長期借入の返済による支出603百万円等により前連結会計年度末に比べ224百万円減少し,当連結会計年度末には1,896百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は665百万円(前期は691百万円)となりました。これは主に売上債権の増加額174百万円、法人税等の支払額178百万円があったものの、税金等調整前当期純利益386百万円、減価償却費579百万円などを計上したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は868百万円(前期は415百万円)となりました。これは主に有形固定資産の取得に805百万円の支払いを行ったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は21百万円(前期は500百万円の獲得)となりました。これは主に長期借入れによる収入717百万円があったものの、長期借入金の返済による支出603百万円、リース債務の返済による支出56百万円、社債の償還による支出45百万円があったことなどによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年7月1日
至 平成30年6月30日)
前年同期比(%)
金属熱処理加工事業(千円)4,196,364115.1

(注)1.金額は製造原価によっており、消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
(2)受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)
金属熱処理加工事業5,572,737112.2183,04698.0

(注) 金額は販売価額によっており、消費税等は含まれておりません。
(3)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年7月1日
至 平成30年6月30日)
前年同期比(%)
金属熱処理加工事業(千円)5,461,879112.0
運送事業(千円)664,733110.5
合計(千円)6,126,612111.9

(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。
この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項4.会計方針に関する事項」に記載しております。
当社グループの連結財務諸表の作成において、損益または資産の状況に影響を与える見積り、判断は、過去の実績や入手可能な情報に基づいておりますが、見積りは不確実性を伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度における経営成績等の概況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況及び②財政状態の状況」に記載しております。
③ キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
④ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、設備投資、法人税等の支払い、借入金の返済等であります。
また、その資金の源泉といたしましては、営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入金等により、必要とする資金を調達しております。

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