四半期報告書-第51期第1四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当社グループは、前連結会計年度末よりIFRSに準拠した連結財務諸表を開示しており、前第1四半期連結累計期間の数値もIFRSベースに組み替えて比較・分析を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間においては、米中貿易摩擦の影響による需要の低迷が続く中、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、世界経済はマイナス成長に陥る懸念が高まりました。
当社グループでは、「LMガイド(直線運動案内:Linear Motion Guide)」をはじめとする当社製品の市場を拡大すべく「グローバル展開」と「新規分野への展開」、「ビジネススタイルの変革」を成長戦略の柱として掲げています。グローバル展開では、中国やその他の新興国においてFA(Factory Automation)の進展などを背景としてマーケットは成長し、先進国でもユーザーの裾野が広がる中、これらの需要を取り込むべくグローバルで生産・販売体制の拡充に努めています。新規分野への展開では、自動車、医療機器、航空機、ロボットなど消費財に近い分野に加え、免震・制震装置、再生可能エネルギー関連など自然災害や気候変動のリスクを低減する分野においても当社グループ製品の採用が広がる中、従来品のみならず新規開発品の売上高の拡大を図っています。さらに、これらの戦略を推し進めるべく、様々な面でAI、IoT、ロボットをはじめとするテクノロジーを徹底的に活用することで、ビジネススタイルの変革を図り、ビジネス領域のさらなる拡大を図っています。
そのような中、当社グループにおいては、産業機器事業では、米中貿易摩擦の影響による需要の低迷が続いたことに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により一部の地域の事業所において一時的に操業を停止した一方、昨年後半から回復の兆しが見られたエレクトロニクス関連の需要が引き続き回復基調で推移しました。輸送機器事業においては、自動車販売の低迷に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により当社製品の生産、出荷に影響が生じました。これらの結果、産業機器事業の受注残が高水準だった前年同期に比べて、連結売上収益は、200億9千6百万円(△26.6%)減少し、554億3千5百万円となりました。
コスト面では生産性向上に向けた取り組みをはじめとする各種改善活動を引き続き推進したことなどにより、減益幅の抑制を図りましたが、売上収益の減少幅が大きかったことなどにより、売上原価率は前年同期に比べて6.2ポイント上昇し、78.1%となりました。
販売費及び一般管理費は、各種費用の抑制や業務の効率化に努めたことに加え、売上収益が減少したことなどにより、前年同期に比べて5億7千8百万円(△4.4%)減少し124億7千万円となりましたが、売上収益に対する比率は前年同期に比べて5.2ポイント上昇し22.5%となりました。
これらに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に伴う操業停止の影響などにより、営業損失は5億7千3百万円(前年同期は83億6千6百万円の営業利益)となりました。
金融収益は2億1千1百万円、金融費用は24億3千2百万円となりました。
これらの結果、税引前四半期損失は27億9千4百万円(前年同期は76億9千4百万円の税引前四半期利益)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は26億5千5百万円(前年同期は50億2千万円の親会社の所有者に帰属する四半期利益)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(日本)
日本では、産業機器事業において、工作機械向けの需要が引き続き低位に推移した一方、昨年の後半から回復の兆しが見られたエレクトロニクス関連の需要が回復基調で推移しました。しかしながら、産業機器事業の受注残が高水準であった前年同期に比べて、売上収益は104億7千9百万円(△31.5%)減少し、227億4千7百万円となりました。セグメント損益(営業損益)は売上収益の減少などにより、62億7千1百万円減少し、4億6千万円の損失となりました。
(米州)
米州では、産業機器事業におけるエレクトロニクス関連の需要に回復の動きが見られた一方、輸送機器事業においては自動車販売の低迷に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、当社製品の生産、出荷に影響が生じました。これらの結果、売上収益は前年同期に比べて27億9千5百万円(△17.8%)減少し、128億8千7百万円となりました。セグメント損益(営業損益)は、売上収益の減少、及び操業停止の影響などにより、前年同期に比べて4億4千4百万円減少し、3億8千9百万円の損失となりました。
(欧州)
欧州では、産業機器事業においては米中貿易摩擦の影響により需要が低位に推移する中、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、一部の事業所で一時的に操業を停止しました。輸送機器事業においては自動車販売の低迷に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により当社製品の生産、出荷に影響が生じました。これらの結果、売上収益は前年同期に比べて41億1千1百万円(△26.0%)減少し、116億7千7百万円となりました。セグメント損益(営業損益)は、売上収益の減少、及び操業停止の影響などにより、前年同期に比べて10億5千4百万円減少し、4億8百万円の損失となりました。
(中国)
中国では、米中貿易摩擦の影響により需要が低位に推移する中、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、産業機器事業、及び輸送機器事業の各事業所は春節(旧正月)休暇明けから2月中旬にかけて、一時的に操業を停止しました。これらの結果、産業機器事業の受注残が高水準であった前年同期に比べて、売上収益は19億8千5百万円(△26.9%)減少し、53億9千5百万円となりました。セグメント損益(営業損益)は売上収益の減少、及び操業停止の影響などにより、前年同期に比べて9億1千4百万円減少し、1千万円の損失となりました。
(その他)
その他では、インド・ASEANをはじめとして当社グループ製品への需要の裾野が着実に広がる中、当社グループにおいては販売網の拡充に加え、新規顧客を開拓すべく積極的な営業活動を展開しました。しかしながら、一部地域で中国における需要の減少の影響を受けたことなどにより、売上収益は前年同期に比べて7億2千4百万円(△21.0%)減少し、27億2千8百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は売上収益の減少などにより、前年同期に比べて1億8千1百万円(△42.8%)減少し、2億4千2百万円となりました。
② 財政状態の状況
資産は、現金及び現金同等物が53億6千9百万円、棚卸資産が22億3千9百万円増加しましたが、営業債権及びその他の債権が54億1百万円、有形固定資産が28億3千1百万円、のれん及び無形資産が18億9千4百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ45億7千6百万円減少の4,643億6千9百万円となりました。
負債は、営業債務及びその他の債務が19億3千4百万円減少しましたが、社債及び借入金が77億4千万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ65億8千万円増加の1,843億9千3百万円となりました。
資本は、利益剰余金が35億6千8百万円、その他の資本の構成要素が69億5千3百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ111億5千6百万円減少の2,799億7千5百万円となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費及び償却費46億4千7百万円、営業債権及びその他の債権の増減額42億2千7百万円、営業債務及びその他の債務の増減額12億9千8百万円などのキャッシュ・インに対し、税引前四半期損失27億9千4百万円、棚卸資産の増減額32億4千9百万円、法人所得税の支払額3億8千万円などのキャッシュ・アウトが発生したことにより、50億7千2百万円のキャッシュ・イン(前年同期は4億8千8百万円のキャッシュ・アウト)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出51億8千7百万円などのキャッシュ・アウトにより、51億7千4百万円のキャッシュ・アウト(前年同期は73億5千万円のキャッシュ・アウト)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の発行による収入100億円のキャッシュ・インに対し、長期借入金の返済による支出21億8千5百万円、配当金の支払額10億1千4百万円などのキャッシュ・アウトが発生したことにより、61億3千9百万円のキャッシュ・イン(前年同期は325億5百万円のキャッシュ・イン)となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ、53億6千9百万円増加し、1,544億6千1百万円(前年同期は1,599億5千8百万円)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,364百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、当社グループは、前連結会計年度末よりIFRSに準拠した連結財務諸表を開示しており、前第1四半期連結累計期間の数値もIFRSベースに組み替えて比較・分析を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間においては、米中貿易摩擦の影響による需要の低迷が続く中、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、世界経済はマイナス成長に陥る懸念が高まりました。
当社グループでは、「LMガイド(直線運動案内:Linear Motion Guide)」をはじめとする当社製品の市場を拡大すべく「グローバル展開」と「新規分野への展開」、「ビジネススタイルの変革」を成長戦略の柱として掲げています。グローバル展開では、中国やその他の新興国においてFA(Factory Automation)の進展などを背景としてマーケットは成長し、先進国でもユーザーの裾野が広がる中、これらの需要を取り込むべくグローバルで生産・販売体制の拡充に努めています。新規分野への展開では、自動車、医療機器、航空機、ロボットなど消費財に近い分野に加え、免震・制震装置、再生可能エネルギー関連など自然災害や気候変動のリスクを低減する分野においても当社グループ製品の採用が広がる中、従来品のみならず新規開発品の売上高の拡大を図っています。さらに、これらの戦略を推し進めるべく、様々な面でAI、IoT、ロボットをはじめとするテクノロジーを徹底的に活用することで、ビジネススタイルの変革を図り、ビジネス領域のさらなる拡大を図っています。
そのような中、当社グループにおいては、産業機器事業では、米中貿易摩擦の影響による需要の低迷が続いたことに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により一部の地域の事業所において一時的に操業を停止した一方、昨年後半から回復の兆しが見られたエレクトロニクス関連の需要が引き続き回復基調で推移しました。輸送機器事業においては、自動車販売の低迷に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により当社製品の生産、出荷に影響が生じました。これらの結果、産業機器事業の受注残が高水準だった前年同期に比べて、連結売上収益は、200億9千6百万円(△26.6%)減少し、554億3千5百万円となりました。
コスト面では生産性向上に向けた取り組みをはじめとする各種改善活動を引き続き推進したことなどにより、減益幅の抑制を図りましたが、売上収益の減少幅が大きかったことなどにより、売上原価率は前年同期に比べて6.2ポイント上昇し、78.1%となりました。
販売費及び一般管理費は、各種費用の抑制や業務の効率化に努めたことに加え、売上収益が減少したことなどにより、前年同期に比べて5億7千8百万円(△4.4%)減少し124億7千万円となりましたが、売上収益に対する比率は前年同期に比べて5.2ポイント上昇し22.5%となりました。
これらに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に伴う操業停止の影響などにより、営業損失は5億7千3百万円(前年同期は83億6千6百万円の営業利益)となりました。
金融収益は2億1千1百万円、金融費用は24億3千2百万円となりました。
これらの結果、税引前四半期損失は27億9千4百万円(前年同期は76億9千4百万円の税引前四半期利益)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は26億5千5百万円(前年同期は50億2千万円の親会社の所有者に帰属する四半期利益)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(日本)
日本では、産業機器事業において、工作機械向けの需要が引き続き低位に推移した一方、昨年の後半から回復の兆しが見られたエレクトロニクス関連の需要が回復基調で推移しました。しかしながら、産業機器事業の受注残が高水準であった前年同期に比べて、売上収益は104億7千9百万円(△31.5%)減少し、227億4千7百万円となりました。セグメント損益(営業損益)は売上収益の減少などにより、62億7千1百万円減少し、4億6千万円の損失となりました。
(米州)
米州では、産業機器事業におけるエレクトロニクス関連の需要に回復の動きが見られた一方、輸送機器事業においては自動車販売の低迷に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、当社製品の生産、出荷に影響が生じました。これらの結果、売上収益は前年同期に比べて27億9千5百万円(△17.8%)減少し、128億8千7百万円となりました。セグメント損益(営業損益)は、売上収益の減少、及び操業停止の影響などにより、前年同期に比べて4億4千4百万円減少し、3億8千9百万円の損失となりました。
(欧州)
欧州では、産業機器事業においては米中貿易摩擦の影響により需要が低位に推移する中、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、一部の事業所で一時的に操業を停止しました。輸送機器事業においては自動車販売の低迷に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により当社製品の生産、出荷に影響が生じました。これらの結果、売上収益は前年同期に比べて41億1千1百万円(△26.0%)減少し、116億7千7百万円となりました。セグメント損益(営業損益)は、売上収益の減少、及び操業停止の影響などにより、前年同期に比べて10億5千4百万円減少し、4億8百万円の損失となりました。
(中国)
中国では、米中貿易摩擦の影響により需要が低位に推移する中、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、産業機器事業、及び輸送機器事業の各事業所は春節(旧正月)休暇明けから2月中旬にかけて、一時的に操業を停止しました。これらの結果、産業機器事業の受注残が高水準であった前年同期に比べて、売上収益は19億8千5百万円(△26.9%)減少し、53億9千5百万円となりました。セグメント損益(営業損益)は売上収益の減少、及び操業停止の影響などにより、前年同期に比べて9億1千4百万円減少し、1千万円の損失となりました。
(その他)
その他では、インド・ASEANをはじめとして当社グループ製品への需要の裾野が着実に広がる中、当社グループにおいては販売網の拡充に加え、新規顧客を開拓すべく積極的な営業活動を展開しました。しかしながら、一部地域で中国における需要の減少の影響を受けたことなどにより、売上収益は前年同期に比べて7億2千4百万円(△21.0%)減少し、27億2千8百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は売上収益の減少などにより、前年同期に比べて1億8千1百万円(△42.8%)減少し、2億4千2百万円となりました。
② 財政状態の状況
資産は、現金及び現金同等物が53億6千9百万円、棚卸資産が22億3千9百万円増加しましたが、営業債権及びその他の債権が54億1百万円、有形固定資産が28億3千1百万円、のれん及び無形資産が18億9千4百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ45億7千6百万円減少の4,643億6千9百万円となりました。
負債は、営業債務及びその他の債務が19億3千4百万円減少しましたが、社債及び借入金が77億4千万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ65億8千万円増加の1,843億9千3百万円となりました。
資本は、利益剰余金が35億6千8百万円、その他の資本の構成要素が69億5千3百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ111億5千6百万円減少の2,799億7千5百万円となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費及び償却費46億4千7百万円、営業債権及びその他の債権の増減額42億2千7百万円、営業債務及びその他の債務の増減額12億9千8百万円などのキャッシュ・インに対し、税引前四半期損失27億9千4百万円、棚卸資産の増減額32億4千9百万円、法人所得税の支払額3億8千万円などのキャッシュ・アウトが発生したことにより、50億7千2百万円のキャッシュ・イン(前年同期は4億8千8百万円のキャッシュ・アウト)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出51億8千7百万円などのキャッシュ・アウトにより、51億7千4百万円のキャッシュ・アウト(前年同期は73億5千万円のキャッシュ・アウト)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の発行による収入100億円のキャッシュ・インに対し、長期借入金の返済による支出21億8千5百万円、配当金の支払額10億1千4百万円などのキャッシュ・アウトが発生したことにより、61億3千9百万円のキャッシュ・イン(前年同期は325億5百万円のキャッシュ・イン)となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ、53億6千9百万円増加し、1,544億6千1百万円(前年同期は1,599億5千8百万円)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,364百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。