有価証券報告書-第63期(平成30年7月1日-令和1年6月30日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、設備投資や雇用・所得環境の改善などにより、緩やかな回復基調で推移する一方、世界経済は、米中貿易摩擦の長期化や中国をはじめとするアジア新興国経済の減速感など、先行きは依然として不透明な状況が続いています。
このような状況のもと当社グループは、当連結会計年度より新中期経営計画「革新と創造への挑戦~ 独創性で輝き続けるKITAGAWA へ~」をスタートしております。基本的な方針は前計画を引き継ぎながらも、環境の変化に合わせ、より機動的・能動的に新たな市場の動きを捉えて事業化するとともに、将来に向けて安定的・持続的な成長基盤を整備するため、3つの重点項目「独自コア技術の新分野・新市場への積極展開」「徹底した工程管理と原価削減による収益性・競争力・製品/サービス品質の向上」「創造性と自主性に溢れ、継続的な成長を支える活力ある強い組織作り」に積極的に取り組んでおります。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高5,408百万円(前期比8.7%増)、営業利益576百万円(前期比19.8%増)、経常利益554百万円(前期比15.9%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失へ減損損失247百万円を計上したこと等により160百万円(前期比40.7%減)となりました。
なお、当社グループは、主要製品が個別受注生産によるため、製品の納期・受注金額にバラツキがあり、大型案件になるほど売上までに相当期間を要し、月単位での売上高が大きく変動するという特徴があります。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(産業機械事業)
プリント基板用及び基板関連プレス装置や、車載基板等の成形用プレス装置、自動車部品製造・樹脂成形装置など多様な受注を獲得する中で、工程管理や原価削減への取り組みの徹底を継続的に進めた結果、売上高3,889百万円(前期比8.5%増)、営業利益321百万円(前期比24.7%増)となりました。
(建材機械事業)
合板プレス装置を中心に国内外向けの売上が堅調に推移したため、売上高1,350百万円(前期比7.6%増)、営業利益238百万円(前期比10.7%増)となりました。
(その他)
油圧機器の売上が堅調に推移しており、売上高168百万円(前期比24.1%増)、営業利益18百万円(前期比49.0%増)となりました。
財政状態は、次のとおりであります。
(資 産)
総資産は7,079百万円となり、前連結会計年度末に比べて197百万円の増加となりました。これは主に、受取手形及び売掛金769百万円、仕掛品171百万円の増加と、現金及び預金590百万円の減少によるものであります。
(負 債)
負債は4,960百万円となり、前連結会計年度末に比べて36百万円の減少となりました。これは主に、前受金214百万円の増加と、長期借入金101百万円の減少によるものであります。
(純資産)
非支配株主持分を含めた純資産は2,118百万円となり、前連結会計年度末に比べて233百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益160百万円によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は1,768百万円となり、前連結会計年度末に比べ590百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、使用した資金は348百万円(前期は1,590百万円の獲得)となりました。収入の主なものは、税金等調整前当期純利益299百万円、減損損失247百万円、前受金の増加額215百万円、支出の主なものは、売上債権の増加額769百万円、たな卸資産の増加額182百万円、法人税等の支払額141百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は121百万円(前期は101百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出108百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は111百万円(前期は322百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出143百万円であります。
(キャッシュ・フロー関連指標の推移)
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに算出しております。
3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息支払額を使用しております。
5.2019年6月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため、記載しておりません。
(3)生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
b 受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
c 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。なお、A社は顧客からの要望に応じ「秘密保持に関する確約書」を提出しているため、社名の公表は控えさせて頂いております。
3.金額には消費税等は含まれておりません。
(4)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 経営成績等の分析
(売上高)
売上高は431百万円増加し5,408百万円(前期比8.7%増)となりました。これは主に、産業機械事業において多様な受注を獲得できたことと、建材機械事業において国内向けの売上が好調に推移したためであります。
(営業利益)
営業利益は95百万円増加し576百万円(前期比19.8%増)となりました。これは主に、中期経営計画の重点項目のひとつ「徹底した工程管理と原価削減による収益性向上」に積極的に取り組んだことによります。
(経常利益)
経常利益は76百万円増加し554百万円(前期比15.9%増)となりました。これは主に、営業利益に加え、営業外費用に為替差損15百万円を計上したことによるものあります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は109百万円減少し160百万円(前期比40.7%減)となりました。これは主に、経常利益に加え、特別損失へ減損損失を247百万円計上したことと、法人税等合計57百万円(前期93百万円)を計上したことによるものであります。
なお、営業成績の概況及びセグメント別の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については「第2 事業の状況 3 経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
② 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金の主なものは、製品製造のための原材料及び購入部品費の他、外注費、製造費、受注獲得のための販売費、新製品開発のための研究開発費であります。運転資金は、自己資金と営業活動によるキャッシュ・フローの他、銀行借入などにより調達しており、当社は、金融機関との間で当座貸越契約を締結しております。
借入金の主な目的は、短期借入金が運転資金、長期借入金が設備投資資金であります。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は2,329百万円、現金及び現金同等物の残高は1,768百万円となりました。
有価証券報告書提出日現在において、支出が予定されている重要な資本的支出はありません。
③ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標
当社グループは、当連結会計年度より3か年を対象とする新中期経営計画「革新と創造への挑戦~独創性で輝き続けるKITAGAWAへ~」をスタートしており、2021年度の目標数値として売上高4,300百万円、営業利益380百万円を掲げております。当連結会計年度の経営成績は、売上高5,408百万円、営業利益576百万円と、当初の連結業績予想である売上高5,100百万円、営業利益330百万円を上回ることができました。また、2020年度の連結業績予想は売上高4,200百万円、営業利益350百万円としております。2021年度には、目標に達成すべく、引き続き経営成績の向上に取り組んでまいります。なお、2020年度より「建材機械事業」セグメントが廃止となりますので、売上高・利益とも2019年度実績より2020年度の連結業績予想及び2021年度の中期経営計画は下回っております。
詳細は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであり、当社は、「建材機械事業」セグメントを担うキタガワエンジニアリング株式会社の全株式(保有比率48.0%)を、2019年8月30日付で同社へ譲渡したため、同社及びその子会社株式会社中國機設は連結子会社でなくなっております。
当連結会計年度におけるわが国経済は、設備投資や雇用・所得環境の改善などにより、緩やかな回復基調で推移する一方、世界経済は、米中貿易摩擦の長期化や中国をはじめとするアジア新興国経済の減速感など、先行きは依然として不透明な状況が続いています。
このような状況のもと当社グループは、当連結会計年度より新中期経営計画「革新と創造への挑戦~ 独創性で輝き続けるKITAGAWA へ~」をスタートしております。基本的な方針は前計画を引き継ぎながらも、環境の変化に合わせ、より機動的・能動的に新たな市場の動きを捉えて事業化するとともに、将来に向けて安定的・持続的な成長基盤を整備するため、3つの重点項目「独自コア技術の新分野・新市場への積極展開」「徹底した工程管理と原価削減による収益性・競争力・製品/サービス品質の向上」「創造性と自主性に溢れ、継続的な成長を支える活力ある強い組織作り」に積極的に取り組んでおります。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高5,408百万円(前期比8.7%増)、営業利益576百万円(前期比19.8%増)、経常利益554百万円(前期比15.9%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失へ減損損失247百万円を計上したこと等により160百万円(前期比40.7%減)となりました。
なお、当社グループは、主要製品が個別受注生産によるため、製品の納期・受注金額にバラツキがあり、大型案件になるほど売上までに相当期間を要し、月単位での売上高が大きく変動するという特徴があります。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(産業機械事業)
プリント基板用及び基板関連プレス装置や、車載基板等の成形用プレス装置、自動車部品製造・樹脂成形装置など多様な受注を獲得する中で、工程管理や原価削減への取り組みの徹底を継続的に進めた結果、売上高3,889百万円(前期比8.5%増)、営業利益321百万円(前期比24.7%増)となりました。
(建材機械事業)
合板プレス装置を中心に国内外向けの売上が堅調に推移したため、売上高1,350百万円(前期比7.6%増)、営業利益238百万円(前期比10.7%増)となりました。
(その他)
油圧機器の売上が堅調に推移しており、売上高168百万円(前期比24.1%増)、営業利益18百万円(前期比49.0%増)となりました。
財政状態は、次のとおりであります。
(資 産)
総資産は7,079百万円となり、前連結会計年度末に比べて197百万円の増加となりました。これは主に、受取手形及び売掛金769百万円、仕掛品171百万円の増加と、現金及び預金590百万円の減少によるものであります。
(負 債)
負債は4,960百万円となり、前連結会計年度末に比べて36百万円の減少となりました。これは主に、前受金214百万円の増加と、長期借入金101百万円の減少によるものであります。
(純資産)
非支配株主持分を含めた純資産は2,118百万円となり、前連結会計年度末に比べて233百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益160百万円によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は1,768百万円となり、前連結会計年度末に比べ590百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、使用した資金は348百万円(前期は1,590百万円の獲得)となりました。収入の主なものは、税金等調整前当期純利益299百万円、減損損失247百万円、前受金の増加額215百万円、支出の主なものは、売上債権の増加額769百万円、たな卸資産の増加額182百万円、法人税等の支払額141百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は121百万円(前期は101百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出108百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は111百万円(前期は322百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出143百万円であります。
(キャッシュ・フロー関連指標の推移)
| 2017年6月期 | 2018年6月期 | 2019年6月期 | |
| 自己資本比率(%) | 19.8 | 22.2 | 23.8 |
| 時価ベースの自己資本比率(%) | 61.1 | 46.1 | 53.5 |
| キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) | 23.4 | 1.5 | - |
| インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) | 2.5 | 39.8 | - |
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに算出しております。
3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息支払額を使用しております。
5.2019年6月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため、記載しておりません。
(3)生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 産業機械事業 | 3,846,591 | 100.4 |
| 建材機械事業 | 1,449,124 | 94.7 |
| 報告セグメント計 | 5,295,715 | 98.7 |
| その他 | 233,410 | 130.9 |
| 合計 | 5,529,125 | 99.8 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
b 受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 産業機械事業 | 4,702,900 | 107.3 | 3,703,760 | 128.1 |
| 建材機械事業 | 2,088,664 | 158.8 | 1,340,838 | 222.4 |
| 報告セグメント計 | 6,791,564 | 119.2 | 5,044,599 | 144.4 |
| その他 | 198,794 | 122.9 | 101,718 | 142.4 |
| 合計 | 6,990,359 | 119.3 | 5,146,318 | 144.4 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
c 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 産業機械事業 | 3,889,339 | 108.5 |
| 建材機械事業 | 1,350,794 | 107.6 |
| 報告セグメント計 | 5,240,134 | 108.2 |
| その他 | 168,501 | 124.1 |
| 合計 | 5,408,635 | 108.7 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。なお、A社は顧客からの要望に応じ「秘密保持に関する確約書」を提出しているため、社名の公表は控えさせて頂いております。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2017年7月1日 至 2018年6月30日) | 当連結会計年度 (自 2018年7月1日 至 2019年6月30日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| A社 | 521,500 | 10.5 | - | - |
3.金額には消費税等は含まれておりません。
(4)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 経営成績等の分析
(売上高)
売上高は431百万円増加し5,408百万円(前期比8.7%増)となりました。これは主に、産業機械事業において多様な受注を獲得できたことと、建材機械事業において国内向けの売上が好調に推移したためであります。
(営業利益)
営業利益は95百万円増加し576百万円(前期比19.8%増)となりました。これは主に、中期経営計画の重点項目のひとつ「徹底した工程管理と原価削減による収益性向上」に積極的に取り組んだことによります。
(経常利益)
経常利益は76百万円増加し554百万円(前期比15.9%増)となりました。これは主に、営業利益に加え、営業外費用に為替差損15百万円を計上したことによるものあります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は109百万円減少し160百万円(前期比40.7%減)となりました。これは主に、経常利益に加え、特別損失へ減損損失を247百万円計上したことと、法人税等合計57百万円(前期93百万円)を計上したことによるものであります。
なお、営業成績の概況及びセグメント別の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については「第2 事業の状況 3 経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
② 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金の主なものは、製品製造のための原材料及び購入部品費の他、外注費、製造費、受注獲得のための販売費、新製品開発のための研究開発費であります。運転資金は、自己資金と営業活動によるキャッシュ・フローの他、銀行借入などにより調達しており、当社は、金融機関との間で当座貸越契約を締結しております。
借入金の主な目的は、短期借入金が運転資金、長期借入金が設備投資資金であります。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は2,329百万円、現金及び現金同等物の残高は1,768百万円となりました。
有価証券報告書提出日現在において、支出が予定されている重要な資本的支出はありません。
③ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標
当社グループは、当連結会計年度より3か年を対象とする新中期経営計画「革新と創造への挑戦~独創性で輝き続けるKITAGAWAへ~」をスタートしており、2021年度の目標数値として売上高4,300百万円、営業利益380百万円を掲げております。当連結会計年度の経営成績は、売上高5,408百万円、営業利益576百万円と、当初の連結業績予想である売上高5,100百万円、営業利益330百万円を上回ることができました。また、2020年度の連結業績予想は売上高4,200百万円、営業利益350百万円としております。2021年度には、目標に達成すべく、引き続き経営成績の向上に取り組んでまいります。なお、2020年度より「建材機械事業」セグメントが廃止となりますので、売上高・利益とも2019年度実績より2020年度の連結業績予想及び2021年度の中期経営計画は下回っております。
詳細は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであり、当社は、「建材機械事業」セグメントを担うキタガワエンジニアリング株式会社の全株式(保有比率48.0%)を、2019年8月30日付で同社へ譲渡したため、同社及びその子会社株式会社中國機設は連結子会社でなくなっております。