有価証券報告書-第64期(令和1年7月1日-令和2年6月30日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、前半では企業収益や雇用環境の改善に伴い緩やかな回復基調にありましたが、米中貿易摩擦の長期化に加え、年度後半からの新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に想定以上の影響を及ぼす状況となっております。
このような状況のもと当社グループは、2年目を迎えた中期経営計画「革新と創造への挑戦~ 独創性で輝き続けるKITAGAWAへ ~」に基づき、3つの重点項目「独自コア技術の新分野・新市場への積極展開」「徹底した工程管理と原価削減による収益性・競争力・製品/サービス品質の向上」「創造性と自主性に溢れ、継続的な成長を支える活力ある強い組織作り」に積極的に取り組んでおります。
また、事業の選択と集中を図り、中長期にわたり業績の拡大を目指すうえで、成長事業を柱とした事業領域に資源を集中するため、連結子会社であるキタガワエンジニアリング株式会社(建材機械事業)の全株式を同社へ譲渡し、当連結会計年度より「建材機械事業」を当社グループから除外しております。
当連結会計年度の経営成績は、新型コロナウイルス感染症の影響が限定的だった結果、売上高4,266百万円(前期比21.1%減)、営業利益480百万円(前期比16.6%減)、経常利益480百万円(前期比13.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益326百万円(前期比103.6%増)となりました。
なお、当社グループは、主要製品が個別受注生産によるため、製品の納期・受注金額にバラツキがあり、大型案件になるほど売上までに相当期間を要し、四半期単位での売上高が大きく変動するという特徴があります。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(産業機械事業)
銅張積層板・多層基板成形用のプレス装置、自動車部品製造ライン・樹脂成形用プレス装置など多様な受注を獲得する中で、大型案件の受注を背景に工場の高稼働率を維持し生産効率が上がったことに加え、継続的に実施している案件ごとの原価管理を徹底した結果、売上高4,057百万円(前期比4.3%増)、営業利益455百万円(前期比41.9%増)となりました。
(その他)
油圧機器の売上が堅調に推移し、売上高208百万円(前期比23.8%増)、営業利益18百万円(前期比0.7%増)となりました。
財政状態は、次のとおりであります。
(資 産)
総資産は7,343百万円となり、前連結会計年度末に比べて264百万円の増加となりました。増加の主なものは、受取手形及び売掛金134百万円、仕掛品662百万円、減少の主なものは、建物及び構築物113百万円、土地306百万円であります。
(負 債)
負債は5,316百万円となり、前連結会計年度末に比べて355百万円の増加となりました。増加の主なものは、電子記録債務628百万円、前受金728百万円、減少の主なものは、支払手形及び買掛金212百万円、短期借入金375百万円、長期借入金186百万円であります。
(純資産)
純資産は2,026百万円となり、前連結会計年度末に比べて91百万円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益326百万円の計上と、非支配株主持分430百万円の減少によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は1,709百万円となり、前連結会計年度末に比べ59百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は728百万円(前期は348百万円の使用)となりました。収入の主なものは、税金等調整前当期純利益350百万円、減損損失148百万円、仕入債務の増加744百万円、前受金の増加額1,086百万円、支出の主なものは、売上債権の増加額644百万円、たな卸資産の増加額876百万円、法人税等の支払額124百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は315百万円(前期は121百万円の使用)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出341百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は474百万円(前期は111百万円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の純減少額375百万円であります。
(キャッシュ・フロー関連指標の推移)
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに算出しております。
3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息支払額を使用しております。
5.2019年6月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため、記載しておりません。
③ 生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
3.合計の生産実績が著しく減少した主な理由は、キタガワエンジニアリング株式会社の全株式を同社へ譲渡し、当連結会計年度より建材機械事業を担っていた同社及び同社の子会社を連結子会社から除外したことによります。
b 受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
3.合計の受注実績が著しく減少した主な理由は、キタガワエンジニアリング株式会社の全株式を同社へ譲渡し、当連結会計年度より建材機械事業を担っていた同社及び同社の子会社を連結子会社から除外したことによります。
c 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額には消費税等は含まれておりません。
3.合計の販売実績が著しく減少した主な理由は、キタガワエンジニアリング株式会社の全株式を同社へ譲渡し、当連結会計年度より建材機械事業を担っていた同社及び同社の子会社を連結子会社から除外したことによります。
4.当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 経営成績等の分析
(売上高)
売上高は1,142百万円減少し4,266百万円(前期比21.1%減)となりました。これは主に、キタガワエンジニアリング株式会社の全株式を同社へ譲渡し、当連結会計年度より建材機械事業を担っていた同社及び同社の子会社を連結子会社から除外したことによります。
(営業利益)
営業利益は95百万円減少し480百万円(前期比16.6%減)となりました。しかしながら、建材機械事業を除外した場合の営業利益は142百万円(前期比42.3%増)の増加となりました。これは主に、中期経営計画の重点項目のひとつ「徹底した工程管理と原価削減による収益性向上」に積極的に取り組んだことと、生産効率が向上したことによります。
(経常利益)
経常利益は74百万円減少し480百万円(前期比13.4%減)となりました。しかしながら、建材機械事業を除外した場合の経常利益は153百万円(前期比46.8%増)の増加となりました。これは主に、営業利益に記載したものと同様の理由によるものであります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は165百万円増加し326百万円(前期比103.6%増)となりました。これは主に、特別損失へ減損損失148百万円(前期247百万円)を計上したことと、前連結会計年度においては非支配株主に帰属する当期純利益82百万円を計上したことによります。
《ご参考》
※ 前連結会計年度の実績から建材機械事業分を除外しております。
なお、営業成績の概況及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性
キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの運転資金の主なものは、製品製造のための原材料及び購入部品費の他、外注費、製造費、受注獲得のための販売費、新製品開発のための研究開発費であります。運転資金は、自己資金と営業活動によるキャッシュ・フローの他、銀行借入などにより調達しており、当社は、金融機関との間で当座貸越契約を締結しております。
借入金の主な目的は、短期借入金が運転資金、長期借入金が設備投資資金であります。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,742百万円(前連結会計年度2,329百万円)、現金及び現金同等物の残高は1,709百万円(前連結会計年度1,768百万円)となりました。
有価証券報告書提出日現在において、支出が予定されている重要な資本的支出はありません。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要となる事項については、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。
なお、重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
また、会計上の見積りに対する新型コロナウイルス感染症の影響については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載のとおりであります。
④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標
当社グループは、前連結会計年度より3か年を対象とする中期経営計画「革新と創造への挑戦 ~独創性で輝き続けるKITAGAWAへ~」では、最終年度の売上高を4,300百万円、営業利益を380百万円としております。
2年目を迎えた当連結会計年度の経営成績は、売上高4,266百万円、営業利益480百万円となり、営業利益は中期経営計画の最終年度に掲げる目標を上回りました。
最終年度である2020年度の連結業績予想は、前連結会計年度より続くプリント基板プレス装置の好調な引合いにより、当連結会計年度末の受注残高も前連結会計年度末とほぼ同水準を確保していることから、中期経営計画を上回る売上高4,800百万円、営業利益500百万円としております。しかしながら、新型コロナウィルス感染症の影響は当連結会計年度までは限定的でしたが、収束は見えない中で今後の影響は不透明であります。
当社グループは、引き続き中期経営計画に積極的に取り組み、継続して利益を生み出す企業体質を構築し、翌連結会計年度(期末5円)の復配を考えております。
中期経営計画等の詳細は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題」に記載しております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、前半では企業収益や雇用環境の改善に伴い緩やかな回復基調にありましたが、米中貿易摩擦の長期化に加え、年度後半からの新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に想定以上の影響を及ぼす状況となっております。
このような状況のもと当社グループは、2年目を迎えた中期経営計画「革新と創造への挑戦~ 独創性で輝き続けるKITAGAWAへ ~」に基づき、3つの重点項目「独自コア技術の新分野・新市場への積極展開」「徹底した工程管理と原価削減による収益性・競争力・製品/サービス品質の向上」「創造性と自主性に溢れ、継続的な成長を支える活力ある強い組織作り」に積極的に取り組んでおります。
また、事業の選択と集中を図り、中長期にわたり業績の拡大を目指すうえで、成長事業を柱とした事業領域に資源を集中するため、連結子会社であるキタガワエンジニアリング株式会社(建材機械事業)の全株式を同社へ譲渡し、当連結会計年度より「建材機械事業」を当社グループから除外しております。
当連結会計年度の経営成績は、新型コロナウイルス感染症の影響が限定的だった結果、売上高4,266百万円(前期比21.1%減)、営業利益480百万円(前期比16.6%減)、経常利益480百万円(前期比13.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益326百万円(前期比103.6%増)となりました。
なお、当社グループは、主要製品が個別受注生産によるため、製品の納期・受注金額にバラツキがあり、大型案件になるほど売上までに相当期間を要し、四半期単位での売上高が大きく変動するという特徴があります。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(産業機械事業)
銅張積層板・多層基板成形用のプレス装置、自動車部品製造ライン・樹脂成形用プレス装置など多様な受注を獲得する中で、大型案件の受注を背景に工場の高稼働率を維持し生産効率が上がったことに加え、継続的に実施している案件ごとの原価管理を徹底した結果、売上高4,057百万円(前期比4.3%増)、営業利益455百万円(前期比41.9%増)となりました。
(その他)
油圧機器の売上が堅調に推移し、売上高208百万円(前期比23.8%増)、営業利益18百万円(前期比0.7%増)となりました。
財政状態は、次のとおりであります。
(資 産)
総資産は7,343百万円となり、前連結会計年度末に比べて264百万円の増加となりました。増加の主なものは、受取手形及び売掛金134百万円、仕掛品662百万円、減少の主なものは、建物及び構築物113百万円、土地306百万円であります。
(負 債)
負債は5,316百万円となり、前連結会計年度末に比べて355百万円の増加となりました。増加の主なものは、電子記録債務628百万円、前受金728百万円、減少の主なものは、支払手形及び買掛金212百万円、短期借入金375百万円、長期借入金186百万円であります。
(純資産)
純資産は2,026百万円となり、前連結会計年度末に比べて91百万円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益326百万円の計上と、非支配株主持分430百万円の減少によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は1,709百万円となり、前連結会計年度末に比べ59百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は728百万円(前期は348百万円の使用)となりました。収入の主なものは、税金等調整前当期純利益350百万円、減損損失148百万円、仕入債務の増加744百万円、前受金の増加額1,086百万円、支出の主なものは、売上債権の増加額644百万円、たな卸資産の増加額876百万円、法人税等の支払額124百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は315百万円(前期は121百万円の使用)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出341百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は474百万円(前期は111百万円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の純減少額375百万円であります。
(キャッシュ・フロー関連指標の推移)
| 2018年6月期 | 2019年6月期 | 2020年6月期 | |
| 自己資本比率(%) | 22.2 | 23.8 | 27.6 |
| 時価ベースの自己資本比率(%) | 46.1 | 53.5 | 44.6 |
| キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) | 1.5 | - | 2.4 |
| インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) | 39.8 | - | 24.2 |
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに算出しております。
3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息支払額を使用しております。
5.2019年6月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため、記載しておりません。
③ 生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 産業機械事業 | 4,036,301 | 104.9 |
| その他 | 239,065 | 102.4 |
| 合計 | 4,275,367 | 77.3 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
3.合計の生産実績が著しく減少した主な理由は、キタガワエンジニアリング株式会社の全株式を同社へ譲渡し、当連結会計年度より建材機械事業を担っていた同社及び同社の子会社を連結子会社から除外したことによります。
b 受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 産業機械事業 | 3,978,939 | 84.6 | 3,624,729 | 97.9 |
| その他 | 175,067 | 88.1 | 79,436 | 78.1 |
| 合計 | 4,154,006 | 59.4 | 3,704,165 | 72.0 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
3.合計の受注実績が著しく減少した主な理由は、キタガワエンジニアリング株式会社の全株式を同社へ譲渡し、当連結会計年度より建材機械事業を担っていた同社及び同社の子会社を連結子会社から除外したことによります。
c 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 産業機械事業 | 4,057,970 | 104.3 |
| その他 | 208,579 | 123.8 |
| 合計 | 4,266,550 | 78.9 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額には消費税等は含まれておりません。
3.合計の販売実績が著しく減少した主な理由は、キタガワエンジニアリング株式会社の全株式を同社へ譲渡し、当連結会計年度より建材機械事業を担っていた同社及び同社の子会社を連結子会社から除外したことによります。
4.当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2018年7月1日 至 2019年6月30日) | 当連結会計年度 (自 2019年7月1日 至 2020年6月30日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| KINGBOARD LAMINATES LIMITED | - | - | 487,000 | 11.4 |
| SHENGYI ADVANCED MATERIAL CO.,LTD. | - | - | 445,000 | 10.4 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 経営成績等の分析
(売上高)
売上高は1,142百万円減少し4,266百万円(前期比21.1%減)となりました。これは主に、キタガワエンジニアリング株式会社の全株式を同社へ譲渡し、当連結会計年度より建材機械事業を担っていた同社及び同社の子会社を連結子会社から除外したことによります。
(営業利益)
営業利益は95百万円減少し480百万円(前期比16.6%減)となりました。しかしながら、建材機械事業を除外した場合の営業利益は142百万円(前期比42.3%増)の増加となりました。これは主に、中期経営計画の重点項目のひとつ「徹底した工程管理と原価削減による収益性向上」に積極的に取り組んだことと、生産効率が向上したことによります。
(経常利益)
経常利益は74百万円減少し480百万円(前期比13.4%減)となりました。しかしながら、建材機械事業を除外した場合の経常利益は153百万円(前期比46.8%増)の増加となりました。これは主に、営業利益に記載したものと同様の理由によるものであります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は165百万円増加し326百万円(前期比103.6%増)となりました。これは主に、特別損失へ減損損失148百万円(前期247百万円)を計上したことと、前連結会計年度においては非支配株主に帰属する当期純利益82百万円を計上したことによります。
《ご参考》
| 前連結会計年度(※) 2019年6月期(百万円) | 当連結会計年度 2020年6月期(百万円) | 前 年 対 比 | ||
| 増減額(百万円) | 増減率(%) | |||
| 売 上 高 | 4,067 | 4,266 | 198 | 4.8 |
| 営 業 利 益 | 337 | 480 | 142 | 42.3 |
| 経 常 利 益 | 327 | 480 | 153 | 46.8 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 97 | 326 | 228 | 233.7 |
※ 前連結会計年度の実績から建材機械事業分を除外しております。
なお、営業成績の概況及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性
キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの運転資金の主なものは、製品製造のための原材料及び購入部品費の他、外注費、製造費、受注獲得のための販売費、新製品開発のための研究開発費であります。運転資金は、自己資金と営業活動によるキャッシュ・フローの他、銀行借入などにより調達しており、当社は、金融機関との間で当座貸越契約を締結しております。
借入金の主な目的は、短期借入金が運転資金、長期借入金が設備投資資金であります。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,742百万円(前連結会計年度2,329百万円)、現金及び現金同等物の残高は1,709百万円(前連結会計年度1,768百万円)となりました。
有価証券報告書提出日現在において、支出が予定されている重要な資本的支出はありません。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要となる事項については、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。
なお、重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
また、会計上の見積りに対する新型コロナウイルス感染症の影響については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載のとおりであります。
④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標
当社グループは、前連結会計年度より3か年を対象とする中期経営計画「革新と創造への挑戦 ~独創性で輝き続けるKITAGAWAへ~」では、最終年度の売上高を4,300百万円、営業利益を380百万円としております。
2年目を迎えた当連結会計年度の経営成績は、売上高4,266百万円、営業利益480百万円となり、営業利益は中期経営計画の最終年度に掲げる目標を上回りました。
最終年度である2020年度の連結業績予想は、前連結会計年度より続くプリント基板プレス装置の好調な引合いにより、当連結会計年度末の受注残高も前連結会計年度末とほぼ同水準を確保していることから、中期経営計画を上回る売上高4,800百万円、営業利益500百万円としております。しかしながら、新型コロナウィルス感染症の影響は当連結会計年度までは限定的でしたが、収束は見えない中で今後の影響は不透明であります。
当社グループは、引き続き中期経営計画に積極的に取り組み、継続して利益を生み出す企業体質を構築し、翌連結会計年度(期末5円)の復配を考えております。
| 当連結会計年度 2020年6月期 | 中期経営計画 2021年6月期 | 連結業績予想 2021年6月期 | ||
| 実 績(百万円) | 計 画(百万円) | 予 想(百万円) | 計画比(%) | |
| 売上高 | 4,266 | 4,300 | 4,800 | 111.6 |
| 営業利益 | 480 | 380 | 500 | 131.6 |
中期経営計画等の詳細は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題」に記載しております。