有価証券報告書-第65期(令和2年7月1日-令和3年6月30日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞局面からの改善が見受けられたものの、足元では再び感染が拡大する中、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループにおきましては、営業活動や機械装置の据付工事等に影響を受けているものの、Webを活用した商談や展示会への参加、Webカメラを使用した遠隔指導による海外据付工事を継続して実施することにより通常稼働の維持に努めてまいりました。
このような状況のもと当社グループは、最終年度を迎えた中期経営計画(目標:売上4,300百万円、営業利益380百万円)「革新と創造への挑戦 ~独創性で輝き続けるKITAGAWAへ~」に基づき、引き続き3つの重点項目「独自コア技術の新分野・新市場への積極展開」「徹底した工程管理と原価削減による収益性・競争力・製品/サービス品質の向上」「創造性と自主性に溢れ、継続的な成長を支える活力ある強い組織作り」に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高4,819百万円(前期比13.0%増)、営業利益541百万円(前期比12.5%増)、経常利益546百万円(前期比13.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益492百万円(前期比50.9%増)となり、売上高、営業利益ともに中期経営計画の目標を達成し、営業利益は大幅に目標を上回りました。
なお、当社グループの主要製品は、案件毎に個別の仕様に基づいて設計・製造を行うため、納期・受注金額にバラツキがあり、大型案件になるほど売上までに相当期間を要し、四半期単位での売上高が大きく変動するという特徴があります。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(産業機械事業)
銅張積層板・多層基板成形用のプレス装置、自動車部品製造ライン・樹脂成形用プレス装置など多様な受注を獲得しております。当連結会計年度は、第2四半期連結会計期間に大型案件の売上が集中したことにより売上高4,654百万円(前期比14.7%増)、原価管理の徹底と販管費の減少により営業利益528百万円(前期比15.9%増)となりました。
(その他)
主要販売先への油圧機器の売上が一時的に減少したことと、内部売上の比率が増加したため、売上高165百万円(前期比20.8%減)、営業利益12百万円(前期比33.4%減)となりました。
財政状態は、次のとおりであります。
(資 産)
総資産は5,853百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,489百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金215百万円、受取手形及び売掛金671百万円、仕掛品590百万円の減少によるものであります。
(負 債)
負債は3,625百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,691百万円の減少となりました。これは主に、支払手形及び買掛金262百万円、電子記録債務517百万円、前受金874百万円の減少によるものであります。
(純資産)
純資産は2,227百万円となり、前連結会計年度末に比べて201百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益492百万円の計上と、自己株式(純資産の部のマイナス項目)331百万円の取得によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は1,493百万円となり、前連結会計年度末に比べ215百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は221百万円(前期は728百万円の獲得)となりました。収入の主なものは、税金等調整前当期純利益546百万円、売上債権の減少額672百万円、たな卸資産の減少額587百万円、支出の主なものは、仕入債務の減少額780百万円、前受金の減少額874百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は21百万円(前期は315百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出24百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は431百万円(前期は474百万円の使用)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出331百万円であります。
(キャッシュ・フロー関連指標の推移)
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに算出しております。
3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息支払額を使用しております。
5.2019年6月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため、記載しておりません。
③ 生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
b 受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
c 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額には消費税等は含まれておりません。
3.当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。なお、A社は顧客からの要望に応じ「秘密保持に関する確約書」を提出しているため、社名の公表は控えさせていただいております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 経営成績等の分析
(売上高)
売上高は552百万円増加し4,819百万円(前期比13.0%増)となりました。これは主に、第2四半期連結会計期間に大型案件の売上が集中したことによります。
(営業利益)
営業利益は60百万円増加し541百万円(前期比12.5%増)となりました。これは主に、中期経営計画の重点項目のひとつ「徹底した工程管理と原価削減による収益性向上」に積極的に取り組んだことと、販管費の減少等によります。
(経常利益)
経常利益は66百万円増加し546百万円(前期比13.8%増)となりました。これは主に、営業利益に記載したものと同様の理由によるものであります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は166百万円増加し492百万円(前期比50.9%増)となりました。これは主に、前連結会計年度において特別損失に減損損失148百万円を計上したことによるものであります。
《ご参考》
なお、営業成績の概況及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性
キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの運転資金の主なものは、製品製造のための原材料及び購入部品費の他、外注費、製造費、受注獲得のための販売費、新製品開発のための研究開発費であります。運転資金は、自己資金と営業活動によるキャッシュ・フローの他、銀行借入などにより調達しており、当社は、金融機関との間で当座貸越契約を締結しております。
借入金の主な目的は、短期借入金が運転資金、長期借入金が設備投資資金であります。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,642百万円(前連結会計年度1,742百万円)、現金及び現金同等物の残高は1,493百万円(前連結会計年度1,709百万円)となりました。
有価証券報告書提出日現在において、支出が予定されている重要な資本的支出はありません。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標
中期経営計画「革新と創造への挑戦~独創性で輝き続けるKITAGAWAへ~」2019年6月期~2021年6月期
① 独自コア技術の新分野・新市場への積極展開
・当社のコア技術である温度・圧力・真空・動作の制御技術を未進出の成長分野に浸透させ、将来の収益の柱となる新事業を開拓する。
② 徹底した工程管理と原価削減による収益性・競争力・製品/サービス品質の向上
・生産性の向上により、採算改善と納期短縮を実現し、競争力を強化する。
・顧客視点での品質改善を徹底することにより、市場での信頼を更に高める。
③ 創造性と自主性に溢れ、継続的な成長を支える活力ある強い組織作り
・「独創的発想力」「困難へ挑戦する行動力」「コミュニケーション力」を重視し、環境変化に柔軟に対応できる企業風土を醸成する。
当社グループは、環境の変化に合わせ、より機動的・能動的に新たな市場の動きを捉えて事業化を目指し、安定的・持続的な成長基盤を構築するため、上記の3つの重点項目に取り組んだ結果、売上・営業利益ともに計画を次のとおりうわまわりました。
新中期経営計画(2022年6月期~2024年6月期)等の詳細は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題」に記載しております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞局面からの改善が見受けられたものの、足元では再び感染が拡大する中、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループにおきましては、営業活動や機械装置の据付工事等に影響を受けているものの、Webを活用した商談や展示会への参加、Webカメラを使用した遠隔指導による海外据付工事を継続して実施することにより通常稼働の維持に努めてまいりました。
このような状況のもと当社グループは、最終年度を迎えた中期経営計画(目標:売上4,300百万円、営業利益380百万円)「革新と創造への挑戦 ~独創性で輝き続けるKITAGAWAへ~」に基づき、引き続き3つの重点項目「独自コア技術の新分野・新市場への積極展開」「徹底した工程管理と原価削減による収益性・競争力・製品/サービス品質の向上」「創造性と自主性に溢れ、継続的な成長を支える活力ある強い組織作り」に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高4,819百万円(前期比13.0%増)、営業利益541百万円(前期比12.5%増)、経常利益546百万円(前期比13.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益492百万円(前期比50.9%増)となり、売上高、営業利益ともに中期経営計画の目標を達成し、営業利益は大幅に目標を上回りました。
なお、当社グループの主要製品は、案件毎に個別の仕様に基づいて設計・製造を行うため、納期・受注金額にバラツキがあり、大型案件になるほど売上までに相当期間を要し、四半期単位での売上高が大きく変動するという特徴があります。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(産業機械事業)
銅張積層板・多層基板成形用のプレス装置、自動車部品製造ライン・樹脂成形用プレス装置など多様な受注を獲得しております。当連結会計年度は、第2四半期連結会計期間に大型案件の売上が集中したことにより売上高4,654百万円(前期比14.7%増)、原価管理の徹底と販管費の減少により営業利益528百万円(前期比15.9%増)となりました。
(その他)
主要販売先への油圧機器の売上が一時的に減少したことと、内部売上の比率が増加したため、売上高165百万円(前期比20.8%減)、営業利益12百万円(前期比33.4%減)となりました。
財政状態は、次のとおりであります。
(資 産)
総資産は5,853百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,489百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金215百万円、受取手形及び売掛金671百万円、仕掛品590百万円の減少によるものであります。
(負 債)
負債は3,625百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,691百万円の減少となりました。これは主に、支払手形及び買掛金262百万円、電子記録債務517百万円、前受金874百万円の減少によるものであります。
(純資産)
純資産は2,227百万円となり、前連結会計年度末に比べて201百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益492百万円の計上と、自己株式(純資産の部のマイナス項目)331百万円の取得によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は1,493百万円となり、前連結会計年度末に比べ215百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は221百万円(前期は728百万円の獲得)となりました。収入の主なものは、税金等調整前当期純利益546百万円、売上債権の減少額672百万円、たな卸資産の減少額587百万円、支出の主なものは、仕入債務の減少額780百万円、前受金の減少額874百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は21百万円(前期は315百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出24百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は431百万円(前期は474百万円の使用)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出331百万円であります。
(キャッシュ・フロー関連指標の推移)
| 2019年6月期 | 2020年6月期 | 2021年6月期 | |
| 自己資本比率(%) | 23.8 | 27.6 | 38.1 |
| 時価ベースの自己資本比率(%) | 53.5 | 44.6 | 81.8 |
| キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) | - | 2.4 | 7.4 |
| インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) | - | 24.2 | 8.9 |
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに算出しております。
3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息支払額を使用しております。
5.2019年6月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため、記載しておりません。
③ 生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 産業機械事業 | 3,818,449 | 94.6 |
| その他 | 192,737 | 80.6 |
| 合計 | 4,011,187 | 93.8 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
b 受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 産業機械事業 | 5,292,969 | 133.0 | 4,263,484 | 117.6 |
| その他 | 179,558 | 102.6 | 93,853 | 118.1 |
| 合計 | 5,472,527 | 131.7 | 4,357,337 | 117.6 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
c 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 産業機械事業 | 4,654,214 | 114.7 |
| その他 | 165,141 | 79.2 |
| 合計 | 4,819,356 | 113.0 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額には消費税等は含まれておりません。
3.当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。なお、A社は顧客からの要望に応じ「秘密保持に関する確約書」を提出しているため、社名の公表は控えさせていただいております。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2019年7月1日 至 2020年6月30日) | 当連結会計年度 (自 2020年7月1日 至 2021年6月30日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| KINGBOARD LAMINATES LIMITED | 487,000 | 11.4 | 1,000 | 0.0 |
| SHENGYI ADVANCED MATERIAL CO.,LTD. | 445,000 | 10.4 | - | - |
| A社 | - | - | 1,257,000 | 26.1 |
| ITEQ (JIANGXI) ELECTRONIC TECHNOLOGIES CO.,LTD. | - | - | 798,000 | 16.6 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 経営成績等の分析
(売上高)
売上高は552百万円増加し4,819百万円(前期比13.0%増)となりました。これは主に、第2四半期連結会計期間に大型案件の売上が集中したことによります。
(営業利益)
営業利益は60百万円増加し541百万円(前期比12.5%増)となりました。これは主に、中期経営計画の重点項目のひとつ「徹底した工程管理と原価削減による収益性向上」に積極的に取り組んだことと、販管費の減少等によります。
(経常利益)
経常利益は66百万円増加し546百万円(前期比13.8%増)となりました。これは主に、営業利益に記載したものと同様の理由によるものであります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は166百万円増加し492百万円(前期比50.9%増)となりました。これは主に、前連結会計年度において特別損失に減損損失148百万円を計上したことによるものであります。
《ご参考》
| 前連結会計年度 2020年6月期(百万円) | 当連結会計年度 2021年6月期(百万円) | 前 年 対 比 | ||
| 増減額(百万円) | 増減率(%) | |||
| 売 上 高 | 4,266 | 4,819 | 552 | 13.0 |
| 営 業 利 益 | 480 | 541 | 60 | 12.5 |
| 経 常 利 益 | 480 | 546 | 66 | 13.8 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 326 | 492 | 166 | 50.9 |
なお、営業成績の概況及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性
キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの運転資金の主なものは、製品製造のための原材料及び購入部品費の他、外注費、製造費、受注獲得のための販売費、新製品開発のための研究開発費であります。運転資金は、自己資金と営業活動によるキャッシュ・フローの他、銀行借入などにより調達しており、当社は、金融機関との間で当座貸越契約を締結しております。
借入金の主な目的は、短期借入金が運転資金、長期借入金が設備投資資金であります。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,642百万円(前連結会計年度1,742百万円)、現金及び現金同等物の残高は1,493百万円(前連結会計年度1,709百万円)となりました。
有価証券報告書提出日現在において、支出が予定されている重要な資本的支出はありません。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標
中期経営計画「革新と創造への挑戦~独創性で輝き続けるKITAGAWAへ~」2019年6月期~2021年6月期
① 独自コア技術の新分野・新市場への積極展開
・当社のコア技術である温度・圧力・真空・動作の制御技術を未進出の成長分野に浸透させ、将来の収益の柱となる新事業を開拓する。
② 徹底した工程管理と原価削減による収益性・競争力・製品/サービス品質の向上
・生産性の向上により、採算改善と納期短縮を実現し、競争力を強化する。
・顧客視点での品質改善を徹底することにより、市場での信頼を更に高める。
③ 創造性と自主性に溢れ、継続的な成長を支える活力ある強い組織作り
・「独創的発想力」「困難へ挑戦する行動力」「コミュニケーション力」を重視し、環境変化に柔軟に対応できる企業風土を醸成する。
当社グループは、環境の変化に合わせ、より機動的・能動的に新たな市場の動きを捉えて事業化を目指し、安定的・持続的な成長基盤を構築するため、上記の3つの重点項目に取り組んだ結果、売上・営業利益ともに計画を次のとおりうわまわりました。
| 当連結会計年度(百万円) | 中期経営計画(百万円) | 増減額(百万円) | 計画比(%) | |
| 売上高 | 4,819 | 4,300 | 519 | 112.1 |
| 営業利益 | 541 | 380 | 161 | 142.4 |
新中期経営計画(2022年6月期~2024年6月期)等の詳細は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題」に記載しております。